2025年10月31日金曜日

香川さん滞在3日目!

今朝もヘラサギの香川さんは、
ネイチャーセンター前にいました。
滞在3日目です。

今季の香川さんはとてものんびりしていますが、
早めに米子入りしたせいなのか、
それとも、心境の変化があったのかな?

前浜で採食中の香川さんらヘラサギ3羽。
内訳は、第2回冬羽(昨日いた個体)、
第3回~第4回冬羽(今季最初に現れた個体)、
成鳥冬羽(香川さん)です。10:01撮影。

この動画をご覧いただくと、
香川さんが他の個体を寄せ付けない様子が分かります。

香川さんはいつまで滞在するつもりかな?

(きりぎりす)

2025年10月30日木曜日

香川さんが前浜に来た!

朝は300m先のタカの茂みの横にいて、
その後、500m先のマガン半島に移動して、
そこにずっと留まっていた香川さん。

ヘラサギたちがネイチャーセンター前に
やってこないか待っていた常連さんがいらっしゃった中、
夕方に目の前にやってきました。

水鳥公園のすぐ横を横切ったヨットに驚いて飛び立ち、
前浜にやってきたヘラサギ2羽。手前が香川さん。
17:05撮影。
















ようやくお客様にも間近で香川さんを
見ていただくことができましたが、
すでにかなり薄暗くなっていました。
もっと明るい時間帯に寄って来てくれたら
嬉しかったです。17:13撮影。















香川さんは孤独を好む傾向があり、
今回ももう1羽が接近すると追い払う行動が
度々観察されました。
微妙に距離を取る2羽。17:14撮影。















前浜に2羽寄ってきたことで、
もう1羽の個体の翼がよく観察できました。
風切の黒い部分が多いので、
第2回冬羽と思われます。17:15撮影。















これまでの、
秋に香川さんの飛来が確認できた記録を振り返ると、
発見日の翌日にもいた記録は見つからず、
これが初めてです。
明日の朝も園内にいるのか、注目です。

(きりぎりす)

まだいる香川さん

今朝、ヘラサギが1羽だけいたので、
香川さんと一緒にいた個体だろうと思ってよく見ると、
香川さんでした。

急いで近くに行って撮影。
くちばしの模様がようやく鮮明に確認できました。
間違いなく香川さんです。8:26撮影。
















香川さんが秋の渡りで複数日滞在するのは
とても珍しいです。
昨日の午後に飛来したようなので、
滞在時間を24時間と決めているならば、
今日の午後までいるつもりなのかな?

13:20現在、園内でもう1羽と並んで昼寝中です。

(きりぎりす)

2025年10月29日水曜日

香川さん到着!

これまで1羽だったヘラサギが、
10/27に1羽増えていました。
そろそろ香川さんが来る頃なので、
新規の個体には要注意です。
左が新規、右が既存の個体です。
新規の個体は香川さんではありませんでした。
10/27_11:23MARUKOME撮影。















今朝、ネイチャーセンターの正面に見える電波塔の先端に、
ツバメ類が多数集まっていました。
この時は種類が分かりませんでしたが、
後にネイチャーセンター上空にもやってきて、
コシアカツバメの群れであることが分かりました。
イワツバメも少数混じっていました。
8:30撮影。
















今朝もたくさんのコハクチョウでにぎやかでした。
一斉に飛び立ち採食に向かった
コハクチョウとマガンの群れ。9:35撮影。
















ネイチャーセンターの周りの茂みから
ジョウビタキの声がよく聞こえました。
オス2羽、メス1羽を確認できました。
私自身、今季初めてオスのジョウビタキの姿を
はっきり見ました。1037撮影。
















ウラギクの池でタゲリを発見。今季初認。
11:21MARUKOME撮影。
















今日もヘラサギが2羽いたので、
一昨日と同じ個体かと思いましたが、
2羽ともくちばしの模様が異なり、別個体でした。
右の個体は香川さんっぽいと思われましたが、
マガン半島の岸辺にいたので遠すぎて、
くちばしの模様がよく見えませんでした。
16:35撮影。
















16:37撮影。















その後、可能な限り接近し、
2000mm相当のカメラで撮影して、
どうにかくちばしの模様が確認できました。
それでもまだ距離が遠くて、
細かな模様までは確認できませんでしたが、
香川さんで間違いないと思います。
苦労して確認できた、この秋の香川さん。
16:48撮影。
















昨年は11/16に香川さんが現れたので、
今年は19日早い到着でした。
秋の香川さんはいつも1日しか滞在しないので、
明日の朝にはいなくなっている見込みです。
もっと近くでくちばしの模様を
詳しく観察したかったです。

このほか、ハイタカとチョウゲンボウも
今季初めて確認されました。

本日行われた鳥類標識調査の結果
・ノゴマ    N2
・オオジュリン N47R2
以上、2種類51羽(うち再捕獲2羽)

10/24以降、ノゴマの捕獲数は激減しており、
もう渡りのピークは過ぎてしまったようです。
これからはオオジュリンを中心とした
ホオジロ類が捕獲できる見込みです。

(きりぎりす)

2025年10月26日日曜日

開園30周年記念観察会を開催!

今朝の園内の様子。
コハクチョウが約470羽いて、
ネイチャーセンター前にも多数集まっていました。
6:25撮影。












定刻の6:45から、
開園30周年記念観察会を開催しました。
早朝から38名の方が集まって下さいました。
6:45撮影。












今朝は比較的暖かかったせいか、
コハクチョウたちはなかなか飛び立たず、
のんびりムードでした。
その中で、
つばさ池の東端で飛び立つ準備をしていた群れを、
モニターに映して注目しました。7:07撮影。
















注目していた群れが飛び立ちました!
7:11撮影。















飛び立った群れは、
南西の安来方向を目指すかと思われましたが、
東寄りに進路を取り、東と南東へ飛び去りました。
米子市東部と南部町の田んぼに向かったようです。
7:12撮影。















観察会中は、
コハクチョウの群れがずっと目の前にいました。
6:58撮影。















水鳥桟橋に移動してコハクチョウ観察。
広々とした景色の中、
鳥たちの鳴き声が直に聞こえました。
7:27撮影。















こうして定刻の7:45に観察会を終了しました。
天気がよければダイヤモンド大山が
見られたかもしれませんが、
たくさんのコハクチョウが目の前にいて、
飛び立つ様子や飛来して着水する様子など、
コハクチョウの様々な行動が観察できて、
とても良かったです。

近頃姿が見られなかったヘラサギが、
久しぶりに登場。
タカの茂みの横に群れるコハクチョウに
紛れていました。8:01撮影。












ネイチャーセンター前で、
身を寄せ合って採食していたコハクチョウの親子。
ほほえましい光景です。
8:30撮影。













目の前に群れるコハクチョウの合間を
ハジロカイツブリが泳いでいました。
こんなに近くで観察できることは珍しいです。
8:32撮影。















こちらは前浜の常連のカイツブリ幼鳥。
明るい晴天時は瞳孔が点のように小さく、
ちょっと怖い目つきをしていますが、
今朝は暗かったので瞳孔が大きく開いており、
可愛らしく見えました。8:42撮影。















観察会開始時にはいたのに、
いつの間にか姿を消していたガンたちが、
朝の採食を終えて帰ってきました。
マガン23羽、ヒシクイ1羽でした。
9:38撮影。












ガンの群れが体を左右に急反転させながら
急降下する「落雁」が見られました。
9:38撮影。















さっきまで300m先にいたヘラサギが、
いつの間にか目の前のカモ島に移動していました。
枯れヨシを拾って遊ぶヘラサギ。10:45撮影。















マガン半島でくつろぐガンたちの背景に、
タカが2羽とまっていました。
右上にミサゴ、左下にチュウヒがいます。
ここは両種のお気に入りのとまり場所です。
12:21撮影。
















今日で開園30周年記念の入館料無料期間と
バードカービング展が終わりとなります。

たくさんのコハクチョウが園内に居残ってくれて、
とてもよい週末となりました。

(きりぎりす)

2025年10月24日金曜日

オオジュリン到着!

今朝の園内風景。コハクチョウが372羽いました。
6:21撮影。



本日実施した鳥類標識調査で、
オオジュリンが今季初確認できました。
今季初認のオオジュリン雌・幼鳥。
















この個体は、
右側の尾羽5枚が左側よりも少し長く不揃いでした。
オオジュリンの幼鳥には、
尾羽に異常が見られる個体が時々います。

















本日の鳥類標識調査結果
・ノゴマ    27羽
・コヨシキリ  8羽
・ノビタキ   1羽
・オオジュリン 12羽
以上、4種・48羽。すべて新規。

コヨシキリがかなり少なくなり、
いよいよオオジュリンの渡りシーズンとなりました。
ノゴマの捕獲数は今季最多数でしたが、
来月上旬にかけて、
さらなるピークが見られるかもしれません。

また、園内でツグミの声を聴きました。
こちらも今季初認です。
姿が見られるのはいつになるかな?

(きりぎりす)

2025年10月23日木曜日

新着鳥情報20251023

オオハクチョウ4羽が西から飛来。
今季初認です。10/22 16:03撮影















ネイチャーセンタ南側のヨシ原にいた
ミヤマホオジロ雄1羽。
周辺の山寄りの地域では普通種ですが、
園内では珍しいです。
園内の秋のホオジロ類の最普通種である
オオジュリンよりも先に発見されたのは意外でした。
10/23 8:36撮影。















今日はこのほかにも、
ノスリ1羽、ダイゼン7羽が
今季初認となりました。

(きりぎりす)

2025年10月22日水曜日

開園30周年記念式典を開催!

本日、米子水鳥公園は、皆様のおかげで
開園30周年を迎えることができました。

午前中に開園30周年記念式典を開催。
長年お世話になった各団体に感謝状を贈呈し、
水鳥公園でボランティア活動に参加してきた青年や、
地元の幼稚園の皆さんによる発表などがありました。
この様子は、多くの報道機関に取材して頂きました。















長年お世話になっている、
地域貢献団体スワン米子の皆様から、
双眼鏡が寄付されました。















寄付頂いた双眼鏡。
観察会等で活用させていただきます!














式典に出席された、
当園の設立に尽力いただいたボランティアの方から、
きれいなお花も頂戴しました!














ボランティアの方からいただいた
フクロウの工芸品と、
バードカービング米子の皆さんから頂いた
木製のお祝いメッセージボード。
2階観察ホールにあがる階段の上に
飾らせて頂きました。














毎年恒例のバードカービング展を、
今年は30周年記念日に合わせて
10/26の15:00まで開催しています。















エントランスホールから
視聴覚室・展示室に続く廊下の壁面に
掲示していた、ラムサール条約の解説パネルを、
30周年を記念してリニューアルしました。















10年前に発行した
「米子水鳥公園の生態系と野鳥図鑑」を
増補改訂して、本日販売開始!
明日以降、
市内の今井書店でも販売されますが、
ミュージアムショップでもお買い求め頂けます。
税込み2970円です!















そして、
本日から10/26まで、入館料が無料となります。
入館者の皆様には、30周年記念缶バッジと
ボールペンを配布しております。
無くなり次第終了となりますので、
まだネイチャーセンターに入館したことがない方は
この機会にぜひ、お越しください。















(きりぎりす)

祝 開園30周年 コハクチョウもたくさんいました

米子水鳥公園 開園30周年の朝です。
朝 6:45
コハクチョウ225羽が米子水鳥公園で寝ていました。
マガン 30羽 ヒシクイ1 羽 ヘラサギ 1羽 
オナガガモ、マガモ ホシハジロなど、
たくさんの鳥が飛来しています。





 









開園30周年を迎えることができたのは、
多くの皆様のおかげです。

今後とも、貴重な水鳥の飛来地として
ご支援いただければ幸いです。

今日から10月26日まで、
ネイチャーセンターを無料開館を致します。

また、
10月26日(日)6:45から開園記念探鳥会を実施します。

お近くの方はぜひおいでください。

(ポタチャン)

2025年10月19日日曜日

ホシハジロが増えてきました

今日は曇天の米子水鳥公園です。
やっと、半そでシャツとの生活ともお別れです。

昨日は20羽ほどいたマガンが、
今日は確認できません。
昼間、いつものように帰ってこないのは、
気温のせいかもしれません。

コハクチョウは、
今朝も約130羽ほど確認できました。


池の水面を見ると、
ホシハジロが1000羽以上浮かんでいます。

昨日は、70羽程度しか確認できなかったので、
新たに渡って来たのでしょうか

 













今朝からバードカービング展も始まっています。

ポタチャン

2025年10月18日土曜日

今朝の米子水鳥公園20251018

コハクチョウの初飛来から10日目。
コハクチョウの数がどれくらいの数になっているか調べに、
早朝7:00に米子水鳥公園へやってきました。










彦名東橋の観察広場から見てみると、
138羽(幼18羽)のコハクチョウがいました。

今日の飛び立ちはとても早く、
8:00にはコハクチョウはすべて飛び立ってしまいました。

今日は、トモエガモの大きな群れが飛んでいる他、
マガンは20羽、ヒシクイ1羽、
オナガガモやヒドリガモがたくさんいます。

来週、令和7年10月22日(水)で、
米子水鳥公園は開園30周年を迎えます。
当日は式典を実施するほか、
10月26日(日)まで入館料を無料とし、
この間にバードカービング展を開催して、
30周年記念缶バッジやボールペンを配布します。

ぜひ、この機会に米子水鳥公園へお立ち寄りください。

(ポタチャン)

2025年10月17日金曜日

昼間もコハクチョウが滞在

今日は20羽ほど9頃にコハクチョウの群れが入ってきました。





 













幼鳥もいます。どうやら園内に1日いてくれそうです。
今日は小学校の団体も来館します。
到着したばかりのコハクチョウを観察してもらえそうです。

(ポタチャン)