2019年7月29日月曜日

虫とりトラップの効果絶大!

7月27日(土)に開催した「標本箱を作ろう!」で披露するために、
前日の夕方に虫とりトラップを園内の森に仕掛けました。

なお、このトラップは、
7月21日(日)に開催した「虫とりトラップを作ろう!」で
参加者の皆様に作って頂いたものと同じです。

27日のイベントで参加者の皆様に披露した時は、
エサの果物がまだ腐っていなかったので、
効果はいまいちでした。
しかし今朝、もういちどトラップを調べたところ、
期待どおり、たくさんの虫が入っていました!

26日の夕方に、
森の中の木の幹にトラップを仕掛けまして、



中二日間おいて3日目の朝に見てみると、
すでにトラップの周りにカナブンや
シロテンハナムグリがいますね…。





















トラップの中を覗いてみると、
ゴソゴソと虫たちで賑わっています。















トラップのフタを開けて中身を出してみた結果がこちらです。
エサは、バナナ、パイナップル、メロンを使いました。














5か所にトラップを仕掛けた結果、
・カブトムシ     23匹
・カナブン      21匹以上(次々と飛び去ってしまう)
・ヒラタクワガタ   5匹
・シロテンハナムグリ 15匹以上(次々と飛び去ってしまう)
・コクワガタ     8匹
・ヨツボシケシキスイ 2匹
がとれました。
とれた虫は、すべて森の中に逃がしました。

とれたカブトムシたちを見たところ、
今年はカブトムシのサイズがいつもの年よりも小さいように感じました。

虫とりトラップ作りの企画は今回初めて開催したのですが、
これで来年も自信を持って開催できます。
ご興味がある方は、ぜひ来年の夏休み企画にご参加くださいませ。

ご注意!
米子水鳥公園は自然観察の場所なので、園内の動植物の持ち帰りはご遠慮ください。
園内でしかけてあるトラップを見つけても、触らないようにお願い致します。

(きりぎりす)

2019年7月21日日曜日

うちわの図柄になった鳥が飛来!

米子水鳥公園では、いつでもできる夏休み工作企画「オリジナル生き物うちわを作ろう!」
を絶賛開催中です。















今年のデザインの一つ、
カッコいい「クロハラアジサシ」が、
ネイチャーセンター目前の杭に止まってくれました。



これなら本物の鳥を見ながら描けそうです。


うちわづくりは、令和元年8月2日(金)までです。

2019年7月20日土曜日

アカガシラサギの夏羽飛来!

台風の影響なのか西日本は大雨の所が多いようです。
被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。
米子水鳥公園でも、雨が降ったりやんだりの不安定な天候となっています。
   



さて、米子水鳥公園ではその影響なのか迷鳥がやってきました。
 


アカガシラサギの冬羽は地味な鳥です。
しかし、夏羽は赤い頭巾をかぶり、青いマントを被ったような色彩で、
とても派手な鳥です。
飛来してもすぐにいなくなってしまうことが多い鳥ですが、今回はできるだけ長く観察できたらいいな思っています。

2019年7月19日金曜日

大きくなったカルガモのヒナたち





















五月の終わり頃に姿を見せ始めたカルガモの親子は、ずいぶん大きくなってきました。
最初のころは、一日のうちほとんど姿を見せてくれなかったのですが、
最近は大きくなって天敵に襲われる可能性が低くなったのか
ネイチャーセンターの目の前で休んでいる姿がよく見られます。


















今日は、複数の家族が休んでいます。

まだ、ヒナたちの翼の風切り羽は、まだ羽鞘(うしょう)につつまれているようですが、
ここまでくれば飛べるようになるまであと少しです。

2019年7月18日木曜日

大雨です

今日は朝から大雨です。















カルガモの親子たちも、雨に打たれながら空を見上げています。

職員たちが窓際で雨の降り具合を眺めていると、
目の前にツバメの子が1羽飛んできてとまりました。
雨宿りに来たようです。
















どうぞ、ゆっくり休んでいってください。














(きりぎりす)

2019年7月14日日曜日

カイツブリの雛 誕生!!

ネイチャーセンター前浜で営巣している
カイツブリの雛が孵っているを確認しました。





前浜のに浮かぶ巣

















カイツブリの親鳥がヒナに餌を与えていました。






ヒナは、親鳥の背中に乗ろうと懸命でした。

2019年7月11日木曜日

バンの乱闘騒ぎ

本日の11:30頃、2羽のバンが激しく争っていました。

バンが縄張り争いをしているのは時々見られるのですが、
今回はいつもと様子が違っていました。
バンの争いに、他種の鳥が積極的に介入したのです。



激しく争うバン2羽に、カイツブリが突進。
このカイツブリは、争い現場のそばで抱卵中の親鳥です。
巣のそばで騒動をおこされて迷惑だったのでしょう。














その後、ネイチャーセンターの前にいたカルガモが、
争うバンに突進。2羽の間に割って入り、まるでケンカを仲裁しているようでした。












































さらに、オオバンも寄ってきました。
オオバンは争いを傍観しているだけでした。
野次馬?















やがて、ケンカをしていたと思われるバンが1羽、
沈没気味にヨロヨロと泳いでその場を去っていき、
事態は終息しました。

















あのカルガモは何をしたかったのでしょう?
争いをやめさせたかったのか、それとも、
激しい争いを見て興奮して乱入していただけなのか、
謎です。

鳥の行動は謎だらけで、観察していて興味が尽きません。

(きりぎりす)

2019年7月10日水曜日

第二次ベビーブーム到来、か?

お昼頃、ネイチャーセンター前右手の小島に、
鳥の卵(カルガモ?)がひとつありました。
さて、なぜこんなところに卵があるのでしょう?


13:48に理由が判明。
ハシブトガラスが2羽でお食事中でした。
このように、不自然な場所に鳥の卵があるときは、
カラスが運んできたものである可能性が高いです。
この写真は、卵を食べ終えた後、
くちばしを石にこすりつけて食べかすをぬぐっている
ハシブトガラスです。


今日はクロハラアジサシが3羽現れました。


ネイチャセンター目の前にも時々やってきます。
米子水鳥公園ではクロハラアジサシは旅鳥扱いですが、
春から秋にかけて連続的に現れます。




カルガモの親子は、どの親子もヒナがすっかり大きくなり、
母親と見分けがつきにくくなってきました。
こちらはヒナ5羽の親子。



一方、こちらはヒナ7羽の親子。
ネイチャーセンター前の丸木作にカルガモ親子がとまるとき、
このように下段にヒナが並び、
親鳥は上段にとまって辺りを見張るのが定番です。



カルガモ親子の見ごろの時期はそろそろ終わりかな、
と思いかけたとき、幼いヒナをたくさん連れた
新たな親子がネイチャーセンター前に出現!
ちっちゃなヒナが10羽、親鳥について泳いでいます。



その後、ネイチャーセンターから300m先でも、
幼いヒナを9羽連れた親子が現れました。
カルガモの第2次ベビーブームの到来、か?

(きりぎりす)

2019年7月8日月曜日

カイツブリの巣 順調?


ネイチャーセンター前のカイツブリの巣は、順調に抱卵を続けています。
周囲の糸状藻類も茂ってきて安定しているようです。

ただ、これから降る雨が少し心配。

2019年7月4日木曜日

職場体験に中学生たちがやってきました

今週は、3つの中学校が職場体験で米子水鳥公園へやってきてくれました。
メダカ池の整備や、前浜の整備として砂入れ作業など、様々な活動をしてくれました。

メダカ池の草刈り作業前の様子


草刈り後の様子




砂入れ作業前の砂の山



砂入れ作業後


作業の成果(鳥の利用)はすぐには見ることができませんが、
このような作業によって水鳥公園の環境が守られています。

中国上海の子供達の来館(日中教育交流推進機構)

日中教育推進機構の企画で、上海の小中学校の子供たちがやってきました。

視聴覚室では、ペキン語(簡体字)の字幕版を見ていただいたり、


















ペキン語(簡体字版)の鳥ビンゴゲームを使って野鳥観察をしていただきました。皆さんとても良い子たちで、一生懸命に見学していただきました。














あと三日間で、150人が来園する予定です。