2011年11月26日土曜日

やってきましたトモエガモの群れ!!

いよいよ大山も雪化粧。寒くなってきました。





DSCN0063ss.jpg さっさくトモエガモの群れを確認。

今年はどれくらいの群れになるか楽しみです。









            DSCN0081ss.jpg   

ネイチャーセンターの前浜でオオバンが餌を食べいました。

ミミカイツブリ

最近、ミミカイツブリ1羽が毎日見られるのですが、今日はネイチャーセンターの目の前に接近してきました。明け方に発見以降、日中も頻繁に前浜に接近してきました。

水鳥公園には時々飛来する鳥ですが、こんなに近距離で見られることはとても珍しいです。







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こんな鳥です。

ハジロカイツブリ冬羽ととてもよく似ているので、識別には慣れが必要かも。

ハジロカイツブリは普通に見られる鳥で、中海ではしばしば数十羽の群れがいますが、ミミカイツブリは姿を見る機会がとても少なく、いても1羽ずつしか見られません。ある意味、クロツラヘラサギよりも出会うのが難しい鳥かもしれません。

なぜかカイツブリに嫌われていて、何度も威嚇され、逃げ回っていました。

















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まっすぐなくちばしと、頭の黒とほおの白の境界線がはっきりしているのがポイント。











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カイツブリの仲間の共通の癖ですが、

とても頻繁に潜水するので、目視で見つけたらすばやく望遠鏡の視界に捉えないと、すぐに潜ってしまいます。まるでもぐらたたきゲームみたいです。

いかにすばやく望遠鏡に捉えるかが観察のポイントです。











今日はたまたま目の前に来ましたが、いつも池の中央部で姿を見かけますので、まだこの鳥を見たことがない、という方は、探してみてはいかがでしょうか。









2011年11月24日木曜日

クロツラ今季再接近!

今季、初めてクロツラヘラサギがネイチャーセンターの目の前(前浜)にやってきました。これまでの最短距離30mの半分、15mまで接近してきました!



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ネイチャーセンターの窓から見ると、こんな感じです。

画像中央付近の白い鳥がクロツラです。

野生のクロツラヘラサギをこんなに近くで見られる施設は他にないでしょう(たぶん)。





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浅瀬で獲物探しをするクロツラヘラサギ。ネイチャーセンターの前浜は遠浅の砂浜なので、クロツラヘラサギの獲物探しに最適です。



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くちばしのでこぼこや、目の色まで観察できます。

16:30頃、長~い昼寝から目覚めて、目の前に舞い降りてきました。





※撮影データ:

EOS kiss Digital X + EF500mmF4.5 L

F4.5 1/125 ISO400 +2/3補正

ノートリミング





ただ残念なのは、このクロツラヘラサギは一日の大半を寝て過ごしていることです。

今日も午前中からお昼過ぎまで、クロツラヘラサギ狙いのカメラマンがじっとシャッターチャンスを待っていましたが、殆ど動かないのでお手上げ状態だったようです。



クロツラヘラサギは、日中は眠っていて早朝と夕方に活動する傾向があります。活動しているクロツラヘラサギを見るなら、これらの時間が狙い目かもしれません。



●最近の鳥の様子

・コハクチョウ 100羽前後がねぐら入り。

・マガン 250羽前後がねぐら入り。お昼に帰ってくることもあります。

・ツクシガモ 成鳥1羽。ネイチャーセンターから500m先にいます。

・カンムリカイツブリ 10羽くらい

・ハジロカイツブリ 10羽くらい

・ミミカイツブリ 1羽

・ヨシガモ 20羽くらい

・オカヨシガモ 30羽くらい

・トモエガモ 10羽くらい

・ミコアイサ 10羽くらい(パンダ模様もいます!)

・オオタカ 成鳥と若鳥あわせて数羽が時々飛来。

・ハイタカ 幼鳥1~2羽がネイチャーセンター目の前を飛びます。

・ノスリ 観察小屋の屋根に時々止まっています。

・チュウヒ 1~2羽がヨシ原上空を舞います。

・ハヤブサ 1~2羽が飛来。時々カモを食べています。

その他、マガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモなど、カモ類1500羽くらい。



ネットで四湿地と交流をしました!!

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ラムサール条約締結40周年記念イベント

4湿地ネット交流会

「結ぼう、人と湿地の輪」

ということで
谷津干潟(千葉)を中心に

藤前・ブリスベン・米子をつないでの交流イベントでした。

米子水鳥公園こどもたちは、

10月に谷津干潟に来てもらったことがありましたし、

名古屋には昨年の10月に生物多様性条約締約国会議にも行ったので

楽しみがいっぱいの交流会始まりです。



写真のように、左:スカイプと右:Ustreamの映像をモニターに映して来園者の方にも見ていただきました。



モニターは、平成21年に米子がいな基金(ふるさと納税)を利用させて頂いたものです。



s_MG_1574.jpgs_MG_1573.jpg 発表はスタジオ気分です。

















s_MG_1589.jpgスカイプの画面

 左:谷津干潟 右:藤前干潟














ssCIMG0960.jpgル―大柴さん 谷津干潟に登場!!



















ss_MG_1598.jpg後ろから見るとこんな感じ・・・

















sCIMG0972.jpg最後は、子どもたち自ら仮装して盛り上げてくれました。











最後に

ラムサール条約40周年おめでとう!!












2011年11月21日月曜日

韓国インチョン市からお客さま

今日は、米子水鳥公園に韓国インチョン市から視察のお客様がいらっしゃいました。

韓国インチョン市は、インチョン空港のある有名な街です。国際機関の事務所の誘致を行っており

米子水鳥公園が参加している東アジア・オーストラリアフライウェーパトナーシップの国際事務局のある街です。

また、インチョンの沖合には大変大きな干潟が広がっており、国際的に重要な渡り鳥の中継地となっています。

 クロツラヘラサギも多く飛来し、米子水鳥公園にもこの鳥がきていることに驚かれていました。



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インチョン市は、青磁でも有名です。

2011年11月20日日曜日

ライブ映像がリニューアルされました!

当サイトにあるライブ映像コーナーですが、長らくカメラ不調の為映像が途絶えておりました。



そしてこの度、環境省がライブカメラを新機種に交換してくださり、

11月16日のお昼から新しいカメラが稼働、ライブ映像が復活しました!



以前のものとは比較にならないクリアーな映像です。ぜひご覧ください。



ライブ映像はこちら!

http://www.sizenken.biodic.go.jp/live/view.php?camera_no=64




最近ネイチャーセンター前に来るようになった、クロツラヘラサギも映っていますよ!

2011年11月19日土曜日

クロツラヘラサギは早朝がおすすめ!

クロツラヘラサギを確認してから今日で4日目。

昨日からネイチャーセンターの前にやってきてくれるようになり、近距離で観察できるようになりました。



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ネイチャーセンター前、右手の島にて。距離30m位。







CIMG0850s.JPG



































デジスコなら、こんなアップの写真が撮れます。

(スコープ60倍+コンパクトデジカメ23.7㎜で撮影)

洗濯板のように上面がでこぼこしたくちばしが、成鳥の証です。





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朝から昼過ぎまではすぐ近くでくつろいでいたのに、コサギ(画面左)に追い払われて、遠くに移動してしまいました。残念~。

自分より小さなコサギに追い払われてしまう、気弱なクロツラ君でした。



今季のクロツラヘラサギは、

園内中央部の島(ネイチャーセンターから500mくらい)、

園内の池の南西岸(同150mくらい)、

ネイチャーセンター正面(同30mくらい)

の3か所を巡って過ごしています。



昨日までは、一日中丸まって眠ってばかりであまり面白くなかったのですが、今日は浅瀬で獲物探しをするなど、活動している様子を見せてくれて面白いです。



昨日、今日と朝はネイチャーセンター前にいましたので、

クロツラヘラサギを近くで観察するには早朝が良いかもしれません。

2011年11月18日金曜日

ソロプチミストスワン米子 読み聞かせ

今日は、ボランティアによる定例の絵本の読み聞かせ会でした。

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地元のを幼稚園に来ていただき、

 絵本だけでなく、手遊びや、ドングリ拾い。そして、ハクチョウの観察と

とても楽しい一日でした。



お礼にクッキーをいただきました。有難うございました。



http://mizuhoyouchien.blog.fc2.com/blog-entry-55.html









クロツラヘラサギ 今日は目の前

_MG_1425.JPG今日は、クロツラヘラサギが

ネイチャーセンターの目の前で寝ています。

その距離30メートル。標準レンズで撮影。

どこにいるか分かりますか?











CIMG0725s.JPG望遠鏡で覗くと、こんな感じです。



















CIMG0811s.JPGほとんど寝てばかりですが、時々起きて羽のお手入れをしていました。





















コハクチョウは、10:00頃飛び立ちました。





四湿地をネットで中継!( 練習)

本日は、2011年11月23日に行うネットでテレビ電話中継するイベントの練習を行いました。

http://www.yonago-mizutori.com/event/2011/11/4.html

谷津干潟(習志野)・藤前干潟(名古屋)・ブリスベン(豪)をつないで中継です。

練習ですが、他の湿地の方に昨日飛来したクロツラヘラサギを

映し出して自慢してしまいました。



CIMG0704ss.jpg通信が意外とうまくいきません。

子どもたちが参加する23日は、うまくいくことを願うばかりです。



当日は、館内でこのような形で中継します。一般の方も様子を観覧できますのでもしよければおいでください。谷津干潟には、ル―大柴さんも来るそうです。











2011年11月17日木曜日

クロツラヘラサギ今年も来ました!

本日朝、園内中央部の岸辺にクロツラヘラサギ1羽を確認しました。

毎年11月頃に飛来する鳥なので、いつもどおりの時期の登場です。



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今年は成鳥が来てくれました!



長旅で疲れているのか、一日中ほぼ同じ場所で丸くなって休んでいました。

お昼頃には、マガンの群れに紛れて草むらに座り込み、ぺったんこになって見えなくなってしまいました。クロツラヘラサギが座り込む様子を見たのは初めてです。よっぽど疲れているのか、それとも、用心深いマガンに囲まれて安心していたのか。

明日には元気になって、ネイチャーセンター前にも来てくれたら嬉しいです。

2011年11月14日月曜日

ジュニアレンジャー(イモ汁をふるまいました。)

DSCN0971ss.JPG本日は米子水鳥公園ジュニア・レンジャー倶楽部では、イモ汁を子どもラムサール倶楽部の皆さんに振舞いました。

イモ汁は、芋はサツマイモです。米子水鳥公園のある弓ヶ浜は、砂地で水もなく江戸時代は水田耕作に適していない土地だったそうです。(今は用水路が発達しています。)

時おりあった飢饉を救ったのがこのイモ汁で、飢饉の時に振舞われた記録があるそうです。

その流れなのでしょうか、イモ汁を振舞う為に弓浜部の公民館には、イモ汁のための大鍋やら炊き出しの釜が合ったりします。

豚肉を入れても、豚汁ではなくイモ汁です。

現在は、このイモ汁の芋は、芋は中海の海草で作った肥料で作られています。

中海のワイズユースが、過去から未来へ繋がっるために努力したいと思います。 

DSCN0988s.JPGDSCN1006s.JPGIMGP0645s.JPG

2011年11月13日日曜日

落雁の観察会をしました

本日は、落雁の観察会をしました。

 夕方帰ってくる景色は、なかなかの絶景ですが、

お昼には、200羽ほどいたマガンが、夜は、2羽しか返って来ませんてぜした。、

それでも、夕闇の中目の前でオオタカがゴイサギを捕まえてくれました。

雁の観察会というよりは、オオタカの観察会でした。

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モニターのオオタカが、ゴイサギを抑え込む様子に見入る参加者と

マガンが、帰ってくる方向を眺めるレンジャー

2011年11月5日土曜日

鳥情報 早朝開館始まっています!2011.11.05

米子水鳥公園は、11月~3月の土曜日曜祝日は、早朝7:00開館しています。

ぜひ、ご利用ください。



カモ類 5000羽 マガン、コハクチョウ ツクシガモ等がいます。 また、ネイチャーセンターの目の前には、カワセミ、カワウ、コガモ、アメリカコハクチョウなどがやって来ています。



早朝にはコハクチョウ 111羽

マガン        114羽



が見られました。