2015年4月27日月曜日

カラスバトの剥製の展示始めます

2月28日に米子市内で拾得されたカラスバトの剥製が、
加工を依頼していた業者さんから今日届きました。
GWを迎える前に展示が間に合いました!

ミシシッピアカミミガメの剥製とともに、29日から展示を始めます。

















ミシシッピアカミミガメ。
は虫類の剥製は、水鳥公園初です。
























カラスバトの剥製。
とっても地味ですが、国の天然記念物のVIP(正しくはVIBですね)です。
天然記念物の剥製もまた、水鳥公園初です。
なかなか観察できない鳥なので、是非見に来てくださいね。
紫の光沢がシブいですよ~。



















第5回園児が描いた鳥の絵展も展示完了!
どの幼稚園の作品も力作ぞろいです。
出品して頂いた幼稚園の皆様、ご協力ありがとうございました。

今年のゴールデンウィークは、
カラスバトの剥製と園児の鳥の絵の鑑賞、クロツラヘラサギ夏羽の観察が特におすすめです。
GW期間中、毎日イベントが盛りだくさんです。
是非、水鳥公園に遊びに来てくださいね♪

(きりぎりす)

クロツラ君一日中前浜に居座る

クロツラ君は、朝一番から前浜の島で眠っていました。
ほぼ昨日と同じ風景です。

そのまま閉館時間まで、ずっと前浜に居座っていました。
つまり一日中40mくらいの距離で観察できたわけですが、
ほぼずっと(99%くらい?)眠りっぱなしでした。

ようやく動き出したのは、閉館時間の1時間後、18:30頃からでした。


















この写真は昨日撮影したものですが、今日もほぼ同様でした。
今日のライブ映像のうち、8:00~17:00すべてにクロツラ君が写っています。

近頃よく見られる鳥は、
ハマシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、タシギ、アカアシシギ、セイタカシギ、オオソリハシシギ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、スズガモ、コガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、オオバン、カイツブリ、ツグミ、ダイサギなどです。

春の鳥もいろいろやって来てはいますが、
いつもの年よりも種類がちょっと少ないです。

(きりぎりす)

2015年4月26日日曜日

チュウヒが大活躍?の日でした

今日は、チュウヒのお陰で、
前浜にセイタカシギとクロツラヘラサギがやって来てくれました。
















やや季節はずれな鳥、チュウヒ。
近頃、鳥が集まって休んでいる上空をわざと低空飛行するので、
鳥たちからひんしゅくを買っています。
















池の浄化設備横の池で暮らしているセイタカシギが、
チュウヒに驚いてアカアシシギと一緒に前浜に避難してきました。

















前浜に舞い降りるセイタカシギ。
アカアシシギは途中離脱し、元の池に帰りました。


そして、お昼過ぎには、
ネイチャーセンターから300mくらい先にいたクロツラヘラサギが、
チュウヒに驚いて前浜に飛来。
ネイチャーセンター正面の小島で眠りはじめました。観察距離40mくらい。
以後、閉館後まで前浜にいました。
ライブカメラの14時以降の写真にすべて写っています。
















前浜に来てくれたのはいいのですが、ほぼ眠りっぱなしでした。

















そして閉館後、窓のロールカーテンを閉めた後で活動開始。
浅瀬で獲物探しを始めました。
ヌートリアとニアミス。クロツラ君はちょっと戸惑っていましたが、
逃げることなくすれ違いました。
観察距離25mくらい。

このほか、翼を傷めたコハクチョウも健在でした。
コシャクシギは見つかりませんでした。

(きりぎりす)

2015年4月25日土曜日

春の鳥新着情報!20150425

今日、待ち焦がれていた春の鳥、シマアジとコムクドリがそろって現れました。
しかし、両種とも観察条件がいまいちだったため、写真がありません。
申し訳ございません。
















水鳥公園の春の鳥の代表、オオヨシキリ。
4月19日以降、毎日さえずっています。
この鳥がさえずらないと、春になった実感がわきません。
(4月24日撮影)


●今日の春らしい鳥
セイタカシギ    雄1羽雌1羽
ウズラシギ     2羽
アオアシシギ    8羽
コアオアシシギ   3羽
アカアシシギ    1羽
ハマシギ      78羽
オオソリハシシギ 2羽
コシャクシギ    1羽 まだ居ました!
コチドリ        1羽
コムクドリ       2羽 本日初認
シマアジ       雄1羽 本日初認
クロツラヘラサギ  夏羽1羽(冬鳥ですが春の装い)
ヒバリ         2羽以上さえずる
ホオジロ       雄1羽さえずる
ツバメ         数羽飛び交う(晴天時は少ないです)
ズグロカモメ    1羽(まだ冬羽ですが)

●今日の春らしくない鳥(冬の鳥)
コハクチョウ       1羽(左翼負傷)
シロハラ            1羽 さえずる?
オカヨシガモ    居残り
ヨシガモ       水鳥公園では春の鳥
ヒドリガモ      居残り
マガモ        居残り
ハシビロガモ    水鳥公園では春の鳥
オナガガモ     居残り
コガモ        居残り
ホシハジロ     居残り
キンクロハジロ  居残り

コシャクシギは、昨日は発見できませんでしたが今日は居ました。
あいかわらず草に埋もれています。
また、園内の松でハシボソガラスが抱卵を始めたようです。
望遠鏡で巣が見えます。

(きりぎりす)

JP労組の皆さんがシバザクラの植付ボランティアに来園!






2015年4月23日木曜日

クロツラヘラサギがついに前浜に来た!

今日復活したクロツラ君が、
ついに前浜にやって来てくれました。

これでようやく夏羽の姿が鮮明に観察できました。

水鳥観察桟橋右手の岸辺にやってきた後、
ついに前浜に舞い降りました!



















ネイチャーセンターに何度も来館なさったことがある方なら、
この写真でいかに近くで観察できたか、
お分かり頂けると思います。
ネイチャーセンターのほぼ真下、
およそ20m以内まで接近してきました。

しかし、今回は前浜ではあまり漁の成果がなかったようで、
しばらく獲物を探した後、再び遠くの岸辺に移動してしまいました。
また前浜にやって来てくれるチャンスがあるかもしれません。

















こちらはコシャクシギ。ようやく全身を見せてくれました。
辛うじて証拠写真が撮れて、確実な記録が残せました。
陽炎がひどくて静止画はうまく写りませんでしたが、
動画の方がきれいに撮れました。動画もご覧ください。

発見時は2羽いるようにも見えましたが、
何かに驚いて、鳥が一斉に飛び立った時に確認したところ、
1羽だけでした。
飛行も達者なようで、急旋回、急反転を繰り返す、
ダイナミックなアクロバット飛行を披露してくれました。
そのまま飛び去らなくてよかった~。

この鳥は草むらが大好きで、
水浴び以外では水辺に出てくることはありません。
常に草むらを歩き回っていて、
次々と虫をついばんでいました。

あいかわらずネイチャーセンターから遠すぎて、
かつ草むらに常に埋もれているため、
発見するのも困難。
残念ながら、撮影はほぼ不可能です。
せめて、水鳥観察桟橋向かいの草地にまで来てくれれば、
チャンスがありそうですが…。

今日で滞在3日目のコシャクシギ。
いつまで居てくれるかな?もっと近くに来てくれるかな?

(きりぎりす)

クロツラ君戻る
















今朝、クロツラヘラサギが帰ってきているのを確認しました。
成鳥夏羽なので、先日居たものと同じ可能性大です。
16日以来の登場です。さすが、忘れたころに帰って来る鳥ですね。


















また、翼を傷めたコハクチョウが1羽、昨日から園内にいます。
昨年5月に現れた個体と同個体で、数年前から中海に定住しているものと思われます。
ズグロカモメも1羽います。
春なのに、冬の注目メンバーがいる、不思議な風景です。

さらに、月曜日に発見したコシャクシギ(1~2羽)がまだ居ました。
しかし、観察条件は月曜日同様なので、
60倍のスコープで観察は辛うじて可能なものの、
撮影は無理だと思います。

もう少し手前に来てくれたらチャンスがあると思うのですが。
他にも、シギ類がいろいろいますが、
遠距離、逆光、陽炎と悪条件が重なっていまして、
現時点ではとても観察しにくいです。
午後、順光になってからが観察のチャンスですね。

(きりぎりす)

2015年4月21日火曜日

ヒナを拾わないでキャンペーンのポスターを貼りました

今年も、
ヒナを拾わないでキャンペーン
のポスターを貼りました。


皆さんご協力お願いします。

詳しくは、野鳥の会サイトで
http://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/hina-can/

PDF版もダウンロードできます。

2015年4月20日月曜日

いろいろな鳥がやってきた!

今日は、一日中西風が強く、雨がジャージャーと降る、あいにくのお天気でした。
そんな中、いろいろな鳥たちがやって来ました。
これまで低調だった分、まとめて現れた感じです。


















ハマシギがたくさんいました。
今日の最大値は79羽。トウネンも1羽混じっていました。


















雨の日は、ツバメ観察日和です。
ツバメ数百羽の群れの中に、
イワツバメ、ショウドウツバメ、亜種アカハラツバメが
混じっていました。
枯れヨシに止まって休憩しているときが観察のチャンス。
この写真の中にも、変わり者が2羽写っています。

















亜種アカハラツバメ。ツバメの大群を見かけたら、
よく探してみると時々混じっています。
右下の普通のツバメと比べると、お腹が赤茶色です。

















ウズラシギが今季初認です。
ソリハシシギと一緒に3羽いました。
左隣はハマシギです。


今日は48種類の鳥が見つかりましたが、
特にシギがたくさん現れました。

ハマシギ 79羽以上
トウネン 夏羽1羽
チュウシャクシギ 2羽
アオアシシギ 10羽
セイタカシギ 雄1羽
オオソリハシシギ 1羽(このほかにも4羽飛び去ったような…)
ソリハシシギ 3羽
ウズラシギ 3羽
イソシギ 3羽
タシギ 2羽以上
サルハマシギ夏羽? 3羽
コオバシギ夏羽? 1羽
コシャクシギ 1羽(もう1羽いたかも?) 

がいました。
ハマシギの群れの中に、
上半身が赤くてやや大きなシギが数羽混じっていて、
それらはサルハマシギだと思ったのですが、
その中に1羽、くちばしが短いものがいました。
これはコオバシギではないかと思うのですが、
はっきりと確認する前に姿を消してしまいました。

コシャクシギは水鳥公園初記録です。
草むらにうもれていて時々頭を出すような状況だったのですが、
1羽は顔がはっきりと見えました。
そのすぐ隣に、もう1羽いたのですが、
草に埋もれていてコシャクシギなのか否か確認できませんでした。
その後も再度確認しようと何度も探しましたが、
再び姿を見せることはありませんでした。

サルハマシギ、コオバシギ、コシャクシギは、
ネイチャーセンターから500mくらい先にいて、
かつ夕方で暗く、雨がジャージャー降っている中だったので、
証拠写真が撮れませんでした。
確認記録としては不完全で、後味が悪いです。

後日、サルハマシギ、コオバシギ、コシャクシギを
あらためてはっきりと観察したいです。
でも、もう居ないだろうな…。


翼を傷めているマガンが、今日は姿を見せませんでした。
天敵に襲われたのか、外へ出て行ったのか、心配です。

(きりぎりす)

2015年4月19日日曜日

ひも付きキンクロ

今日、ネイチャーセンター前浜にいたキンクロハジロをよく見ると、
口から紐のようなものが出ていました。

















 どのような状態になっているのかよく分かりませんが、
くちばしから出た紐が後頭部をぐるりと回って、
さるぐつわのようになっているようです。
ちょっと心配です。
















相変わらず春の旅鳥の飛来状況はいまいちですが、
ソリハシシギが本日初認です。
それと、オオヨシキリのさえずりも今年初めて聞きました。
これからどんどんにぎやかになることでしょう。

(きりぎりす)

2015年4月17日金曜日

クロツラヘラサギ現れず

今日、クロツラヘラサギは一日中姿を見せませんでした。
どこかへ移動してしまったのでしょうか。

















園内の鳥の様子を見ていたとき、
正面からチュウシャクシギ3羽がこちらに向かって飛んできました。

いいぞ~!このまま前浜に降りてくれ~!


















と願ったのですが、そのまま素通りしてしまいました。
残念。

















近頃、ハマシギの群れが前浜の島によく集まります。
見るたびに数が増えていくのですが、今日の最大値は63羽でした。
夏羽に換羽が進み、どんどんきれいになっていきます。

















そして、草地にヒドリガモの群れが上陸し、草むしりに励んでいます。
今日はその中にさりげなく、ヨシガモのオスが1羽混じっていました。

今日はアオアシシギ3羽が今季初飛来です。
それでも、今季の春の旅鳥の飛来は相変わらず低調です。
シマアジがなかなか現れません。


(きりぎりす)

2015年4月15日水曜日

鳥情報20150415

本日の鳥情報

 電話での問い合わせが殺到しているクロツラヘラサギ(夏羽)ですが、まだいます。
でも、今日は遠いです。

怪我したマガンもまだいます。
カモ類:オカヨシガモ,ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ
その他:タシギ、オオソリハシシギ、セイタカシギ、イソシギ、ハマシギ




2015年4月13日月曜日

クロツラヘラサギ滞在4日目!

今日は、13:47にようやくクロツラヘラサギが姿を見せました。これで滞在4日目です。

















池の浄化設備横の小さな池にやってきたクロツラヘラサギ。
どうやら、獲物を探す場所としてこの池が気に入った様子。

近頃の行動パターンは、

朝からお昼頃までは、
ネイチャーセンターからまったく見えない場所に隠れていて、
お昼過ぎ頃に姿を見せ、池の浄化設備横の池にやって来て食べ物を探す。
そのまま閉園。

という感じです。
午後から夕方にかけてが観察のチャンス、といえそうです。


※お願い
明日は休園日です。
ハクチョウの観察シーズンや、珍鳥の滞在期間中に、開園前や休園日に園内に侵入して写真を撮っている人がいます。いうまでもありませんが、開園前や休園日に園内に侵入することはご遠慮ください。開園前や休園日に園内の鳥を観察される際には、彦名東橋付近など、敷地の外からお願い致します。
園内の野鳥の平穏な生息を守るためには、皆様の協力が欠かせません。モラルを守って、皆さんで気持ちよく野鳥観察や撮影ができるように、ご協力をお願いします。

(きりぎりす)

2015年4月12日日曜日

願いが叶いました♪

今日は子どもラムサールクラブの初日でした。
以後、毎月1回水鳥公園に集まって、1年間活動します。

そして、子どもたちにクロツラヘラサギを観てもらいたい、
という願いが叶いました!

朝はネイチャーセンターからはるか先の島の陰で眠っていて、
ボサボサ頭しか見えませんでした。
ところが、イベントが始まって自然観察を始める時には、
ネイチャーセンター右手の小さい池にいました。
望遠鏡で鮮明に姿が観察できる距離です。
まずは、みんなでネイチャーセンターから望遠鏡で観察しました。

この後、今回の子どもラムサールクラブの特典として、
参加者の皆様に特別に普段入れない野鳥保護区をご案内しました。
その際に、最短で約50mの距離(※グーグルマップで計測)で
クロツラヘラサギを観察できました!


















双眼鏡で子どもたちが見ているその先には…。
















ジャーン!とクロツラヘラサギが立っていました。
近距離でしたが、相手が子どもたちだったからなのか、
逃げずにじっくりと観察させてくれました。

子どもラムサールクラブの皆様は、とてもラッキーでしたね~♪


クロツラ君は今日は活発に活動していて、
頻繁に獲物を捕らえて食べていました。
この調子で、もう少し滞在してくれたらうれしいです。
さらに欲が深くなってきまして、
今度はネイチャーセンター前浜に来てくれないかな、
と期待しています。

 (きりぎりす)

2015年4月11日土曜日

クロツラヘラサギ滞在2日目!

昨日現れたクロツラヘラサギは、今日も居てくれました。

とはいっても、朝からまったく姿を見せず、
水鳥公園常連の中学生Mくんが、粟嶋神社の頂上から園内の東奥にそれらしい鳥を確認。
ネイチャーセンターからは全く見えない場所で籠城していました。

その後、午前11時前頃に飛び立ち、水鳥公園を飛び出して、東隣にある萱島の裏手に飛び降りて姿を消しました。

そして、16時ごろ、再び園内に飛来。観察小屋の前、池の浄化設備付近を転々として、最後に園内中央部のヨシの陰に飛び込みました。
















池の浄化設備の取水口付近にやってきたクロツラヘラサギ。


















飛び立つクロツラ君。
今日は、水鳥公園内外を落ち着きなく動き回っていました。

今日は、開園直後からクロツラヘラサギがお目当てのお客様がいらっしゃるなど、報道の反響は大きかったです。しかし、クロツラくんがサービスしてくれたのは、16:30~16:50頃まででした。

さて、明日は日曜日で、晴天予報です。
明日もクロツラ君が居てくれることを祈ります。

(きりぎりす)

2015年4月10日金曜日

ロン毛のクロツラヘラサギがやってきた!



本日朝8:30頃、ネイチャーセンターの開館準備をしているときに、園内にクロツラヘラサギがいるのを見つけました。
この時は、園内の自然観察路からかなり近い、池の排水口付近で眠っていたのですが、目を覚ますと移動して、ネイチャーセンター右手の岸辺にある小さな池で、終日過ごしていました。






















クロツラヘラサギは、毎年秋に渡って来るレギュラーメンバーですが、いつも若鳥か冬羽です。今回のように、立派な冠羽が頭になびき、胸元が黄色っぽくなっている完全な夏羽の姿で現れたのは、開園以来初めてだと思います。

今週末は、子どもラムサールクラブとジュニアレンジャークラブの第1回目を開催予定です。ぜひクロツラさんには日曜日まで滞在してもらって、クラブの子どもたちに姿を見せてほしいです。

春に現れる鳥は、ほんの束の間の休憩に立ち寄っていることが殆んどです。今週末が観察のラストチャンスの可能性大なので、観たい方はお早めに!

(きりぎりす)

2015年4月9日木曜日

この春新着の生きもの20150409

本日初認の、春の生きものはこちら!
















ナミアゲハの春型。
夏型よりも小さくて、かつ色が明るくてキレイ。
羽化したてのピカピカ個体です。

















セイタカシギのオス。

今年はまだ、春の旅鳥の飛来が乏しいです。

(きりぎりす)

連れ添いマガン去る
















今朝、マガンの様子を確認してみたところ、
昨日までは2羽いたのに今日は1羽しかいませんでした。

ついに、翼を傷めた個体に連れ添っていた個体が姿を消しました。
いつまで連れ添うのか注目していましたが、
限界が来たようです。

翼を傷めた個体は、ひとりぼっちで寂しそうですが、
10月まで頑張れば、再び仲間が渡ってきます。
これからも園内で、長く生き延びてくれることを期待します。

(きりぎりす)

2015年4月7日火曜日

新しいラムサール条約のパンフレットを頂きました

米子水鳥公園に、宍道湖・中海の新しいラムサール条約パンフレットが届きました。

















以前のものより、明るい色使いです。
市内の関係機関に配布したいと思います。

(ポタちゃん)

2015年4月6日月曜日

ムナグロ到着!

今日は、ムナグロの夏羽が今季初確認となりました。
















朝8:30頃、水鳥観察桟橋正面の広場に2羽いました。
ところが、9:00頃には姿が見えませんでした。
つかの間のお立ち寄りだったようです。
すぐ横では、翼を痛めたマガンとその付添いがいました。

















近頃、チュウサギのくちばしが黒いものと黄色いものが1羽ずつ、
姿を見せています。
今日は雨の中、くちばしが黄色い個体が、
ネイチャーセンターそばのメダカ池でスジエビを食べていました。
ダイサギ、コサギも一緒に居て、大・中・小が揃っていました。


少しずつ春らしい鳥が姿を見せている一方で、
ツクシガモ1羽、ミコアイサ雄1羽雌13羽など、
冬の鳥たちもまだ残っています。

(きりぎりす)

2015年4月3日金曜日

20150403春の鳥の新着情報!

春の鳥の新着情報です。

今日、
アマツバメ2羽、
ダイシャクシギ1羽が
今季初認です。

ツクシガモ1羽、
ミコアイサ雄1羽雌5羽以上、
マガン2羽(片翼負傷個体とその付添い)
も、まだ居ます。

また、4月2日には、ミヤマホオジロ2羽が確認されました。
冬に林縁部などで普通に見られる鳥ですが、
水鳥公園初記録です。

















マガンやヒドリガモの傍らで虫を探すダイシャクシギ。
水鳥公園では意外と珍しい鳥で、
過去に数回しか記録がありません。

(きりぎりす)

2015年4月1日水曜日

足早な春がやってくる!

2015年3月30日
ダイサギとコサギを観察していると、
「んっ!?」
ダイサギでもなく、コサギでもないシラサギがいます。
そうです!冬の間南方で過ごしていたチュウサギが
戻ってきてくれたのです。

















↑右チュウサギ、左コサギ

まだ4月にもなっていない3月にチュウサギがいます。
過去5年の水鳥公園での記録を調べてみると…
2010年4月10日
2011年5月21日
2012年4月16日
2013年6月20日
2014年4月16日
と、2013年は少し遅めの例外としても、やはり初飛来の季節
としては少し早めのようです。
今年の春は足早なのかもしれませんね♪
                             MARUKOME