2010年11月27日土曜日

白鳥観察バス遠足

今日は、地元小学校4年生の総合学習として、中海のハクチョウを観察するバス遠足に同行しました。春からお手伝いしているこの総合学習も、これで4回目です。



CIMG5065s.jpg初めに、水鳥公園のコハクチョウを観察。ノスリ、ハヤブサ、チュウヒなどのタカも観察できました。

















CIMG5075s.jpg次に、安来のふゆみずたんぼへ移動。収穫が終わった大豆畑に、コハクチョウが540羽くらい群れていました。ここでハクチョウたちが食べているものはなんだろう?













CIMG5077s.jpg安来の水田地帯を一望。水鳥公園の風景との共通点と違いはなんだろう?



















次に、東出雲町の意東海岸へ移動。

ここは、中海のコハクチョウ保護運動発祥の地。かつてここは数百羽のコハクチョウで賑わっていたのに、なぜ今、コハクチョウはいなくなってしまったのか。コハクチョウが暮らすために何が必要なのか。…。







CIMG5084s.jpgなどなど、むずかしいお話の後は、湖岸を散歩。子どもたちはおおはしゃぎ。湖岸に落ちているいろいろなものと、カモやタヌキの足跡に興味津々でした。

















CIMG5087s.jpgそのなかで一番人気はミズクラゲでした。風向きのためか、湖岸にたくさん打ち上げられていて、子どもたちはみんな手にとって歓声をあげていました。

「つめた~い!」「やわらか~い!」















天気が心配でしたが、屋外活動中は雨に降られませんでした。子どもたちの日ごろの行いの賜物かな?

いろいろなことを解説しながら歩きましたが、子どもたちにの心に何が残ったのでしょう。やっぱりミズクラゲかな?

なにはともあれ、子どもたちが自然の中でいろいろなものに触れて楽しく過ごすのが一番です。

2010年11月25日木曜日

あれはなんだ?

_MG_1683s.JPG11:30頃、職員Yが、真正面(大山方向)からこちらに向かって飛んでくる未確認飛行物体を発見。

「なんだありゃ?」「大きい!」「ツル?」









_MG_1692s.JPGその物体はどんどんこちらに向かって接近。

「コウノトリだ!」













_MG_1698s.JPGネイチャーセンターに最接近したときの画像を拡大。両脚にリングが付いていて、両翼の下雨覆中央が丸く緑色に染められています。













降りてこ~い!と祈りましたが、コウノトリはトビ4羽のちょっかいを受けながら北西方向に飛び去りました。残念。



約10分程度の観察時間でしたが、2001年10月から2002年3月にかけて水鳥公園に滞在して以来、9年ぶりの飛来でした。



追加情報:

このコウノトリの確認情報を兵庫県立コウノトリの郷公園に報告したところ、豊岡で放鳥したコウノトリの番いから野外繁殖で誕生した個体「J0020」であることが分かりました。2010年4月5日生まれ(推定)の雄だそうです。

標識コウノトリ情報は、コウノトリの郷公園のホームページに掲載されています。

http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/reintr/reintr_file/ind_identif.pdf


2010年11月24日水曜日

CBD/COP10 石田咲歩子 樋口未歩さん 参加報告

 


10月に名古屋で開催されたcop10に参加した石田咲歩子さん(米子市弓ヶ浜小学校6年)が参加報告をいただきました。ここに掲載します。



��OP10に参加して



               米子市立弓ヶ浜小学校 6年 石田咲歩子



  私は10232425日に名古屋で開催されていたCOP10に行っSDSCF1537.JPGてきました。びっくりしたことは地下鉄で移動したときに、あちらこちらに『COP10』と書かれた青色と緑色のポスターがたくさん貼ってあったことです。米子では見たことがなかったのでCOP10の開催地に来たんだと実感しました。



 





SSDSCF1777.jpg 会場の白鳥会場ではたくさんのブースがあり、知らない会社などが数えきれないほどありました。でも、初日は遅れて着いたのでほとんどのブースが閉まっていて残念でした。もうどこにも入れないと思っていたのに、一つだけ私達を迎えてくれた所がありました。そこは私たちが2月に米子水鳥公園子どもラムサールクラブで描いた『中海のいのちえがいてみよう』という中海のマップが貼ってあった環境省のブースです。環境省の職員さんが時間を過ぎてしまい、外してあったマップをまた持ってきてくれました。それをバックに記念写真も撮ってとてもうれしかったです。



 



20DSCF1963.jpg 二日目の1024日は藤前干潟で発表をしました。私たちは特別ゲストとして呼ばれました。発表といっても大きなホールの中でたくさんの人の前で発表するのではなく、屋外の芝生広場での発表でした。発表した内容は、中海の干拓が中止になった理由や私たちの活動の取り組みなどです。ちょうど同じ時期に藤前干潟も干拓が中止になったそうなのでそのことも伝えました。友だちの樋口未歩ちゃんは屋久島の学校に留学中なので、屋久島の自然や環境問題について発表しました。もっとたくさんの人に聞いてもらいたいと思いましたが、聞いて下さった方はうんうんとうなずいたり、温かい拍手をして下さったりしました。だから、学校の発表よりも長かったけど、全くといってもいいぐらい緊張しなかったし発表しやすかったです。



DSCF1950AS.jpgまたここはふれあい祭りという名前の通りお祭りみたいな屋台も出ていました。その中には名古屋名物の『五平もち』がありました。五平もちは太い木にお米をつけてその上にみそをつけて焼いたものです。初めて食べてみてとてもおいしかったです。



 



 今回の発表会では、私達以外にも劇団シンデレによる自然破壊をテーマにしたミュージカルがありました。また、劇団シンデレラの指導をもとに名古屋の子と韓国の子が一緒に劇をしていました。終わった後、名古屋の子が「韓国の子とは言葉の壁があったけど、劇は成功ssDSCF1881.jpgできて良かった」と言っていたのが印象的でした。私は、劇団シンデレラの子や座長さんには以前に行ったKODOMOダバシティで出会ったことがあります。初めて座長さんに会った時、座長さんは「一度中海の水鳥公園に行ってみたい」と言っておられたので、とてもうれしかったです。是非中海に来てほしいなと思いました。



 発表が終わった後、すぐにまた白鳥会場に行ってみました。今度はどのブースも開いていてたくさんの人でにぎやかでした。その中には私が2月に参加した『KODOMOバイオダイバシティ』のブースがありました。そこでは、私の先輩たちがたくさんの人をバイダバのブースに誘ってくれていたそうです。私が行った時はグループごとに協BBSDSCF2175.JPG力して様々なクイズをといて発表していました。問題はラムサールに関係する難しい問題ではなく、遊びみたいな楽しい問題ばかりでした。私の班は2位でした。またそこでは私がバイダバに参加したときに友だちになった人や毎回お世話になっていた班長さんなどたくさんの人がいました。またこういう機会があったら是非行って友だちや班長さんに会いたいです。



 



 今回の生物多様性条約の会場は白鳥会場だけでなく、オアシス21やモリコロパークでもイベントを開催していました。私はモリコロパークには行けなかったけど、オアシス21には行けました。どの会場も生物多様性という言葉が必ず書いてありました。今まで身近に聞いたことがなかった言葉だと思いますが、これを機会にみんなが「生物多様性ってなんだろう?」「国際会議が行われるくらいだから大事なことだろう?」と興味を持って調べたり考えたりしてくれたらいいなと思いました。私も米子水鳥公園でもっと湿地や生き物の勉強をして、大切な自然環境を守っていきたいです。そのためにもいろいろな所へ積極的に出かけて勉強をしたいです。



 



 今回は名古屋で開催されたCOP10に参加できとてもいい機会に恵まれました。何年か前にドイツのボンでCOP9が行われたそうです。だから、数年後にどこかの国でCOP11が開かれると思います。その時はたぶん外国だと思うので行けるかどうかわからないけど、行けるなら今度も行ってみたいと思いました。今回たくさんの人にお世話になりました。特に米子水鳥公園の神谷さんは名古屋が出身地という事もあり、いろいろな所を案内していただきありがとうございました。また名古屋に行くことがあれば、その時も案内よろしくお願いします。





COP10での活動で



 



栗生(弓ヶ浜)小学校 六年 樋口 未歩



 



1023日~25日に名古屋で行われたCOP10に参加しました。



 名古屋にある藤前干潟は、以前ゴミ捨て場になる計画だけど、埋め立てたら生き物がいなくなってしまうことから埋め立てを中止した場所です。私たちが住む中海でも、干拓によって中海を埋め立て用としていましたが中止しています。



勉強してみると、藤前干潟と中海干拓はちょうど同じころに中止になっていました。



 鳥取では、他にも大山のオオタカの森がゴルフ場になる予定だったところを、オオタカが住んでいたので中止にしたこともあります。



 埋め立てをしたり森を切ったりすると、生き物がいなくなるので、「してはいけないよ」と私は言いたいです。



 私が今留学している屋久島の森には、数万以上の生き物が住んでいます。草や木や虫や鳥もいて、ヤクシカやヤクザルもいます。私たちも動物も一生懸命に生きていて、自然の中にはむだな物はないそうです。どの生き物も一生懸命頑張って生きてほしいと思っています。



 






 

2010年11月23日火曜日

カワセミ観察壁の建て替えボランティア

今日は、米子青年会議所の皆さんにボランティア活動をしていただきました。今回の活動内容は、老朽化したカワセミ観察壁の建て替えです。



CIMG5015s.jpgはじめに古い壁を撤去。この壁はかなり痛んでいますが、10年くらい活躍してくれました。

















CIMG5025s2.jpg今回建て替える壁は、10年以上もってほしいということで、ヒノキ材で作りました。

















CIMG5038s.jpg組み立てた壁を現地へ運び、柱を埋設する穴を掘って立てます。



















CIMG5041s.jpg作業中、私たちの頭の上をマガンの大編隊が通過。夕方のねぐら入りです。その光景に、一同作業の手を止めて、見とれてしまいました。

















CIMG5048s.jpg作業終了。もうマガンやコハクチョウもねぐら入りして、辺りは真っ暗になっていました。作業終了予定時間を30分も過ぎてしまいましたが、次の予定が控えている中、皆さん途中であきらめずに最後までやり遂げる姿勢がとても素晴らしかったです。











カワセミ観察壁は、園内の池の排水口に設置してあります。現在、工事中のため利用できませんが、春には工事も終わってカワセミを覗けるようになる予定です。

2010年11月21日日曜日

コハクチョウ現在約150羽!

_MG_1525s.JPG今朝も、昨日と同様、素晴らしい夜明けの風景でした。澄んだ青空の向こうには、雪化粧した大山がそびえ立ち、その裾野から朝日が昇りました。











_MG_1524s.JPG_MG_1533s.JPG

















ネイチャーセンターの前には、夜を明かしたコハクチョウたちがくつろいでいました。





ここ数日、水鳥公園に飛来しているコハクチョウはおよそ150羽。

7:00~9:00頃に安来の田んぼへ採食に出かけ、夕方17:00以降に続々と舞い戻ってきます。現在、コハクチョウ観察には、早朝と夕方遅くがオススメです。



また、天気が良い日は、10:00頃にマガン約400羽がお昼寝に集まってきます。夕方16:00頃になると、再び安来方向へ飛び去っていきます。しかし、夕方はねぐら入りしていないようです。現在のマガンたちは、昼間のねぐらと夜間のねぐらを使い分けている、ということかな?



●今日の鳥 2010年11月21日(日)

コハクチョウ 155羽

アメリカコハクチョウ 1羽 午後に飛来!今季初認。

マガン 約380羽

チュウサギ 1羽 夏鳥だけどまだいました!

オオタカ 1羽

ノスリ 1羽 早朝、カモを食べていました。オオタカの獲物を横取りしたのかな?

ハイイロチュウヒ 1羽 ♀。今季は登場機会が少ない。

タゲリ 1羽 園内では珍しい!

セグロカモメ 1羽

その他、カモ類を中心に10000羽以上。



なお、11月20日には、ネイチャーセンター玄関前でソウシチョウ1羽がお客様によって発見されました。園内では過去に羽根1枚だけ落ちているのが確認されていましたが、生きたソウシチョウが見つかったのはこれが初めてです。



特定外来生物に指定されているソウシチョウ。今季は目撃情報が時々寄せられていて、今後の動向に注意が必要です。

第3回こども自由研究発表会

_MG_1605s.JPG今日は、こども自由研究発表会を開催しました。今年で3回目になるこの企画は、米子市内の小学生が今年取り組んだ自由研究を発表するもので、自然科学に関する研究を選んで12名の小学生を招待し、発表してもらいました。





_MG_1557s.JPG1年生の子も、おかあさんの応援をうけながら、アリの研究成果について立派に発表してくれました。













_MG_1640s.JPG全員の発表が終わったあと、主催者である国際ソロプチミスト・スワン米子、NPO法人日本野鳥の会鳥取県支部、米子水鳥公園から、子どもたちに賞状とプレゼントを贈呈しました。









_MG_1674s.JPG発表者全員で記念撮影。みんな、しっかり発表練習をしてきて、堂々と発表している姿に、大人たち一同、感心しっぱなしでした。













6年生の子は今年で卒業になりますが、来年は、5年生以下の皆さんの今後の研究や、新たなこども研究者の登場が楽しみです。

今日は、いろいろイベント盛りだくさん


米子水鳥公園の今日は、イベント盛りだくさんでした。

IMGP6533SS.jpg米子市エコクラブ 早朝探鳥会







ssDSCF3086.jpg

チアークラブのこみ拾いボランティア





ssDSCF3093.jpg

ゴミを拾ってから、ゴミの種類、どこから流れてきたのか考えてみました。







ssDSCF3104.jpg10:00かは鳥取大学医学部へ出かけて、大山日野川中海学セミナーの講師としてにラムサール条約について説明しました。

鳥インフルエンザで有名な大槻先生と並んでの公演でした。





明日は、第三回夏休み子供自由研究発表会です。









鳥情報:コハクチョウ 140,マガン 430, カモ類 10000, オオタカがカラスと追っかけっこ




2010年11月19日金曜日

アオコの観察(採集中海)

今日は、いつも中海の水質を調べに来ている子供たちと、最近話題の中海のアオコを採集して顕微鏡でのぞいてみました。

ssDSCF3021.jpg「これ、ミクロキスティスなのかな?」

「それより周りで動いている動物プランクトンが気持ち悪い・・・」

「それが、魚とか貝の餌じゃないの?」



ssDSCF3034.jpg

はじめてのぞく世界に興味深々のようでした。





2010年11月15日月曜日

オオハクチョウ

CIMG4851s.JPG今朝は、コハクチョウが53羽いました。その多くがネイチャーセンタ近くに集まっていて、観察しやすかったです。

















CIMG4843s.JPGその中に、オオハクチョウが1羽混じっていました。オオハクチョウは、山陰地方に飛来するハクチョウ中、0.1%くらいしかいない珍しいハクチョウです。11日以降、水鳥公園をねぐらとしています。水鳥公園では毎年、数羽が時々飛来しています。





現在、中海のコハクチョウの大半が、安来市のふゆみずたんぼに集中している中、水鳥公園にねぐら入りしてくれるコハクチョウが50羽くらいいることはとてもありがたいです。今日はお天気が良くて暖かかったせいか、一日中十数羽が居残り、ネイチャーセンター前でくつろぐ個体も数羽いました。



●今日の鳥 2010年11月14日(日)

・コハクチョウ 53羽 今日は落穂拾いの仕事はお休み?

・オオハクチョウ 1羽 1羽で安来へ落穂拾いにご出勤。

・マガン 321羽(たぶん450羽くらいいると思う)

・ミサゴ 1羽

・オオタカ 成鳥1羽

・ノスリ 1羽

・ハイイロチュウヒ ♀タイプ1羽(今季初認)

・チュウヒ 1羽

・ハヤブサ 1羽 アンテナ塔の先端で何かを食べていた

・カモメ 成鳥1羽

カモ類 およそ7000羽(スズガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、オナガガモが主)



番外:シブイロカヤキリ♂1 水鳥公園初記録!

秋の自然を味わってみました!

今日は子どもラムサールクラブの活動日。今月のテーマは、秋の自然観察と、おいしいドングリを拾って食べることです。



CIMG4863s.JPG中海方向からマガンの大群が飛来!にぎやかに鳴きながら、水鳥公園に舞い降りてくるマガンの様子に圧倒されました!















CIMG4877s.JPG道端では、秋の虫が見つかりました。こちらはチョウセンカマキリ。オオカマキリとの違いを勉強しました。

















CIMG4915s.JPGこちらはオンブバッタ。晩秋まで見られる身近なバッタです。

















CIMG4896s.JPG今日の一番のねらいはこれ!スダジイの実です。ドングリの中でも最もおいしいといわれています。昨年はぜんぜん拾えませんでしたが、今年は豊作のようで、いっぱい拾うことが出来ました。













CIMG4946s.JPGみんなで拾ったドングリをフライパンで炒りました。香ばしい香りが漂ってきてうっとりしていると、時々「バン!」とドングリが弾けました。あぶないあぶない。皆さんもドングリを炒るときは気をつけましょう。

























P1020272s.JPGスダジイとマテバシイのドングリを炒ったものと、イナゴの佃煮をみんなで試食。秋の自然の恵みを味わいました。その美味しさに、一度食べたら手が止まりません。あっという間にお皿は空になりました。



今日はお天気が良くて暖かく、秋の自然観察には最適な一日でした。

2010年11月13日土曜日

コハクチョウが帰ってきた!

先日のブログで、夕方になってもコハクチョウが帰ってこない、という状況をお知らせしておりましたが、昨日からコハクチョウがねぐら入りするようになってきました。

昨日の夕方は30羽くらい、今日の夕方は50羽くらいがねぐら入りしました。



マガンはあいかわらず、水鳥公園と安来を1日2往復しています。

6:30頃に水鳥公園を飛び立ち、

安来の田んぼで食事をしてから、

9:00頃に水鳥公園に戻ってきます。

水鳥公園でのんびり過ごした後、

15:45頃に再び安来方向へ食事に出かけ、

17:40に帰ってきました。

今日は400羽くらいが飛来しました。



明日の夕方は、マガンのねぐら入りを観る観察会「落雁を観よう!」を開催します。

ぜひご参加ください!

17:00にネイチャーセンターのレンジャーカウンター前に集合です。

2010年11月11日木曜日

アオコ彦名の承水路


アオコ.jpg今年は、中海でアオコが発生・・・米子水鳥公園周辺の水路にも流れ込んでいます。

公園の中のつばさ池はつながっていないので、アオコはありません。



本来汽水の中海ではあまりないことです。塩分濃度も特段低いわけでもなく・・・

今年の猛暑のせいか?それとも、隣の宍道湖から流れてきたのか?



DSCF2209湖山池ss.jpg湖山池も今年、ひどいアオコで全国的な傾向なのかもしれません・・・

��0月25日撮影




2010年11月10日水曜日

米子水鳥公園 初!!首輪ヒシクイ飛来!

ヒシクイは、天然記念物のガンの仲間で日本には、亜種ヒシクイと亜種オオヒシクイの二つが飛来します。

山陰地方にやって来るヒシクイはどちらの亜種かわかっていないので、

頭を悩ませてくれます。せめて、首輪の標識のヒシクイが来てくれたらと思ってくれたら、来ました。首輪付きヒシクイ。



しかし残念ながら、今年の三月に宍道湖で標識したものだそうです。

山陰から山陰、まだ謎は続きそうです。



ssCIMG4794.JPG
ssCIMG4795.JPG

2010年11月9日火曜日

境港の小学生の社会科見学

今日は、境港の小学5年生が社会科見学にいらっしゃいました。地域環境の自然や水鳥公園の仕事についてなどの学習が目的です。



IMGP6505s.JPG水鳥公園の1年間の自然を紹介した映像を見ていただいた後、展示室をご案内。水鳥公園には、いろいろな生き物が住んでいるのです!













IMGP6507s.JPG展示室の後は、いよいよ本物の鳥を観察。望遠鏡の使い方を説明中。

望遠鏡で数千羽の水鳥を見ていただきながら、なぜ水鳥公園には鳥がたくさんいるのか、考えていただきました。







CIMG4761s.JPG最後は自由見学。児童たちは館内の展示物に興味津々。はじめに全員に配布した学習シートに展示物の説明をメモする子や、鳥の展示物で遊ぶ子など、それぞれ興味のあるものを見学していただきました。













あっというまの2時間でした。今度はお休みの日に、ご家族でごゆっくり遊びに来てくださいね。遊びながら自然について勉強できることが、水鳥公園の大きな魅力です。

2010年11月8日月曜日

カモの飛来がピークに!

今日は、今年最もたくさんのカモで賑わいました。



CRW_3998.JPGネイチャーセンターの観察ホールからの風景。

















CRW_3995.JPG池の様子を拡大。池の半分以上にカモの群れがひしめき合っています。

















目がチカチカするほどのカモの大群が見られるのは今のうちだけ。もうしばらくするとカモの数が減ってきて、真冬の間は5000羽前後に落ち着きます。



現在のコハクチョウの状況ですが、残念ながらほとんど観られません。

新規で到着したと思われるものは、園内でしばらく過ごしますが、やがて安来方向へと飛び去り、そのまま帰ってきません。今日も昼間に8羽が舞い降りてきましたが、30分もたたないうちに安来方向へ飛び去ってしまいました。



●今日の鳥 2010年11月7日(日)曇りのち晴れ

・コハクチョウ8羽 すぐに去る。

・マガン約430羽 朝ごはん(6:30~9:30)と夕ごはん(16:45~17:30)を食べに、一日に二度安来に移動しています。昼間は水鳥公園でのんびりお休み。

・オオタカ成鳥1羽 狩りは見られず。

・アオジ1羽 標識調査で今季初認。

・ベニマシコ2羽 同上。

・シベリアジュリン2羽 同上。

・カシラダカ2羽 同上。

・ホオアカ1羽 同上。

・タヒバリ1羽 同上。

・オオジュリン97羽 標識調査。ただいま渡りのピーク!

その他、

・カイツブリ

・ハジロカイツブリ

・カンムリカイツブリ

・カワウ

・ダイサギ

・コサギ

・アオサギ

・マガモ

・カルガモ16羽

・コガモ

・ヨシガモ

・オカヨシガモ

・ヒドリガモ

・オナガガモ数千羽

・ハシビロガモ

・ホシハジロ数千羽

・キンクロハジロ数千羽

・スズガモ数千羽

・ミコアイサ♀4羽

・ミサゴ1羽

・トビ

・チュウヒ1羽

・オオバン

・ジョウビタキ1羽

・ツグミ

・スズメ

・ハシボソガラス

・ヒヨドリ

・ハクセキレイ

計39種、約1万羽。





2010年11月5日金曜日

自力で修繕中(身障者用スロープ)

SSDSCF2509.JPG米子水鳥公園は開園から15年たち、木造であるためか傷みが目立ちます。

とっいても、修繕費が十分あるわけでもなく・・・

そこで、身障者用のスロープの痛みが目立つ部分を自力で交換することにしました。







SSDSCF2773.JPG

これで、スロープの寿命が4・5年延びたでしょうか?