2019年2月24日日曜日

コハクチョウが多数飛来!

今朝は、拍子抜けするほど静かでした。
コハクチョウが多数群れているかと思いきや、
100羽くらいしかいませんでした。
コハクチョウも落ち着いていて、これから旅立つぞ、
という雰囲気は感じられません。














ヘラサギ5羽は今日も健在です。
お気に入りの場所で朝食を済ませた後、
7:40に南西へ飛び去りました。















北帰行どころか、採食にも飛び立つ気配がない中、
8:00頃から大山方向(東方向)から
続々とコハクチョウが飛来してきました。
他地域で過ごしていた群れが、
渡りの途中に立ち寄ってくれたようです。










































8:45ごろ、水鳥公園北側の米子市街地上空を、
約100羽のコハクチョウの大編隊が飛んでいるのが見えました。
この規模の渡りの編隊飛行はなかなか見られません。
この群れは北方向へ飛び去りました。
















明け方に105羽だったコハクチョウが、
8:19には195羽に増えていました。
このように、北帰行は水鳥公園から旅立つばかりではなく、
他地域から飛来してきた個体が上空を通過、
または舞い降りてくる場合もあります。
そのため、明け方よりも数が増えることはよくあります。

今後も、お天気が良い日の早朝に、
コハクチョウの旅立ちが観察できると思います。
早起きして、水鳥公園の池が見える場所で観察してみてはいかがでしょうか。
コハクチョウの北帰行は、2月末から3月上旬にピークを迎える見込みです。

注:米子水鳥公園の開園時間は、
平日は朝8:30から、土日祝日は朝7:00からです。
開園時間前(正門が閉まっている時)に
園内へ侵入することは固くお断りいたします。

開園時間前の観察は、正門横駐車場をご利用いただき、
彦名東橋横の広場から観察して頂きますよう、
よろしくお願い致します。
彦名東橋付近に路上駐車するのは大変危険ですので、
お控えください。

(きりぎりす)

2019年2月23日土曜日

今朝の水鳥公園20190223

昨日の水鳥公園では、たくさんのコハクチョウが北へ帰るのが観察されました。
毎年の事ですが、不思議なことに翌日の方が個体数が多い事があります。


今朝も、100羽を超えるコハクチョウが公園に集まっています。








また、先日から少しづつ増えているオオハクチョウが18羽観察されました。
オオハクチョウだけでグループを作っているようです。









ヘラサギ5羽、ツクシガモも観察できます。

2019年2月22日金曜日

コハクチョウ飛び立つ!


今朝は、次々北へコハクチョウ達が向かっています。



米子水鳥公園では、北東へ移動している
150羽以上のコハクチョウを確認いたしました。
7:30頃と8:20頃に大きな群れが通過していました。

市内の方から何件かご報告を頂きました。



オオハクチョウ

朝、公園へ出勤すると200羽程のハクチョウがいます。
今朝もたくさんのハクチョウたちが北へ帰ってき行きました。
渡りの途中なのか、オオハクチョウの姿も見られました。




2019年2月21日木曜日

ツクシガモがおすすめ!

コハクチョウの北帰行が始まり、
どんどん春めいてきているこの頃、
おすすめの鳥はツクシガモです。

園内に一日中いて、白くて大きな体は
園内にいる鳥の中でもひときわ目立ち、美しいです。
そして、ネイチャーセンターの目の前にもよくやってくる
サービスの良さがポイントです。
近頃は園内に12羽いますが、
一か所にまとまらずにバラバラに行動しています。

雌雄ほぼ同じ羽色ですが、雄の方が一回り体が大きく、
色も鮮やかです。また、春になるとおでこにコブが発達します。




























ヘラサギ5羽の行動パターンが不規則になってきました。
一日中園内にいたり、5羽のうちの一部しか姿が見られなかったりしています。
今日は1羽だけ姿を見せていて、
ネイチャーセンター左手のドーナツ島やヨシ原で過ごしていました。















(きりぎりす)

2019年2月18日月曜日

コハクチョウ北へ!

今朝、米子水鳥公園で今シーズン初めてコハクチョウが北へ帰ってゆくのを確認しました。ほぼ例年並みです。

今朝は、最初に安来の方から8:50ごろに電話があり、
「コハクチョウの群れが公園のある北の方へ飛ん行ったよ。」との連絡でした。

その後、10分ほど待つとコハクチョウの群れがやってきました。結構、激しく鳴きかわしています。

















そのまま北へ向かうかと思いきや、公園の上で何回も旋回を始めます。
群れの半分は、公園にいるコハクチョウにつられて水面に降りてしまいました。







残りの半分のハクチョウは、しばらくすると今度は南へ飛び始めます。
え?安来に戻ってしまうの?
と思いましたが、1キロほど飛んだ所で
方向を変えて北東へ向かって飛び始めました。
















どうやら自分達だけでも帰るつもりの様です。
しばらく見ていましたが北東の空へ消えてゆきました。

すると、今度は皆生にお住まいの方からお電話が・・・
「ハクチョウが鳴きながら北へ帰って行ったよ。」
すごい情報網です。

皆さんの観察を総合的に判断すると、北へ渡っていったと考えてよさそうです。

なかなか、米子水鳥公園の職員だけではこの地域にいるコハクチョウを
常に見ている事は出来ないのですが、いろいろな方に助けられて今日の確認が出来ました。
情報をお寄せいただいたみなさんに感謝いたします。
いろいろな形で皆さんに支えられている水鳥公園です。


さて、コハクチョウの北へ帰る様子は、これからが見頃です。
二月下旬から三月中旬の晴れた朝7:00-8:00前後に
北へ帰る様子が観察されることが多いです。
3月2日(土)7:00-8:00には、観察会も予定しています。

今度の休日、もし晴れていれば米子水鳥公園へおいで下さい。
コハクチョウの北への飛び立ちが観察できるかもしれません。

ポタちゃん

2019年2月17日日曜日

北帰行ムード冷え込む

もうそろそろコハクチョウの旅立ち(北帰行)が見られる頃なのですが、
なかなか天候が安定せず、コハクチョウも旅立ちの予定が定まらないようです。

昨日の早朝は、久しぶりにコハクチョウの数が100羽を超え、北帰行ムードの高まりを感じたのですが、今朝はまた60羽台に減少。冷たい雨ふりの一日で、温まりかけていた北帰行ムードがすっかり冷めてしまいました。

しかし、興味深いこともありました。
7:51に東側からコハクチョウが数羽飛来してきて、
そのうちの4羽が園内に舞い降りてきました。
他地域から渡りで移動してきた群れかもしれません。
飛び立とうとスタンバイしていた群れの中に舞い降りた4羽は、
合流した群れと一緒に安来の田んぼへ飛んでいきました。


























































ヘラサギ5羽は今朝も健在です。
ダイサギ、アオサギと相席でメダカを狙っています。
いつもは朝7時過ぎ頃に安来方向へ飛び去ってしまうのですが、
今日は珍しく園内にとどまっています。
しかし、見えないところに隠れてばかりいるのが残念。














明日は朝からお天気が良さそうなので、
明日の早朝は北帰行が見られるチャンスかもしれません。

(きりぎりす)

中海にゴミを捨てた犯人は誰だ?!

山陰のローカル番組
宮川大助・花子のハテはてな?/山陰放送
#308 水鳥の楽園で
米子水鳥公園を紹介していただきました。
水鳥から意外なお話に展開していきます。
Youtubeから番組ホームページから動画がご覧いただけます。















先日の取材の後、冬空の下、湖岸でゴミを拾って頂いたボーイスカウト鳥取 第2団 ボーイ隊の皆さん

中海にゴミを捨てなくても、水路や川をつたって流れ込んでしまうのですね。
ごみを捨てたのは、私たちかもしれません。

2019年2月16日土曜日

早朝の水鳥公園開館20190216

早朝開館の米子水鳥公園です。
今朝も100羽+のコハクチョウが見られます。
ヘラサギ5羽は、7:05ごろにはかったように出てきました。




ツクシガモは、10羽+です。

2019年2月15日金曜日

ナベヅル旅立つ

今朝8:30の水鳥公園風景。
まだコハクチョウ達の旅立ちは確認できません。















昨日の朝に確認されたナベヅルは、
今朝も昨日と同じ場所でじっとしていました。















9:30までにコハクチョウが続々と飛び立ちます。
もうそろそろ北へ旅立つ頃ですが、
今日はみんな田んぼがある南寄りへと向かいました。















全然飛ぶ気配がなかったナベヅルですが、
10:45ごろにソワソワし始め、ついに飛び立ちました。
ナベヅルは粟嶋神社の上空を左へ横切り、
境港方向(北北西方向)へ飛び去りました。
繁殖地を目指しているならば、正しい方向です。




























ハヤブサが黒っぽいカモオオバンを仕留めて食べていました。
ネイチャーセンターから約100mの位置で、
こんなに近距離でハヤブサの食事風景を観察できるのは珍しいです。















10:30頃、大山の上に、面白い形の雲がかかっていました。
これまでに見覚えがない形の雲です。
この雲にも名前が付いているのでしょうか。














そろそろコハクチョウともお別れの時期です。
いつ水鳥公園から旅立つコハクチョウが見られるか、注目です。

(きりぎりす)

2019年2月14日木曜日

ナベヅルがいます















今朝、園内のコハクチョウの数を数えていると、
コハクチョウの群れにナベヅルが1羽混じっていました。
この冬初確認です。

南部町の採食に向かう群れに混じっていたので、
コハクチョウが飛び立ったら一緒に南部町へ向かうのか、
動向を注目していましたが、
コハクチョウが飛び立ってもナベヅルは留まったままで、
16:20現在も園内にいます。

(きりぎりす)

2019年2月11日月曜日

今朝の水鳥公園20190211

今日は祝日で朝7:00から開館です。



ヘラサギ5羽 今日も朝7:40にどこかへ出かけてゆきました。







最近園内でヒヨドリが目に付きます。
もう渡りが始まっているのかな・・・・

2019年2月9日土曜日

ミコアイサ急増中!

一時、雄の姿をほとんど見かけなくなり、
十数羽まで数が減ったミコアイサですが、
近頃急に数が増えてきています。
今日は雄6羽、雌40羽を確認しました。

ミコアイサの群れは、いつも園内の池の中央から東寄り
(ネイチャーセンターから遠い方)にいるのですが、
今日は池の中央にいた群れが続々とこちらに向かって飛んできて、
ネイチャーセンターから130mくらいまで近づきてきました。





























この他、園内では1~2羽しか見かけないホオジロガモが5羽もいて、
ツクシガモも1羽増えて、今季最多の12羽になりました。
ただいま史上最強寒波が到来中ですが、
鳥たちは春を感じて移動を始めているようです。

もう居なくなったと思っていたシロガシラが、
久しぶりに園内で1羽確認されました。
発見者は、岡山からお越しの常連さんの小学生。
今回も鳥運の強さを発揮してくれました。

午後、ハヤブサが500m先の島で獲物を食べていました。
たっぷりと食べることができたのか、
胸からお腹にかけてが丸々としていました。

ヘラサギは明け方は5羽いましたが、7:45に飛び去ってから帰ってきませんでした。
明日の朝には戻ってきているかな?

今日は悪天候の寒い一日でしたが、その割にはお客様が多く、
野鳥総選挙に多数投票いただきました。
投票内容にはその日に観察できた鳥が反映される傾向があり、
今日はミコアイサとハヤブサの得票が多めでした。

ぜひ皆様も、野鳥総選挙にご参加くださいませ♪

(きりぎりす)

今朝の水鳥公園20190209




北日本に過去最大級の寒波が入っているそうですが
陰は曇天だけど風も弱く
穏やかな朝です。

米子水鳥公園は、土日祝日は、朝7:00開館です。






2019年2月8日金曜日

タシギが目の前に来ました

今日は、雨の米子水鳥公園です。
タシギが目の前で濡れていました。














2019年2月7日木曜日

タシギとハマシギ

今日はネイチャーセンター目の前中央の小島に、
タシギとハマシギがやってきました。

タシギ3羽とハマシギ2羽。
この冬はハマシギの姿をあまり見かけません。
タシギはこんなに丸見えのところにいるのは珍しいです。
タシギたちは目を細めて眠たそうにしています。
ハマシギたちは採食に忙しそうです。















近頃、ヘラサギ5羽は早朝と午後3時以降に姿を見せます。
水鳥公園で夜を明かして早朝に西へ飛び去り、午後に帰ってきます。
今日は9:00ごろに外出し、11:00ごろに1羽、15:30頃に5羽姿を見せました。
園内では、基本的にはネイチャーセンターから右手に見える
池の浄化設備の処理水排出口に集まっていて、
時々園内のあちらこちらに散らばります。
この写真は16:38撮影で、5羽揃ってお休み中です。














そろそろコハクチョウの北帰行が気になる時期になってきましたが、
まだ北日本が荒れ模様で、今後しばらく冬に逆戻りの予報が発表されていて、
水鳥公園では兆しが見られません。
しかし、昨晩1:32に鳥取市の上空をコハクチョウの群れが南に向かって飛んでいく声が聞こえた、という情報提供のお電話がありました。
今後の天気予報はあまりよくありませんが、
コハクチョウは移動を始めたようですね。

(きりぎりす)