2012年6月29日金曜日

[何これ?鳥コレ!]出展作品紹介!!その①

今年の夏休みに米子水鳥公園では、鳥にかかわる様々なものを集めた

特別展「何これ?鳥コレ!」を実施します。

今回は、その出展作品の一つを御紹介します。



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これは何でしょうか?



ヒントは、お茶の道具です。



















答えは、



左:レモンスクイザー(レモンを絞る道具)







右:ティーインフューザー(茶こし)

アヒルの下に茶こしがついていて、ここに紅茶の葉を入れお湯に泳がせるそうです。



ちょっと、お茶の時間が楽しくなりそうですね。





 


夏休み特別展「何これ?鳥コレ!」は米子水鳥公園で7月21日(土)~9月2日(日)開催します。

皆さんのお家にある鳥グッズをお借りして、一堂に展示します。様々な角度から鳥を楽しめる、市民参加型企画展です。

鑑賞料:入館料の300円

●会 場:水鳥公園ネイチャーセンター ※火曜日は休館です




 




カルガモ親子 カイツブリの親子

最初に(5月26日)現れた4羽のカルガモの親子が

��か月でずいぶん大きくなりました。IMG_6061.JPG





















ネイチャーセンターの目の前でカイツブリの子育てが真っ最中です。

親鳥に餌を求める雛の微笑ましい様子が見られます。

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カイツブリの餌は、メダカやゴカイです。

2012年6月25日月曜日

米子水鳥公園 秋に通過の渡り鳥 仏沼で繁殖確認


米子水鳥公園に青森のラムサール登録湿地仏沼から連絡がありました。
仏沼で、繁殖している小鳥の一羽に足環が付いており、これが米子水鳥公園で標識したものと分かったとのことです。
 米子水鳥公園では、秋にたくさん通過する渡り鳥のコヨシキリに足環を付けていますが、繁殖期の確認は、初めてです。

こんな遠くで繁殖する鳥の重要な渡りの中継地となっている米子水鳥公園。
米子水鳥公園を守ることは、遠くの湿地を守ることでもあるのですね。

2012年6月22日金曜日

カルガモ・カイツブリの親子が遊泳中!

米子水鳥公園のネイチャーセンターの左前方のカイツブリと

正面のカルガモの巣で雛が孵ったようです。



カイツプリの親子は、ときどき雛が見られます。

カルガモの親子は引っ越してしまったようで、

目の前には別の親子が現れています。

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米子水鳥公園館長撮影(標準レンズで撮影したものをトリミングしました。) 

2012年6月18日月曜日

夕やけぐ~もを 飛んだから~♪

先日、園内のメダカ池にヨシが茂りすぎたので刈り取ったところ、

トンボの姿をよく見かけるようになりました。



その中で、ひときわ目に留まるのがこのトンボ。



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ショウジョウトンボです。

全身真っ赤!





あれ?梅雨時に赤とんぼ?早すぎじゃないの?

と季節はずれに感じる方もいるかもしれません。



それもそのはず。

赤とんぼとは、一般にアキアカネなどアカネの仲間を指し、

夏の終わりごろから多くみられるものです。



一方、ショウジョウトンボは別の仲間で、夏のトンボです。

赤とんぼは夕焼け空が似合いますが、

ショウジョウトンボは夏の青空がよく似合います。



アカネの仲間よりも赤みが強く、

実質的にはこちらのほうが赤とんぼの名にふさわしいかも。



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翅以外は鮮やかな赤色。

「とんぼのめがねは赤色メガネ、夕やけぐ~もをとんだから~♪…」

と歌いたくなってしまう真っ赤な眼。

でも、彼がみているのは真夏の青空です。





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こんな感じでメダカ池でみられます。

ぜひ探してみてくださいね。



2012年6月17日日曜日

シロスジカミキリが現れた!

今日、園内の樹木剪定をしていた職員が、

作業中にふと足元を見たとき、

自分のズボンにしがみついている巨大なカミキリを見つけました。



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シロスジカミキリです。

日本国内のカミキリムシの仲間では最大級。



体をつかむと、前胸と中胸をこすり合わせて

「ギ~コ、ギ~コ…」と大きな音を出します。

発音中の振動は、つまんでいる指にビリビリ伝わる強さです。

動画はこちら!





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シロスジカミキリのもっとも個性的なところは、

この面構え。

どうみても悪役面。でもカッコイイ。



昆虫図鑑でカミキリムシといえば、

大抵、このシロスジカミキリの絵や写真が載っているので、

昆虫少年の憧れの虫です。



水鳥公園で見つかったのはこれが初めて。

うれしい反面、こいつは広葉樹を食い荒らす害虫でもあり、

複雑な気分です。



シロスジカミキリが登場したということは、

いよいよカブトムシ、クワガタムシの季節になった証拠です。

今年も水鳥公園で見つかるか、探してみようと思います。

2012年6月16日土曜日

ユリクビナガハムシ


 

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園内のタカサゴユリについていました。

ユリクビナガハムシの幼虫です。葉をぼろぼろにするのもさることながら、この幼虫は自分のウンチを体にまとわりつけて擬態(?)しています。

2012年6月15日金曜日

にしき幼稚園読み聞かせ会

今日は、米子水鳥公園でソロプチニスト・スワン米子さんによる

絵本の読み聞かせ会がありました。

「カモ捕りゴンベイ」「コスズメの冒険」などの絵本を読んでいただきました。

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また、お話の合間に楽しい手遊びや、リボンの手品を披露され楽しい時間を

過ごされました。



 




俳句の修練会がありました!

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 今日の米子水鳥公園には、山陰各地の俳句をされる皆さんがたくさんおいでいただきました。



初夏の米子水鳥公園は、

鳰(カイツブリ)の浮き巣をはじめ、

カルガモの親子、行々子(オオヨシキリ)など

普段なかなか詠めない俳句の題材が

��イチャーセンターから眼下に見えます。 



 カイツブリの浮き巣を見ていたら、反対側からカルガモの親子が出てきてあちこちから歓声が上がりました。











それでは、正岡子規の有名な一句をご紹介します。

正岡子規:流さるる浮き巣に鳰の声悲し

カイツブリのあの「ケレケレケレ」という鳴き声も風情があっていいですね。







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ヨシハラのきれいな季節です。

2012年6月10日日曜日

中海の一斉清掃へ参加してきました。

本日は、中海の一斉清掃にジュニア・レンジャーのみんなと一緒に参加してきました。

ラムサール登録湿地である中海・宍道湖は、2005年に同時にラムサール条約に登録されました。

これを記念する形で共同で毎年この季節に一斉清掃を行っています。

今日だけで、7200人以上の人々が中海・宍道湖の周辺でごみ拾いをするそうです。

 ごみ拾いに先立ち、米子市の湊(みなと)山公園で鳥取・島根両県知事を迎えてセレモニーがありました。米子水鳥公園のジュニアレンジャーも日ごろの活動を報告する機会を頂きましたので報告します。

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セレモニーの様子

 溝口島根県知事に日ごろの活動を報告しました。



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清掃の様子



以前に比べずいぶんゴミが減っていました。

水質もきれいになっているようでした。





カルガモ観察会実施しました!!

今日は、小雨降る中カルガモの観察会でした。



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シルエットクイズ



カルガモはどれ?













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2012年6月8日金曜日

草刈り作業開始

米子水鳥公園では、水鳥のための環境整備として、初夏からヨシ刈りなどの環境整備を進めています。



今日は、夏の作業の第一回でした。

カルガモやオオヨシキリの巣がないことを確認しながら、慎重に作業を進めます。





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ヨシを刈った後には、さっそくコガモの番いが来て休んでいました。







ちょうど繁殖期の最中なので、オオヨシキリの巣1つとカルガモの巣3つが見つかりました。

いずれも、巣の周辺だけヨシを刈り残しておいたところ、

作業終了後に親鳥が戻ってきて抱卵を再開していました。



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作業中に見つかったオオヨシキリの巣(左)と、

作業後に再び抱卵を始めた親鳥(右)。





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ネイチャーセンター正面の島で見つかったカルガモの巣(左)と

巣があったネイチャーセンター正面の島(右)。

巣の中央に小さな卵が1個あり、バンが托卵したのかな、

と思ったのですが、バンの卵にあるはずの斑点がありません。

ということは、カルガモの異常卵かもしれません。

島の中央部の刈り残したヨシの中に巣があります。

2012年6月5日火曜日

こだわりの場所

現在、米子水鳥公園は鳥たちが子育てに大忙しです。



カイツブリは池の岸辺寄りに数か所、浮き巣を作って抱卵中。

そんな中、1組のカイツブリの番いが巣作りに励んでいます。



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新築中の巣とカイツブリの夫婦。

ここは、すべすべの杭が斜めになっているだけなので、

巣材が杭に絡まず、巣を作ってもすぐに流されてしまいます。

もう3~4回巣が流されているのですが、懲りずに同じ場所に巣材を運んできて巣をつくり直しています。



私が見る限り、営巣場所としてはセンスが悪いと思うのですが、

この夫婦にとってはこだわりの場所のようです。







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こちらは、本日見つけたコチドリの巣。

以前紹介した巣は、かなり長期間抱卵していましたが、

あとちょっとのところでダメになってしまったようです。



この巣こそは、無事ヒナが誕生することを期待します。



●現在の鳥の様子 2012年6月4日(月)

カイツブリ 雛3羽の家族1組 巣3か所

カルガモ 雛4羽の親子1組

コチドリ 4個抱卵中!

キジ 雄が時々鳴いています

オオヨシキリ ただいまさえずり最盛期!

セッカ 飛びながらさえずっています

オカヨシガモ 雄2羽滞在中

ヨシガモ 雄3雌2滞在中

カッコウ 干拓地で鳴いていました

ハシビロガモ 雄1羽

ホシハジロ 少々

キンクロハジロ 少々

ダイサギ 1羽

アオサギ 1羽



など、28種、約100羽

2012年6月1日金曜日

水鳥公園でカブトムシの幼虫発見!!

 米子水鳥公園の植栽の中でカブトムシの幼虫がいました。

ジュニア・レンジャーが以前作ったカブトムシのプールの中にいました。

設置から、3年で狙い通り来てくれました。

夏休みが楽しみです。

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