2018年10月20日土曜日

ミヤマホオジロ初認

今日はミヤマホオジロに出会いました。
今季の初認です。




























ミヤマホオジロは、2015年4月に水鳥公園で初めて確認された
ニューフェースです。
園内ではこれまで春と真冬にわずかに記録がありますが、
秋に確認されたのは初めてです。

今日も、園内は約7000羽のカモで賑わっていて、
コハクチョウは68羽いました。そして、マガンも5羽いました。
シギ類は、セイタカシギ、ツルシギ、アオアシシギ、
コアオアシシギ、ハマシギ、タシギがいました。

また、近頃、カイツブリの親子がネイチャーセンター付近によく現れ、
親鳥に餌をねだるヒナが可愛いです。
頻繁にネイチャーセンター前に現れるカワセミも人気です。

(きりぎりす)

希少植物「ウラギク」の観察会

今日は「ウラギクの観察会」でした。
普段は入れない野鳥保護区内に特別に入って、
ウラギクの群落をご案内しました。




鳥取県内でここだけにしか生息していない「ウラギク」。
ウラは「裏」や「恨」ではなく「浦」です!
開催時期がぴったりで、満開の様子が観察できました。

ここにウラギクが自生しているのは、
ちょっと特殊な事情が重なったためです。

汽水湖と干拓などの関係で
長期間群落が維持されている
日本海側ではかなり珍しい事例です。

ウラギクの分布図
https://ikilog.biodic.go.jp/Rdb/h19/?code=55490

2018年10月19日金曜日

今年は今日が「のごまつり」

本日行いました鳥類標識調査で、
ノゴマが27羽標識できました。

昨年は10月27日に、ノゴマを過去最多の29羽を標識して
「のごまつり」とご紹介しましたが、
今年は今がノゴマの渡りのピークのようです。
調査中に4~5羽逃げられたので、
それらを逃がさなければ最多記録更新でした。残念。

本日の調査結果
ノゴマ    27羽
コヨシキリ  50羽
セッカ    1羽(Rp:再捕獲)
オオジュリン 2羽(園内では今季初認)
以上、4種80羽

ノゴマ(メス)。
捕獲された個体のほとんどが幼鳥でした。














渡りのピークが過ぎたコヨシキリ。
それでもまだたくさんヨシ原にいます。
コヨシキリもほとんどが幼鳥でした。














足環付きのセッカも捕獲できました。
10月7日に園内で標識された個体でした。
このように、標識された個体が再捕獲されることで、
標識調査の真価が発揮されます。















そして、今季初標識のオオジュリン。
水鳥公園のヨシ原に飛来する秋の主な渡り鳥のうち、
最後に登場する鳥です。
一部は水鳥公園に留まって越冬します。















調査中、早朝の水鳥公園の上空をコハクチョウが飛び交っていました。
明け方に園内にいたのは49羽でしたが、
その後、水鳥公園から飛び立ったり、他から飛来したりして、
何羽いるのか分からなくなりました。
11:30頃にあらためて数えてみたところ、
コハクチョウは70羽いて、幼鳥が5羽含まれていました。
カモ類は約7000羽いて、ピークまでもう少しです。
かなり園内が賑やかになってきました。

(きりぎりす)

2018年10月18日木曜日

のんびり過ごすコハクチョウ

現在、コハクチョウは46羽います。
14日の初飛来以降、順調に数が増えています。


カモ類は今年最も多く集まっていて、およそ7000羽くらいいます。
今月末から来月初めにかけて、1万羽くらいまで増える見込みです。














コハクチョウは田んぼに移動せず、
園内で一日中のんびりしています。
おなかがすいたら水草が生えているところに行って逆立ちして食べ、
おなかがいっぱいになると浅瀬に移動して休みます。




























水草を食べ尽くし次第、安来の田んぼへの通勤生活が始まるので、
昼間に園内でのんびり過ごしているコハクチョウを観察できるのは、
初飛来直後のこの時期だけです。


ネイチャーセンター目の前の浅瀬にも
コハクチョウが集まってきました。




























コブハクチョウも園内にいますが、
昨日、今日はコハクチョウをいじめず、おとなしくしています。
園内のコハクチョウの平和は、コブハクチョウのご機嫌次第です。















今週土曜日に観察会を開催予定のウラギクも、
順調に花を咲かせています。
写真ではわかりにくいですが、
紫のきれいな花がたくさん咲いている光景は、なかなか見事です。
ぜひ観察会に参加して頂き、
野鳥保護区内でウラギク鑑賞をお楽しみください。















(きりぎりす)

2018年10月15日月曜日

ようやく水鳥公園でマガンを確認















9:55頃、マガン(7羽)が水鳥公園を通過しました。
来館者の方からお聞きしたところ、一分程園内に降りていたそうです。
これが米子水鳥公園での初記録です。(写真:野田勝利)

10:08頃にもマガン(5羽)が水鳥公園を通過しました。
どんどん西へ通過していきます。
今年は、秋を知らせる初雁(マガン)よりも、
冬の使者コハクチョウの確認が早いという、珍しい年でした。


●米子水鳥公園のマガンの初飛来記録


2018年 10月15日 7羽
2017年 10 5  8
2016年 10 7  2
2015年  10 1日  1羽 ※ヒシクイ3羽と同行
2014年  108日  1
2013年  927日  5
2012年 103日  5
2011年 101日  8
2010年 102日  2
2009年 10 9 4
2008年 10 226
2007年 10 3日  8 
2006年 10 7  1
2005年 10 5日  4羽 
2004年 10 7日 7
2003年 10 1日 4
2002年 10 9日 7
2001年 10 3 10
2000年  929  1
1999年 1010 10
1998年 10 4  1
1997年 10 4日 1
1996年 1012  2
1995年 10 5日 4

解説モニターについて

 
いつもお世話になっている(株)イムズさんより
展望ホールに野鳥解説システムを無償でお貸しいただきました。
 
 


米子水鳥公園で撮影された野鳥が順番に表示され、



















写真の次に鳥の名前と解説が流れます。
















ぜひ、野鳥の名前当てに挑戦してみてください。

2018年10月14日日曜日

コハクチョウ初飛来日クイズ2018正解者発表!

コハクチョウ初飛来日クイズ2018は、
1014日に7羽の初飛来を確認して終了となりました。
昨年と同じ初飛来日でした。
応募者342名中、正解者は18名でした。
正解者を発表します(敬称略)。

 坪倉陽大、汐田達哉、住田宗子、寺嶋良美樹、上原清、米田ゆめ、福代智、
 金田知子、津森宏、関竜一、花倉要、阿部絵利子(以上、鳥取県)、
 矢森健一(兵庫県)、寺田律子、岸田三千代(以上、広島県)、
 白木智穂(奈良県)、國米佑介(岡山県)、佐藤実紅(島根県)
 以上18

正解者の皆様には、もれなく今年のコハクチョウ初飛来日記念缶バッチを
プレゼントします。
さらに、羊毛フェルトのコハクチョウのプレゼント当選者を抽選した結果、
國米さん、金田さん、米田さんの3名が当選しました。
おめでとうございます。


(きりぎりす)

コハクチョウ初飛来!

けさ6:00頃、ついにコハクチョウの初飛来を確認しました。
ネイチャーセンター正面に2羽、池の南側に3羽、
池の中央に2羽の計7羽です。














7羽が1か所に合流。














コハクチョウたちは園内の池でのんびり落ち着いていたのですが、
後に中海から飛来したコブハクチョウによって、
みんな追い払われてしまいました。




























後に3羽、2羽と安来方向から飛来して、
計5羽になりましたが、
12:00過ぎにこの5羽も安来方向へ飛び去ってしまいました。
→14:08頃に再び5羽が飛来しました!






コハクチョウとともに今日初認の鳥、ジョウビタキ。















ヨシ原では、ノビタキの姿も見られました。
ヨシ原のあちらこちらから、
コヨシキリの「ジッ、ジッ…」という声が聞こえてきます。















現在、続々とカモ類が飛来している園内の「つばさ池」。
現在、7000羽くらいまで数が増えています。















現在、ノゴマの渡りのピークを迎えています。
今朝行われた鳥類標識調査で14羽記録されています。
また、ネイチャーセンターの横に現れたオスを
きれいに撮影しているお客様がいました。

私は地味なメスの第1回冬羽しか撮影できませんでした。残念。
それでも、水鳥公園で初めて撮影できたノゴマの生態写真です。















ノゴマに注目していたらニシキギに姿を見せてくれた
コヨシキリ。

















シギは、アオアシシギ1、コアオアシシギ1、ツルシギ2、
セイタカシギ2がいます。

(きりぎりす)

SSHの研究をお手伝いしました

本日と昨日は、高校生が研究の場所として米子水鳥公園に来てくれました。
近年高校生が研究を行うスパーサイエンスハイスクール(SSH)という制度が
あるそうです。
地元の米子水鳥公園と中海の研究を行い、
オーストラリアの同様な汽水域と比較することを計画されているそうです。


 昨日は、鳥グループ。














本日は、水質の調査グループでした。









いろいろな形で支援をしていこうと考えています。

2018年10月13日土曜日

コハクチョウ現れず

天気図を見ながら、今日あたりコハクチョウの飛来があるかなと思い
6:00amの水鳥公園に来てみました。
マガンもハクチョウもまだ来ていません。



 画面右端にいるのは、コブハクチョウです。







とても静かな朝です。



明日は、コハクチョウやってきてくれるかな・・・・

2018年10月12日金曜日

カモ類多数飛来!

















もうそろそろコハクチョウが飛来するかもしれないと、朝早く出勤しました。
まだ、コハクチョウはいません・・・

そういえば、今年はマガンもまだ来ていません。
カモ類はたくさん飛来しているのです。

※中央のハクチョウはコブハクチョウです。

2018年10月10日水曜日

アカエリヒレアシシギ接近!

今日は、アカエリヒレアシシギが1羽、朝からいました。
はじめはネイチャーセンター右手に見える小さな池にいたのですが、
午後にネイチャーセンターにかなり接近してくれました。
アカエリヒレアシシギがこんなに近くにやってきてくれたのは、
初めてかもしれません。














そして、もう一つ面白かったのは、
このカワセミたち。右がオス、左がメスです。
ネイチャーセンター正面左手の丸木柵にとまって、
互いに頭をゆっくりと上げ下げしていました。
おそらく求愛ディスプレイの一つだと思うのですが、
互いについこの前に生まれたばかりの幼鳥です。
カワセミの求愛が本格化するのは年明け以降が普通です。
(いろいろな意味で)ちょっと早すぎるのでは?















































近頃、毎日ネイチャーセンター目の前に
ユリカモメが1羽やってきます。
ユリカモメも冬の使者のひとつです。今日は3羽いました。
















それにしても、まだマガンがやってきません。
このままでは、マガンが到着する前に
コハクチョウがやってきてしまうかもしれませんね。

 (きりぎりす)

2018年10月8日月曜日

ハゼ釣り日和!

本日は、台風25号が過ぎた後で、とても良い天気です。
毎年恒例の子どもラムサールクラブのハゼ釣りをしています。

淡水化せずに汽水のまま残した中海を楽しむ企画です。
釣れたハゼは、中高生ボランティアグループの
ジュニアレンジャークラブが調理しています。



以前は、沢山いたハゼ釣りの人が、
近頃はあまり見かけなくなりました。
水辺を楽しむ文化を受け継いでいきたいものです。

カモ類がたくさん!

台風25号は、風ばかりで雨はあまり降りませんでした。
おかげ様でようやく水位も下がり、
秋の渡りのカモ達が米子水鳥公園にたくさん入ってきています。
多い時は、数千羽いるようです。
時には、ハヤブサがカモの群れを追い回しているのも見られます。


また、お客さまから公園周辺で撮影したノビタキやシギなど、
この季節ならではの鳥たちの写真を見せて頂いています。

2018年10月6日土曜日

地理学ゼミの巡検を受けました

中海のラムサール条約に関するの取り組みについては、
色々な形で注目されています。
今日ははるばる東京から地理学のゼミの皆様がいらっしゃいました。
九年前にも来られていて、
中海のラムサール条約登録後の進展を調査されていきました。





ゼミの皆さんは、山陰には数日滞在して、
他団体も調査される予定だそうです。


2018年10月5日金曜日

コヨシキリの渡りがピーク

本日行いました鳥類標識調査で、
コヨシキリが121羽標識・放鳥できました。
今日はスケジュールの都合上、早めに調査を切り上げたのですが、
調査を続けていたら、さらに数十羽捕獲できそうな雰囲気でした。
今が渡りのピークのようです。


このほかにも、
ノビタキ














ノゴマ














シマセンニュウ、セッカが捕獲でき、
計5種類133羽という成果でした。
ノゴマは今季初認です。

周辺地域では、オオジュリンやアリスイも確認されています。
これらも今後の調査で捕獲されるかもしれません。

さて、もう宍道湖では確認されているマガンは、
いつ水鳥公園に現れるでしょう?

(きりぎりす)

2018年10月1日月曜日

台風24号通過でため池の水位が上昇

強烈な台風24号が通過しました。
被害を受けられた皆様さまにお見舞い申し上げます。
米子水鳥公園もつばさ池の水位が上昇し、
めだか池はしばらく利用できません。
週末の小学校の団体の来園までに水位が下がるとよいのですが・・。


園路まで池の水が上がっています。
代わりにこちらでメダカが泳いでいるのが観察できます。








カワセミ壁の水路もあふれそうです。
カワセミの若鳥が、一羽で遊んでいました。
ネイチャーセンター前の水位計は72cmを示しています。
ここまで水位が高くなったのは、10年以上前でした。












ただ、幸い大きな被害もなく、水位も下がれば徐々に水鳥たちも戻ってくるでしょう。

10月7日現在 水位も随分下がりました。安心しておいでください。