2019年12月28日土曜日

どんぐりコマ回し大会2020準備万端!

米子水鳥公園は、今日が仕事納めです。

新年は、元旦朝7:00から開園します。
7:00~8:00は「初日の出!コハクチョウ観察会」を開催します。
観察会終了後は、
「ドングリコマ回し大会2020」と、
「水鳥公園の生きものカルタで遊ぼう!」に、
ぜひ、ご参加くださいませ。

どんぐりコマ回し大会の準備は万端です!















 ドングリで作ったコマを20秒以上回せたら金、
10秒以上20秒未満なら銀、
10秒未満なら銅バッチをプレゼントします。














お正月も、元旦早朝から
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

(きりぎりす)

2019年12月27日金曜日

今朝の水鳥公園20191227

     








am7:50ごろ
コハクチョウの群れが100羽ほどのこっていました。










ヘラサギかと思ったら 風を避けていた
コサギでした。
ヘラサギ二羽も滞在しています。











コハクチョウの群れは、8:00頃に全て飛び立ってゆきました。

2019年12月26日木曜日

オオジュリンとスズメの群れ

今日は朝から雨が降りいまいちの天気でしたが、
ネイチャーセンターのすぐ横のヨシ原が
小鳥で賑わっていました。

オオジュリンの群れがヨシ原の中で忙しく動いていました。
秋の渡り時期以降でオオジュリンの群れを見たのは久しぶりです。















手前に出てきた個体をよく観察すると、
盛んに枯れヨシの表面を剥がして虫を食べていました。
ビワコカタカイガラモドキを食べているのでしょう。















オオジュリンの群れが飛び去ったと思ったら、
すぐに同じくらいの規模の小鳥の群れがヨシ原に飛び込んできました。
オオジュリンの群れが引き返してきたのかと思ったら、
こちらはスズメの群れでした。

スズメは野鳥の基本です。
近頃、スズメの群れを観る機会も減っていて寂しいです。
スズメの群れは、観察していてとても和みます。










































スズメの群れのすぐ下を、
黒白模様のネコが歩いていました。
この猫は数カ月前から園内に居ついており、
小鳥を捕食した痕跡もあります。

以前から園内でネコを見かけることが時々ありますが、
獲物を捕れないのか、どんどん衰弱していく個体がいます。
しかし、このネコは色つやが良く、太っているので、
園内で獲物を捕る術を体得している個体なのでしょう。















池の岸辺近くのヨシ原に潜んで、
狩りのチャンスをうかがっていました。














ネコは、野鳥にとって最もいやな天敵の一つです。
早く水鳥公園から出て行ってほしいものです。

(きりぎりす)

2019年12月23日月曜日

今朝の水鳥公園20191223




12月にしては珍しい好天が続いているせいでしょうか?
先週からコハクチョウの数が多くなってきています。

ネイチャーセンターの前で塒をとるコハクチョウも多く、
早朝には眼下にコハクチョウが見られます。
200羽弱が米子水鳥公園で塒をとっているようです。

例年いなくなってしまうマガンも、
毎日ねぐら入りが見られます。

ヘラサギも、時々見えない場所に降りていることが
ありますが、まだ見ることができます。

















2019年12月19日木曜日

ヘラサギが3羽になった!

これまで仲睦まじかったヘラサギ2羽でしたが、
15日から1羽しか姿が見られなくなり、
残された1羽が寂しそうでした。
巣作りごっこをしたり、
互いに羽を繕いあったりして、
とても良い雰囲気だったのですが、残念です。

いつ最後の1羽もいなくなってしまうか分からない、
不安な状況になっていたところで、
今朝ヘラサギが3羽いるのが確認されました。

8:54撮影。
ネイチャーセンターから右手の岸辺に見える、
小さな池の中で、3羽並んで丸くなっていました。














新たに増えた2羽は、
くちばしの模様がこれまでいた個体と違うようなので、
おそらく別個体です。

今季は、
クロツラヘラサギが3羽飛来してから、
クロツラ3ヘラサギ1になり、
クロツラ3に戻り、
クロツラ2ヘラサギ1になり、
クロツラ1ヘラサギ2になり、
ヘラサギ2になり、
ヘラサギ1になり、
そして今日、ヘラサギ3になりました。

このように、同一シーズン内に頻繁に個体が入れ替わっています。
このまま春まで、ヘラサギ類が滞在してくれるといいですね。

話は変わりまして、
南部町に通うコハクチョウの様子がおかしかった件ですが、
ようやく落ち着きを取り戻し、通常どおり南部町へ向かうようになりました。
今日は、南部町の田んぼに137羽いるのを確認しました。

マガンの群れも、近頃安定してねぐら入りしています。
毎日17:00ごろに250羽前後が飛来しています。

(きりぎりす)

オオタカのお食事が始まりました

















桟橋の目の前でオオタカが食事を始めました。
カモを捕まえたようです。
1時間以上ついばんでいます。
よほどおなかがすいていたのでしょうか?

鴨団子ができた!






水鳥公園だよりに紹介した鴨団子ができていますか?と
何件か質問を頂戴しました。
今日は、写真のようにハシビロガモとカイツブリなどで鴨団子ができています。
何種類いるか数えてみてください。



 


今日は曇天の、米子水鳥公園です。

2019年12月11日水曜日

おしい!

今季はトモエガモが多数飛来しているのですが、
ネイチャーセンターのそばには寄ってきてくれません。

しかし、今日はネイチャーセンター目の前の小島に、
トモエガモのオスが1羽いるではありませんか!
すごく珍しいことです。でも、よく見ると、なんだか変。

胸のまだら模様や胸の左右にある白い線が不鮮明で、
目の下の黒い線が妙に濃い。
周りのオナガガモと比べて、トモエガモにしては体が大きい。
どうやら、オナガガモとの交雑個体のようです。
(写真提供:常連様のTNさん)
















トモエガモと他のカモの交雑個体のオスは目の前に来てくれるのに、
純粋なトモエガモのオスはやってきてくれません。
なんでだろう~?

(きりぎりす)

南部町で採食するコハクチョウに異変

ここ数日、南部町で採食するコハクチョウのグループに異変が起きています。

大山の右下に群れる白い鳥が、
南部町へ通うコハクチョウの群れです。





























近頃、いつもコハクチョウが集まっている南部町の田んぼに
コハクチョウの群れが見当たらないのが気になっていたのですが、
水鳥公園にとどまっていたのですね。

朝、飛び立っても途中で引き返し、水鳥公園の奥を旋回してから池に舞い戻ることから、田んぼに行きたいけれども行けない訳があるようです。

その後、少しずつ数は減りましたが、夕方まで居残る個体が多くいました。

一体なにがあったのでしょう?

(きりぎりす)

2019年12月9日月曜日

ウンパ君モバイルスタンプラリー!

米子水鳥公園が「ウンパ君モバイルスタンプラリー」の
 米子市スタンプポイントになりました。

・名  称 ウンパくんモバイルスタンプラリー ポイント設置
・期  間 
令和元年12月11日(水)より令和2年3月8日まで
・参加方法 米子水鳥公園や中海周辺の野鳥観察施設に設置してあるQRコードを
      を読み取り、請求された情報を入力してください。
・特  典 
三か所以上で入力すると「山陰いいものマルシェギフトセット」
      
もらえるかもしれません。
主  催 中海・宍道湖・大山圏域市長会






















詳しくは、https://www.nakaumi.jp/cgi-bin/rus7/info/view.cgi?d=246(市長会ホームページ)
米子水鳥公園ネイチャーセンターなど、ポイント設置場所にあるチラシをご覧ください。
米子水鳥公園は、ネイチャーセンター入口に設置しています。
休館日には参加できませんのでご注意ください。

設置場所にはいるだけであれば入館料は必要ありません。






2019年12月7日土曜日

カモが急増!

近頃、この時期にしてはカモが沢山います。
北日本の寒さが厳しいので、
カモ類が多数南下してきているのかもしれません。

今日の風景。
池の水面に多数の鳥影があります。
まるでカモ類が多数渡ってくる秋の風景のようです。
しかし、大山はしっかり雪化粧をしています。
















ちょっと拡大。
水面にこれだけ鳥がいると、賑やかでいいですね。
この時期の標準的な水鳥の数は2000~3000羽くらいなのですが、
今日は5000羽くらいいました。

















1週間前は、ハシビロガモが最優占種で1200羽くらいいましたが、
今日の最優占種はオナガガモで、3600羽くらいいました。
ハシビロガモは900羽くらいに減少。
次いで多かったのはトモエガモで、700羽以上いました。

奥にコハクチョウの姿が見えますが、これらは日中に飛来してきたものです。
水鳥公園で夜を明かした群れは、全て南部町方向へ出かけました。
このコハクチョウ達も北国から避難してきたのかな?


ヘラサギ2羽は今日も仲良しです。
昨日、今日とクロツラヘラサギの姿が見えません。
どこかへ去ってしまったようです。
















昨日初認だったツクシガモは、3羽(雄2雌1)に増えました。
基本的には、ネイチャーセンターから700mくらい先にいるのですが、
時々近くに来てくれます。
あ、さりげなくトモエガモも写っていますね。
















今のオススメは、仲良しヘラサギのペア、
トモエガモの大群、パンダ柄のミコアイサ、
白い巨体が美しいツクシガモです。
ぜひ、観察にお越しくださいませ。

(きりぎりす)

2019年12月6日金曜日

ツクシガモ到着!

今朝はとても寒くて、みぞれが降りました。
ネイチャーセンターから見える大山は、
すそ野まで淡く雪化粧していました。














今日はカモが多く、4000羽くらいいました。
その中には、今季初のツクシガモ1羽が混じっていました。
これで冬のレギュラー鳥が出揃いました。
しかし、600mくらい先にいて撮影できません。

ヘラサギ2羽は健在ですが、クロツラヘラサギの姿が見えません。
近頃、ヘラサギ2羽とクロツラヘラサギが別行動であることが多く、
クロツラヘラサギだけ死角に隠れているのかもしれません。

トモエガモが数百羽、ミコアイサも100羽近くいます。
ミコアイサのオスはそろそろパンダ柄に換羽して、
わかりやすくなっています。

コハクチョウは現在約100羽がねぐら入りしていますが、
すべて南部町方面に採食するグループです。
ついに安来方面へ採食に行くグループがいなくなりました。
こんなことは開園以来初めてです。

南部町グループはいつも池の東寄りに群れていて、
ねぐら立ち、ねぐら入りともに、
ネイチャーセンターから反対側を行き来するので、
観察しづらいのが残念です。

(きりぎりす)

2019年12月1日日曜日

ヘラサギが巣作り?

近頃、米子水鳥公園のヘラサギが変なことをしています。

ネイチャーセンター正面左手にある「ドーナツ島」の中で、
枯れヨシを集めたり踏み倒したりして、巣作りのような行動をしているのです。

他の鳥でも似たような行動が見られることがあり、
巣作りの疑似行動ではないかと思います。今後の動向に注目です。

この2羽は盛んに相互羽繕いをしており、つがいになったように見えます。
一方、一緒にいるクロツラヘラサギ1羽は、
あまりにも仲が良い2羽に仲間外れにされているようで不憫です。




(きりぎりす)

2019年11月23日土曜日

今朝の米子水鳥公園20191123

米子水鳥公園の開館時間は11月から冬時間になっています。
土日は、朝7:00~開館しています。
今朝はコハクチョウ138羽 マガン58羽 確認しました。

とてもきれいなのでご紹介します。





日の出前の様子







ネイチャーセンターの前浜でコハクチョウ達か寝ていました。すでに採食を始めている個体もいます。



























夏の間に草を刈っておいたワンドを
ヘラサギやマガン、ハクチョウたちが塒にしていたようです。






夏の間に何度も草を刈った甲斐がありました。













(夏の草刈りの様子)この写真だけ今年の八月の写真です。   











2019年11月22日金曜日

シベリアジュリン今季初認!

本日行いました鳥類標識調査で、
シベリアジュリンを今季初確認しました。

最初に捕獲されたオス成鳥。
茶色味が強い個体でした。














その後、もう一羽捕獲されたオス成鳥。
こちらは白っぽい個体でした。















そして、今日の調査の一番の目玉はベニマシコでした。

メス第1回冬羽。
赤くありませんが、顔のパーツが全て丸っこくてかわいいです。















調査の終盤に捕獲されたオス第1回冬羽。
鮮やかな紅色と羽毛の形状から成鳥かと思われましたが、
頭骨の骨化が未完成でした。















ベニマシコは珍しい鳥ではありませんが、
水鳥公園の鳥類標識調査で捕獲されることは少なく、
過去に5羽も標識放鳥できた年はありません。
1日で5羽も捕獲されるとは小さな快挙です。

本日の調査結果
・オオジュリン   42羽(R1)
・ベニマシコ    5羽 過去最多記録!
・ウグイス     3羽 なぜかメス第1回冬羽ばかり
・シベリアジュリン 2羽 今季初認!
以上、4種52羽(うち再捕獲1羽)

(きりぎりす)

2019年11月20日水曜日

ヘラサギ類が近くにいました

今朝、ネイチャーセンター正面左手にみえる
ドーナツ型のヨシの島に、ヘラサギ類が3羽いました。

左がクロツラヘラサギで、他の2羽はヘラサギです。
日曜日にヘラサギが1羽追加飛来して以来、今日現在も園内に滞在中です。
クロツラヘラサギが丸くなっている隣で、
ヘラサギ同士で互いの羽毛を繕いあっていました。
仲がよさそうですね。















その後ヘラサギ類は、お昼前にいつもの500m先の島に移動してしまいました。
またネイチャーセンター前浜に来てくれることを期待しましょう。

月曜日からコハクチョウのねぐら入りがとても少なくなりました。
いよいよ安来の田んぼに水が張られて、ねぐらを引っ越してしまったようです。
→本日夕方現在、まだ100羽くらいはねぐら入りしています。
今後、北帰行が始まる頃まで、
コハクチョウが少ない寂しい風景になりそうです。

(きりぎりす)

2019年11月17日日曜日

新規の鳥3種登場!

本日、新たに確認された鳥をご紹介します。

●ビンズイ 1羽
米子水鳥公園開園以来初記録です。








●オオハクチョウ 成鳥2羽幼鳥1羽
一昨日、成鳥2羽が今季初確認され、昨日は成鳥2羽が追加飛来。
そして本日3羽が合流し、成鳥6羽幼鳥1羽となりました。















●ヘラサギ 第2回冬羽1羽
これまでに、ヘラサギ第3回冬羽1羽(写真左端)、
クロツラヘラサギ第1回冬羽1羽(写真左から2羽目)が滞在中でしたが、
本日10:30頃、新たにヘラサギが1羽加わりました(写真右端)。

















現在、池の水面にはカモ類を中心に約40種類、3000羽から4000羽が観察できます。
近頃の見どころは、ハシビロガモが集まって採食する「カモ団子」です。

(きりぎりす)

2019年11月14日木曜日

トモエガモの群れの飛来

今年は、暖かい秋が続いていましたが、
いよいよ寒波がはいってきました。
米子水鳥公園の鳥の様子も変化が見られます。
今日は、トモエガモの約230羽の群れが観察されました。
独特な過密な群れをつくって飛び回っています。

例年だと、長くて一か月ぐらい観察できるでしょうか?


夕方に安来の方の田んぼへ出かけてゆきました。

2019年11月10日日曜日

秋の中海一斉清掃

今朝は、秋の中海一斉清掃で、米子水鳥公園周辺の中海湖岸のごみを拾って頂きました。
ボランティアで120名の方が参加されています。















今日は眼下にヘラサギ・クロツラヘラサギ3羽

現在米子水鳥公園に飛来しているヘラサギとクロツラヘラサギは、
夜はネイチャーセンターの前浜ですごし、昼間は池の奥に行って過ごしているようです。
そこでヘラサギを撮影する為に何人ものカメラマンさんが、
今朝7:00の早朝開館に合わせて入館いただきました。

しかし、今日に限ってヘラサギはなぜか開館とほぼ同時に池の奥へ・・・




ところが、9:00過ぎに目の前浜へ戻ってきてくれました。




クロツラヘラサギと一緒に休んでいます。















2019年11月9日土曜日

やっぱり17:00に前浜にやってきた!

近頃、夕方になるとネイチャーセンター前浜に飛来する、
ヘラサギとクロツラヘラサギ。
今日も一日中500m先の島で寝てばかりいるので、
夕方に活動を始めるかどうか注目していたところ、
期待どおり17:00に前浜に飛んできました!

16:30頃、ネイチャーセンターから800mくらい先の
北岸に移動して採食を始めたので、
更に距離が遠くなりがっかりしていたのですが、
その後飛び立ち、池を中心に時計回りで
ネイチャーセンター前にめがけて飛んできました。















3羽前浜に集合!















17:00まで粘ってヘラサギたちを待っていた
お客様はラッキーでした。














その後、3羽とも前浜で眠ってしまい、
そのまま日が暮れました。
そして閉館後、暗闇の中で前浜の浅瀬を歩き回って採食していました。
やはりヘラサギたちは夜行性なのですね。


近頃、昼間にコハクチョウが30羽前後、園内で過ごしているのですが、
いつも16:00頃になると、ほとんどが安来方向へ飛び去ってしまいます。
マガン約20羽、ヒシクイ2羽も同様で、
今日は10:30に飛来し、16:02に安来方向へ飛び去りました。
時計がないのに、とても規則正しい生活をしていて感心します。
ガン類は、この時期は昼寝のために一度水鳥公園に帰ってきて、
夕方に再び採食に出かける行動パターンが見られるのですが、
このコハクチョウ達もお昼寝組なのかな?

16:04に一斉に飛び立ったコハクチョウたち。
暗い曇り空を背景に、西日を浴びて飛ぶ姿は
とても美しかったです。














おまけ:
今日はカワセミのサービスがとても良かったです。
ネイチャーセンター前浜左端の丸木柵に頻繁に飛来し、
15:00頃から20分くらいじっととまっていました。
いつもならとまってもすぐに飛び去ってしまうので、
こんなに長時間じっとしているのは珍しいです。
いつもメスの若鳥なので、同一個体かもしれません。















 (きりぎりす)