2007年8月31日金曜日

米子ソウル便の維持決定

米子水鳥公園の近く(9㌔-ほど北側)に米子空港があります。
空港で車にのって10-15分程度で米子水鳥公園につくことができます。
この空港からソウルへ国際便が出ているのですが、これが存続の危機にありました。
中海水鳥国際交流基金財団では、環日本海交流として少ない予算ながら一年に数回程度、この便を使って交流をしていました。近くの空港から国際便があることによって、国内移動費や出張日程を縮減でき、小さな財団にとっては、経費的に大変助かっていました。他地域の空港に行くと、少人数の交流ですので、宿泊費や交通費がかさんでしまいます。先日の交流した安山市のシファ干拓は、ソウルの空港から近くい場所です。今後、ろいろなことがあるようですが、便が継続されたらありがたいと思っています。

 鳥は、パスポートも、エンジンもないのに、13時間で日本海をわたります。まだまだ、人間は不便ですね。



2007年8月26日日曜日

巣箱作り教室の教室

今日は、夏休み最後の巣箱作り教室が今日はありました。
夏休みの宿題も終わり近くで多くの方か参加されました。
巣箱作り教室を研修したいという方が、見学に来られました。


捕獲調査のための草刈

IMG_1780s.JPG.jpeg
米子水鳥公園では、鳥類の捕獲調査を毎年行っています。
この調査では、渡りを調べるために脚環をつけたり、捕獲される鳥の種類や個体数、年齢を調べ、米子水鳥公園の環境と鳥類の利用に変化がないか調べています。
 今日は、その調査のための草刈を朝6:00からしました。
しかし朝といってもまたまだ暑く、大変な作業でした。


第二回中海自然再生協議会

IMG_1768s.jpg
第二回中海自然再生協議会が、鳥取県西部総合事務所で行われました。今回は、元中尾繁北海道大学教授による干潟の再生事例について講演をいただき。そのあと、定例の協議会を行いました。

 干潟の再生によって、シギチドリの飛来する種数が回復した事例や、干潟を再生するに当たり水位レベルをどれくらいにしたらよいのかということを聞くことができました。なかなか面白い講演でした。


和牛共進会の鳥取館の展示準備

IMG_1762s.jpg
2007年10月11日(木)~14日(日)まで、米子水鳥公園から北へ3.5㌔程北側の干拓地で第九回和牛能力共進会http://www.torizenkyo.com/ が開催されます。

今日は、これに関する鳥取県パビリオンの展示の協議中をしました。
バードカービングや、パネルなどが展示されるほか、
足湯のコーナーも作られるそうです。
鳥取県パビリオンでは、米子水鳥公園の割引券も配布予定です。
これを機会に、中海の自然や、米子水鳥公園の自然についても勉強してみませんか?
米子水鳥公園は、この時期水鳥たちの一番の見ごろの季節です。

展示会始まる


2007年8月25日土曜日

ダンゴムシ(Potato bug)レースは、あと一週間です!

IMG_1675s.JPG.jpeg
米子水鳥公園の大盛況のダンゴムシレースもあと一週間となりました。
記念品のバッジの数もややさみしくなってきました。

そんな中、今日アメリカ人の方が来られて、ダンゴムシは英語で「Potato bug」とか「Pill bug」 と言う、と教えていただきました。残り少ないポテトバク?レース皆さんをお待ちしています。
現在の最速記録は。6秒47 です。最終日を終えて一位の方には豪華景品を予定しています。 惜しくも優勝を逃した皆さんにも、ダンゴムシに関するユニークな景品を抽選でプレゼントする予定です。

 ところで、外来種であるダンゴムシ・・・アメリカでは在来種?外来種?どちらなのでしょう?

8月31日終了しました。


小学校の先生方が研修にいらっしゃいました。

夏休みということで、今日は、米子水鳥公園に米子市内の理科の先生たち(約40名)が研修にいらっしゃいました。
中海財団では、ラムサール条約に関する講義(50分)と展示の解説を行いました。 ちょっと、専門的な講義になってしまいましたが、皆さん熱心に講演を聞いていただきました。

IMG_1754.JPG.jpeg
IMG_1760.JPG.jpeg






















米子水鳥公園で説明に使っているラムサール条約に関するパンフレット

夏休み後半ということで、自由研究指導や昆虫の同定を求める子供たちがちらほらやってきます。今日は、カイツブリの生態の説明と、キボシカミキリの同定を対応しました。


2007年8月23日木曜日

中海のカワウが熊本へ

 本日得た情報によると、今年の五月に中海で標識したカワウが、 昨日(8月22日)に熊本で観察されたそうです。中海で標識したカワウが別の地域で観察されるのは初めてです。
 カワウは、30年ほど前には絶滅寸前でしたが、現在は数が増えて内水面の漁業に大きな被害を出すようになり、今年の冬から狩猟鳥となる予定です。
 このような歴史から、カワウを適正に管理し、中海や河川の自然を適正に利用していくことはとても重要です。そのためには、カワウの個体数の動向をしっかりとモニタリングし、個体数の変動など適正に管理されているのか、さらに、逆に被害が大きくなっていないのかをモニタリングしていく必要があります。
 
 今回の結果から、中海で生まれたカワウが他地域へ移動することが分かりました。 そして、これまでの調査によって、他地域から移動してきていることも分かっています。 つまり、広範囲に移動できるカワウには、全国的な視点での管理が必要ということでしょう。
中海で標識したカワウの移動については、今年の鳥学会で発表予定です。

2007年8月20日月曜日

中海クルージング2007&中海環境フェアー2007 盛況でした。

sIMG_7025.JPG.jpeg
今回の第六回中海体験クルージングの「中海環境フェアー」では、
米子水鳥公園の貝掘りコーナー「昔の中海の貝殻発掘!」を出展しました。

このコーナーでは、古代の中海にどんな貝がすんでいたかがよく分かります。 また、今回から昔の中海の貝殻と干拓の仕組みをB1サイズのパネルで説明し、米子水鳥公園になぜ貝殻がたくさんあるのかが分かり易くなりました。  

貝掘りコーナーは、米子水鳥公園内でも体験できます。
また、出張体験講座も可能です。公園までご相談下さい。
http://nakaumi.blogspot.com/2007/06/blog-post_30.html

http://nakaumi.blogspot.com/2007/05/blog-post_24.html


2007年8月14日火曜日

中海クルージング 環境フェアー 2007/8/19

米子水鳥公園を管理する中海財団では、毎年夏に米子港・米子食品会館で行われる中海クルージング環境フェアーに出展しています。今年は、「昔の中海の貝殻発掘!!」と題して、米子水鳥公園の土を使った展示と、体験コーナーを出展します。そのほかにも国土交通省や海上保安庁など様々な団体が出展しています。クルージングは、いっぱいですが、環境フェアーの展示は、飛び込みでも見ることが出来るそうです。
 2007年8月19日 10:00~ 15:00 米子食品会館 
昨年の参加者の感想
http://gozura101.chukai.ne.jp/site/page/chukai/project/nakaumi/kuru5an/



夏休み 子ども達のボランティア

IMG_6951s.JPG.jpeg
暑い日が毎日続きますが、米子水鳥公園には、毎日通ってくる近所の子どもたちがいます。(子どもは、入館料無料です。)
 メダカ捕りやダンゴムシレースにはまっています。
ここ数日は、ダンゴムシを夏休みの自由研究にするといって、調べ物をしていきました。
 今日は、日頃メダカ捕りをしている池が、干上がりそうだということで、池の拡張作業をしてくれました。


2007年8月13日月曜日

中海クルージング 環境フェアー 2007/8/19

 米子水鳥公園を管理する中海財団では、毎年夏に米子港・米子食品会館で行われる中海クルージング環境フェアーに出展しています。今年は、「昔の中海の貝殻発掘!!」と題して、米子水鳥公園の土を使った展示と、体験コーナーを出展します。そのほかにも国土交通省や海上保安庁など様々な団体が出展しています。クルージングは、いっぱいですが、環境フェアーの展示は、飛び込みでも見ることが出来るそうです。
 2007年8月19日 10:00~ 15:00 米子食品会館 
昨年の参加者の感想
http://gozura101.chukai.ne.jp/site/page/chukai/project/nakaumi/kuru5an/

夏休み 子ども達のボランティア


暑い日が毎日続きますが、米子水鳥公園には、毎日通ってくる近所の子どもたちがいます。(子どもは、入館料無料です。)
 メダカ捕りやダンゴムシレースにはまっています。
ここ数日は、ダンゴムシを夏休みの自由研究にするといって、調べ物をしていきました。
 今日は、日頃メダカ捕りをしている池が、干上がりそうだということで、池の拡張作業をしてくれました。

2007年8月12日日曜日

最近、カワセミが間近に見えますよ!!

_-1.jpg
米子水鳥公園では、毎年この時期からカワセミの幼鳥が見られるようになります。
メダカなどの豊富な獲物がいる米子水鳥公園は、魚捕りが下手な若鳥にとって絶好の場所なのでしょう。ここ数日、公園に居ついている個体は、ネイチャーセンターの目の前で華麗なダイビングを見せてくれています。



IMG_1635s.JPG.jpeg
そのほか、まだ小さなヒナをつれたカルガモ親子が、時々ネイチャーセンターの前に出てきます。
また、カイツブリの浮き巣も、10巣ほど浮かんでいます。
 ヨシ原の中で生まれたカイツブリのヒナが泳いでいます。


カワウのリング付 今年も現れる。

_.JPG.jpeg
米子水鳥公園を管理する中海財団では、カワウの標識調査を行っています。

今年は、5月に標識付けを行いました。

今年、標識をつけた鳥に関しては、今年はいまだに確認していませんが、三年前に標識した個体が最近水鳥公園に戻ってきています。脚には、金属リングと、H5と書かれたメタルリングが見えます。
例年、冬から春にかけて観察されず、夏になるといつもやってきます。いったいどこへ行っているのでしょう? 興味が絶えません。
また、今までの調査結果を今年の日本鳥学会で発表予定です。


2007年8月3日金曜日

今日から夏休み自然講座「世界で一つの生きもの図鑑を作ろう!!」



夏休み米子水鳥公園では、「世界で一つの生きもの図鑑を作ろう!!」
という企画をおこなっています。

 三日間 米子水鳥公園で 魚とりや、昆虫とり、鳥の観察を行います。
最終日に目次と表紙を作って世界で一つの図鑑の出来上がりです。
8月6日 完成しました。

2007年8月1日水曜日

日中韓子ども国際湿地交流(帰国)


本日のソウル→米子便で「日中韓国際子ども湿地交流」に参加した子供たちが無事に帰国しました。 現地では、各国の湿地の代表の子供たちや日本の別の地域の子供たちと交流し、しっかりと中海の干拓の歴史についても発表してきました。
 現地では、韓国環境省大臣や国会議員の方にもお会いできたそうです。
現在、韓国では、巨大な干拓が次々と行われていますが、中海のことが韓国に伝わって、韓国の湿地の保全に対する考え方に少しでも影響を与えられたらいいですね。とにかく、韓国へ行った四人の小学生のみなさん、お疲れ様でした。