2016年2月27日土曜日

早朝開館は、あと一ヶ月です。


米子水鳥公園では、11月から3月の土曜・日曜・祝日は
朝7:00から開館しています。
現在、早朝の時間には、200羽ほどのハクチョウが
北帰行を前に米子水鳥公園に集まっています。


三月末には、全てのコハクチョウが北へ旅立ちます。
彼らとともに過ごせる期間も、今シーズンは後わずかです。


2016年2月22日月曜日

マガンとヒシクイがやってきた!

13:55頃、ヒシクイ18羽とマガン4羽の群れが舞い降りてきました。
理由は不明ですが、2月になるとガン類が全くやって来なくなるので、貴重な光景です。
















ヒシクイの群れをよく見ると、
体が大きくて細長い亜種オオヒシクイと、
ずんぐり体型の亜種ヒシクイっぽいものとが混在しています。

ずんぐりタイプは本当に亜種ヒシクイなのでしょうか。
ヒシクイの亜種の見分けは難しいです。

(きりぎりす)

今季はよく見かけるベニマシコ

この冬は、園内でベニマシコをよく見かけます。

今日も、ネイチャーセンターのすぐそばから声が聞こえたので、
窓の外を見ると、ニシキギの枝先にいました。

















ニシキギの新芽をかじっています。


















太短いくちばしで、モグモグとよく噛んで食べます。
お口の回りには、食べかすがいっぱいついていますね。


















枯れヨシ原でかくれんぼ。
ヨシ原にもよくとまります。

















「ヒッポ、ヒッポ…」とかわいい声でよく鳴くので、
鳴き声を手掛かりに姿を探してみましょう。


















こんな風に木の枝先にとまっているのをよく見かけます。

今日は3羽いました。
しばらくしたら、北側へ飛び去って行きました。

他の小鳥も同様ですが、いつも園内にいるわけではありませんので、
鳴き声が聞こえた時が観察のチャンスです。

(きりぎりす)

2016年2月21日日曜日

寄り添う二人♡

ネイチャーセンター前浜の小島で、ちょっと気になる光景を目にしました。
















互いに胸を突き合わせて向かい合う、オナガガモの雄。
カモは同性・異性を問わず、このように胸を突き合わせてよくケンカをするので、
今回も「オラオラ!」とケンカをしているのかと思いきや、
ちょっと様子が変。
周りには他のカモはいないのに、妙に密着しています。

















目を細めて、じっと寄り添う2羽。
ムムム、もしやこの2羽は…。
















実際には、この2羽の間には多少距離があるのだと思いますが、
ネイチャーセンターから見ると、
ぴったりと寄り添っているように見えます。

カモたちは今、恋のバトルの後半戦真っ只中のはず。
ひょっとして、このオナガガモたちは、
同性同士でパートナーになったのかな?

(きりぎりす)

2016年2月18日木曜日

今、コハクチョウのねぐら入りがオススメ!

近頃、コハクチョウのねぐら入りが早く、
まだ明るいうちから次々と帰ってきます。

といっても、日が長くなってきたからであって、
帰って来る時間はやはり17:00過ぎですが。

















立ち位置やコハクチョウの軌道によっては、
雪化粧をした大山の前を旋回するコハクチョウの姿が見られます!


















こちらは南部町からの帰宅組。
ネイチャーセンターからみて真正面から飛来する群れは、
肉眼ではなかなか捉えられませんが、
鳴き声が聞こえた先に注目すれば発見できるかも。

















着水~♪


















真っ赤な夕焼け空の中、
水鳥公園を目指して飛んで来るコハクチョウ。
なかなか見られない光景です。
もっと大きな群れなら壮観です。

















月もきれいです。



明日も天気がよさそうですが、週末はまた天気が崩れる予報が出ています。
夕やけの中のコハクチョウのねぐら入りを見るなら、明日がチャンスかも。


(きりぎりす)

近頃のおすすめの鳥

















昨日の雪空とは対照的に、
今日は素晴らしい晴天で大山がとっても美しいです。

















ネイチャーセンター正面の小島には、
ツクシガモが集まってお昼寝中。
今日は12:00現在、9羽確認しています。

近頃、カモ類の姿が大幅に減り、景色が寂しいのですが、
実は岸辺に集まって休んでいるものが多くいます。

















カモが減る中、ツクシガモは毎日ネイチャーセンターの近くに居てくれてありがたいです。
近頃のオススメは、このツクシガモたちです。
オスはこれからどんどん色鮮やかになっていきます。
春が近づくにつれて落ち着かなくなっているのか、
オス同士が争う様子が時々見られます。
(この写真は2/7撮影)

















このほか、近頃アメリカコハクチョウがネイチャーセンター前浜で眠っています。
コハクチョウと3羽の子どもを連れた5羽家族です。
この一家はねぐら立ちがとても早く、
7:00を過ぎるとすぐに安来の田んぼへ飛び去ってしまいます。
週末の朝7:00にお越し頂かないと出会えません。
(この写真は2/14の7:13に撮影)


今は鳥たちの春の渡りの季節です。
とっても珍しい鳥が突然現れるかもしれませんので、油断禁物ですよ~♪

(きりぎりす)

2016年2月15日月曜日

ライブ映像復旧しました!

長い間リンクが切れたままになっておりました、
環境省の米子水鳥公園ライブ映像のリンクが本日復旧しました。
ご迷惑をおかけいたしました。

2016年2月10日水曜日

Wi-Fi設備が設置されました

この度、ネイチャーセンターにWi-Fi設備が設置されました。
これで、お手持ちの端末でインターネット接続ができるようになりました。

















これが本体です。
















 ネイチャーセンターのほぼ中央にあたる、
2階観察ホール入口に設置しています。
ここより遠くなると、館内でも接続できない場合がありますのでご注意ください。

















機器の設置場所付近には、接続案内を掲示しています。

無線LAN端末をお持ちの方は、どうぞご利用ください。

(きりぎりす)

2016年2月8日月曜日

アメリカヒドリ久しぶりに登場!

かなり前から姿を見かけなくなっていたアメリカヒドリが、
今日久しぶりに現れました。


















ヒドリガモのメスと番いになっているようです。

















毎日、前浜の島に集まるハマシギの群れ。
今日はいつもとちょっと違う場所で気分転換?

















ツクシガモ、今日もきれいです!

















近頃面白いのがこれ。
画面中央のオレンジ色っぽい塊は何でしょう?

















チョウセンイタチです。
毎日、ネイチャーセンター左手の岩の岸辺に何度も現れて、
岩の間に頭を突っ込んで何かを探している様子。

ここは、普段はバンやクイナ、マガモなどの休憩場所になっているので、
イタチに襲われないか、ちょっと心配です。

普段、なかなか野生のほ乳類を見る機会はないと思いますが、
ネイチャーセンターにご来館の際には是非、
左手に見える岩の岸辺に注目してみましょう。
胴長短足でオレンジ色のかわいいヤツに会えるかも?



このほかにも、
ネイチャーセンター観察ホールの窓の真下には、
















こんなのや、
















こんなかわいいヤツもいますよ~♪
まさに灯台下暗し、です。

(きりぎりす)

2016年2月7日日曜日

コハクチョウが増えてきた?

一昨日にコハクチョウの北帰行が確認されたものの、
全く北帰行の気配がない、水鳥公園のコハクチョウたち。

今朝、数を数えてみると107羽。久しぶりに100羽以上いました。
これまでは70羽弱でしたから、ちょっと増えました。

















6:47の風景。
ネイチャーセンター前に70羽くらい集まって眠っています。

















6:57の風景。
明るくなり、そろそろ動き始めたコハクチョウたち。



















オオハクチョウが2羽混じっていました。


















今日は朝から雪が舞う真冬の天気。
コハクチョウたちはいつもどおり、みんな田んぼで出かけていきました。

















ところで、数日前から、
お腹が破けているオナガガモのオスが1羽、前浜にいます。
恐らくタカに襲われたところをどうにか逃げ出し、
タカの爪に皮膚を切り裂かれたのでしょう。
左下腹部の皮膚が三角に裂けて剥がれ、垂れ下がっています。
傷口が気になるようで、いつもくちばしでいじっています。



















このオナガガモが飛んだ理由はこれ。
ハイイロチュウヒのオスが前浜をかすめ飛びました。
ここ数日、ハイチュウ雄がよくネイチャーセンターのそばを横切ります。

まだ園内の北帰行ムードは盛り上がっていませんが、
コハクチョウの数の増加は北帰行の兆しかもしれません。
天気が回復した直後の早朝に、北帰行が見られるかもしれません。

※ご注意!
2月12日(金)は、祝日の翌日のため、休園日です。


(きりぎりす)



2016年2月5日金曜日

コハクチョウの北帰行を初確認!

本日早朝、コハクチョウの北帰行を初確認しました。

1月末ごろから、東へ向かうコハクチョウの群れを見たという情報が寄せられていましたが、その様子をしっかりと確認できたのは、今朝が初めてです。
開園以来、2番目に早い記録です。


いつもならば、北帰行の時期になると、水鳥公園にコハクチョウが数百羽集まり、仲間同士で大きな声で鳴き交わしたり、水鳥公園の周囲を飛び回ったりするなど、落ち着きのない様子が見られるのですが、今のところ全くそのような気配はありません。淡々といつもどおり、南部町と安来の採食地を目指して飛び去っていました。

















今日は確認できないかな、と思っていたとき、
8:05に南からコハクチョウの12羽の群れが鳴きながら飛来し、
反時計回りに水鳥公園上空を旋回しました。




















旋回した12羽のうち、2羽は園内に降りましたが、
他の10羽は、そのまま東方向へ飛び去っていきました。


今回確認したのは、おそらく安来のふゆみずたんぼをねぐらにしていたグループだと思います。
水鳥公園をねぐらとするコハクチョウが旅立つのは、もっと後になりそうです。

いよいよ、コハクチョウの北帰行観察シーズンの始まりですね。
観察には、悪天候明けの早朝がおすすめです。

(きりぎりす)