2016年2月5日金曜日

コハクチョウの北帰行を初確認!

本日早朝、コハクチョウの北帰行を初確認しました。

1月末ごろから、東へ向かうコハクチョウの群れを見たという情報が寄せられていましたが、その様子をしっかりと確認できたのは、今朝が初めてです。
開園以来、2番目に早い記録です。


いつもならば、北帰行の時期になると、水鳥公園にコハクチョウが数百羽集まり、仲間同士で大きな声で鳴き交わしたり、水鳥公園の周囲を飛び回ったりするなど、落ち着きのない様子が見られるのですが、今のところ全くそのような気配はありません。淡々といつもどおり、南部町と安来の採食地を目指して飛び去っていました。

















今日は確認できないかな、と思っていたとき、
8:05に南からコハクチョウの12羽の群れが鳴きながら飛来し、
反時計回りに水鳥公園上空を旋回しました。




















旋回した12羽のうち、2羽は園内に降りましたが、
他の10羽は、そのまま東方向へ飛び去っていきました。


今回確認したのは、おそらく安来のふゆみずたんぼをねぐらにしていたグループだと思います。
水鳥公園をねぐらとするコハクチョウが旅立つのは、もっと後になりそうです。

いよいよ、コハクチョウの北帰行観察シーズンの始まりですね。
観察には、悪天候明けの早朝がおすすめです。

(きりぎりす)