今日、園内の樹木剪定をしていた職員が、
作業中にふと足元を見たとき、
自分のズボンにしがみついている巨大なカミキリを見つけました。
シロスジカミキリです。
日本国内のカミキリムシの仲間では最大級。
体をつかむと、前胸と中胸をこすり合わせて
「ギ~コ、ギ~コ…」と大きな音を出します。
発音中の振動は、つまんでいる指にビリビリ伝わる強さです。
動画はこちら!
シロスジカミキリのもっとも個性的なところは、
この面構え。
どうみても悪役面。でもカッコイイ。
昆虫図鑑でカミキリムシといえば、
大抵、このシロスジカミキリの絵や写真が載っているので、
昆虫少年の憧れの虫です。
水鳥公園で見つかったのはこれが初めて。
うれしい反面、こいつは広葉樹を食い荒らす害虫でもあり、
複雑な気分です。
シロスジカミキリが登場したということは、
いよいよカブトムシ、クワガタムシの季節になった証拠です。
今年も水鳥公園で見つかるか、探してみようと思います。