2011年11月26日土曜日

ミミカイツブリ

最近、ミミカイツブリ1羽が毎日見られるのですが、今日はネイチャーセンターの目の前に接近してきました。明け方に発見以降、日中も頻繁に前浜に接近してきました。

水鳥公園には時々飛来する鳥ですが、こんなに近距離で見られることはとても珍しいです。







_MG_1841s.JPG

































こんな鳥です。

ハジロカイツブリ冬羽ととてもよく似ているので、識別には慣れが必要かも。

ハジロカイツブリは普通に見られる鳥で、中海ではしばしば数十羽の群れがいますが、ミミカイツブリは姿を見る機会がとても少なく、いても1羽ずつしか見られません。ある意味、クロツラヘラサギよりも出会うのが難しい鳥かもしれません。

なぜかカイツブリに嫌われていて、何度も威嚇され、逃げ回っていました。

















_MG_1835ts.JPG



































まっすぐなくちばしと、頭の黒とほおの白の境界線がはっきりしているのがポイント。











_MG_1840ts.JPG



































カイツブリの仲間の共通の癖ですが、

とても頻繁に潜水するので、目視で見つけたらすばやく望遠鏡の視界に捉えないと、すぐに潜ってしまいます。まるでもぐらたたきゲームみたいです。

いかにすばやく望遠鏡に捉えるかが観察のポイントです。











今日はたまたま目の前に来ましたが、いつも池の中央部で姿を見かけますので、まだこの鳥を見たことがない、という方は、探してみてはいかがでしょうか。