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2025年6月27日金曜日

危機一髪!

昨日、ネイチャーセンター前の浅瀬に、
丸いうごめく物体を発見。6/26 10:59撮影。
















正体はスッポンでした。
毎年梅雨時に前浜に現れて、
産卵場所を探す様子が観察できます。
6/26 11:00撮影。
















潜水して去っていくスッポン。
お気に召す産卵場所が見つからなかったようです。
6/26 11:00撮影。















昨日もクロハラアジサシの群れが飛来しました。
6/26 13:20撮影。















一昨日の14羽も壮観でしたが、
昨日はさらに増えて17羽が乱舞しました。
風上であるネイチャーセンターに向かって
飛んでくる群れ。6/26 16:26撮影。













一昨日は300m先を飛んでいましたが、
昨日はネイチャーセンター目の前を乱舞しました。
6/26 16:33撮影。















するとそこに突然、
ハヤブサが飛び込んできました。
狙いを定めて急反転するハヤブサ。
6/26 16:34撮影。
















急降下して、ネイチャーセンターの目の前で
クロハラアジサシ1羽を捕獲寸前まで追い込みましたが、
地上に激突するのを回避してあきらめました。
まさに危機一髪でしたが、
超低空飛行で身をかわしたクロハラアジサシの勝ちでした。

再び急上昇したハヤブサ。6/26 16:34撮影。
















悔しそうにこちらをチラ見しながら
飛び去ったハヤブサ。6/26 16:34撮影。
















昨日はその後、
クロハラアジサシの群れは戻ってきませんでした。

そして、今日もネイチャーセンター前に
スッポンが現れました。11:04撮影。















今回は少し上陸しましたが、
結局池に帰ってしまいました。
スッポンはとても用心深いカメです。11:08撮影。















今日もクロハラアジサシが飛来しましたが、
3羽だけでした。

一昨日ご紹介しました、
261種類目の鳥「レンカク」は、
昨日、今日と姿を見せませんでした。
一昨日の晩は激しい雷雨だったので、
それが影響したのかな?

(きりぎりす)

2024年10月4日金曜日

今日の園内の生き物たち20241004

近頃、メジロガモのオスとメスが1羽ずついます。
メスは300m先、オスは800m先にいつもいて、
遠すぎて観察しづらいです。

オスよりは近くにいるメジロガモのメス。
9:12撮影。


園路の近くにいたシマアジ。9:37撮影。
















アオアシシギが2羽、
つばさ池の上を飛び回っていました。
水面の藻の上に降りようとしていましたが、
居心地がよくなかったようです。9:40撮影。















樹液酒場にいたオオスズメバチ。
小さなヒラタクワガタのオスと相席でした。
9:44撮影。




















ノコギリクワガタのオスもいました。
10月に見られるとは意外でした。15:04撮影。















メダカ池から這い上がっていたスッポン。
時々見かける、この池のヌシです。9:48撮影。















マガンが2羽、中海から飛んできました。
現在、水鳥公園を出入りしているのは
この2羽のようです。10:08撮影。















近頃、あちらこちらの農耕地などで見られる
ノビタキが、園内にもやってきていました。
顔が黒いオス。10:12撮影。
















黒味が少ないメス。10:19撮影。
















中海から飛来してきたカルガモの群れ。
1羽だけヒドリガモが混じっていました。
10:18撮影。
















いつもネイチャーセンターの周りにいるイソヒヨドリが、
枯れ松にとまっていました。
野鳥では珍しく、自然物よりも人工物に
とまっている方が似合う鳥です。10:26撮影。














バンの冬羽がいました。
かつては数は少ないながらも普通に見られたのですが、
近年はなかなか見られなくなり、
観察できると嬉しい鳥になりました。14:43撮影。



(きりぎりす)

2024年9月8日日曜日

水鳥のために砂浜づくり

今日は月に一度の子どもラムサールクラブの日でした。
テーマは「水鳥のために砂浜を作ろう!」です。

はじめに、なぜ砂浜作りを行うのか、写真で目的を説明。
ネイチャーセンター前に砂浜を作ると、
水鳥たちが喜んで集まってくるのです。
9:14撮影。















活動の目的を共有したら、
靴を長靴に履き替えて、
いざネイチャーセンター前浜に出動!
9:54撮影。
















はじめに、砂浜を作る水際の除草作業です。
9:54撮影。















カモ島のヨシの刈り払いに向かう
ボランティアスタッフさん。
9:59撮影。










親子で水辺の除草作業。
その背景で、カモ島のヨシがどんどん
刈られていきます。10:08撮影。











子どもラムサールクラブは小学生が対象ですが、
今日は保護者の皆さんも子どもたちと一緒に、
活動に参加して下さいました。10:11撮影。











刈り倒したカモ島のヨシは、
手漕ぎボートに載せて搬出しました。10:11撮影。










水際に生えている草のほとんどはヨシです。
ヨシは長い地下茎でつながっています。
上手に抜き取ると、こんなに長くてびっくり!
10:13撮影。










隣り合って生えていたヨシを抜き取ることで、
地下茎でつながっている様子を実際に観察して、
子どもたちは興味津々でした。10:13撮影。











ボートで次々と搬出される刈りヨシ。10:20撮影。











ボートが岸にたどり着くと、
みんなでヨシをボートから降ろして、
ネイチャーセンター下に集積しました。
10:21撮影。










除草作業終了。10:34撮影。










日陰で一休み。
今日は風がなくてとても蒸し暑く、
かなり過酷な作業でした。10:36撮影。










続いて、バケツで砂を運んで岸辺に撒いて、
砂浜作りを開始。10:49撮影。










小学生が無理なく運べる量の砂をバケツで運んで、
岸辺を埋めました。10:49撮影。










砂浜が偏らないように、
バランスよく岸辺を埋めました。10:51撮影。










子どもラムサールクラブは、
四季の自然観察が主目的です。
砂浜作りの最中にも、目にとまった生き物を
興味深く観察しました。

有名な有毒昆虫、アオバアリガタハネカクシを
見つけました。
押さえると毒のある体液を出すので、
そっと砂浜に戻しました。11:29撮影。










毎年この企画で見つかるスッポンの卵が、
今年も見つかりました。
砂浜整備用に岸辺近くに砂山を作っておくと、
スッポンがやってきて卵を産んでしまうので、
砂山を掘るとコロコロ出てきます。
11:31撮影。











11:30に作業を終了。
砂浜作りの最中に観察した面白い生き物を
カードに書いて振り返り、11:50に企画は終了。

砂浜づくり前のネイチャーセンター前風景。
7:52撮影。










そして、砂浜づくり後の風景。12:15撮影。
右上の砂山が無くなって、砂浜ができました。
左端に写っている、
カモ島のヨシが片付いたことにも注目。















作業終了後、早速カモ島にはイソシギが、
砂浜にはハクセキレイがやってきました。
喜んでもらえたかな?

近頃、ウラギクの池にばかりシギ類が集まっていますが、
これでカモ島やネイチャーセンター前の砂浜にも
やってきてくれるかもしれません。
明日以降、ネイチャーセンター前に鳥が集まってくれるか楽しみです。

とても蒸し暑い中、鳥たちのために頑張ってくれた
子どもラムサールクラブの小学生と保護者の皆様、
ありがとうございました!

(きりぎりす)

2024年8月2日金曜日

今日のいきもの20240802

今日も樹液酒場が賑わっていました。

だれかれ構わず襲いかかっているオオスズメバチを横目に、
隅っこでじっとしているコガタスズメバチ(右上)と
ヒメスズメバチ(右下)。
ヒメスズメバチはオオスズメバチと体格は同じくらいですが、
オオスズメバチには一切刃向かいません。16:34撮影。















しかし、自分よりも小さなコガタスズメバチに対しては
強気なヒメスズメバチ。
そして、追い払われてしまったコガタスズメバチ。
16:34撮影。















最もよい場所を占領していたのはシロテンハナムグリでした。樹液が出ている穴にすっぽりと収まってしまえば、オオスズメバチの猛攻にも耐えられ、カブトムシに弾き飛ばされることもありません。

カブトムシは次々と周囲の虫を弾き飛ばしていましたが、シロテンハナムグリが樹液の穴に収まっているので、満足に樹液を舐められないようでした。オオスズメバチは身軽なので、カブトムシに投げ飛ばされてもすぐに飛んで戻ってきました。カブトムシの攻撃は、オオスズメバチにはあまり効果的ではありませんでした。

今日の樹液酒場の動画。16:38撮影。


今日もウラギクの池にシギ・チドリ類が群れていました。
ネイチャーセンターからは、コチドリ2,メダイチドリ1,トウネン21,ハマシギ2,ソリハシシギ4,タカブシギ3、アオアシシギ1を確認していたのですが、夕方に様子を見に行ったところ群れは見られず、アオアシシギ1羽とタカブシギ2羽しかいませんでした。

2羽いたタカブシギ。16:46撮影。
















草影に隠れていたアオアシシギ。16:47撮影。
















Jr.レンジャーの森の中を歩くと、
目の前にアオスジアゲハがとまっていました。
飛んでいる時はとても素早くて写真が撮れませんが、
このように時々目の前でじっとしてくれることがあります。
17:07撮影。
















毎年夏に、Jr.レンジャーの森の出口あたりに1~2匹いる、
マユタテアカネの未熟個体。
真っ赤な成熟個体は、園内ではあまり見られません。
17:08撮影。
















メダカ池に大きなスッポンがいました。
この池の生態系の頂点に立つヌシです。
岸辺で何かを夢中になって食べていました。
普段、水槽の中でカメの餌を食べている姿ばかり見ていますが、
野生個体の捕食シーンは迫力満点でした。17:26撮影。



ここ数日、メダカ池に群れていたシギたちでしたが、夕方にどこかへ去ってしまいました。明日以降、またメダカ池で群れていたら嬉しいのですが、戻ってきてくれるかな?

(きりぎりす)