2017年12月1日金曜日

カンカンコハクチョウ

今朝、ハクチョウの数を数えている時に、
口に大きな丸いものをくわえているコハクチョウの幼鳥が1羽いました。
よくみると、下嘴に空き缶がはまって取れなくなっているようです。

やがて、ほかのコハクチョウと一緒に
安来方向へ飛び去ってしまったのですが、
12:30に安来方向から帰ってきたコハクチョウ19羽の中に
この個体がいました。


























この状態で食物を摂ることができるのか、
とても心配です。
さらに、この個体は両親とはぐれてしまったようで、
孤立していて不憫です。

人間のごみによって自由を奪われてしまっている、
かわいそうな野鳥の実例がまた一つ増えました。
釣りの仕掛け以外でも、意外なごみが野鳥に悪影響を与えることがあるのですね。

この個体はしばらく園内にいましたが、
14:00過ぎ頃に再び仲間と一緒に安来方向へ飛び去りました。

どうにかして空き缶が外れることを祈ります。

(きりぎりす)