2017年12月1日金曜日

コハクチョウ591羽!

今年はまだ安来の田んぼに広域に水が張られておらず、
水鳥公園にたくさんのコハクチョウが集まっています。

今朝は591羽を確認しました。
死角に隠れている個体を含めれば600羽以上いたかもしれません。
この時点で昨年の最多数(511羽)を大きく上回っています。
オオハクチョウも12羽います。




























なお、コハクチョウは日差しのある暖かい日は、
昼間でも園内に多く居残ることが多く、
一方、寒い日は早朝から採食に出かけ、
昼間に園内にはほとんど居残らない傾向があります。

このまま安来の田んぼの水張りがさらに遅れれば、
水鳥公園のコハクチョウのさらなる増加が見込めますが、
水が張られた途端、コハクチョウが激減する見込みです。

安来の田んぼの様子次第ですが、
ここ数日が今季のコハクチョウのピークになるかもしれません。

そのほかの鳥情報:
・ヘラサギ成鳥1羽が11月26日から滞在中です。いつも遠くにいるのが残念。
・ミコアイサが30羽くらいいます。真っ白な美しいオスも見られます。
・アメリカヒドリのオスが1~2羽います。
・現在、水鳥がおよそ4000羽くらいいます。特にオオバンとオカヨシガモがたくさんいます。これまで大量にいたヒドリガモは減ってきました。
・カワセミが頻繁に追いかけっこをしています。
・マガンが200羽くらいいますが、ねぐら入りは相変わらず不安定です。時々、ヒシクイも6~7羽います。















500m先で採食中のヘラサギ(2017/11/30撮影)

(きりぎりす)