2022年10月7日金曜日

まだ来ない!

去年の今日はコハクチョウが初飛来していましたが、今年はまだ到着していません。3年連続10月7日に飛来したら面白かったのですが、残念です。

6:23の風景。















ネイチャーセンター右手の岸辺にサギ類が群れていました。6:22撮影。















その中にハクチョウが2羽いましたが、コブハクチョウでした。近頃2羽でよく現れます。6:23撮影。
















「キーユ、キーユ…」とけたたましい声が響き渡り、よく見るとセグロカモメが2羽飛来していました。そのうちの1羽が何度も水面に急降下して、ヌートリアを威嚇していました。8:26撮影。















池の北岸(ネイチャーセンターから見て左手)の木々にゴイサギが群れていました。数えてみたら26羽もいました。これほどゴイサギが集まったのは今年初めてです。8:31撮影。







ヨシ原からは、あちらこちらから「ジッジッジッ…」とコヨシキリの声が聞こえます。目を凝らして探していると、ヨシの茂みの中を動き回るコヨシキリの姿が透けて見えます。
こんな感じです。















目立つところにとまっている小鳥がいたので注目したら、スズメでした。コヨシキリもこんなふうにとまってくれたら観察しやすいのですが。















全身が見える瞬間は、なかなかありません。















ヨシキリはヨシにとまっている姿が一番似合っています。しかし、さえずるオオヨシキリのように、よく見える場所にはとまってくれません。















このコヨシキリには足環が付いていました。コヨシキリは鳥類標識調査でよく捕獲されるので、足環付きの個体をよく見かけます。どこで標識された個体かな?















コヨシキリを探していたら、タシギが見つかりました。
















近頃、チュウヒが2~3羽よく見られるようになりました。この個体は、右手に見えるウラギクの池のほとりが好きなようで、いつも同じ場所に折りて佇んでいます。
















飛びながら糞をするチュウヒ。脚が汚れないように脚を開きます。















目の前の砂浜にセグロセキレイがやってきました。この個体は背中がやや灰色なのでメスです。
















背中が真っ黒なオスもやってきました。セキレイ類は、囀りながら歩き回って採食するのがよく見られます。
















永遠のライバル?ハクセキレイとばったり出会い、戦闘開始。今回はセグロセキレイが優勢でした。
















ハクセキレイを追い払った後、2羽で歩くセグロセキレイのオスとメス。一応、行動を共にしていますが、近づきすぎると牽制する、微妙な関係でした。





ネイチャーセンター前右手に見える小島(シギ島)で眠るヨシガモのオス。お腹に生殖羽が現われ始めています。今年は目の前のシギ島とカモ島によく上がるので、生殖羽に換羽が終わってからも変わらずに目の前にいてほしいものです。




今年のコハクチョウの初飛来は、昨年よりも遅れることがほぼ確定しました。今晩も雨が降るようですが、コハクチョウはいつ到着するでしょう?

(きりぎりす)