2025年6月12日木曜日

カルガモの親子と白いチュウヒ

今日は地元の保育園の皆さんが遠足で来館されました。
ちょうど観察ホールに入ってこられたとき、
正面にカルガモの親子が泳いでいました。
今日初めての登場がちょうど来館時に重なるとは、
とても幸運でした。

園児さんに注目されながら池を泳ぐ親子。
ヒナは4羽でした。10:05撮影。












つばさ池の北岸を目指して急ぐ親子。
10:06撮影。













ようやく北岸の木陰に到着。
すると、一列の陣形を解いてヒナが散らばり、
食べ物探しを始めました。
ヒナたちが水面に張り出した木の葉に飛びついているのは、
葉にとまっているユスリカを食べていると思われます。
10:13撮影。














頭部が真っ白なチュウヒがマガン半島にいました。
15:19撮影。
















チュウヒのそばにハシブトガラスが舞い降りてきました。
15:22撮影。
















少しずつ近づいてきて威嚇してくるカラスに
我慢できなくなってジャンプしたチュウヒと、
それに驚いて飛び立ったハシブトガラス。
15:22撮影。















チュウヒもハシブトガラスもすぐ近くに着地。
なぜかチュウヒに背を向けて、
頭を上下に振って繰り返し鳴いていたハシブトガラス。
頭を上下に振りながら鳴くのはハシボソガラスの特徴ですが、
ハシブトガラスも行うのですね。15:22撮影。
















閉館後に、つばさ池の真ん中を横断する
カルガモの親子を見つけました。
ヒナが5羽みえたので、先ほどの親子とは別です。
18:00撮影。















カルガモの親子は初認後、
最多で3組(6/7にヒナ5羽、7羽、8羽)確認されていますが、
出現頻度は少なく、観察できた方は幸運です。
近頃、最もよく現れているのは、ヒナ4羽の親子です。

(きりぎりす)