2025年10月8日水曜日

ヘラサギ新着!

ヘラサギが今季初飛来しました。
10:24撮影。















くちばしの模様から、若鳥かな?
12:43撮影。


しかし、翼を開いてみると風切羽にほとんど
黒い部分がなく、ほぼ成鳥でした。第4回冬羽かな?
12:45撮影。















ヘラサギが到着したということは、
常連のヘラサギ「香川さん」も
そろそろ到着するかな?
ちなみに、昨年は11/16でした。
秋の渡りでは1日しか園内に滞在しないので、
見落とさないように要注意です。


カモ類が急激に数を増していて、
ネイチャーセンター前がカモでにぎわってきました。
シギ島に群れるカモたち。13:02撮影。















今日の時点で、カモ類が2000~3000羽くらい
いるようです。13:03撮影。















カモ島のすぐ奥にシマアジが寄ってきました。
13:24撮影。
















そして、これまた前浜ではレアキャラの
ヨシガモもカモ島にいました。13:39撮影。
















ヨシガモはなぜかシマアジを執拗に追い、
シマアジが逃げ回っていました。
レアキャラ同士仲良くしてほしいものです。
13:41撮影。















今日も潜りまくっていた園内の陸ガモ達。
写真はオナガガモ。13:48撮影。















カモだらけになったシギ島に、
ソリハシシギが1羽だけ紛れていました。
カモに囲まれて一安心?13:52撮影。















今日も前浜にやってきたハシボソガラスのつがい。
まだ頭の換羽が終わっておらず、
ハゲワシっぽい姿になっています。
ここでバッタ類を探すのが日課になっているようです。
13:57撮影。

















コハクチョウが新潟県まで南下してきています。
もういつ中海に到着してもおかしくありません。
次の連休までには初飛来しそうな雰囲気です。

明日の朝、園内にコハクチョウがいるかも?

(きりぎりす)

2025年10月5日日曜日

263種類目はチゴハヤブサ!

ネイチャーセンターからチゴハヤブサが確認されました。
当園初記録で、263種類目です。

臨時解説員Aさん発見、13:50撮影。















13:52Aさん撮影。















ほんのつかの間の滞在でした。
13:52Aさん撮影。
















(きりぎりす)


館内の壁紙工事のお知らせ(10/6-8)

 米子水鳥公園ネイチャーセンターの館内の壁紙工事を行います。

期間中館内に足場が組まれるなどご不便をおかけします。

そのため、施設の一部が使えない場所がありますのでご承知ください。

※工事予定 10月6日 スロープ展示コーナー

      10月7日 階段・観察ホール

      10月8日 観察ホール・展望ホール

期間中も通常通り開館し、水鳥の観察に支障はありません。










2025年10月4日土曜日

オシドリの群れがいました


 









米子水鳥公園に冬鳥(オナガガモ,ヒドリガモ)が増えてきました。

ネイチャーセンター目前にも鳥(オオバンなど)がやってくるようになりました。

今日は、公園では珍しいオシドリ10羽を見つけました。

また、ツバメの群れ(ツバメ、コシアカツバメ、ショウドウツバメ)や、シギの群れ(ハマシギ、ソリハシシギ、アオアシシギ、オオソリハシシギなど)も今日は入ってきています。


ポタちゃん

2025年10月3日金曜日

コヨシキリの渡りピーク!

本日実施しました鳥類標識調査で、
コヨシキリが204羽捕獲できました。

1種類でこれほど多く捕獲されたことは
過去にないかもしれません。
ちょうどコヨシキリの渡りのピーク時に
調査できて良かったです。

本日の調査結果
・コヨシキリ   204羽(うちR5)
・シマセンニュウ 16羽
・ノビタキ    2羽
・コサメビタキ  1羽
・セッカ     1羽(R)
以上、5種類・224羽(うちR6)。
Rは再捕獲です。

本日標識放鳥した、コサメビタキ性不明・幼鳥。
2012年9月27日に1羽標識されて以来、
13年ぶり2羽目の貴重な記録です。
幅広で平たい嘴が印象的でした。
















今日もネムノキにコサメビタキが時々やってきました。
今後その中に、足環付きの個体がいるかもしれません。

(きりぎりす)

2025年10月2日木曜日

秋に争う鳥たち

コサメビタキが、またネムノキにやってきました。
こうしてみると、コサメビタキの羽色は
ネムノキの樹皮に見事に溶け込みます。
空からの天敵に対してのカモフラージュ効果が
あるのかもしれません。9:22撮影。


いつもは無言で虫捕りに励むのですが、
今日はしきりに鳴き声を上げ、緊張気味です。
9:56撮影。



しばらく観察していると、
もう1羽コサメビタキがいました。
この2羽はライバル関係らしく、
激しく追いかけあいを繰り返していました。
採食場所として適しているこのネムノキを
独り占めしようと争っているのかな?

こちらが2羽目のコサメビタキ。
追いかけあいは素早すぎて、
写真に収めることができませんでした。
9:56撮影。















その後もコサメビタキたちは、
ネムノキに時々やってきていました。


カモ島の北側の水面では、
カイツブリも追いかけっこをしていました。

成鳥(左)が幼鳥を追い回していました。
この2羽は完全に敵対しているのではなく、
親鳥が幼鳥を追い払って
自立を促しているように見えました。
成鳥に追われる幼鳥。12:12撮影。
















幼鳥を追う成鳥の目が怖い!12:12撮影。
















8/21以降、園内に居ついているコブハクチョウのつがい。
左が色が淡いポーリッシュのメス、右が通常型のオス。
12:14撮影。




そして9/21以降、コブハクチョウが時々もう1羽
やってくるようになりました。
つがいのオスにとってこの個体は目障りなようで、
今日も追い払いに出動しました。
威嚇姿勢でライバルに突進するオス。
12:20撮影。















ウラギクの池の手前からつばさ池の東奥まで
追い詰めたところ、ライバルが飛び立って
こちらに向かってきました。
池の奥に取り残されたオス。12:30撮影。
















メスがいるカモ島のすぐそばに着水したライバル。
12:30撮影。
















すぐ近くに着水してきたライバルを見つめる、
カモ島のメス。12:30撮影。















当然、はるか遠くに置き去りにされたオスが、
ライバルを追って飛んできました。12:30撮影。


それを見たライバルが、
シギの入り江のほうへ緊急避難。
それを追うオス。
写真手前には、ライバルが右方向へと逃げた
足跡が写っています。12:31撮影。


シギの入り江に追い詰められたライバル。
12:31撮影。


再び飛び立って逃げるライバル。12:31撮影。















つばさ池の東奥へ着水したライバル。
これだけ追われているのに、敷地外へ逃げません。
それほどまでに園内で過ごしたいのかな?12:32撮影。















この後オスは追跡をやめ、
メスが待つカモ島に戻って
落ち着きを取り戻しました。

カブトムシの季節が終わり、
静かになったアキニレの樹液に、
オオスズメバチが集まっていました。
これからの樹液酒場には
スズメバチが集まります。14:25撮影。















今日も昆虫ホテルではオオハキリバチが
大忙しです。
今、昆虫ホテルに産み付けられた
オオハキリバチの卵は、
昆虫ホテルの中で成長して冬を越します。
そして、
来年の夏から秋にかけて成虫となって
昆虫ホテルから飛び出し、
再び産卵のために集まってくる見込みです。
14:26撮影。

















(きりぎりす)

2025年10月1日水曜日

「コハクチョウ初飛来日クイズ2025」皆さんの予想を発表!

9/29にコハクチョウ初飛来日クイズ2025の
応募受付が終了しました。

応募いただいた皆さまの予想日を
グラフにまとめました。




















今年は昨年よりも多い367名にご応募いただき、
一番人気は10/11で、次いで10/13、10/15
という結果となりました。

直近3年間の初飛来が
10/9、10/10、10/12だったので、
一つ抜けている10/11を選びたい、
という人情が働いたのかな?

今年の初雁がこれまでで最も早かったので、
コハクチョウの初飛来も早まるかな?
(最も早い日は10/7です)
それとも、大番狂わせがあるかな?

結果をどうぞお楽しみに!

(きりぎりす)