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2026年6月23日火曜日

季節外れのオシドリ(休館日)

今日は休館日ですが、飼育生物の水槽掃除のために出勤しました。
掃除の前につばさ池の鳥をチェックすると、シギ島にカルガモ親子が来ていました。


ヒナがすやすや眠る横で、親鳥もリラックスして羽づくろい。


残りのヒナたちは団子になって寝ていました。
ヒナは全部で8羽でした。まだ小さくてかわいいです。


水槽掃除の合間に、休憩がてら鳥をチェック。
16:00に、なんとネイチャーセンタの目の前のカモ島にカルガモと並んでオシドリのオスがいました。

じつはこのオシドリ、14時すぎにもネイチャーセンターから500m離れたマガン半島の奥を単独で泳いていたのですが、見えたのが一瞬だったので、「オシドリ…?見間違い?」と目を疑っていました。まさか本当にいるとは。


こちらの動揺した動きが伝わってしまい、一緒にいたカルガモと一緒に泳いで離れていってしまいました。くつろいでたのに、ごめんよ~!



水槽掃除に戻って、しばらくして(17:40頃)外を見ると…
オシドリがシギ島に戻ってきていました!左端にコチドリもいます。
今度は驚かさないように…


目をつぶってウトウトするオシドリ。

生殖羽からエクリプスに換羽中で、灰色のまゆげ模様になっています。何か足りないと思ったら、トレードマークの銀杏羽もありません。



オシドリを見ていたら、右側からカルガモ親子がやってきました。
情報量が多い。



今回の親子は、朝の親子よりもヒナが成長しています。
ヒナは7羽でした。



ヒナを見ていたら、今度は手前からアカミミガメが登ってきました。
情報量が多い…というか、観察してたら水槽掃除が終わらない!

ひとまず、観察はここで切り上げました。


水槽掃除を終えると、外はすっかり夕暮れです。
さすがにオシドリはもういないかな、と思ったら、前浜の柵にいました。
今日はそこで寝るの?


明日は朝から団体が来館予定で、今日のようにこっそりと見守ることは難しいですが、園内にいてくれるでしょうか?園内の鳥が少ない今のシーズンに、華を添えてくれると嬉しいです。

(みとら)

2024年5月4日土曜日

256種類目の鳥を発見!

今日は朝からジュニアレンジャーの森でセンダイムシクイが囀っていました。姿を確認しようと声がする方向を注目するのですが、常に枝葉が生い茂る中にいて、なかなか見つかりませんでした。

苦労して撮影したセンダイムシクイ。枝葉の隙間をとおしてようやく姿を捉えても、すぐに移動してしまいます。8:41撮影。

















警戒心はそれほど強くないですが、とにかく茂みの中を素早く動き回ってばかりいました。最も近くで撮影できても、体の一部しか見えませんでした。9:54撮影。















囀っている姿の動画撮影はできませんでしたが、さえずりの音声だけでもどうぞ。9:42収録。



ジュニアレンジャーの森ではコヨシキリも囀っていましたが、センダイムシクイ以上に茂みから出て来ませんでした。こちらも、さえずりの音声だけどうぞ。9:33収録。



メダカ池のほとりを歩いていたハシボソガラス。今日は日差しが強く、放熱のために口が開きっぱなしでした。9:53撮影。
















その後ハシボソガラスは、何か丸いものを拾ってネムノキにとまり、拾ったものをつつきまわし始めました。ふだんは人に注目されるとすぐ逃げるのですが、今回は私のことを全く気にせず、夢中で拾ったものをつついていました。
つついているものに注目すると、アカミミガメの子どもでした。成体になれば頑丈な甲羅でほぼ無敵ですが、子ガメのうちは天敵に食べられてしまいます。子ガメとはいえ、その甲羅をたたき割るくちばしの威力は大したものです。10:18撮影。















今日は園内の鳥の種類と数をすべて記録する日でした。鳥の数を数えていた時、約150mくらい先に頭の形が変なキンクロハジロを見つけました。スズガモとの交雑個体でした(写真左)。
すると、そのすぐ隣に頭の形が変なスズガモがいました。これはコスズガモでは?16:54撮影。















このカモは眠ってばかりいましたが、長時間見張り続けてやっとくちばしが見えました。嘴爪の黒色部が狭く、背中の縞模様がスズガモよりも粗いことが確認できました。コスズガモのオスで間違いありません。17:02撮影。















後頭部がわずかに出っ張っているのも特徴です。大きさはキンクロハジロ(写真右)と同じくらいです。17:15撮影。


ちなみに、こちらが最初に私の目にとまったキンクロハジロとスズガモの交雑個体。後頭部にごく短い冠羽があり、黒っぽい背に白い縞模様が薄くあり、嘴爪の黒色部が幅広です。この個体のおかげでコスズガモを発見できました!17:28撮影。









これまで春の渡り鳥がいまいち盛り上がっていませんでしたが、今日はセンダイムシクイ、コヨシキリ、コスズガモが新たに確認できました。コスズガモは鳥取県初記録と思われ、米子水鳥公園の254種類目256種類目の鳥です。明日もいてくれるといいですね。


(きりぎりす)

2023年9月2日土曜日

キリアイこの秋初認!

連日シギチドリで賑わっているウラギクの池に、キリアイが1羽いました。この秋初認です。11:16撮影。


今日はウラギクの池にシギチドリ類が30羽くらい群れていましたが、14:00頃に突然何かに驚いて一斉に飛び去ってしまいました。池の手前の草丈が高くて死角が多く、ネイチャーセンターから望遠鏡で姿が確認できたのはコチドリ1羽、タカブシギ8羽、トウネン6羽、キリアイ1羽だけでした。そのため、飛び出した時に「こんなにたくさん隠れていたのか!」と驚きました。他に何が何羽いたのかな?

夏休み中、半分以上が干上がってしまってトンボの気配がなかったメダカ池は、その後のまとまった雨で水位が回復し、ヨシも伸びてきてトンボが見られるようになってきました。今日はギンヤンマのペアが2組、産卵に訪れていました。

オスとメスが連結して産卵するギンヤンマ。10:51撮影。


一方、珍しいことに単独で産卵していたメス。ギンヤンマは連結産卵が普通ですが、時には単独産卵もします。じっと観察してみると、オスに頭を拘束されていないほうがマイペースで産卵できて、メスの負担が軽いように見えました。14:06撮影。















連日の猛暑で隠れていたアカミミガメが、少しずつ姿を見せるようになってきました。
左がメスで、右がオス。14:13撮影。
「暑いね~」「そうだね~」などと会話しているようですね。
















夕方になり、ちょっと暑さが収まってきたためか、涼しげな顔で杭にとまっていたカワウ。昼間は目を細めて口を半開きにして、喉の皮膚を震わせて暑さに耐えていました。
西日に照らされて、エメラルドグリーンの眼が輝いていました。16:55撮影。















夕方にシギ島の上でくつろいでいた、カモ、カメ、カメ、カモ。17:00撮影。
















(きりぎりす)

2023年5月10日水曜日

今日の生きもの20230510

アキニレの樹液酒場にやって来たオオスズメバチの女王。この時期はまだ働きバチが産まれていないので、巨大な女王ばかり見られます。9:39撮影。




















メダカ池は、先日雨がたくさん降ったので水がたっぷり溜まっています。水面を滑るアメンボの多くは、メスの背中にオスが乗っていました。9:47撮影。















エゴノキの花には、キムネクマバチが多く集まっていました。翅の表面には青紫の美しい光沢があります。9:52撮影。















メダカ池に甲長5cmくらいの小さなミシシッピアカミミガメがいました。園内にいてはいけないカメですが、園内にいるカメのほとんどがこのカメです。10:05撮影。















トノサマガエルの鳴き声が賑やかなメダカ池には、トノサマガエルの卵塊がありました。10:06撮影。















園内を代表するイトトンボ、アオモンイトトンボが交尾をしていました。メスはまだ未熟ですが、普通に交尾しています。10:08撮影。















オオヨシキリがネイチャーセンターの隣のヨシ原でよく囀るようになりました。今はまだヨシの丈が低いので、囀る姿が屋外でも観察しやすいです。10:09撮影。















園内で最もよく見られるセセリチョウ、チャバネセセリもいました。鱗粉に乱れがない新鮮な個体でした。10:12撮影。















最近、トノサマガエルの鳴く姿をカメラに収めようと何度もチャレンジしているのですが、警戒心が強くて近づくと鳴き止んでばかりでした。今日はようやく近づくのに成功して、初めて鳴く姿を撮影できました。
鳴き止んでいるトノサマガエル。10:17撮影。















両ほっぺの鳴のうを膨らませて鳴くトノサマガエル。10:17撮影。















鳴いている様子の動画がこちら。メスを求めて、オス同士が競い合うように鳴いています。10:27撮影。




園内のエノキにヤドリギがとりついていました。第1駐車場のエノキにも一株ありますが、園内で見つかったのはこれが初めてです。ヒレンジャクの置き土産かな?13:30撮影。















夕方のオオヨシキリ。先の写真とほぼ同じ場所ですが、午前中は逆光、午後は順光なので、全く違った写真になります。16:20撮影。















桟橋から見たコガモのつがい。太陽に雲がかかっていて光が弱かったので、オスの輝きがいまいちでした。園内のカモはかなり少なくなってきましたが、まだキンクロハジロとスズガモの群れが遠くに見えます。16:27撮影。
















桟橋の手すりで見つけたホンドニジゴミムシダマシ。園内で見られる昆虫の中で、ヤマトタマムシと並んで最も美しい昆虫の一つです。こんなに美しい虫なのに、園内では比較的普通に見られるのがうれしいです。枯れ木を好みます。16:29撮影。















大きさは6mmくらい。横から見ても虹色です。16:29撮影。
















桟橋でホンドニジゴミムシダマシを観察していて喜んでいたら、すぐ近くの枯れヨシにオオヨシキリがとまりました。距離は約7m。オオヨシキリをこれほど近くで観察できる機会は、なかなかありません。16:31撮影。



今日のゴマダラチョウの蛹。特に変化は見られません。16:42撮影。

シギ島にイソシギが2羽いました。今日も「ピーイ」とよく鳴いていました。16:46撮影。
















今日のシギ類は、アオアシシギ1羽、コアオアシシギ1羽、タシギ1羽、イソシギ2羽、ハマシギ7羽と、少なめでした。春の渡りが収まってきたように感じます。

それに伴って、当ブログに登場する鳥以外の生きものの割合が高まってきました。野鳥ファンの方には寂しいことと思いますが、当園は鳥以外の生きものにも注目する方針なので、ご了承いただけたら幸いです。

今日の鳥:
キジ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ダイサギ、コサギ、オオバン、タシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、イソシギ、ハマシギ、ミサゴ、トビ、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、セッカ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ、カワラヒワ。

(きりぎりす)

2023年3月12日日曜日

コハクチョウ残り20羽!

今朝はネイチャーセンター前にコハクチョウとヘラサギは群れていませんでした。

コハクチョウの数は大幅に減って20羽でした。昨日の夕方に渡ろうか否か迷っていた群れは、昨晩のうちに旅立ったようです。

6:24撮影。

















日の出風景。ヘラサギの香川さんだけがネイチャーセンター前にいて、他の2羽は桟橋の正面右手の浅瀬で採食していました。
6:41撮影。
















桟橋前にいたヘラサギ2羽と、ネイチャーセンター前にいた香川さんが次々と飛び立ち、園内上空を飛び回りました。6:44撮影。
















その後ヘラサギ3羽は500m先のマガン半島先端に舞い降りました。せっかく近くにいたのに残念!
6:45撮影。
















ヘラサギ3羽は、以後ここに留まりました。昨日は一日中目の前にいたので、昨日ヘラサギを観に来館された方は幸運でした。
7:41撮影。






今朝初めてコハクチョウが飛び立ちました。
7:51撮影。
















飛び立ったコハクチョウは中海の南岸方向へ向かいました。渡りではなく採食に出かけたようです。
7:51撮影。















その後、コハクチョウが3羽西から飛来。先ほど飛び去った群れの一部が戻ってきたのかもしれません。
7:58撮影。















20羽いたコハクチョウのうち、18羽が南西に飛び去ったのですが、その後3羽と4羽が飛来し、10:53現在、園内のコハクチョウが16羽になりました。

春になるとジョウビタキも渡ってきて、園路沿いでよく姿が見られるようになるのですが、この春はまだあまり姿を見かけません。
ネイチャーセンター南側にやって来たメス。
8:06撮影。















今日もアオサギの渡り集団がマガン半島に群れていました。いつも群れている場所は半島先端ですが、今日は半島の向こう岸の右端でした。今日の南風を避けるのに都合がよいのかもしれません。
10:32撮影。















ふとマガン半島を見ると、いつの間にかヘラサギが8羽に増えていました。うち4羽は全身赤茶色に汚れていて、中海で越冬していた幼鳥と思われます。残る4羽は他地域から渡ってきたと思われる白い個体で、先日からいる香川さん、エムちゃん、幼鳥が含まれると思われます。
10:56撮影。















11:00頃に、ヘラサギ3羽がマガン半島から飛び立ち、北方向へ飛び去りました。この写真に写っているのはエムちゃん(上)と、いつも一緒にいた幼鳥と思われます。
11:03臨時解説員Aさん撮影。















そのうちの1羽が引き返してきて、再びマガン半島に降りました。戻ってきた個体は冠羽が長い成鳥だったので、香川さんではないかと思います。
11:04臨時解説員Aさん撮影。















飛び去ったと思われたエムちゃんと幼鳥も、その後園内に戻ってきているのが確認されました。しかし、マガン半島に降りた香川さんはそのまま隠れてしまい、それ以降姿が見えません。

園路沿いでは、越冬から目覚めた昆虫たちが活動していました。

レモン色の翅がまぶしいキタキチョウ。13:09撮影。















普通種のはずなのですが、近頃姿を見る機会がとても減った気がするキタテハ。
13:17撮影。















園内では珍しいヒオドシチョウ。13:23撮影。















空では、早朝からヒバリが賑やかに囀っていました。
13:25撮影。















ネイチャーセンターの対岸900m先の岸辺には、アカミミガメがずらりと並んで甲羅干しをしていました。
13:38撮影。









今日も視界が悪く、晴れてはいますが大山が霞んでほとんど見えません。
15:33撮影。











ネイチャーセンター右手の岸辺でお昼寝中のコハクチョウ。
15:34撮影。










いよいよコハクチョウとのお別れが目前に迫ってきました。一日中園内でのんびりしていたコハクチョウたちは、今晩のうちに旅立つ可能性がありますが、今晩は雨天の予報なので、明日までは残るのではないかと期待しています。

(きりぎりす)