2023年3月12日日曜日

コハクチョウ残り20羽!

今朝はネイチャーセンター前にコハクチョウとヘラサギは群れていませんでした。

コハクチョウの数は大幅に減って20羽でした。昨日の夕方に渡ろうか否か迷っていた群れは、昨晩のうちに旅立ったようです。

6:24撮影。

















日の出風景。ヘラサギの香川さんだけがネイチャーセンター前にいて、他の2羽は桟橋の正面右手の浅瀬で採食していました。
6:41撮影。
















桟橋前にいたヘラサギ2羽と、ネイチャーセンター前にいた香川さんが次々と飛び立ち、園内上空を飛び回りました。6:44撮影。
















その後ヘラサギ3羽は500m先のマガン半島先端に舞い降りました。せっかく近くにいたのに残念!
6:45撮影。
















ヘラサギ3羽は、以後ここに留まりました。昨日は一日中目の前にいたので、昨日ヘラサギを観に来館された方は幸運でした。
7:41撮影。






今朝初めてコハクチョウが飛び立ちました。
7:51撮影。
















飛び立ったコハクチョウは中海の南岸方向へ向かいました。渡りではなく採食に出かけたようです。
7:51撮影。















その後、コハクチョウが3羽西から飛来。先ほど飛び去った群れの一部が戻ってきたのかもしれません。
7:58撮影。















20羽いたコハクチョウのうち、18羽が南西に飛び去ったのですが、その後3羽と4羽が飛来し、10:53現在、園内のコハクチョウが16羽になりました。

春になるとジョウビタキも渡ってきて、園路沿いでよく姿が見られるようになるのですが、この春はまだあまり姿を見かけません。
ネイチャーセンター南側にやって来たメス。
8:06撮影。















今日もアオサギの渡り集団がマガン半島に群れていました。いつも群れている場所は半島先端ですが、今日は半島の向こう岸の右端でした。今日の南風を避けるのに都合がよいのかもしれません。
10:32撮影。















ふとマガン半島を見ると、いつの間にかヘラサギが8羽に増えていました。うち4羽は全身赤茶色に汚れていて、中海で越冬していた幼鳥と思われます。残る4羽は他地域から渡ってきたと思われる白い個体で、先日からいる香川さん、エムちゃん、幼鳥が含まれると思われます。
10:56撮影。















11:00頃に、ヘラサギ3羽がマガン半島から飛び立ち、北方向へ飛び去りました。この写真に写っているのはエムちゃん(上)と、いつも一緒にいた幼鳥と思われます。
11:03臨時解説員Aさん撮影。















そのうちの1羽が引き返してきて、再びマガン半島に降りました。戻ってきた個体は冠羽が長い成鳥だったので、香川さんではないかと思います。
11:04臨時解説員Aさん撮影。















飛び去ったと思われたエムちゃんと幼鳥も、その後園内に戻ってきているのが確認されました。しかし、マガン半島に降りた香川さんはそのまま隠れてしまい、それ以降姿が見えません。

園路沿いでは、越冬から目覚めた昆虫たちが活動していました。

レモン色の翅がまぶしいキタキチョウ。13:09撮影。















普通種のはずなのですが、近頃姿を見る機会がとても減った気がするキタテハ。
13:17撮影。















園内では珍しいヒオドシチョウ。13:23撮影。















空では、早朝からヒバリが賑やかに囀っていました。
13:25撮影。















ネイチャーセンターの対岸900m先の岸辺には、アカミミガメがずらりと並んで甲羅干しをしていました。
13:38撮影。









今日も視界が悪く、晴れてはいますが大山が霞んでほとんど見えません。
15:33撮影。











ネイチャーセンター右手の岸辺でお昼寝中のコハクチョウ。
15:34撮影。










いよいよコハクチョウとのお別れが目前に迫ってきました。一日中園内でのんびりしていたコハクチョウたちは、今晩のうちに旅立つ可能性がありますが、今晩は雨天の予報なので、明日までは残るのではないかと期待しています。

(きりぎりす)