2023年3月21日火曜日

久しぶりのヒクイナ

19日、20日とヨシ刈りを実施して、ネイチャーセンター北側のヨシ原の刈り払いは終わりました。
8:28撮影。















ネイチャーセンター南側のヨシ刈りの進捗を確認しようとヨシ原を眺めると、ヨシを刈り払ったところにキジのオスがいました。
8:29撮影。















とても色鮮やかで美しい鳥です。
8:30撮影。















キジのオスの赤い部分は、拡張したり縮小したりすることができます。上の写真と比べて赤い部分の面積の違いに注目。
8:31撮影。
















キジを観察後、ちょっと席を外して戻ってみると、キジがいなくなった代わりにヒクイナがいました。久しぶりです。
8:33撮影。










ヒクイナは体の表面がのっぺりしていて模様のコントラストがない上に、背景がうるさい場所にいつもいるので、カメラのAFが背景にばかり合ってしまい、ピントが合わせにくい鳥です。
8:35撮影。
















ヒクイナが立ち去ってからネイチャーセンター南側のヨシ原を撮影。手前側を少しだけ刈り終わっています。その右端辺りにキジとヒクイナがいました。
8:38撮影。



ズグロカモメの夏羽と第1回冬羽は、今日も健在です。500m先のマガン半島から離れず、なかなか近くに寄ってこない夏羽。
8:41撮影。















9:07撮影。



200m先のウラギクの池に何度か飛んできた、ズグロカモメの第1回冬羽。
9:07撮影。















ヘラサギのエムちゃん。意外と長期滞在してくれてありがたいです。
9:12撮影。















ジョウビタキが増えてきました。園路沿いにオスが1羽、メスが3羽いました。
13:00撮影。
















ヨシの穂先にとまるオオジュリン。明日の休園日が明けた23日にヨシ刈りの仕上げを行う予定なので、この光景はそろそろ見納めです。
13:05撮影。

























Jr.レンジャーの森の裏の「バッタの道」では、ツグミとシロハラが食べ物探しに勤しんでいました。

道の側溝を出たり入ったりしていたシロハラ。
13:34撮影。















首をかしげて地面の音を聴きながら?虫を探していたツグミ。
13:36撮影















ハチジョウツグミもいました。頭に寝癖はありませんが、羽の模様は以前観察した寝癖頭の個体とよく似ています。同じ個体なのか、それとも別の個体なのか、どっちでしょう?
13:38撮影。

















ヘラサギは、エムちゃんのほかに茶色の幼鳥が2羽いました。これらの幼鳥は、現在、国内で見られるヘラサギの中で最も汚れた個体ではないでしょうか。
15:03撮影。















近頃チュウヒの姿をあまり見かけなくなりましたが、ハイイロチュウヒは現れています。今日はオスがネイチャーセンター目の前を2度横切りました。そして、あっという間に遠くに飛び去ってしまいます。
15:14撮影。















中海に面した堤防の上で急旋回。ヒバリ?が驚いて飛び出してきました。
15:14撮影。
















ハイイロチュウヒのオスは、特に飛んでいる姿の背面が美しいです。
15:14撮影。
















オス成鳥が目の前を左から右に横切ってから間もなく、今度は茶色の個体が右から左に横切りました。オスの幼鳥でした。
15:17撮影。















雨時々曇りの空模様でしたが、雨雲が高かったので大山が見えました。大山のすそ野に低い雲が一筋かかりました。大山の左側に見える工場の煙が左へなびいているので、南風であることが分かります。
15:21撮影。





閉館後、いつもどおりネイチャーセンター前にコサギが集まってきました。今日は1箇所に集合せず、右のシギ島、中央のカモ島、左の5本杭に分散して、17:53現在14羽います。シギ島の右端にはダイサギも1羽いました。
17:53撮影。




19日以降コハクチョウは現れず、もう全て旅立ったと思われますが、飛べないコハクチョウ「吉田さん」がまだ現れません。いつもは渡りが完了するとすぐにやってくるのですが、今年は到着が遅れていて心配です。

(きりぎりす)