2009年11月7日土曜日

企画展「彩色木羽展」開催!

今日は今季最多の賑わい。7000羽くらいかな?
暖かい一日だったせいか、コハクチョウも採食に出かけず終日居残り、マガンも日中いっぱい園内でのんびり過ごしていました。
ヒシクイは今日もネイチャーセンター前をうろついていました。


さて、今日はネイチャーセンター内スロープで展示作業がありました。
明日から始まる企画展「彩色木羽展」の展示作業です。
「彩色木羽展」って、なんて読むの?と尋ねられると困ってしまいますが、読んで字のごとく、色をつけた木の羽根の展示会です。



展示完了!本物そっくりな木彫りの羽根がずらりと並んでいます。1月8日(金)まで、長期間展示しておりますので、是非ご覧下さいませ。


2009年11月5日木曜日

オオタカが二羽並んだ!

今日は、一日中どんよりと曇った薄暗い一日でした。

園内の鳥たちは今季最多数か、という賑わいぶり。でも、まだ6000羽位かな?1万羽の賑わいには及びません。





 

さて、今日は珍しいことが二件ありました。

一つ目は、これです。
オオタカの成鳥が2羽、お気に入りの場所に並んで止まっていました。







普通、成鳥同士が遭遇すると、喧嘩して一方が追い払われるものですが、この2羽は互いのことをチラチラ見るものの、争いませんでした。右の個体が一回り大きくて胴体が太めなので、♀っぽい。左の個体はスレンダーで♂っぽい。お二人さん、どういう関係ですか?

二つ目はこれ。
ヒシクイがネイチャーセンターの真正面を泳ぎました。






ヒシクイは、警戒心が強いガン類でもとりわけ神経質な印象があるのですが、この個体はしばしばネイチャーセンター附近の岸辺や島で草を食べています。こんなに近距離で観察できる個体は珍しいです。でも、無防備な行動が危ういです。

以前、タカの獲物にしては体が大きすぎると思われたクロツラヘラサギが、オオタカに殺された事件がありました。この無防備なヒシクイが、クロツラヘラサギの二の舞にならないことを祈ります。

●今日の鳥2009年11月5日(木)
コハクチョウ 7羽 辛うじてねぐら入りしてくれています。
マガン240羽+ お昼寝のために飛来。
ヒシクイ2羽 亜種ヒシクイは至近距離で観察できる!亜種オオヒシクイは遥か彼方!
ミコアイサ2羽 今季初認!まだ到着していない常連ガモはツクシガモだけ。
ハジロカイツブリ2羽 今季初認!
オオタカ成鳥2羽 番い?
チュウヒ成鳥 1羽
ノスリ成鳥 1羽
ハイタカ幼鳥 1羽
トモエガモ 8羽+ 遠い!
ウミアイサ♀2羽 水鳥公園に定着。
ユリカモメ1羽 まだ数が少ない。
その他、マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモを主に約6000羽のカモ達。

そろそろヘラサギ類がくる頃です。まだかな~♪

2009年11月3日火曜日

大山初冠雪!

今日は、今年1番の寒さになるということで、冬用の上着を一枚羽織って仕事をしました。

天気予報どおり、お昼頃から天気が回復し、澄んだ青空と雪化粧した大山が雲の向こうから現れました。







鳥たちもたくさん集まっており、5000羽くらいの水鳥で賑わっていました。

 
 
 
 


●今日の鳥2009年11月3日
・コハクチョウ 16羽
・マガン 211羽
・ヒシクイ 2羽 亜種オオヒシクイと亜種ヒシクイそろい踏み!
・オオタカ 幼鳥1羽
・ハヤブサ 1羽 BSSアンテナ塔のてっぺんで食事中。
・ノスリ 1羽
・タゲリ 10羽 殆ど幼鳥!
・ウミアイサ ♀2羽 水鳥公園では珍しい!
など。

コハクチョウとギターの夕べ

今晩は満月ということで、満月に照らされる水鳥を観ながらフォークソングやギターの音色を鑑賞する企画「コハクチョウとギターの夕べ」を開催しました。

六弦倶楽部の皆様10名に、歌声とギター演奏を披露して頂きました。
30名近いお客様が集まりました。








皆さん緊張気味で、時々演奏が止まることも。でも、これはご愛嬌!ということで、皆さんの絶妙な歌声やギター演奏、マイクトークで、いつもと一味違う水鳥公園の楽しいひとときでした。






ネイチャーセンターの外は素晴らしい満月でした。
天気が心配でしたが、予報どおり天気は回復し、満月を望遠鏡で鮮明に鑑賞できました。




珍客2件

今日は、珍しいお客様が二件いらっしゃいました。

一件目はカメさんです。
甲長21cmのイシガメが持ってこられました。今年の8月末ごろ、米子市内の田んぼで見つかったとのこと。鳥取県は日本在来のカメの分布記録が非常に乏しいので、貴重な記録です。
→背甲の色と形が怪しい。クサガメとの交雑個体の可能性大。要再確認です!



もう一件はミミズクさんです。
これまた、米子市内で畑の防鳥ネットに絡まって動けなくなっていたトラフズク1羽が持ち込まれました。元気なのですが、防鳥ネットが激しく絡み付いて外せそうにないので、動物病院に搬送しました。


 
 
水鳥公園には、時々このような珍しい生き物が持ち込まれることがあります。大変貴重な記録である場合もあるので、見慣れない生き物を見かけた場合は水鳥公園に現物か画像をお持ちいただければ幸いです。

2009年11月2日月曜日

大雨の中、ラムサール条約について解説


本日は、小学校の子どもたちが、ラムサール条約の勉強、
社会科見学として米子水鳥公園にやってきてくれました。


湿地の大切さ、水の大切さについて勉強しました。


2009年11月1日日曜日

第十四回彦名水鳥ふれあいウォーキング

本日米子水鳥公園では、今年で十四回目になる彦名水鳥ふれあいウォーキング大会を実施しました。

残念ながら、途中で雨が降り始めショートカットコースでの開催でしたが、150人もの参加者と、公園・中海を歩きました。今年のクイズは、難しいと評判でしたので、一問ご紹介いたします。
Q 中海にすむ「すくび」という名前の魚は、次ののうちどれのことでしょう?

 1スズキ 2ヒイラギ 3 サヨリ

最後に、今年もトン汁のサービスを頂きました。雨で冷えた体にとてもおいしかったです。

 クイズの答えは、3でした。