カイツブリは、まだネイチャーセンターの前で子育て中と抱卵中の家族がひと組づついますが、
今年の夏開催しました「鳥の巣展」今日で終了です。

巨大巣箱以外にも、ご紹介できなかった展示の様子をご紹介します。
米子水鳥公園では、初めての試み「顔抜きパネル」を作ってみました。これで、あなたもカイツブリ親子になれます。

鳥の巣や巣箱について解説するパネル30枚以上製作しました。また、イラストはプロの絵本作家さんの鈴木まもるさんにも協力いただきました。
鳥の巣に関する本のコーナー

展示室では、様々な鳥の巣や巣箱が展示してあります。その数、合計100点以上

今回は、一般的なシジュウカラの巣箱だけでなく、様々なパターンの巣箱を展示しました。

近年、鳥取県内で多く設置されているブッポウソウの巣箱です。

キビタキの巣箱
中に実際利用したキビタキの巣が入っています

一番巨大な物は、フクロウの巣箱です。

オシドリの巣箱もかなりの重量です。
今回は、巣箱に狙いの鳥以外が入った例もご紹介しました。

シジュウカラ用にスズメが巣を作った例。
先住者を追い出してしまうこともあるそうです。
園内で採集したカイツブリ・バン・カルガモ・オオヨシキリの巣などを展示しました。

その他にも鳥取県内で繁殖した鳥の巣も展示しています。モズ、カワガラス、メジロ、エナガ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、オオルリ、サンコウチョウの巣なども展示しました。
珍しい巣も展示しました。
鳥取県内で初めて確認されたソウシチョウの巣を展示。
これは、特定外来種であまりうれしくないですね。

世界最小のハチドリの巣も展示
巣と鳥の関係は・・・
今回の展示では、鳥取県博物館、ホシザキグリーン財団、三瓶自然館サヒメル、日本野鳥の会鳥取県支部の会員の方などから標本をおかりしました。改めてお礼を申し上げます。