それもそのはず、何と700羽以上も集まっていて、続々と安来方向へ飛び立っていきました。
近年でも稀な大賑わい。今季最多数です。
朝はたくさんのコハクチョウがいましたが、午前中にほとんどが安来方向へ飛び去り、日中は十数羽しか居残りませんでした。
珍しく、ツクシガモがネイチャーセンターの間の前にやって来ました。この個体は羽色があまり美しくないので幼鳥です。現在、ツクシガモはおよそ10羽居ます。
夕方、まだ明るいうちから続々とコハクチョウが帰ってきて、群れが園内の池に舞い降りる様子がとてもきれいでした。
その中に、アメリカコハクチョウとコハクチョウの3羽家族がいました。手前がアメリカコハクチョウ、奥がコハクチョウ、左がその子どもです。くちばしが黒いのがアメリカコハクチョウの特徴ですが、コハクチョウとの間に生まれた子どもは、くちばしの黄色い模様が両親の中くらいの大きさになっています。
この家族は、ネイチャーセンター前浜にやって来ましたが、はるか遠くにもう1羽アメリカコハクチョウがいました。複数のアメリカコハクチョウが園内にいるのは珍しいことです。
オオハシシギ2羽、ヘラサギ1羽は今日も健在です。
マガンはお昼前に飛来しましたが、210羽しかやって来ず、その中にコクガンはいませんでした。
��文・写真:きりぎりす)