2017年2月3日金曜日

春の気配

今日は暖かな日差しが心地よい、穏やかな一日です。

今朝は8:10現在、コハクチョウが130羽いました。
明け方にはもっといたかもしれません。
やや数が増えてきました。

















お昼過ぎでもコハクチョウが園内に留まっています。
暖かい日にはこのようなこともあります。

北帰行の時期になると、水鳥公園をねぐらとするコハクチョウが増え、
昼間も園内に留まる個体が増えてきます。
つまり、今日は北帰行が近いことを感じる風景です。























グミの枝の伐採跡地には、
今日もジョウビタキのオスが常駐?していました。

















ときどき首をかしげてじっとしてから、
地上の落ち葉などを左右に払い飛ばして何かを食べています。
落ち葉の下に潜む小さな生き物の音を聞き取り、
食べものを探しているのかもしれません。

あいかわらず人のことは気にせず、
目の前4mくらいで黙々と食べ物探しをしていました。

ジョウビタキは、元々近距離で観察できる機会が多い鳥ですが、
こんなに目の前でじっくりと観察させてくれる個体は珍しいです。
























水鳥公園の隣の畑を見ると、
畑の真ん中に立っているスプリンクラーの先にタカが止まっていました。
頭が白いので誰だろう、と思って望遠鏡を覗いたら、ミサゴでした。

ここは普段、トビやモズなど、畑で獲物を探す鳥が止まっている場所であって、
魚が主食のミサゴが止まっているのは初めて見ました。


一昨日、出雲市でヒバリのさえずりを今年初めて聞きました。
水鳥公園ではまだ聞いていませんが、
セグロセキレイの番いが巣作りの適地を探していたり、
コハクチョウが増えてきたりと、
着実に春が近づいていることを感じます。
コハクチョウの北帰行はいつみられるかな?

(きりぎりす)