2022年8月19日金曜日

シマセンニュウようやく到着!

今年はシマセンニュウの初飛来を確認しようと、いつもよりも2週間早い、7月31日から秋の鳥類標識調査を開始したのですが、これまでなかなかシマセンニュウに出会えませんでした。

そして今朝の調査で、ようやく今年初のシマセンニュウを確認できました。7月末頃から渡ってきているのではと思って調査を始めましたが、今年はかなり遅い初飛来でした。

なお、一昨年と昨年は8/15,2019年は8/14、2018年は8/13が初認日でした。


やっと確認できたシマセンニュウ性不明・成鳥。

渡りの初期には、主に成鳥が捕獲されます。











これも同じくシマセンニュウ性不明・成鳥ですが、

くちばしが太短く見えた個体。

このように、同じ種類でも個体差があります。











シマセンニュウ性不明・幼鳥。

幼鳥が1羽だけ捕獲できました。

成鳥と比べると全体的に黄色っぽいのが特徴です。











オオヨシキリも2羽捕獲できました。

いずれも今年生まれなのですが、見た目がずいぶん異なりました。1羽は巣立ったばかりの幼羽、もう1羽は幼羽から全身の羽毛が抜け替わった第1回冬羽でした。


こちらは性不明、幼鳥。

全体的に羽色が淡く、羽毛が擦り切れています。














尾羽は幅が細くてスカスカです。オオヨシキリの幼鳥の尾羽には、羽毛が伸長するのに伴って生じる成長横線という縞模様がよく見られるのですが、この個体は尾羽の先端寄りに暗色の帯状に成長横線が表れています。まるでセッカの尾羽みたいです。











一方、こちらは性不明・第1回冬羽。

虹彩は幼鳥の特徴である灰色ですが、

羽毛は成鳥と変わりません。











尾羽も幅が広くしっかりしていて、新鮮です。










このように、今年園内で巣立ったオオヨシキリは、
全身の羽毛を交換してから越冬地へと旅立ちます。


今日の調査結果:
2022年8月19日(金) 晴れ
・シマセンニュウ N9羽
・オオヨシキリ  N2羽
以上、2種類、11羽(すべて新規)。

これから11月末ごろまで調査を行う予定です。今年はどんな鳥が記録されるのか、水鳥公園の主要な渡り鳥であるシマセンニュウ、コヨシキリ、オオジュリンが最大で何羽記録されるのか、楽しみです。

(きりぎりす)