2023年4月8日土曜日

セイタカシギこの春初認!

今朝の吉田さん。200m先のウラギクの池横で眠っていました。8:25撮影。
















今日は朝から北風が強く、ツバメが強風の中を飛ぶのに疲れたのか、ネイチャーセンターの窓のすぐ外に降りて休んでいました。窓ガラス越しの観察距離は1mくらいでした。11:17撮影。
















昨日から今朝にかけては平地でも気温が低く、冷たい雨が降っていました。大山の頂上には再び雪が積もっていました。12:09撮影。















強い北風を避けるため、ネイチャーセンター北側の風上寄りの水面に集まっていたカモたち。13:39撮影。















北寄りに群れるカモの中にシマアジのオスが1羽いました。この春最も近距離でしたが、それでもまだ80mくらいありました。もっと近くに寄ってきてくれないかな?13:59撮影。















近頃、500m先のマガン半島や遠くの北岸寄りでよく見かけるヨシガモのオスが、ウラギクの池よりも手前の水面に寄ってきていました。ネイチャーセンターからの観察距離は約100mで、いつもよりもかなり近く、順光なら大変美しいカモなのですが、逆光気味だったのが残念!14:09撮影。















今が旬なカモのひとつ、ヒドリガモ。つがいがネイチャーセンター前にやってきました。温かみのある色合いで、落ち着いたデザインの美しいカモです。14:27撮影。















園路で、ハクセキレイが虫をつついていました。よく見ると、つつかれていたのは羽化したばかりのシオカラトンボでした。トンボが好きな「きりぎりす」にとって、シオカラトンボの今年初認の姿がこんな形で見られるとは、複雑な気分です。14:40撮影。















今日一番のニュースは、セイタカシギがこの春初めて現れたことです。午後になり、さらに強まった北風に押されて、長すぎる脚でヨロヨロとウラギクの池を歩いていました。16:02撮影。















ツクシガモは、今日も減らずに9羽揃っていました。今日も夕方に、ウラギクの池より手前側の水面にまで寄ってきました。ネイチャーセンターからの観察距離は、約110m。17:13撮影。















ヘラサギは朝から白い幼鳥が1羽いましたが、時間が経つにつれて茶色の幼鳥が1羽ずつ増えて、夕方にはいつもの場所(ネイチャーセンター北側の岸辺)に4羽が集合しました。茶色の幼鳥が少しずつ換羽が進んできて、体が白くなってきました。その分、汚れている部分とのコントラストが強まり、激しく汚れている部分はまるで血まみれになっているようにも見えます。17:19撮影。















ヘラサギが佇んでいる場所をめがけて、2羽のダイサギが別々の場所に同時に舞い降りてきました。自分と似た姿のヘラサギに、何か惹かれるものがあったのでしょうか。

2羽寄り添って寝ているヘラサギのそばに舞い降りたダイサギ。17:34撮影。















1羽で採食中のヘラサギのすぐそばに舞い降りたダイサギ。17:35撮影。
















今日はツルシギ、アカアシシギ、ズグロカモメは確認できませんでしたが、少しずつ新たな顔ぶれが見られています。さて、明日も今年初認の鳥が現れるでしょうか?

(きりぎりす)