2023年6月15日木曜日

今が旬!ヨシな鳥

近頃、不定期に現れるヨシゴイ。今日は水鳥桟橋の南側のヨシ原にいて、枯れヨシにとまっていて全身がよく見えました。常連のYさんが見つけて教えてくださいました。9:21撮影。















普段は首を縮めていることが多いヨシゴイですが、首を伸ばすと結構長くて驚かされます。9:22撮影。















このヨシゴイの頭上にオオヨシキリが飛んできて、ヨシゴイを牽制していました。オオヨシキリは現在ヒナを育てている最中で、ヨシゴイはヒナを襲いかねないので警戒しているのでしょう。ヨシゴイも首を伸ばして威嚇し返していました。

飛び立つヨシゴイ。元いたヨシ原の上を半周して再びヨシ原に飛び込みました。そして、それ以後は姿を見せませんでした。9:22撮影。
















もうひとつのヨシな鳥、オオヨシキリ。ネイチャーセンター南側のクロガネモチの枝先にとまって囀っていました。今季はあまりここにとまってくれませんでしたが、今日は頻繁にとまって囀り、その姿が近くでよく観察できました。10:08撮影。
















囀る合間にこちらを向いたオオヨシキリ。私の視線を感じたのかな?12:35撮影。















ネイチャーセンター南側のヨシ原では、あちらこちらからオオヨシキリが出たり入ったりを繰り返していて、虫をくわえてヨシ原に潜っていくものもいました。このヨシ原の中には、ヒナが産まれている巣がいくつかあるようです。


今季、最も安定してネイチャーセンター前に現れる、ヒナ7羽のカルガモ親子。相変わらず1羽だけ群れから遠く離れるヒナがいますが、天敵にさらわれずに無事育っています。親鳥に近い大きさに成長しています。12:26撮影。



今季、カルガモの親子は数組確認されていますが、安定して見られるのは、今季最初に発見された親子と思われるこの親子だけで、それ以外の親子は連続して現れません。今日はこの親子のほか、やや成長したヒナ6羽の親子と、小さなヒナを6羽連れた親子の計3組が確認できました。

そして、今日もカッコウがよく鳴いていました。

雨の中、園路の南端の電線にとまっていたカッコウ。16:48撮影。











(きりぎりす)