2023年8月3日木曜日

カイツブリのヒナ誕生!

今朝、シギの入り江にある現在唯一のカイツブリの巣を確認したところ、ヒナ1羽と卵1個を確認しました。待望のヒナ誕生です。

急いでカメラを取りに行ってあらためて巣を見ると、もうヒナが隠れてしまっていました。また姿を見せてくれる機会を待つことにします。

カイツブリのヒナは昨日初めて確認されたようですが、午後には姿が見えなくなり、職員が確認できませんでした。何者かに捕食されてしまったのかもしれません。それでも今日再びヒナが確認できて良かったです。


ネイチャーセンター前右手のシギ島に、コチドリの幼鳥が1羽やってきていました。よく見ると、右脚に足環が付いています。番号は読めませんでしたが、今季、園内で生まれたヒナ3羽に足環をつけたので、そのうちの1羽である可能性が高いです。立派に成長していてうれしいです。13:57撮影。
















ようやく鳥が最も少ない時期を脱して、日に日に鳥の姿が増えています。これまで閑散としていたマガン半島の岸辺には、こんなにも鳥が並んでいます。内訳は、カルガモが主で、ホシハジロとキンクロハジロが少々、といった感じです。カルガモのヒナが成長して存在感が増したのでしょう。15:33撮影。














15時頃から雨が降り出しました。近頃全く雨が降らず、カラカラに乾燥していたので、恵みの雨です。15:36撮影。














この雨で、干上がっていたウラギクの池にも潤いが戻ってきました。今日はここにトウネン5羽、ソリハシシギ3羽、コチドリ6羽前後いました。16:26撮影。















あらためてカイツブリの巣をチェックしたところ、ヒナが1羽見えました。16:28撮影。



ウラギクの池のそばの草地で、ハシボソガラスが頻繁に卵をくわえて持ち去っていました。抱卵中のカルガモの巣が見つかってしまったようです。16:31撮影。









鳥が賑わいを取り戻しつつある一方で、これまでたくさん見られたカブトムシたちが弱ってきました。そろそろ鳥が虫から主役を取り戻しつつあります。

(きりぎりす)