2022年1月27日木曜日

北帰行ムード徐々に高まる

近頃、8:30頃に出勤すると、まだたくさんコハクチョウが残っています。しかも、日に日に数が増えています。昨日の朝8:30は103羽、今朝は171羽いました。従来の安来方向からねぐら入りする群れに加えて、南部町方向からもねぐら入りしているためです。500m先の半島周辺にいるのは南部町に採食に行くグループで、それよりも手前側にいるのが安来に行くグループです。

昨晩、マガンの群れがねぐら入りしましたが、今朝8:30にはもういませんでした。

9:18、ネイチャーセンタ―正面の小島には、タシギ7羽とハマシギ3羽が一緒に丸くなっていました。










10:48にネイチャーセンターの屋根の上から大きな鳥がまとまって飛来してきたので、驚いて望遠鏡で確認したところ、ヒシクイの群れでした。










いつもならば500m先の半島の裏に降りるのですが、今回は高度を下げずに上空の高いところを旋回し、きれいなV字編隊で南西方向へ飛び去りました。何をしに来たのでしょう?










11:41、ぞろぞろとネイチャーセンターに向かって泳いできたツクシガモたち。近頃数が多く、今日は16羽、最も多い日(1/23)は19羽いました。










11:57、採食のため飛び立ち始めたコハクチョウ。しかし、その後あまり続かず、今日は園内でのんびりすごす個体が多くいました。この群れは安来方向へ向かいました。










14:39、700mくらい先にミコアイサが群れていました。オスが6羽、メスが15羽いました。メスは時々近くにやってくるのですが、オスは寄ってきません。










14:44、朝からお昼頃にかけては景色が白く霞んでいましたが、午後になると霞が晴れてきて、大山が見えてきました。










14:45、この時間でも、園内にコハクチョウが多く居残っています。










14:40撮影。500m先の半島はコハクチョウたちで賑わっています。












コハクチョウの数が増えてくることや、天気が良い日の昼間に園内でのんびり過ごすコハクチョウが多くいるのは、北帰行の前兆です。今後、天気が良い日の早朝に東方向へ飛び去る群れがあるかもしれません。今年は北帰行の始まりが早そうな気がします。

(きりぎりす)