2023年7月2日日曜日

ユーモラスなアオサギたち&園内の生き物の近況

今朝、マガン半島でアオサギたちが変な格好で並んでいました。お日様にお腹を向けて翼を半開きにして、日光浴をしている様子です。こちらに背を向けて、翼をだらりと下げて並ぶアオサギたちはとてもユーモラスでした。9:10撮影。










7月に入り、虫の顔ぶれも夏本番になってきました。カブトムシが6/30から見られるようになりました。8:30撮影。










樹液にはたくさんのカナブンが集まっています。いつもならばカナブンよりもシロテンハナムグリの方が圧倒的に多いのですが、今年はシロテンハナムグリがほとんどいません。17:53撮影。













木の洞にはヒラタクワガタが潜んでいます。珍しく枝の上にいたオス。7/1_10:03撮影。










この他にも、夏の昆虫であるチョウトンボを今日初確認しました。キリギリスは先月下旬からもう鳴いています。セミが鳴き始めるのはいつかな?

※おねがい:カブトムシやクワガタムシなど、園内の動植物の採集はご遠慮ください。


つづきまして、現在の鳥の近況をお知らせします。

今季は季節はずれのチュウヒが時々現れます。6/28_15:22撮影。




マツの茂みに紛れて獲物を探すオオタカの成鳥。オオタカは一年中見られます。7/1_10:24撮影。
















近頃、草刈りが終わった草地をカラスが歩き回っています。このハシボソガラスのつがいは、地面に埋もれているカメの卵を食べているようです。7/1_12:32撮影。















粟嶋神社の大きな枯れ木にとまっていたハヤブサ。お昼ごろから夕方まで、長時間ここでくつろいでいました。7/1_13:00撮影。















時々クロハラアジサシが1~3羽飛来しますが、ネイチャーセンターの近くに寄ってきてくれないのが残念です。ウラギクの池の上を舞うクロハラアジサシ。7/1_14:05撮影。



この時期の主役であるカルガモの親子は、今日までにヒナの数が1羽(小)、3羽(小、中)、5羽(中)、6羽(大)、7羽(大1、中×2)の親子が確認されています。ヒナの数が同じでもヒナの成長度合いが異なる親子がいて、少なくとも8組はいるようです。

その中でも最も出現頻度が高いのは、ヒナ7羽(大)の親子です。おそらく今季最初に現れた親子です。

今見られる親子の中で、ヒナが最も幼くてかわいい親子を2組紹介します。

ヒナ7羽の親子。ヒナの数が多くて最もオススメ!7/1_14:48撮影。















ヒナ3羽の親子。こちらも、親鳥にぴったりと寄り添って泳ぐ幼いヒナたちが、上の親子に劣らずカワイイです。7/1_15:13撮影。















2組とも、生後数日程度と思われます。

親子が増えてきたためか、同時に複数の親子が見られることも珍しくなくなってきました。ネイチャーセンターの近くにもよく現れます。

この時期最も悩ましいヌカカは、今月に入ると急に数が減り、ほとんど気にならなくなりました。ただし、蚊が容赦なく襲ってくるので、虫よけ対策が必要であることは変わりません。


(きりぎりす)