2024年5月30日木曜日

今日のカルガモ親子とヌカカ警戒情報

昨日確認されたカルガモの親子は、今朝も確認できました。

しかし、発見場所はネイチャーセンターから800mくらい先の池の東岸で、近くに寄ってきてくれるまでかなり時間がかかりそうでした。案の定、開館時間中は姿を見せてくれませんでした。

閉館後にふと観察ホールの窓の外を見ると、眼下にカルガモの親子が泳いでいました。ロールカーテンが降りて人影が見えなくなったので、安心しきっているようでした。

ネイチャーセンターの目の前、真下を泳いでいた親子。18:27撮影。
















カモ島に移動して、ちょっと一休み。18:29撮影。















カモ島の右端で遊ぶヒナたち。今日も10羽、変わらず元気でした。18:31撮影。















親鳥に連れられて、池の南岸へ移動を始めたヒナたち。
安心しすぎて、広く散らばって泳いでいました。18:31撮影。









動画はこちら。18:33撮影。


この親子は行動範囲がとても広く、園内全域を泳ぎ回っているようです。今日は開館時間中に姿を見せてくれませんでしたが、明日こそはお客様の前に現れてくれないかな~。
親子は岸辺に沿って移動することが多いので、望遠鏡で池の岸辺を探索するのがおすすめです。


さて、ここからはヌカカについてのお知らせです。

現在、屋外はヌカカの活動が活発になっています。時間帯や気象条件によってかなり変動しますが、多い時はかなりうっとうしいです。特に、風がなく蒸し暑い日に活発になります。5月中旬から7月中旬ごろまでが活動期です。

閉館後、ネイチャーセンターの窓際にいたトクナガクロヌカカ。体長は1.5mmくらい。入館した人の体に多数くっついているため、入館者があるたびに館内をとびまわります。そのような個体が窓際に集まっていました。18:22撮影。















ネイチャーセンターの正面玄関前には、工場扇とブラシが備えてあります。ヌカカを館内に連れ込まないために、ブラシと強風で全身にまとわりついたヌカカを払い落してから入館して頂きますよう、お願い致します。

また、館内には粘着ローラーも常備しています。衣服にまとわりついたヌカカを取り除くのに便利ですので、ぜひご活用ください。

(きりぎりす)