今朝、カルガモの親子を今季初確認しました。
第1発見は、タカの茂み前の入り江に入っていく後ろ姿でした。
そこで、急いで保護区内のタカの茂みに確認に行きました。
タカの茂み前の入り江から、
岸辺に沿ってウラギクの池方向に向かう親子。
ヒナは12羽いました。9:18撮影。
ウラギクの池に先回りして、あらためて観察。
案の定、親子はつばさ池からウラギクの池に
入ってきました。
ウラギクの池で食べ物を探しながら移動する親子。
9:35撮影。
私がネイチャーセンターに戻った後も、
親子はウラギクの池周辺でのんびり過ごしていました。
そしてふと前浜を見ると、目の前に親子がいました。
ヒナの数は、先ほど観察していた親子と同じ12羽です。
あれ?さっきまでウラギクの池のほとりで
昼寝していなかったっけ?
この親子が現れた場所は、
ウラギクの池から200m近く離れていて、
かつ、ウラギクの池とは反対の北側から現れたことから、
別の親子(2組目)と思われます。
10:24撮影。
今日もカモ島には、様々なカモがお昼寝に集まりました。
ヨシガモもいて、今日はオスとメスのペアでした。
13:29撮影。
ネイチャーセンター南側から、
再びカルガモの親子が登場。
後から現れた親子かな?15:01撮影。
前浜の南端からカモ島に向かって移動する親子。
15:01撮影。
カルガモの親子といえば、
このように一列で泳ぐ姿が定番です。
一見、ほほえましいですが、
これは親鳥が急いでヒナたちを安全な場所に
連れていこうとしている必死な姿です。15:02撮影。
カモ島の右端を通過する親鳥。
一方ヒナたちは、枕木に行く手を阻まれて
障害物競走になっていました。15:02撮影。
親子は、カモ島にあがって一休みするのかと思いましたが、
島の後ろを反時計回りに泳いで、左端から出てきました。
15:03撮影。
今度はネイチャーセンター北側のヨシ原を
目指して急ぐ親子。15:04撮影。
すると、親鳥が突然進路を変えて騒ぎ始めました。
どうしたのかな?15:04撮影。
ヒナを盾にして?何者かを威嚇する親鳥。
15:04撮影。
親鳥が威嚇していたのは、写真左のオスでした。
幸い、このオスには敵意がなく、
親子から離れていきました。15:04撮影。
そして、目的地にたどり着いた親子。15:04撮影。
今年のカルガモの親子の初認は
昨年よりも6日遅く、
2000年以降では6/17,6/8に次いで
3番目に遅い記録となりました。
ようやくカルガモの親子の観察シーズンとなりました。
これから7月まで親子が観察できる見込みで、
8月になるとヒナが成長し、幼いヒナは見られなくなります。
ヒナの成長はとても早く、
およそ2ヶ月で親鳥とほぼ同じ姿になります。
この時期はヌカカの活動期の真っ最中でもあるので、
ご来園の際には虫よけ対策をしてのお越しを
おすすめします。
親子がいつどこに現れるかは分かりませんが、
晴天時は順光で見られる午後がおすすめです。
(きりぎりす)