2025年4月29日火曜日

ダイシャクシギが前浜にやってきた!

開館前、ネイチャーセンター前に
ダイシャクシギがいました。
ダイシャクシギが前浜にやってきたのは
開園後初めてだと思います。

一度飛び立ちましたが、再び戻ってきました。
8:23撮影。



















この春のダイシャクシギを、
最も鮮明に撮影できました。8:25撮影。
















なかなか前浜に来ないチュウシャクシギも
飛んできました。9:28撮影。
















ネイチャーセンター北側のヨシ刈り跡地に降りました。
ここに来るのは珍しいです。9:29撮影。
















正門横駐車場で、コチドリのつがいが
求愛ディスプレイを交わしていました。
確かにここはコチドリ好みな環境ですが、
車の往来が多いので子育ての場所には
お勧めできませんよ?
9:42撮影。
















コチドリのオスがどんどん私に接近してきました。
9:45撮影。
















オスが去った後、今度はメスも近寄ってきました。
2羽からは特に威嚇の意思は感じられませんでしたが、
何の目的だったのでしょう?9:46撮影。
















早春から活動するチョウ、ヤマトシジミが
バッタの道にいました。
水色の翅が美しいです。9:50撮影。
















近頃ヒクイナの声がよく聞こえるのですが、
今日は声が近かったのでよく探してみたら、
つばさ池の北岸にいました。
なかなか姿が見られない鳥なので幸運でした。
11:14撮影。
















ウラギクの池の手前の岸辺に、
ダイシャクシギとチュウシャクシギが並びました。
さらにコシャクシギもいたら完璧でしたが、
それは贅沢というものです。12:44撮影。













上空にコウノトリが2羽飛来しました。13:15撮影。
















しばらく上空を旋回していましたが、
やがて西へ飛び去りました。
13:16撮影。
















ネイチャーセンター北側のヨシ刈り跡地に
ヒバリシギがいました。15:45撮影。
















ヒバリシギよりもさらに手前には、
ウズラシギもいました。15:47撮影。
















園内の”カブトムシの木”に、
今季初めてクワガタがいました。
小さなコクワガタのオスでした。16:06撮影。
※ご注意!園内の動植物を持ち帰る事はできません!
















夕方に保護区内を巡視しました。
タカの茂み横の岸辺にずっといたタカブシギが、
大きなゴカイを食べていました。16:24撮影。
















近頃毎日、上空にツバメ類が飛び交っています。
イワツバメ。17:02撮影。
















コシアカツバメ。変則的に速く飛ぶので、
なかなか思うようなポーズでピントが合いません。
17:03撮影。
















滞在5日目のツクシガモ。
今季初めて前浜に寄ってきたので、
姿をよく観察してみると、オスの第1回夏羽でした。
17:12撮影。
















閉館後、今季初めて前浜に飛来したアオアシシギ。
18:26撮影。
















アオアシシギの後ろにソリハシシギもやってきて、
水浴びを始めました。18:29撮影。
















タシギもやってきました。
閉館してロールカーテンが閉まると、
鳥たちは人の視線から解放されて、
ホッとしているように感じます。18:31撮影。













タシギが突然、何かを警戒して身構えました。
相手に向かって尾羽を広げましたが、
誰を威嚇しているのでしょう?18:31撮影。
















すると、にぎやかに鳴きながらコチドリが
舞い降りてきました。
前浜でホッと一息する鳥たちに
合流したかったようです。18:31撮影。
















夕方にMARUKOMEが園路沿いで
ノジコらしき鳥を見かけたので、
まだ園内にいるかもしれません。

また、昨日隣町でノゴマを見かけたので、
そろそろ園内にも現れるかも?

(きりぎりす)

2025年4月27日日曜日

レンジャー日記20250427

またハシボソガラスが昨日と同じ場所で
カメを食べていました。
昨日食べ残した分を隠しておいて、
また食べにやってきたようです。
最後は甲羅ごと飲み込んでしまいました。
10:05撮影。
















園路を歩いていると、
妙に近くでセッカのさえずりが聞こえるな、
と思ったら、すぐ近くの枯れヨシにとまって
さえずっていました。
先日の保護区内管理道で対面した時よりも、
さらに近距離かつ順光で観察できました。
13:37撮影。




















これまで草にとまるセッカを観察したときは、
いつも正面向きだったのですが、
今回は飛び立つ直前に向きを変えて、
横向きの姿も見せてくれました。13:38撮影。



今度は前回よりも鮮明に
さえずる様子を動画撮影できました。13:35撮影。




シバザクラの花壇に、
アゲハが吸蜜にやってきていました。
口吻にたくさん花粉がついていて、
シバザクラの狙いどおり、花粉運搬に
貢献していることを実感しました。13:53撮影。
















シギの入り江にウズラシギが3羽現れました。
いつも背景がごちゃごちゃしたところにばかりいますが、
時々全身がよく見えるところにも出てきてくれました。
15:09撮影。

















今日もシギの入り江には、
いろいろなシギ・チドリがいました。
左から、ソリハシシギ、タシギ、ウズラシギ2羽です。
15:12撮影。












園路のわきの石にシオカラトンボがいました。
まだ眼が水色になっていない未熟個体です。
15:19撮影。















3匹まとまっていました。15:21撮影。
















アキニレには、オオスズメバチの女王が
樹液をなめにやってきていました。
大人の親指サイズの巨体で貫禄満点です。
15:23撮影。















ナワシログミの茂みから飛び出して来たコムクドリ。
15:33撮影。
















いつもは遠くへ飛び去ってしまうのですが、
今回は近くの電線にとまって姿がよく見えました。
今日は9羽確認しましたが、
お客様によると十数羽いたそうです。15:34撮影。
















今日もシギの入り江にやってきたチュウシャクシギ。
16:41撮影。















ホイピピピピ…と鳴きながら飛び立ち、
ネイチャーセンター前浜に降りようとしましたが、
降りずに飛び去ってしまいました。
16:31撮影。















と思ったら、チュウシャクシギが再び
鳴きながら飛んできて、
水鳥桟橋にいた私の頭上を通り過ぎて
西へ去りました。16:32撮影。
















滞在2日目のツクシガモ・メス成鳥。16:36撮影。












今日はシギの入り江にずっといた、
長期滞在中のキアシシギ。16:41撮影。
















青虫をたくさんくわえたヒバリと出会いました。
巣には食べ盛りのヒナたちが、
親鳥の帰りを待っているのでしょう。16:47撮影。
















今日もタシギの決闘が観察できました。
今回は動画でご覧ください。17:16撮影。




(きりぎりす)

2025年4月26日土曜日

祝!260種類目の鳥を発見!

今朝のコムクドリは10羽でした。
相変わらずはっきりと姿を見せてくれません。
8:27撮影。


















ネムノキの下で、ハシボソガラスが
ミシシッピアカミミガメの子を食べていました。
以前も同じ場所で同じ光景を見ました。
日本では大きくなると無敵と思われる
アカミミガメですが、ハシボソガラスに時々
捕食されているのを見かけます。
意外と重要な天敵なのかもしれません。

それにしても不思議なのは、
アカミミガメを食べているときのハシボソガラスは、
私が近づいても全然逃げないことです。
固い甲羅を割るのが忙しくて、
人のことを気にするゆとりがないのかな?
8:40撮影。


先日初認だったアマサギが、今日も現れました。
現場はネイチャーセンター北側のヨシ刈り跡地で、
ここに降りたのは初めてだと思います。11:29撮影。



ネイチャーセンター目の前の砂浜に、
タカブシギがやってきました。
前浜にタカブシギが来たのはとても久しぶりです。
12:19みとら撮影。



さらに、キアシシギも前浜に寄ってきました。
前浜の常連のソリハシシギに連れてこられたのかな?
このようにキアシシギとソリハシシギは、
前浜の柵にとまることがあります。
12:19みとら撮影。
















昨日から、つばさ池の北岸に
チュウシャクシギが1羽います。
昨日は彦名東橋そばの観察広場にいて、
今日はネイチャーセンター北側の岸辺に現れました。
ここはクイナやバンがよく現れるポイントなのですが、
チュウシャクシギも気に入ったのかな?14:52撮影。
















チュウシャクシギは、今のホットスポットである
シギの入り江にもやってきました。15:08撮影。
















長期滞在中のダイシャクシギ。
しかし、近頃は姿を見せる時間が短く、
存在感がありません。15:11撮影。
















久しぶりにツクシガモが1羽現れました。
まだいたの?とびっくり。17:14撮影。
















前浜で、タシギが1対1の決闘をしていました。
17:20撮影。
















タシギの決闘は、頭を下げて相手に向かって
尾羽を立てて広げて見せるのがルールなのですが、
何が勝負の決め手なのか、よく分かりません。
17:21撮影。
















今回の勝負は、左の個体の勝ちでした。
結局、なにが決め手だったの?17:21撮影。
















前浜の常連となっているソリハシシギ。
一緒に採食していたセイタカシギよりも、
はるかにゴカイ採りが上手いです。
また長~いゴカイをゲット。
ゴカイを引っこ抜くには脚の長さが足りないかも?
17:26撮影。
















苦労してゴカイを引っこ抜くと、
セイタカシギに奪われないように全速力で遠くに逃げて、
無事飲み込むことができました。17:26撮影。
















園内でコチドリに繁殖の兆しが見られました。
このまま上手くいきますように!17:51撮影。
















シバザクラ花壇の背景の梢から、
イカルのような聞きなれないさえずりが聞こえたので、
よく見てみると、なんとコイカルがいました。
コイカルはメスもさえずるのですね。
当園の260種類目、私自身も初めて見る鳥でした。
すぐに東へ飛び去ってしまいました。17:56撮影。









ついに、米子水鳥公園で記録された鳥が
260種に到達しました。
今月だけで3種も追加され、
10年以上ぶりの鳥も現れるなど、
今季は変わった鳥がよく飛来しています。
この春の渡りの間に、さらなる初記録があるかな?

(きりぎりす)