待望のカルガモの親子が、本日ようやく確認できました。
昨年よりも11日遅れでしたが、昨年がかなり早かったので、例年どおりの時期の確認です。
これから予定している小学生の社会科見学にあたり、事前に園内の鳥の様子を確認していた職員みとらが、つばさ池北岸沿いを泳ぐ親子を発見しました。
彦名東橋そばの観察広場前を泳いでいたカルガモの親子。ヒナが広く散らばって泳いでいたので数を確認するのに苦労しましたが、10羽いました。10:54撮影。
その後、親子は南に進路変更し、つばさ池を北から南へ横断し始めました。ヒナを置き去りにして、どんどん前進する親鳥。10:54撮影。
ヒナたちは、置いて行かれないように大急ぎで親鳥に追いつき、もう少しで南岸に到着。約200mの距離を、5分程度で泳ぎました。10:59撮影。
すると突然、親鳥が前進をやめて警戒し始めました。そして間もなく、不審なカルガモが1羽、親子のそばに着水しました。10:59撮影。
親子に付きまとう不審ガモと、それを威嚇する親鳥(左端)。10:59撮影。
すると親鳥は、ヒナたちを置いて飛び立ちました。ヒナを置き去りにして大丈夫なの?10:59撮影。
飛び去った親鳥を追って不審ガモも飛び立ちました。
取り残されたヒナたち。親鳥は、不審ガモがヒナではなく自分に興味があることを察していたのかな?10:59撮影。
しばらくすると、親鳥がヒナの元に戻ってきました。間もなく不審ガモ(写真左端)も戻ってきて、親子共々、南岸の茂みの裏へと泳いでいきました。11:00撮影。
お昼から始まった小学生の社会科見学のご案内中に、親子が南側からネイチャーセンター前に現れました。この時は不審ガモの姿がなく、親子だけで安心して泳いでいて良かったです。12:17MARUKOME撮影。
カモ島の前を横切って北岸へと向かう親子。その後再び北岸にたどり着き、岸辺沿いに東へと泳いでいきました。12:18MARUKOME撮影。
社会科見学は、私とみとらで2グループに分かれてご案内したのですが、みとらが担当したグループだけ親子を観察できました。ラッキーでしたね!
このヒナたちは産まれたてではなく、生後数日経過しているようでした。今後、第2、第3の親子の登場が楽しみです。
(きりぎりす)