2020年12月28日月曜日

今朝の水鳥公園

今年最後の開館日の米子水鳥公園です。
明後日から寒波が来るとは思えない穏やかな天候です。





 









来年、米子水鳥公園は元旦7:00~開館です。2・3日は、9:00~開館します。

詳しくはこちらをご確認ください。



来年は良い年になりますように。

2020年12月27日日曜日

穏やかな夜明け

 今朝はそれほど寒くなく、風もない穏やかな夜明けでした。


今朝の日の出風景。

元旦もほぼ同じ場所から初日の出が見られるはずですが、

お天気次第です。











こんな風景で新年を迎えられたらいいのですが…。




一時、水鳥公園にねぐら入りするコハクチョウが一桁台まで減少し、

初日の出コハクチョウ観察会がどうなるか心配でしたが、

近頃急に数が増え、今朝は119羽(オオハク1コブハク4含む)

いました。




近頃、あまり姿を見せてくれなくなったヘラサギ。

今朝は幼鳥が1羽いました。





昨晩はマガンが340羽くらいねぐら入りしました。
今朝は14羽いて、7:08に採食に飛び立ちました。

その後、ヒシクイが13羽現れました。
みな頸とくちばしが長く、亜種オオヒシクイのようです。












ツクシガモは昨日の夕方は15羽いました。
今季最多数です。
今朝は12羽いましたが、
さらに数が増えるかもしれません。




8:09の風景。
今日はハクチョウたちは全く飛び立ちません。
水鳥の絵を描く会Part1を開催するので、
コハクチョウがいてくれるのは有難いです。
ただし、飛び立つ様子が見たい方にとっては、
残念ですね。





その他の鳥の近況:
トモエガモ:
数十羽います。運が良ければ約60~100mの距離で
観察できます。順光になる午後がオススメ。

ミコアイサ:
約20羽いて、美しいオスが昨日は2羽いました。
距離はおよそ400m。

オナガガモ:
今最も多い鳥で、昨日は約1700羽いました。

マガモ:
2番目に多い鳥で、昨日は約1000羽いました。

など、およそ30種類・2500羽。


(きりぎりす)

2020年12月25日金曜日

うし年金銀銅バッチ完成!

 さて、年末イベントは今日を含めて

あと4日間です。

現在「鳥の丑年年賀状を書こう!」

「中海の野鳥マグネットを作ろう!」

開催中ですので、

参加をご希望の方はぜひ、お越しください。


それと同時並行で、

お正月イベントの準備も進めております。

元旦からは「初日の出!コハクチョウ観察会」

7:00~8:00に開催してから、

「どんぐりコマ回し大会2021」

「水鳥公園の生きものカルタで遊ぼう!」

始まるほか、

クイズラリーが冬バージョンの新クイズとなります。


2021年は丑年ということで、

牛にまつわる鳥3種類の金・銀・銅バッチを

ご用意しております。

どんぐりコマ回し大会に参加して頂き、

どんぐりコマを20秒以上回せれば金バッチ、

10秒以上から20秒未満で銀バッチ、

10秒未満で銅バッチをプレゼントします。

ぜひ挑戦してみてください。



















ところが現在、大晦日から元旦にかけて

大雪の恐れという予報が出ておりまして、

予定どおり開園できるか心配しております。

大雪で水鳥公園までの進入路が

走行困難になるような場合には

休園する可能性があります。

その際にはHP(ホームページ)に掲載しますので、

心配な場合はHPをご確認いただきますよう、

お願い致します。


(きりぎりす)

2020年12月19日土曜日

気の毒なノスリ

 7:45ごろのネイチャーセンター前浜。

コハクチョウが9羽夜を明かしていました。

現在園内にねぐら入りしているコハクチョウは

この9羽のみです。











近頃あまり姿を見せてくれなくなったヘラサギですが、

今日は4羽確認できました。

かなり寒くなってきましたが、

まだ留まってくれていてありがたいです。


11:00ごろ、園内の池の南岸で

ハヤブサがオオバンを食べていました。

珍しいことに、カラスやほかのタカが

横取りに集まっていません。

邪魔が入らずに食事ができています。










すると、ハヤブサが突然何かに反応して、

獲物を置いて飛び立ちました。


















ハヤブサの動きを追うと、
近くの松にとまっていたノスリに
急降下を繰り返していました。



















確かに、ノスリはハヤブサの獲物を横取りする
常習犯です。
しかし、今回はノスリは何もしておらず、
ハヤブサが先制攻撃を仕掛けて
一方的に攻め立ててました。
普段は受け身のハヤブサが
先制攻撃をするのは珍しいです。

ただ松にとまっていただけなのに、
ハヤブサから執拗に攻撃を受けて
防戦一方だったノスリが気の毒でした。

結局、ハヤブサは獲物の元に戻らずに
そのまま飛び去り、
ノスリはハヤブサの食べ残しには
手を出しませんでした。
ハヤブサの食べ残しはその後、
トビがきれいに片付けてしまいました。

結局、ハヤブサは何がしたかったのかな?


ツクシガモは現在7羽います。
しかし、全くまとまらずに、
各自バラバラに行動しています。

オスの成鳥が2羽、
夕方に目の前にやってきました。
雨雲の隙間からの日差しに照らされると
とても美しかったです。
















16:40頃、マガンの220羽くらいの群れが
塒入りしました。
例年、この時期にはあまりねぐら入りしないのですが、
近頃は毎日帰ってきてくれるのでうれしいです。
ヒシクイも7羽飛来しましたが、
うち4羽が塒入りして残る3羽は西方向へ飛び去りました。
その後、マガンが約50羽追加飛来しました。
近頃は300羽前後が塒入りしています。
カリガネ1羽も混じっていると思いますが、
明るい時間に園内にいないので確認できません。

コハクチョウは11羽ねぐら入りしました。
朝よりも2羽増えました。
北帰行が始まるまでは、コハクチョウの数は厳しそうです。

(きりぎりす)


2020年12月18日金曜日

閉館間際にマガンとコハクチョウが帰宅?

冬至の前ですが既に日没時間が少しづつ早くなってきました。米子水鳥公園の閉館間際である17:30ごろ300羽以上のマガンの群れが帰ってきました。例年、この季節に見なくなるのですが、ここのところよく塒入りが見られます。






一緒にトモエガモの群れも戻って来たのですが、暗くて写りません。


 











コハクチョウも前浜に少しだけ帰ってきました。

野鳥カルタを中海周辺の学童などに配布!

米子水鳥公園では、中海に生息する野鳥を知ってもらおうと米子水鳥公園の野鳥カルタを制作しました。

このカルタをお正月シーズンを前に、市内の学童や幼稚園・保育園・こども園などに配布しました。

野鳥の名前が取り札となっている楽しいカルタです。

一般的なカルタと同様に絵札を床に並べ、読み札を読み取り札を取り合います。

読み札は、最初に生きものの特徴を述べ、最後に生きものの名前を読み上げるようになっています。慣れてくると、読み札の初めの方を読むだけで鳥の名前が出てくる前に取り札を取ることができます。同じ頭文字をもつ野鳥のカルタも多く含まれているので、お手付きには注意が必要です。

2020年12月13日日曜日

最後の晴れ間?トモエガモ

今日もトモエガモを確認しました。
警戒心の強いトモエガモにしては珍しく、
ネイチャーセンターの前浜を泳いでくれています。
今日は、子供たちの絵を描くイベントがあり、
大サービスです。





でも、何かお顔がいつもと違うような・・・・









よく見ると、瞼を閉じてお昼寝中です。
長旅でお疲れでしょうか?
明日からはより厳しい寒波が入ってくるとのこと
つかの間の休憩です。

 

2020年12月5日土曜日

数年に一度?トモエガモが近い!

今朝のコハクチョウの数は、何と5羽!

田んぼに水が張られたとはいえ、

ここまでコハクチョウがいなくなってしまうのは

珍しいです。

元旦の朝にコハクチョウがいてくれるのか、

心配になってきました。


今日は気温は低かったですが、

日差しが暖かい晴天でした。

雪化粧した大山と青空、

カモの群れの風景は格別です。

昨日は、ネイチャーセンター前にいつも群れている

オナガガモが全然いなくてどうしたことか

と思ったのですが、

今日は朝から一昨日以上の数が

目の前に群れていました。










特に風はなかったのですが、

カモたちはネイチャーセンタ―正面から左手

(北寄り)にかけて群れていました。

その中に、いつもは600m先に群れている

トモエガモがたくさん混じっていました。











こんな感じです。

このように米子水鳥公園では、

トモエガモはオナガガモの群れに混じることが

時々あります。

観察距離はネイチャーセンターから

水平距離でおよそ80mです。












なんと、こんなところにまで!
ネイチャーセンターから約40m。
なかなかこんな近距離で観察できることはありません。
しかも、午後には順光となり、
青空が映り込む水面は濃い青色で、
こんな好条件は数年に一度しかないと思います。




緑色に輝く特徴的な横顔の模様が、
20倍の望遠鏡で鮮明に観察できました。




トモエガモだけではなく、
カモだんごもいつもより近くで形成されていたので、
動画撮影してみました。
これがカモだんごの全景です。




カモだんごの中心部のアップ。
ハシビロガモだけではなく、
様々な鳥が参加していることが分かります。




今日もヘラサギは5羽揃っていました。
しかし、5羽が一か所にまとまることはほとんどなく、
最もまとまるときで4羽と1羽でいます。
ヘラサギはあまり協調性がないのかな?




一日中ネイチャーセンター目の前に
群れていたオナガガモたちは、
夕方になると小島から水面に降りて、
池の奥の方へ移動を始めました。

そして、17:20~17:30にかけて、
続々と西方向へと飛び立って
水面が空っぽになりました。
カモの大群が一斉に水面から飛び立つ光景は壮観で、
お客様に喜ばれました。

カモが夜になってから活動を始める様子を
実際に観察したことがある人は
とても少ないのではないでしょうか。
カモが夜行性であることを実感する光景です。





(きりぎりす)

2020年12月4日金曜日

カワセミが大きな獲物をGET!

今日も前浜でお休み中のツクシガモ。







 



その後、600mくらい先に

新たなツクシガモの群れを発見。

ネイチャーセンター付近にも1羽いたのですが、

この群れのうちの1羽だったのかは不明。

少なく見積もってツクシガモが6羽いました。











大変美しいハシビロガモのオス。

この個体はなぜか1羽で長時間、

ネイチャーセンター目の前の岸辺に立ったまま、

ずっと池を眺めていました。












ネイチャーセンター正面中央の小島に

タシギがやってきました。

あいかわらず見事なカモフラージュです。

これからの季節は、

ネイチャーセンター前にタシギが何羽

隠れているかを探すのも楽しいです。










近頃、ネイチャーセンターからみて右側の丸木柵に、

カワセミのメス成鳥がよくとまります。

水鳥公園で見られるカワセミのほとんどは幼鳥なので、

成鳥は珍しいです。



この個体が、獲物に狙いを定めてダイブ!



















すると、大きな獲物をくわえて戻ってきました。












いつもは一口サイズのメダカなので、

すぐに飲み込んでしまいますが、

これほど大きい獲物の場合は、

止まり木にたたきつけて弱らせます。











少々苦労していましたが、飲み込んでしまいました。

メダカ何匹分のボリュームかな?

こんな光景を目の前で見せてくれるので、

お客様にとても喜ばれています。



15:40頃に安来方向から飛来したコハクチョウ。

11月30日から安来の田んぼに水が張られたため、

前日まで500羽くらいいた園内のコハクチョウの

ほとんどがそちらへ引っ越してしまい、

帰って来なくなってしまいました。

今日は暗くなる前にねぐら入りが確認できたのは

9羽だけです。












コハクチョウがいなくなった風景は、

やっぱり寂しいです。

近頃はコブハクチョウもいません。

それでも、

5羽のヘラサギや

とても美しいツクシガモのオス、

数百羽のトモエガモの群れ、

数十羽のミコアイサなど、

それ以外の鳥たちが、私たちを楽しませてくれます。







(きりぎりす)

2020年12月3日木曜日

とりアート2020 西部地区イベントで標本展示

とりアート展に講師で読んでいただいた縁で

ホープタウン(米子市)にて

中海の水鳥の標本や写真を出張展示してきました。 











バードカービング米子さんも出展されています。










三階ではワークショップのレクチャーとして
館長による「色とりどりの"水鳥"」があり、
ワークショップでは朝倉弘平さんによる「楽しい鳥の帽子「デコイ帽」を作ろう!」
では新聞紙で作った楽しいデコイ帽がたくさん出来上がりました。









とりアート2020でのワークショップは、次回2021年1月30日(土)に
米子水鳥公園で開催予定です。

お問い合わせは、鳥取県総合芸術文化祭実行委員会 事務局西部支部までお願いします。

問い合わせ先
鳥取県総合芸術文化祭実行委員会
米子市西福原2-1-10(米子天満屋4階)アルテプラザ
0859-38-5127