2023年10月30日月曜日

環境問題を考える企業懇話会さんからご寄付をいただきました


 







この度、米子地区の18社で構成される「環境問題を考える企業懇話会」様から

米子水鳥公園の環境整備のための砂の代金をご寄付いただきました。

既にこの砂については、令和5年9月24日の米子水鳥公園環境美化清掃活動の際に

ネイチャーセンターの前浜に広げていただきました。

1か月たち、前浜や草を刈っていただいたウラギクの池周辺には

たくさんの水鳥が飛来しています。

2023年10月25日水曜日

今日の鳥たち20231025

今朝もつばさ池はヒドリガモを中心としたカモたちで賑わっていました。8:37撮影。
















23日に飛来したクロツラヘラサギは順調に3日目の朝を迎えました。カモ島で眠るクロツラヘラサギ。基本的に昼間は寝てばかりいます。9:08撮影。
















「ヒッ…、ヒッ…」と鳴き声がするので、声の主を探したらジョウビタキのメスでした。今季初認です。これまでイソヒヨドリに何度か騙されましたが、今度は本物でした。10:37撮影。















コハクチョウと並んで羽繕いするクロツラヘラサギ。山陰地方ならではのツーショット。12:18撮影。















いつもどおり田んぼと水鳥公園を2往復する生活リズムになったマガン。10:51に昼寝に帰ってきて、14:11に夕食に出かけていき、17:40頃にねぐら入りしました。14:11撮影。
















少し遅れて、残りのマガンの群れとコハクチョウが一緒に夕食に出発。ヒシクイも1羽混じっていました。14:17撮影。















シギ島で次々と小魚(チチブ?)を捕らえて食べていたクロツラヘラサギ。獲物を探す場所が的確で迷いがなく、どこで獲物がよく捕れるのかが分かっているかのようでした。15:22撮影。















アクロバティックに飛んできて、勢いよくカモ島に着陸したコサギ。15:24。















着陸するや否や、足元に群れるカモたちに無差別攻撃をはじめたコサギ。とても機嫌が悪そうでしたが、何かあったのかな?訳も分からずつつかれたカモたちがかわいそうでした。15:24撮影。
















昼寝の合間に時々活動するクロツラヘラサギ。一見、成鳥に見える美しい個体ですが、初列風切の外側2枚の羽軸が黒いので、完全な成鳥ではありません。第3回冬羽か第4回冬羽と思われます。15:31撮影。
















今回飛来したクロツラヘラサギは、基本的にネイチャーセンター前にずっといます。しかし、時々移動して採食していました。土地勘があるような迷いのない行動から、過去に飛来したことがある個体なのかもしれません。15:32撮影。















ウラギクの池に群れるツルシギ(左手前の群れ)。13羽確認され、過去最多記録を更新しました。15:47撮影。















夕方、月と秋らしくない雲の風景がきれいでした。17:03撮影。















17:00過ぎからコハクチョウのねぐら入りが始まりました。17:09撮影。















今日は南の山の向こうからコハクチョウが帰ってきました。17:13撮影。















まだ明るい時間に次々と舞い降りてくるコハクチョウ。17:14撮影。















その中の一部が、ネイチャーセンターに向かって飛んできました。翼開長190cmの鳥が目の前を横切る様は迫力万点でした。17:24撮影。




たくさんのコハクチョウでにぎわうつばさ池。この風景がいつも見られたらいいのですが…。17:41撮影。














今日の鳥
・コハクチョウ 300+羽 17:45
・マガン 55羽
・ヒシクイ 1羽
・ヨシガモ 潜水採食
・ヒドリガモ 潜水採食
・アメリカヒドリ 2羽
・メジロガモ 雌1羽
・カンムリカイツブリ 2羽(求愛ディスプレイ)
・クロツラヘラサギ 若鳥1羽
・タゲリ 幼鳥1羽
・タシギ 4羽
・ツルシギ 13羽(過去最多記録)
・アオアシシギ 1羽
・コアオアシシギ 3羽
・ソリハシシギ 1羽
・ハマシギ 7羽
・トウネン 2羽
・セイタカシギ 1羽
・クロハラアジサシ 1羽
・ハイタカ 1羽
・ノスリ 1羽
・ジョウビタキ 雌1羽(今季初認)
・ドバト 15羽
など、50種類、約3000羽。

(きりぎりす)

2023年10月23日月曜日

クロツラヘラサギが飛来しました

今日は穏やかでとても良い天気です。
ネイチャーセンターの眼下にクロツラヘラサギが飛来しました。










 

2023年10月22日日曜日

白い鳥たちのねぐら入りが面白い!

コハクチョウの数が増えてきて、つばさ池の水面にコハクチョウの羽毛が大量に漂うようになりました。8:16撮影。















ハマシギがネイチャーセンター前によくやって来るようになりました。カモ島に集まって眠るハマシギたち。9:04撮影。


このハマシギたちは、昨日のコアオアシシギと同じように目の前の砂浜にもやってきて、ソリハシシギと一緒に採食していました。9:26撮影。















今日もマガンがふらりと上空に飛来しましたが、やはり降りずに西へ去ってしまいました。西へ飛び去るマガン4羽。9:35撮影。















後に27羽の群れも飛来。この群れも降りずに西へ去りました。10:00撮影。















しかし、しばらくするとマガンの群れが引き返してきて、今度こそ着水しました。ようやく晩秋恒例の昼のねぐら入りが始まりました。10:24撮影。















その後マガンたちは、14:03に午後の採食へ出かけていきました。
米子水鳥公園のマガンは、11月までは早朝に採食に出かけた後、10:00~11:00頃に帰ってきて園内で過ごし、14:00~16:00頃に再び採食に出かけ、日没後にねぐら入りします。12月になるとコハクチョウと同様に、朝に飛び立って夕方に帰ってくる一往復になります。


9:56にオオハクチョウの幼鳥が1羽飛来しました。仲間を探すようにソワソワしていました。ネイチャーセンター前にやってきて、カモ島に上陸したオオハクチョウ幼鳥。11:10撮影。















今日もネイチャーセンター北側のヨシ原の入江に集合したシラサギたち。ここで終礼を行うのが近頃のシラサギたちのルーティーンとなっています。17:26撮影。















今日はコハクチョウのねぐら入りが昨日よりも早く、まだ明るい閉館時間頃に続々と帰ってきました。17:22撮影。















17:33撮影。
















数十羽の群れが次々と安来方向から飛来してきて、その様子から目が離せなくなりました。見る見るうちに園内がコハクチョウたちで賑わっていきました。17:36撮影。















着水したコハクチョウの一部が、ネイチャーセンター目の前に寄ってきました。17:36撮影。















コハクチョウの群れがさらに飛来!これが今日のねぐら入りのクライマックスでした。暗くて正確に数えられませんでしたが、おそらく200羽以上が飛来したと思います。17:40撮影。















コハクチョウのねぐら入りの迫力に圧倒されている間に、シラサギたちの終礼が終わり、ねぐら入りしていました。今日のねぐらは、ネイチャーセンター前に多数打ってある杭の先のようです。17:53撮影。















今日は、コハクチョウとシラサギ類のねぐら入りの様子がとても面白かったです。
明日以降も、閉館間際の白い鳥たちのねぐら入りの様子が楽しみです。

今日の鳥
・コハクチョウ ±200羽
・オオハクチョウ 成鳥1羽幼鳥1羽
・コブハクチョウ 成鳥1羽
・マガン 41羽(6:25)
・オシドリ 1羽
・アメリカヒドリ 雄2羽(成鳥、幼鳥)
・ヒドリガモ✕アメリカヒドリ 4羽
・シマアジ 2羽
・メジロガモ 雌1羽
・ツルシギ 10羽
・アオアシシギ 8羽
・コアオアシシギ 1羽
・ハマシギ 22羽
・ソリハシシギ 1羽
・トウネン 2羽
・セグロカモメ 2羽
・チュウヒ 2羽
・ハイタカ 1羽
・ハヤブサ 1羽
など、55種類・約3000羽。

(きりぎりす)

2023年10月21日土曜日

今日の鳥たち20231021

開館準備中に、カワセミの声が聞こえたので注目したら、ネイチャーセンター前左手の丸木柵にカワセミが2羽とまっていました。8:25撮影。
















今朝は昨日よりもさらに冷たい雨天でした。そのため、今季初めて観察ホールで暖房を使いました。8:42撮影。















雨がやむと、カワウたちが一斉に翼を広げて羽を干し始めました。9:00撮影。















しかし、今日は雨が降ったりやんだりと目まぐるしく天候が変わりました。雨が降り始めるとすかさず翼をたたんだカワウたち。9:16撮影。















マガンの声が聞こえたので空を見上げると、西から3羽飛来しました。米子城址を背景に旋回するマガン3羽。10:44撮影。
















園内に降りてくれることを期待しましたが、降りずに西へ去るマガン。10:45撮影。















北西から飛来したハイイロチュウヒ。水鳥公園の南岸を旋回中。10:49撮影。















その後ハイイロチュウヒは、マガン半島の上を低空飛行して獲物を狙っていました。逃げ惑うシギたち。10:51撮影。















カモ島にアオアシシギが2羽やってきました。10:53撮影。















アメリカヒドリがカモ島のすぐ後ろまでやってきました。上陸してくれないか期待しましたが、上がらずに引き返してしまいました。13:56撮影。















そして、池の底から水草を摘んで浮上してくるオオバンから水草を横取りしていました。13:59撮影。















今日は昨日にも増してハマシギがたくさんいました。トウネンと一緒につばさ池の上を飛び交うハマシギ。14:03撮影。















この秋整備したネイチャーセンター目の前の砂浜に、コアオアシシギが初めてやってきてくれました。15:08撮影。















ネイチャーセンター目の前の岸沿いに採食するハシビロガモに追い立てられるコアオアシシギ2羽。15:10撮影。
















目の前の砂浜の常連であるソリハシシギもやってきました。15:11撮影。















今日も明るいうちにコハクチョウが飛来しないかな、と期待していたのですが、17:00を過ぎてからようやく飛来。今日は新着の群れではなく、すべてねぐら入りのようでした。17:10撮影。















飛来した群れのうち2羽が目の前に着水してくれました。17:11撮影。















17:30時点で37羽しか帰って来ず、今日はこれでおしまいか、と思ったら、閉館後に次々とねぐら入りして、17:45までに179羽に急増しました。その後もさらに飛来していたようです。明日の朝には何羽いるかな?17:43撮影。















今朝の6:00に、ネイチャーセンター前にコハクチョウが群れていたことが、ライブカメラの映像に写っていました。今季もネイチャーセンター前でコハクチョウがねぐらをとるようになってきたようです。来月から土日祝日の早朝開館が始まります。楽しみですね!

今日の鳥
・コハクチョウ 179羽(成鳥167幼鳥12)
・オオハクチョウ 1羽
・マガン 38羽(17:43ねぐら入り)
・ヨシガモ 103羽(潜水採食を繰り返す!)
・ヒドリガモ 1671羽(現在の最大勢力!)
・アメリカヒドリ 雄1
・トモエガモ 13羽
・オシドリ 3羽(雄1雌2)
・メジロガモ 雌1羽
・ツルシギ 5羽
・アオアシシギ 4羽
・コアオアシシギ 3羽
・ソリハシシギ 1羽
・セイタカシギ 1羽
・ハマシギ 58羽
・チュウヒ 1羽
・ハイイロチュウヒ 1羽
・オオタカ 成鳥1羽
・ハヤブサ 1羽
・ショウドウツバメ 20+羽
など、55種類、約3000羽。

(きりぎりす)