2017年9月28日木曜日
ネイチャーセンターが気になるチョウゲンボウ
今日は今年度の草刈り最終日です。
どうにか、マガンがやって来る前に予定範囲の草刈りを終えることができました!
草刈りを終えて引き上げると、
ネイチャーセンターの屋根にひらりと何かがとまるのが見えました。
とまっていたのはチョウゲンボウでした。
ネイチャーセンターをねぐらに選んでくれたようです。
軒下に潜ってみて、居心地をチェック。
こっちはどうかな?
なんだか落ち着かなかったようで、
飛び去ってしまいました。
とりあえず、今後軒下をチェックしてみて、
糞やペリットが落ちていないか注意してみようと思います。
(きりぎりす)
2017年9月24日日曜日
水鳥公園初記録を2種類確認!
ただいま、米子水鳥公園は鳥類標識調査の最盛期を迎えています。
22日には水鳥公園史上最高?の標識数を記録しましたが、
その勢いはまだ衰えておらず、今日も6種164羽が標識されました。
その中には、何と米子水鳥公園初記録の鳥が2種類も含まれていました!
初記録その1:エゾセンニュウ
この時期に水鳥公園を多数通過するシマセンニュウよりも大きく、オオヨシキリに近い大きさです。オオヨシキリと一見よく似ていますが、エゾセンニュウの方がやや小さく、羽色がより暗く、脚の色も尾羽の形も違います。また、オオヨシキリのように口の両端にひげ状の羽毛がありません。上がエゾセンニュウ幼鳥、下がオオヨシキリ幼鳥(第1回冬羽)です。
初記録その2:ムジセッカ
羽色、脚の色、体のサイズなどを検討し、さらには研究者に写真と計測値を送って見解をお聞きした結果、ムジセッカと判明しました。
鳥取県初記録と思われます。
エゾセンニュウ、ムジセッカともに、観察することはとても難しく、
ヨシ原に潜む鳥を捕獲できる鳥類標識調査ならではの発見です。
これで、米子水鳥公園で確認された鳥は222種(外来種・かご脱け鳥を含めると225種)となりました。
(きりぎりす)
22日には水鳥公園史上最高?の標識数を記録しましたが、
その勢いはまだ衰えておらず、今日も6種164羽が標識されました。
その中には、何と米子水鳥公園初記録の鳥が2種類も含まれていました!
初記録その1:エゾセンニュウ
この時期に水鳥公園を多数通過するシマセンニュウよりも大きく、オオヨシキリに近い大きさです。オオヨシキリと一見よく似ていますが、エゾセンニュウの方がやや小さく、羽色がより暗く、脚の色も尾羽の形も違います。また、オオヨシキリのように口の両端にひげ状の羽毛がありません。上がエゾセンニュウ幼鳥、下がオオヨシキリ幼鳥(第1回冬羽)です。
初記録その2:ムジセッカ
羽色、脚の色、体のサイズなどを検討し、さらには研究者に写真と計測値を送って見解をお聞きした結果、ムジセッカと判明しました。
鳥取県初記録と思われます。
エゾセンニュウ、ムジセッカともに、観察することはとても難しく、
ヨシ原に潜む鳥を捕獲できる鳥類標識調査ならではの発見です。
これで、米子水鳥公園で確認された鳥は222種(外来種・かご脱け鳥を含めると225種)となりました。
(きりぎりす)
2017年9月23日土曜日
中海夕暮れコンサートを開催!
2017年9月22日金曜日
日・韓環境教育センターネットワーク推進事業に参加
昨年より交流を進めている慶尚南道ラムサール環境財団(韓国チャンニョン郡)の日韓環境教育センターのネットワーク形成事業に大人1名とジュニア・レンジャー高校生2名で参加しました。
日本から米子水鳥公園・北九州ホタル館から参加・基調講演を行い、韓国の各施設からも報告があった。
別途、学生は交流プログラムが組まれ、ポスター作りなどを実施した。また、現地視察としてチリサンネイチャーセンター、韓国トキ保護センター・ウポ沼アキマドホタル祭の様子を見学しました。
今回の交流では、米子水公園やジュニア・レンジャーの活動を韓国でアピールするとともに、今後の活動につなげる事が出来ました。
12月には、韓国から米子水鳥公園を訪問して頂ける予定です。
日本から米子水鳥公園・北九州ホタル館から参加・基調講演を行い、韓国の各施設からも報告があった。
別途、学生は交流プログラムが組まれ、ポスター作りなどを実施した。また、現地視察としてチリサンネイチャーセンター、韓国トキ保護センター・ウポ沼アキマドホタル祭の様子を見学しました。
今回の交流では、米子水公園やジュニア・レンジャーの活動を韓国でアピールするとともに、今後の活動につなげる事が出来ました。
12月には、韓国から米子水鳥公園を訪問して頂ける予定です。
シマセンニュウとコヨシキリの渡りがピーク!
本日行った鳥類標識調査で、
シマセンニュウ137羽、コヨシキリ145羽を標識・放鳥しました。
昨年のピークを大きく上回る数です。
※昨年のピーク:
シマセンニュウ 125羽(9/16)
コヨシキリ 121羽(10/5)
早朝から異常なくらいに捕獲できるので処理が追いつかず、
いったん捕獲を中断し、捕獲できた鳥の標識作業に専念しました。
そして、午後に落ち着いてから再開したところ、
その後も継続して捕獲できました。
特にシマセンニュウは、いつもは早朝にしか捕獲できない鳥なのですが、
今日は一日中捕獲できました。とても珍しいことです。
ヨシ原の中では、一日中多数のシマセンニュウの鳥影がみられたので、
昨晩に相当数が渡って来ていたようです。
通常、水鳥公園で行う鳥類標識調査は、
長くてもお昼までには鳥が捕れなくなって終了するのですが、
長くてもお昼までには鳥が捕れなくなって終了するのですが、
今日は一日中たくさんの鳥が捕獲できるので調査の区切りがつかず、
結局一日中調査することになってしまいました。
こんなことは私自身初めての経験です。
いつもはシマセンニュウとコヨシキリのピークは時期がずれてやってくるのですが、
今年は同時にピークがきて、その日にちょうど私が調査担当日でした。
シマセンとコヨシのピークが揃ったのは、先日の台風の影響かもしれません。
あまりにも忙しすぎて、6:00から13:00まで休む暇がありませんでした。
その他鳥情報:
チョウゲンボウ2羽 今季初認!今年もネイチャーセンターにねぐら入りするかな?
クロハラアジサシ 10+羽 近頃よく現れます。こんなに多いのは珍しい!
シマアジ 2羽 まだいます!
ノビタキ 1羽 鳥類標識調査にて。今季初認。
私たちが知らないところで、鳥たちはどんどん渡っています。
(きりぎりす)
2017年9月21日木曜日
オシドリ飛来!
現在、続々と渡り鳥が飛来中の水鳥公園。
今日はオシドリが7羽やってきました。
本日14時過ぎ頃に飛来したオシドリ7羽。
メスが1羽で、他の6羽はくちばしが赤いオスです。
美しい雄も1羽いますが、様々な換羽状況の個体がいて面白いです。
シマアジも1羽まだ居ます。
この個体はエクリプスです。
このほかにも、アリスイが1羽現れました。
園内に設置してあるベンチに、モズの幼鳥と一緒にとまっていたそうです。
その他、鳥の近況:
・キジバトのヒナ2羽は、一昨日から昨日にかけて無事巣立ったようです。
・20日のお昼前頃に、ヤイロチョウと思われる鳥が水鳥公園上空を東から西へ通過。
ビックリ!
日々鳥の状況が目まぐるしく変化するので、鳥から目が離せません。
(きりぎりす)
今日はオシドリが7羽やってきました。
本日14時過ぎ頃に飛来したオシドリ7羽。
メスが1羽で、他の6羽はくちばしが赤いオスです。
美しい雄も1羽いますが、様々な換羽状況の個体がいて面白いです。
シマアジも1羽まだ居ます。
この個体はエクリプスです。
このほかにも、アリスイが1羽現れました。
園内に設置してあるベンチに、モズの幼鳥と一緒にとまっていたそうです。
その他、鳥の近況:
・キジバトのヒナ2羽は、一昨日から昨日にかけて無事巣立ったようです。
・20日のお昼前頃に、ヤイロチョウと思われる鳥が水鳥公園上空を東から西へ通過。
ビックリ!
日々鳥の状況が目まぐるしく変化するので、鳥から目が離せません。
(きりぎりす)
草刈りラストスパート!
2017年9月18日月曜日
鳥学会で表彰!!
平成29年9月15-18日、茨城県つくば市で、日本の鳥の専門家が集まる鳥学会が開催されました。
ここで、いつも米子水鳥公園でジュニア・レンジャーや子どもラムサールクラブのメンバーとして参加してくれている二人のお子さんが、
今年も高校生部門のポスター発表に参加しました。
何十回も大山へ通ってジョウビタキに関する観察を発表したもので、とてもよくまとまっていました。
そう思ってみていましたら、なんと
高校生部門のポスター発表の部門で、二人は「最優秀賞」を頂き、表彰されました。
二人は、小学生と中学生なのですが・・・
表彰される二人
日頃の米子水鳥公園での観察や自由研究発表会での経験が、
役に立ったのであれば幸いです。
台風一過の鳥の様子
台風一過のネイチャーセンターから見る園内風景。
先日の子どもラムサールクラブで整備した砂浜は完全に水没。
その向かいにある枕木で囲まれた島も完全に水没しました。
左手に見えるドーナツ島もかなり水没し、ドーナツ型になっていません。
池の水位が一晩で12cm上昇しました。
昨日の夜は猛烈な雨風でしたが、鳥たちは無事嵐を乗り切っていました。
最も心配だったキジバトのヒナたち。
巣が半分崩れかかっていましたが、ヒナは2羽とも無事でした。
もうヒナからハトに成長しています。
嵐の中採食していた(個体とは限りませんが)クロハラアジサシも
元気に池の上を飛び回っていました。
ネイチャーセンターの目の前にも時々やって来てくれました。
今や前浜の常連となっているコアオアシシギも、
いつもどおり前浜にやってきました。
近すぎて窓際に近づかないと見えません。
カモたちは順調に増加中。
どんどん池がにぎやかになってきています。
みんなで逆立ちしているオナガガモ。
水草がたくさんある今の時期ならではの光景です。
ハシビロガモも群れるようになってきました。
ヒドリガモも群れています。
今日新着の鳥はホウロクシギでした。
今季なかなかやってこなかった、大型のシギの登場に喜びましたが、
はるか500m先。もっと近くで観たいものです。
(きりぎりす)
2017年9月17日日曜日
シマアジが目の前にきました
この秋、シマアジが初めてネイチャーセンターの目の前にやってきました。
コガモと並ぶシマアジ(手前)。
並んでくれると、顔つきの違いが分かります。
近ごろ、シマアジは3羽いるのですが、
それぞれバラバラに行動していて、なかなか一つにまとまってくれません。
2羽と1羽に別れて行動していることが多く、時々3羽まとまって寝ています。
2羽の図。
むりやり3羽の図。
右端、左から2羽目、3羽目がシマアジです。
杭の先では、カワウがディスプレイをしていました。
頭と尾羽を高く持ち上げて、反りかえるようなポーズを繰り返します。
先日のコブハクチョウにつづいて、カワウも繁殖ムード?
お昼過ぎから、台風の接近に伴う風雨が強まってきました。
嵐の中、クロハラアジサシが池の上を飛んで獲物を探していました。
強風で一生懸命羽ばたいてもなかなか前に進んでいませんでした。
今晩遅くまで嵐が続く見込みです。
無事に嵐が過ぎ去ってくれることと、何か面白い鳥が嵐にのってやって来てくれることを期待しています。
(きりぎりす)
コガモと並ぶシマアジ(手前)。
並んでくれると、顔つきの違いが分かります。
近ごろ、シマアジは3羽いるのですが、
それぞれバラバラに行動していて、なかなか一つにまとまってくれません。
2羽と1羽に別れて行動していることが多く、時々3羽まとまって寝ています。
2羽の図。
むりやり3羽の図。
右端、左から2羽目、3羽目がシマアジです。
杭の先では、カワウがディスプレイをしていました。
頭と尾羽を高く持ち上げて、反りかえるようなポーズを繰り返します。
先日のコブハクチョウにつづいて、カワウも繁殖ムード?
お昼過ぎから、台風の接近に伴う風雨が強まってきました。
嵐の中、クロハラアジサシが池の上を飛んで獲物を探していました。
強風で一生懸命羽ばたいてもなかなか前に進んでいませんでした。
今晩遅くまで嵐が続く見込みです。
無事に嵐が過ぎ去ってくれることと、何か面白い鳥が嵐にのってやって来てくれることを期待しています。
(きりぎりす)
オスプレイの訓練??
ネイチャーセンター正面の頭上に、
ミサゴが2羽飛んできました。
そのうちの1羽が、池の上を旋回した後、急降下して池に飛び込みました。
何か獲物を狙ったと思ったのですが、いつもと様子が変です。
池に飛び込む角度がいつもよりも鋭角で、かつスピードが遅いです。
しかも、水面から飛びあがった後、またすぐに水面に飛び込むことをくりかえし、
その都度、何も掴まずに舞い上がっていました。
いまいち、獲物をつかまえようという緊迫感が感じられないのです。
そして、東方向へ飛び去りました。
このミサゴは幼鳥だったので、獲物を捕らえる練習をしていたのかな?
近頃、園内の池にダイブするミサゴが時々いるのですが、
園内にはミサゴが捕えるような大きな魚はいないはずです。
これらも模擬ハンティングだったのかもしれません。
(きりぎりす)
食事中のトビを観察するオオタカ
2017年9月16日土曜日
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