2011年9月30日金曜日
わくわく後藤ヶ丘中 環境整備の職場体験
水鳥のために前浜の草抜きをしたり、島作り、植栽の選定等をしていただきました。
単純な作業かもしれませんが、水鳥たちがここで安心して暮らせるためには、
重要な作業で、それぞれ大きな工夫や考えがあります。
2011年9月26日月曜日
2011年9月25日日曜日
企業懇話会の皆さんの草刈り作業
毎年お世話になっている、米子地区環境問題を考える企業懇話会の皆様による水鳥公園の美化清掃活動が実施されました。
今回は、冬の渡り鳥たちがやってくる前の大切な作業です。今年も500人余りの方に参加していただきました。この作業によって、コハクチョウや国の天然記念物のマガンの塒が整備されました。
さらに、ネイチャーセンターの目の前にある島のヨシ原を刈り払い、たくさんの鳥が上陸して休めるようにしました。
このほかにも、粟嶋神社脇のトンボ池の草刈りや、中海湖岸のゴミ拾いも同時に行われ、中海のゴミは軽トラ三台分も片付けることが出来ました。
これで、気持ちよく冬鳥を迎えることができそうです。
ネイチャーセンター前の島の草刈り前(左)と後(右)の様子。
草を刈った後にサギがたくさん集まってきました。
秋の風
米子水鳥公園では、コガモやオナガガモなどに交じってシマアジなど渡ってきました。
秋だなぁ~という感じです。
そんな中、ネイチャーセンターの150mほどのところにまたカイツプリの巣ができました。
例年、この時期にできた巣は最後まで雛がかえらないので心配です。
時々、カワセミが園内を飛んでいるのがわかります。コヨシキリも一瞬だけ見られました。
もう、いつの間にか渡ってきているのです。
一瞬だけ見たキセキレイ(?)は、もしかして・・・
交接中のアオモンイトトンボ
2011年9月21日水曜日
日本鳥学会で報告
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/wada/osj2011/meeting.pdf
昨シーズンは、震災や鳥インフルエンザなど、本当にいろいろありました。
今回の報告のあと、会場から、
「鳥インフルエンザに関して、米子水鳥公園やきらら浜のように専門家のレンジャーがいて、水鳥の生息地と人の進入地をわけて管理したりさまざまな対策をしたりしてている場所は、専門家がいるからこそ他の公園より安全・安心である。」
とのコメントをいただきました。とても光栄でした。
ご期待に添えるよう、今後も頑張りたいと思います。
2011年9月17日土曜日
今度はハジロコチドリがキタ~!
場所は、昨日ヘラシギが歩いていた岸辺と同じです。
一見、コチドリの幼鳥とそっくりですが、妙に白いおでことパッチリした目が特徴的です。そして何よりも、飛んだ時に白い翼帯が鮮明に見えました。これでハジロコチドリと確信!
またまた水鳥公園初記録です。これで208種類目!
なんとも地味な姿。成鳥夏羽なら分かりやすいのですが、これは幼羽です。
後姿。後頭部の白いえりまき模様が鮮明で、脚の色もオレンジ色です。
正面顔は、白いおでこが目立ちます。アイリングが無く、黒い目がパッチリしていて、かわいい顔をしています。
今日は、ヘラシギもキリアイも姿が見られませんでしたが、ネイチャーセンターからかなり遠い岸辺では様々な大きさのシギ類が時々飛び交っていたので、まだいるかもしれません。
追伸:
ヘラシギは近年急激に数が減っている鳥で、最新の調査では世界で200番い程度しか繁殖が確認されていないそうです。つまり、世界の推定個体数は400羽位。希少な鳥だとは思っていましたが、これほどまで危機的状況とは驚きました。
2011年9月16日金曜日
ヘラシギがキタ~!
夕方のオレンジ色の光線下での撮影なので、色が少々変ですが、幼鳥だと思います。
トウネンの群れに混じって岸辺を歩き回り、へら状のくちばしを泥の中に差し入れて食べ物を探していました。
くちばしが尖っているトウネンたちは、泥をつつきながら歩いているのに対して、ヘラシギはくちばしを泥に差し込んだまま「ググッ、ググッ」と泥の中を探っているのが印象的でした。
その群れの中に、さりげなくキリアイもいました。昨年の続いての登場です。
秋の渡りも本格化してきたようで、コガモが急に増えました。
シギ類も、アオアシシギ、タカブシギ、ソリハシシギは確認出来ましたが、他にもよく分からなかったシギが多々いました。
ヘラシギを観察中に、ハヤブサの幼鳥が獲物を探して低空飛行してきて、園内の鳥たちが騒いでいましたが、誰も襲われずに済みました。
その後この幼鳥は、後から現れた成鳥に追い払われてしまいました。
先日、子どもラムサールクラブの活動で、ネイチャーセンター前の岸辺の除草作業を行い、砂浜の岸辺を整備しました。ネイチャーセンターの正面にシギたちが集まってくれたら嬉しいな~♪
なお、コハクチョウと首輪付きオオヒシクイは今日も健在です。
2011年9月15日木曜日
人工湿地の草刈り大変!!
2011年9月12日月曜日
最近のカイツブリ親子
台風12号以降、残念ながら3羽の雛しか見当たりません。
今日、元の場所に巣の再構築をはじめました。
雛もなにやらくわえて手伝っているつもりのようです。
あまり、役には立っていませんが。。。
それより、カイツブリの雛といいつつ、親鳥の半分以上の大きさで、
ずいぶん大きくなってしまいました。
滋賀の大学より調査隊が来ました。
ジュニア・レンジャークラブ ハゼ釣りの練習
こどもラムサール条約全国湿地交流会のテストです。
中海・宍道湖名物のコズ(ハゼ)釣りの予行練習です。
中海の典型的な楽しみ方を体験です。
なんとか、糸が絡まないようにさをを伸ばし、餌をつけるのですが、え・・・
「餌 触れない。」
「釣ったハゼ、触れない・・」
だから練習なのです。頑張れ~
中海へのワイズユースの道のりは遠そうです。
それでも、釣った魚は全て裁いて、てんぷらにして美味しく頂きました。中海のワイズユースの方法をひとつ覚えることができました。
最近は、湿地の活用技術の文化に・・・インベントリー(目録化)してもらえるとうれしいな・・・・
2011年9月11日日曜日
中海夕暮れコンサートin米子水鳥公園
2011年9月9日金曜日
ドクロ模様のガ
本日朝、園内でこんなガを見つけました。
屋根の軒の裏にじっと止まっていました。
かなり大きなガです。この姿勢での全長は約7cmあります。
最も特徴的なのは、背中の模様。ドクロのように見えます。
このガは、クロメンガタスズメというスズメガの仲間です。
水鳥公園で見つかったのはこれが初めてです。
暖かい地域に生息する種類で、近年山陰地方でも度々見つかるようになってきました。
山陰の冬は寒すぎて越せないらしく、南の地域から世代交代しながら北上してきているようです。
このガがユニークなのはドクロ模様だけではありません。
指でつつくと「キーキー」と鳴きます。もし見つけたら、どうぞお試し下さい。
このガの幼虫は、ミニトマトやナス、ゴマ、チョウセンアサガオなど、実に様々な植物の葉を食べます。
成虫同様、幼虫も巨大で食欲旺盛です。家庭菜園のトマトやナスがあっという間に丸坊主にされてしまうことがあります。
皆さんのお家で育てている野菜に、くるりと巻いた角がお尻にある巨大なイモムシが付いていませんか?
もしついていたら、それはこのガの幼虫かもしれません。
2011年9月3日土曜日
台風が接近中!
昨日から降り続く雨で園内の池が大幅に増水。通常時よりも20cm水位が上がり、カイツブリの巣も全滅です。
増水したつばさ池。いつもカモたちが休んでいる岸辺は水没し、鳥たちもいつもと違う場所に集まってじっと暴風雨に耐えています。季節外れのコハクチョウ1羽は今日も元気です。
そんな中、ヒナ6羽が暮らすカイツブリの巣には、ほぼ沈んでしまっている巣の上にヒナの姿が見えました。
親鳥もまだ巣を諦めておらず、せっせと水草を積み上げ、巣を立て直そうとしていました。
とりあえず、親鳥1羽とヒナ3羽の生存は確認できました。他の3羽のヒナの安否が心配ですが、カイツブリの雛はたくましいので、きっともう1羽の親鳥とどこかに避難していることでしょう。
湿地学会で発表しました。
��EPAの取り組みとしてとてもずらしい。
さらに、対話を重視して頑張ってください」とコメントをいただきました。
2011年9月1日木曜日
ダンゴムシレース結果発表!
第1位 4秒31 美舩一輝さん(鳥取県) 8月11日
第2位 4秒33 森井瑞樹さん(岡山県) 8月24日
第3位 4秒44 山本莉帆さん(鳥取県) 7月29日
第4位 4秒50 上田乃維さん(鳥取県) 8月7日
第5位 4秒74 上田吏都さん(鳥取県) 8月7日
大人26名、中学生以下110名(以上)が参加したダンゴムシレースの優勝タイムは、4秒31という結果でした。5位以内がすべて4秒台というハイレベルな結果に、8月11日以降の参加者はほぼお手上げ状態でした。
またの機会をどうぞお楽しみに!