2011年9月30日金曜日

わくわく後藤ヶ丘中 環境整備の職場体験

_MG_0510ss.jpg米子水鳥公園に環境整備の職場体験に中学生の皆さんがやって来ました。

水鳥のために前浜の草抜きをしたり、島作り、植栽の選定等をしていただきました。

単純な作業かもしれません
が、水鳥たちがここで安心して暮らせるためには、

重要な作業で、それぞれ大
きな工夫や考えがあります。






IMG_0515ss.jpg来週には、多くの水鳥たちが渡ってきます。みんなが作業した場所に

水鳥が来ている所をまた見に来て下さいね。

 



2011年9月26日月曜日

中海湖沼環境モニター ジュニアレンジャー


IMG_4040ss.JPGIMG_4046ss.JPGIMG_4051ss.JPG中海水質モニタリングにジュニアレンジャーの子供たちがやってきました。







中海にアオコが出ているということで、今年も観察です。

2011年10月7日に鳥取県西部総合事務所で、報告会があるそうです。




2011年9月25日日曜日

企業懇話会の皆さんの草刈り作業

 

毎年お世話になっている、米子地区環境問題を考える企業懇話会の皆様による水鳥公園の美化清掃活動が実施されました。

 今回は、冬の渡り鳥たちがやってくる前の大切な作業です。今年も500人余りの方に参加していただきました。この作業によって、コハクチョウや国の天然記念物のマガンの塒が整備されました。
 さらに、ネイチャーセンターの目の前にある島のヨシ原を刈り払い、たくさんの鳥が上陸して休めるようにしました。
 このほかにも、粟嶋神社脇のトンボ池の草刈りや、中海湖岸のゴミ拾いも同時に行われ、中海のゴミは軽トラ三台分も片付けることが出来ました。
 これで、気持ちよく冬鳥を迎えることができそうです。

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 ネイチャーセンター前の島の草刈り前(左)と後(右)の様子。
 草を刈った後にサギがたくさん集まってきました。
 

秋の風

先週のまでの蒸し暑さがウソのような秋風が吹くようになりました。



米子水鳥公園では、コガモやオナガガモなどに交じってシマアジなど渡ってきました。

秋だなぁ~という感じです。

そんな中、ネイチャーセンターの150mほどのところにまたカイツプリの巣ができました。

例年、この時期にできた巣は最後まで雛がかえらないので心配です。





時々、カワセミが園内を飛んでいるのがわかります。コヨシキリも一瞬だけ見られました。

もう、いつの間にか渡ってきているのです。



一瞬だけ見たキセキレイ(?)は、もしかして・・・



IMGP0350ss.jpg交接中のアオモンイトトンボ







2011年9月21日水曜日

日本鳥学会で報告

DSCN1281ss.jpg 9月19日(月・祝)大阪市立大学で開催されていた日本鳥学会の自由集会で報告してきました。

 http://www.mus-nh.city.osaka.jp/wada/osj2011/meeting.pdf



昨シーズンは、震災や鳥インフルエンザなど、本当にいろいろありました。











今回の報告のあと、会場から、

「鳥インフルエンザに関して、米子水鳥公園やきらら浜のように専門家のレンジャーがいて、水鳥の生息地と人の進入地をわけて管理したりさまざまな対策をしたりしてている場所は、専門家がいるからこそ他の公園より安全・安心である。」



 とのコメントをいただきました。とても光栄でした。



ご期待に添えるよう、今後も頑張りたいと思います。



 





 



 



2011年9月17日土曜日

今度はハジロコチドリがキタ~!

昨日は、ヘラシギの登場で大興奮でしたが、今日はハジロコチドリが登場しました。



場所は、昨日ヘラシギが歩いていた岸辺と同じです。

一見、コチドリの幼鳥とそっくりですが、妙に白いおでことパッチリした目が特徴的です。そして何よりも、飛んだ時に白い翼帯が鮮明に見えました。これでハジロコチドリと確信!

またまた水鳥公園初記録です。これで208種類目!





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なんとも地味な姿。成鳥夏羽なら分かりやすいのですが、これは幼羽です。



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後姿。後頭部の白いえりまき模様が鮮明で、脚の色もオレンジ色です。



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正面顔は、白いおでこが目立ちます。アイリングが無く、黒い目がパッチリしていて、かわいい顔をしています。



今日は、ヘラシギもキリアイも姿が見られませんでしたが、ネイチャーセンターからかなり遠い岸辺では様々な大きさのシギ類が時々飛び交っていたので、まだいるかもしれません。



追伸:

ヘラシギは近年急激に数が減っている鳥で、最新の調査では世界で200番い程度しか繁殖が確認されていないそうです。つまり、世界の推定個体数は400羽位。希少な鳥だとは思っていましたが、これほどまで危機的状況とは驚きました。



2011年9月16日金曜日

ヘラシギがキタ~!

本日夕方、水鳥公園でヘラシギ1羽が見つかりました。米子水鳥公園開園以来、初めてです。

夕方のオレンジ色の光線下での撮影なので、色が少々変ですが、幼鳥だと思います。



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トウネンの群れに混じって岸辺を歩き回り、へら状のくちばしを泥の中に差し入れて食べ物を探していました。

くちばしが尖っているトウネンたちは、泥をつつきながら歩いているのに対して、ヘラシギはくちばしを泥に差し込んだまま「ググッ、ググッ」と泥の中を探っているのが印象的でした。



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その群れの中に、さりげなくキリアイもいました。昨年の続いての登場です。



秋の渡りも本格化してきたようで、コガモが急に増えました。

シギ類も、アオアシシギ、タカブシギ、ソリハシシギは確認出来ましたが、他にもよく分からなかったシギが多々いました。



ヘラシギを観察中に、ハヤブサの幼鳥が獲物を探して低空飛行してきて、園内の鳥たちが騒いでいましたが、誰も襲われずに済みました。

その後この幼鳥は、後から現れた成鳥に追い払われてしまいました。



先日、子どもラムサールクラブの活動で、ネイチャーセンター前の岸辺の除草作業を行い、砂浜の岸辺を整備しました。ネイチャーセンターの正面にシギたちが集まってくれたら嬉しいな~♪



なお、コハクチョウと首輪付きオオヒシクイは今日も健在です。

2011年9月15日木曜日

人工湿地の草刈り大変!!

IMGP0331ss.jpg米子水鳥公園は、まだまだ蒸し暑い日が続きますが、だんだん秋の鳥や、冬鳥のカモがたくさんやってきました。



こうなると、焦ってくるのが、湿地の管理です。とくに、人工的に20~50㎝の深さに作ってある人口湿地は、水鳥たちの大切な採食と休息場所です。

ところが、人工的に作ったこの場所は、草刈りをしないと維持できません。

水の中ですので職員やボランティアで胴長を着て作業するのですが、まだ暑くて大変です。





IMGP0330ss.jpg それでも、水鳥たちがきてしまう前にと思いがんばってます。

















今年も、ヒメシロマサザがきれいに咲いていました。

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2011年9月12日月曜日

最近のカイツブリ親子

地元ローカル紙にも取り上げられたカイツブリの六羽の雛の親子ですが、

台風12号以降、残念ながら3羽の雛しか見当たりません。



 今日、元の場所に巣の再構築をはじめました。



雛もなにやらくわえて手伝っているつもりのようです。

あまり、役には立っていませんが。。。

ssIMGP0272tez2@l.JPG

それより、カイツブリの雛といいつつ、親鳥の半分以上の大きさで、

ずいぶん大きくなってしまいました。



滋賀の大学より調査隊が来ました。

本日、午後から滋賀の大学の調査隊の方がいらっしゃいました。

生物系の調査として中海と公園の両方で水草、水質、生き物などを調べられました。IMGP0286ss.JPG



公園側の調査IMGP0282ss.JPG

池中はとてもきれいだったとのことです。

































IMGP0295ss.JPGのサムネール画像中海側の調査の様子



















IMGP0306ss中海で泳ぐ人.JPG

どうしても最後に中海で泳ぎたいということで、

湖水浴をして帰っていかれました。

中海も数年前から比べると、いつも水が濁っていた季節にもかかわらず

透明度も高く、気持ちよかったとのことでした。



ついに、泳げる中海の回復でしょうか?

急に深くなっているので注意してください。















ジュニア・レンジャークラブ ハゼ釣りの練習

IMGP0251ss.JPG今日のジュニアレンジャー・クラブは、来月米子水鳥公園で行われる

こどもラムサール条約全国湿地交流会のテストです。



中海・宍道湖名物のコズ(ハゼ)釣りの予行練習です。



中海の典型的な楽しみ方を体験です。









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なんとか、糸が絡まないようにさをを伸ばし、餌をつけるのですが、え・・・

 「餌 触れない。」



 「釣ったハゼ、触れない・・」



だから練習なのです。頑張れ~ 



中海へのワイズユースの道のりは遠そうです。













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それでも、釣った魚は全て裁いて、てんぷらにして美味しく頂きました。中海のワイズユースの方法をひとつ覚えることができました。



最近は、湿地の活用技術の文化に・・・インベントリー(目録化)してもらえるとうれしいな・・・・







2011年9月11日日曜日

中海夕暮れコンサートin米子水鳥公園

今日は、NPO法人中海再生プロジェクト主催の「中海夕暮れコンサート」が開催されました。



夕暮れ時の中海の湖岸で、風を感じながら楽しむのが醍醐味のコンサートなのですが、リハーサル中にどんどん雲行きが怪しくなってきたので、やむを得ずネイチャーセンターの視聴覚室で開催することになりました。



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屋外よりも窮屈になってしまった会場は超満員!





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出演は、現在人気急上昇中のBeijyさん。ファンの皆さんと大盛り上がりの一時間でした。







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本日の曲目と、次回のお知らせはこちら!

中海テレビでも放送されますので、会場に来ることができなかった皆さんは是非、ご覧下さい。

2011年9月9日金曜日

ドクロ模様のガ


本日朝、園内でこんなガを見つけました。

屋根の軒の裏にじっと止まっていました。





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かなり大きなガです。この姿勢での全長は約7cmあります。









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最も特徴的なのは、背中の模様。ドクロのように見えます。



このガは、クロメンガタスズメというスズメガの仲間です。

水鳥公園で見つかったのはこれが初めてです。



暖かい地域に生息する種類で、近年山陰地方でも度々見つかるようになってきました。

山陰の冬は寒すぎて越せないらしく、南の地域から世代交代しながら北上してきているようです。



このガがユニークなのはドクロ模様だけではありません。

指でつつくと「キーキー」と鳴きます。もし見つけたら、どうぞお試し下さい。



このガの幼虫は、ミニトマトやナス、ゴマ、チョウセンアサガオなど、実に様々な植物の葉を食べます。

成虫同様、幼虫も巨大で食欲旺盛です。家庭菜園のトマトやナスがあっという間に丸坊主にされてしまうことがあります。



皆さんのお家で育てている野菜に、くるりと巻いた角がお尻にある巨大なイモムシが付いていませんか?

もしついていたら、それはこのガの幼虫かもしれません。




2011年9月3日土曜日

台風が接近中!

ただいま、鳥取県に台風12号が接近中です。

昨日から降り続く雨で園内の池が大幅に増水。通常時よりも20cm水位が上がり、カイツブリの巣も全滅です。



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増水したつばさ池。いつもカモたちが休んでいる岸辺は水没し、鳥たちもいつもと違う場所に集まってじっと暴風雨に耐えています。季節外れのコハクチョウ1羽は今日も元気です。





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そんな中、ヒナ6羽が暮らすカイツブリの巣には、ほぼ沈んでしまっている巣の上にヒナの姿が見えました。

親鳥もまだ巣を諦めておらず、せっせと水草を積み上げ、巣を立て直そうとしていました。

とりあえず、親鳥1羽とヒナ3羽の生存は確認できました。他の3羽のヒナの安否が心配ですが、カイツブリの雛はたくましいので、きっともう1羽の親鳥とどこかに避難していることでしょう。





湿地学会で発表しました。

九州でありました日本湿地学会の大会で米子水鳥公園の活動を報告してきました。

��EPAの取り組みとしてとてもずらしい。

 さらに、対話を重視して頑張ってください」とコメントをいただきました。













2011年9月1日木曜日

ダンゴムシレース結果発表!

7月16日から始まった鳥の巣展が今日で終わりまして、フリー企画として実施していたダンゴムシレースも終わりました。ダンゴムシレースの最終結果をお知らせします。



第1位 4秒31 美舩一輝さん(鳥取県) 8月11日

第2位 4秒33 森井瑞樹さん(岡山県) 8月24日

第3位 4秒44 山本莉帆さん(鳥取県) 7月29日

第4位 4秒50 上田乃維さん(鳥取県) 8月7日

第5位 4秒74 上田吏都さん(鳥取県) 8月7日



大人26名、中学生以下110名(以上)が参加したダンゴムシレースの優勝タイムは、4秒31という結果でした。5位以内がすべて4秒台というハイレベルな結果に、8月11日以降の参加者はほぼお手上げ状態でした。



またの機会をどうぞお楽しみに!