2014年6月28日土曜日

季節外れのチュウヒ現る!

カルガモの惨劇の後、ネイチャーセンター正面左手の島上空にチュウヒが現れました。
水鳥公園ではチュウヒは冬鳥ですが、なぜこんな時期に現れたのでしょう?
















ヨシが生い茂る島の上空をくるくると旋回して偵察。ここにはカルガモやバンの親子、オオヨシキリのヒナがいると思われるので、ヒナが襲われないかハラハラしました。
翼を見ると、初列風切羽と初列雨覆羽の内側4枚、大雨覆羽の大部分が換羽中です。飛翔能力が損なわれないように、うまく換羽しています。


















水面に浮かんでいたカルガモのヒナの死体には気づかずに飛び去りました。


水鳥公園では、このように繁殖期真っ只中にチュウヒが現れることが時々あります。
園内のヨシ原で繁殖してくれるとうれしいのですが、ちょっと立ち寄っただけのようです。


(文・写真:きりぎりす)

カルガモの惨劇

今日は、信じられないかわいそうな事件が起こりました。

ネイチャーセンターの正面で、5羽の雛を連れたカルガモの親子が2組、鉢合わせになりました。
普通ならば、何事もなくすれ違うところですが、今回は違いました。

一方の親子の母親が、相手の母親を威嚇したのです。
すると、その母親が反撃してけんかとなりました。
その際に、先に仕掛けたほうの親子の雛が1羽、相手の母親に殺されてしまったのです。

カルガモの母親同士が威嚇することは時々見られますが、
相手の雛を殺すまで攻撃するのは、私は見たことがありません。

















私はその現場を見てませんが、その様子を観察していたお客様から教えて頂きました。
水面には、犠牲になったヒナの死体が浮かんでいました。


穏やかなイメージのカルガモにしては、なんとも凄惨なできごとでした。

(文・写真:きりぎりす)

2014年6月27日金曜日

今年もネムノキの花が咲きました

米子水鳥公園の広場にあるネムノキに今年も花が咲きました。


2010年に植えたものですが、年々花の数が増えています。



昨年は、昨年の天皇皇后両陛下の行幸啓の時には、
この木の歌を作られたことのある皇后陛下にもご紹介しました。


KANTYOU



2014年6月25日水曜日

バンの親子 久しぶりに確認!!

以前は毎年確認されていたバンの雛を久しぶりに確認しました。

なんと8羽の雛を連れています。
親鳥に懸命について行く姿が確認できました。

ポタちゃん


クロハラアジサシ8羽

 今日は、いっぱいコアジサシが飛んでいると思ったらみんなクロハラアジサシでした。


















ネイチャーセンターの目の前の杭に止まるのですが、六本しかないので止まれなかった2羽が飛び回っています。


2014年6月23日月曜日

オオバンが巣作りを始めました

本日、ネイチャーセンター前浜左手の柵際にオオバンが巣作りを始めたのを、
職員のMARUKOME氏が発見しました。
山陰地方ではオオバンは冬鳥とされていて繁殖していないようですが、水鳥公園でオオバンの繁殖行動が見られたのは初めてです。
















つがいで枯れヨシをせっせと運んでは積み重ねています。
でも、どこまで本気なのかは謎。
ちょっと作業をしたかと思うと、長時間出かけてしまいます。

また、この柵は獣やヘビの通り道になるので、
ここで繁殖が成功する見込みは非常に薄いです。
今後の動向に注目です。



















こちらは、前浜の岸辺で休むカルガモ。
ちょっと姿勢が不自然だな、と思って観察していると…。


































翼の下からヒナがぞろぞろと出てきました。
このカルガモは、ヒナたちを翼の下に抱いていた母親でした。


私の視線に気付いて、慌てて池に飛び込んで去るカルガモの親子。
お昼寝の邪魔をしてごめんなさい。
この子たちは今最も幼くてかわいいです。ヒナ8羽親子の2組目です。


現在、園内にはカルガモの親子が10組以上いるようですが、
そろそろ内訳が分からなくなってきました。
とりあえず、ヒナの数が1、2、3、4、5、6、7、8、8、11、13の親子がいるようです。

(文・写真:きりぎりす)

2014年6月22日日曜日

出前授業「昔の貝殻を発掘しよう!!」

今日は、ご近所の小学校に出前授業をしてきました。

















といっても、公園の土を持ち込んでの「昔の貝堀体験」です。

















米子水鳥公園の土は、中海干拓の時にサンドアップされたもので昔の貝殻をたくさん含んでいます。




この土を一つ一つ調べると昔の中海には、いろんな種類の貝が住んでいたことがわかります。


過去に豊かな中海が中海があったことを、実感していただければ、何よりです。

ポタちゃん

2014年6月21日土曜日

カルガモの親子ただいま5組!

現在、水鳥公園で姿を見せてくれているカルガモの親子は5組です。

親子の数は、ヒナの数と育ち具合で見分けていて、
ヒナが1羽、8羽、9羽、11羽、13羽の親子が確認されています。

いずれも、ネイチャーセンター付近に現れるので、
タイミングが良ければ複数の親子を観察できるかもしれません。

















ヒナ8羽の親子。ヒナの大きさは中くらい。

















 ヒナ11羽の親子。最もヒナが育っています。
おそらく最初に見つかった親子でしょう。

















そして、ヒナ13羽の親子。最もヒナが幼くてかわいいです。
撮影時、母親は水浴びに夢中で子どもを放置中。枠の左外にいます。


写真は、いずれも6月19日撮影です。



池を見渡すと、ようやく水草が茂りはじめました。
巣材集めに苦労していたカイツブリたちも、ようやく本格的に抱卵できそうです。
カイツブリの巣は、現在3つ確認されています。

ツバメ、モズ、スズメ、セキレイ類やカラス類は、もうヒナが巣立って親子で行動している姿をよく見かけるようになりました。

鳥の親子の観察が楽しい時期になりました。是非観察にお越しくださいませ。

(文・写真:きりぎりす)

2014年6月16日月曜日

カイツブリが抱卵開始

ネイチャーセンター観察ホールの左前方の水面にカイツブリの巣が出来ました。
早速本日卵を産み抱卵をはじめています。
今年は、水草の生育が悪く巣材の収集に苦労しているようです。
雛が無事に孵るよう期待しています。

2014年6月13日金曜日

トンボ池の草刈りをしました

粟島神社のふもとに、水辺のわくわく楽校(トンボ池)があります。
この池を除草しました。これで、トンボが自由に飛び回れるでしょう!


ポタちゃん

2014年6月11日水曜日

雨の中のカルガモ親子


















雨の中、カルガモ親子が泳いでいました。
まだ、雛は11羽から減っていません。
目の前にも頻繁に現れるようになりました。
土曜日の観察会は、無事親子が観察できたらいいなぁと祈っております。

(ぽたちゃん)

2014年6月9日月曜日

カルガモの親子ただいま3組!

今日は、カルガモの親子が頻繁にネイチャーセンター前に現れました。

















ヒナ11羽を連れた親子が、
ネイチャーセンター前の丸太柵に並びました。
発見後数日はかなり用心深かったこの親子ですが、
ずいぶん余裕が出てきました。
ヒナは12羽いたはずですが、1羽足りません。
何かあったのでしょうか。


















この親子を見ていると、その奥にもう一家族出現。
こちらはヒナ8羽です。
まだ生まれて間もないようで、
先の家族のヒナよりも小さくてかわいいです。

このほかにも、
一昨日に少し成長したヒナ3羽を連れた家族も確認しており、
現在3組の親子が確認されています。



















ネイチャーセンター目の前を横切る12羽家族。
急いで移動するときは、お母さんの後を1列に並んで泳ぎます。



カルガモ親子が3組になり、
観察できるチャンスがかなり増えてきました。
しかし、相手は野鳥。いつ現れるかは誰にも分かりません。
出会えるはどうかは皆様の運次第です。

出会えなくてもいいや、と、お気楽にお待ちいただくと、
目の前にやってきてくれるかもしれません。

(文・写真:きりぎりす)

2014年6月6日金曜日

中学生がオウチュウ発見!

6月2日の夕方、鳥好きな中学生のMくんが、
園内でオウチュウを発見して教えてくれました。

















尾羽の先が磨り減っていて、風切羽が褐色味を帯びているので、
昨年生まれの若鳥と思われます。
























ヒヨドリ大で、全身が青い光沢がある黒色、
尾が長くて両端の尾羽が外側にやや反っているのが特徴です。


















時々ふわりと飛び立って虫を捕らえ、食べていました。




春の旅鳥の飛来が落ち着き、カルガモの親子の観察シーズンに入ったところで、
思わぬ珍鳥の登場に驚きました。

鳥取県で2例目、水鳥公園では初記録です。
Mくんが発見した水鳥公園初記録の鳥はこれで2種類目。お手柄です。

Mくん、またよろしくね~♪


その後、オウチュウの姿は見つかっていませんが、
もしかしたら、まだ近辺をうろついているかもしれません。


(文・写真:きりぎりす)

2014年6月4日水曜日

カルガモ親子、今年は子だくさん!

6月1日、この季節の風物詩。
カルガモの親子が登場しました。



今年は、12羽の雛を連れた母ガモが最初に登場です。



2014年6月2日月曜日

現在の米子水鳥公園のHPは、更新トラブル中です。

しばらくお待ちください。5月26日記載


6月4日より暫定的にブログを
Bloggerで行い、ホームページにリンクを置きます。
皆様から当ホームページの見え方は同じです。
http://www.yonago-mizutori.com/

また、副産物として、Google+のページもできました。
Google+を利用の方は、こちらを登録するのも便利と思います。


今後はこの形式で進めますのでご容赦ください。