2022年2月28日月曜日

ご寄付をいただきました!!

米子市法勝寺町で シルバージュエリーのお店(Came One、http://cameone.com/)を経営されている亀尾直樹様より、絵画コンクールの最優秀賞の賞品として、シルバーフェザーのペンダントトップを贈呈して頂きました。さらに今年度は、特別にCame One 亀尾 直樹 賞2点(ハート型のシルバーフェザー)も頂きました。

             贈呈の様子 館長と亀尾 直樹 様(右)

亀尾様からは以前より、野鳥をはじめとする自然環境に興味を持って作品を出品している子供達に対し、地元の芸術家として本コンクールを支援したいと、手作りのシルバーフェザー(銀製の鳥の羽根型ペンダントトップ)を頂いております。

          寄贈頂いたシルバーフェザー(ペンダントトップ)

この度のご支援に感謝申し上げますと共に、お気持ち答えられますよう、今後も次世代を継ぐ子供達が、水鳥をはじとする地元の自然と親しむ事ができるよう、努力してまいります。

今日は北帰前に待機中?


今日の米子水鳥公園では、
1日中コハクチョウの群れが羽を休めていました。
北へ帰る前に羽を休めているのでしょうか?



それとも昨晩、渡りの移動を終えて休んでいるところでしょうか?




明日から3月になります。いよいよ、コハクチョウの北への渡りもピークとなる頃です。


まだ、マガンの群れが夕方に帰ってきます。今年は、珍しく北帰前のこの時期に

落雁が見られています。

(ポタちゃん)






 

2022年2月27日日曜日

今朝の北帰行

 6:21。今朝のネイチャーセンター前の景色。未明に降っていた雨はあがりましたが西風がとても強く、ハクチョウたちは風当たりが弱いところを探して強風に耐えていました。

今朝はコハクチョウ105羽(実際には半島の裏にさらに数十羽いたかも)、オオハクチョウ2羽がいて、コハクチョウは昨日より大幅に増加し、オオハクチョウは減りました。











昨晩、470羽くらいねぐら入りを確認していたマガンは、今朝は全く姿が見えませんでした。しかし、しばらくすると500m先の半島の裏から姿を見せ始めました。半島の裏に潜んで強風を避けていたようです。6:41にねぐら立ちしました。
下にはさりげなくヘラサギも写っています。近頃、ヘラサギは園内をねぐらとして、昼間は安来方向に通っているようです。今日は7:30頃に姿が見えなくなりました。
















今朝のマガンは、干拓地の堤防を乗り越えた後、降下して中海の湖面すれすれを飛んでいきました。向かい風の強風を避けるためでしょうか。















ネイチャーセンター目の前右側の小島には、ハマシギが19羽いて、石の陰に潜んでいました。6:42撮影。















風が強すぎるので、今朝は旅立ち(北帰行)には不向きかと思われましたが、7:11以降東からコハクチョウの群れが続々と飛来してきました。強風の中でも、多くのハクチョウたちが今朝旅立ったようです。その群れを観察している時に、朝日の下を飛ぶコハクチョウの群れを見つけました。この群れは北東方向へと飛び去りました。今年の北帰行初認と同じく、他地域から旅立った群れでした。7:18撮影。















水鳥公園で夜を明かしたコハクチョウは、7:45からねぐら立ちを始めました。その一部が、はじめは南東方向へ向かっていたのですが、進路を変えてこちらに戻ってきました。背景に米子城址が見えます。8:14撮影。















ところが、この群れはさらに進路を変えて、最終的には粟嶋神社の裏(北東方向)へ飛び去ったように見えました。今朝は大山が全く見えないほどの視界不良で、遠距離になるとハクチョウの飛ぶ姿が見づらかったです。私自身、今年初めて水鳥公園から旅立った群れを確認しました。8:15撮影。















こうして、水鳥公園からコハクチョウが飛び立つ一方で、東から新たに飛来する群れもあり、昼間に園内でのんびり過ごす群れが見られました。500m先の半島に集まるコハクチョウたち。強い西風を避けるため、半島の裏の岸辺にいます。半島の先端付近にはツクシガモも群れていて、今日は24羽いました。12:05撮影。
























今年のコハクチョウの北帰行は、いつもの年と比べると傾向が異なり、調子が狂います。

まず、今のところ西方向から飛来する群れがやって来ず、東方向から群れが飛来します。いつもは西や南西方向からも群れが飛来します。

また、コハクチョウに興奮が感じられず、いつも田んぼに出かけるように淡々と飛び立った群れがそのまま北東に飛び去ります。いつもはもっとソワソワして、大声で仲間と鳴き交わしてかなり賑やかになります。

そして、水鳥公園にコハクチョウが数百羽集合して、仲間同士で賑やかに鳴き交わしながら園内で日中を過ごす様子がまだ見られません。これから始まるのかな?

今のところ、北東方向へ旅立つコハクチョウばかりが観察されていますが、もうそろそろ真北に旅立つ群れが見られる頃です。朝飛び立ったコハクチョウの群れの向かう先に注目してみましょう。

(きりぎりす)

2022年2月26日土曜日

今日の鳥の様子20220226

今朝7:22の風景。今朝は絶好の渡り日和だと思ったので、旅立ちを控えたコハクチョウで賑わっているかと思いきや、意外なほど静かでした。コハクチョウが49羽、オオハクチョウが9羽いました。










神出鬼没のヘラサギ。いる時は早朝のことが多く、しばらくすると安来方向へ飛び去ってしまいます。











7:27、続々と飛び立つコハクチョウたち。















7:28、粟嶋神社の上を通過して北東方向へと旅立ったコハクチョウ。ここまで、みとら撮影。















13:06の風景。春霞?のせいで、晴れているのに大山が全然見えません。















13:06、ネイチャーセンターから500m先の半島先端に集まるツクシガモ。この時点で24羽確認できましたが、もっといるかもしれません。















この時期は、春の陽気になると園内にコハクチョウが集まってきて、昼間も園内でのんびり過ごす個体が多く見られるのですが、今日は全然その気配がありません。
今後、3月に入ってから集まってくるのか、それとも水鳥公園に集まらないまま旅立ってしまうのか、注目しています。

今日確認された鳥:
コハクチョウ、オオハクチョウ、キジ、ツクシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ(久しぶり!)、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ(オス6メス7)、カイツブリ、ハジロカイツブリ(夏羽に変わり始める)、キジバト、カワウ(婚姻色)、アオサギ、コサギ、ヘラサギ(朝のみ)、バン、オオバン、タシギ、イソシギ、ハマシギ、トビ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ノスリ、カワセミ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ツグミ、ジョウビタキ、ムクドリ、カワラヒワ、ヒバリ(さえずり)、シロハラ

(きりぎりす)

2022年2月19日土曜日

今日もマガンが近い!

6:45、ヨシの地下茎をかじるオオハクチョウの幼鳥。オオハクチョウはとてもパワフルで、頑丈なヨシの地下茎を、水底から引きずり出して食べている様子が時々見られます。他の鳥では見られない、オオハクチョウならではの力技です。










6:47のネイチャーセンター前の風景。今朝もコハクチョウが目の前の浅瀬に集まっていました。32羽が園内で夜を明かしていました。










今季興味深いのは、この時期にマガンがねぐら入りしていることです。いつもは年が明けると帰って来なくなるので寂しいのですが、この冬はいまだに帰ってきてくれるので嬉しいです。

しかも、今季は距離が近いです。いつもは500m先に群れているのですが、300m先にも群れがいます。










さらにさらに、日が昇ると、遠くにいたガンたちが徐々に手前に近寄ってくるのです。このような行動はパターンはこれまで見られませんでした。










ついには、こんなに近くに寄ってきました。距離はおよそ130m!そして、ここから飛び立ち、安来の田んぼへ採食に出かけていきます。










8:03、コハクチョウ達も採食に出発!



















8:10、ネイチャーセンター目の前を泳ぐヌートリア。先を泳ぐ親の背中には子どもが乗っています。以上、みとら撮影。










さて、好評開催中の昆虫総選挙も中盤です。そろそろ人気の虫と不人気の虫との差が開いてきましたが、結果や如何に?








そして、今日も夕方にマガンが帰ってきてくれました。これまた近い!18:06撮影。










(きりぎりす)


2022年2月17日木曜日

コハクチョウ早めの塒入り

 8:41の風景。ネイチャーセンター前にコハクチョウが集まっていました。











8:51。吹雪になって辺りが見えなくなりました。今日は一日中、吹雪いたりやんだりの繰り返しの寒い一日でした。



























園内の積雪は10cm前後で、歩くには長靴が必要でした。雪の合間で食べ物を探すキジバトがいました。雪の中にいる鳥は、雪の反射光でいつも以上に美しく見えます。






キジバトを観察していると、ヨシ原の上空にチュウヒが飛んできました。キジバトが驚いて飛び去ってしまいました。16:11撮影。


16:13から、安来方向から続々とコハクチョウが飛来して来ました。大雪で早めに採食を切り上げて帰って来たのかな?16:15撮影。


16:17撮影。鳴きながら続々と降下してくるコハクチョウたち。ついさっきまで0羽だったのに、一気に50羽以上に増えて園内が賑やかになりました。

キジバトと一緒に、シロハラも地面で食べ物探しに勤しんでいました。勢いよく頭から地面に突っ込んで、豪快に落ち葉を跳ね飛ばしていました。首やくちばしを傷めそうな採食方法ですが、頑丈なのですね。16:17撮影。





今季は雪が降っても、アオジやアカハラ、ハチジョウツグミ、トラツグミなどが現れず、寂しいです。

(きりぎりす)

2022年2月12日土曜日

コハクチョウの北帰行はじまる

今朝は、ダイアモンド大山のほかにも、コハクチョウの動向に注目していました。昨年は2月13日に北東方向へと飛び去る群れを初確認しています。今朝は旅立ちにとてもいい条件だったのですが、園内のハクチョウたちからは旅立ち直前の興奮が全く感じられませんでした。


6:45のハクチョウの様子。今朝はコハクチョウ136羽、オオハクチョウ2羽、ヒシクイ22羽、マガン約60羽が園内で夜を明かしていました。









7:05、ガン類が一斉に飛び立ち、採食に出かけました。上寄りの群れがヒシクイ、低いところを飛ぶ群れがマガンです。死角にもっとたくさんマガンが隠れていると思ったのですが、この時に飛んだ群れが全てでした。









しかし、ハクチョウたちになかなか動きがありません。近年は園内から旅立つ群れよりも、他地域から旅立った群れの方が、早く北へ向かうのが見られるので、南側の風景にも注意していました。

すると、西の畑の方からハイイロチュウヒが飛んできました。8:01撮影。









首をキョロキョロ動かして獲物を探しています。ハイイロチュウヒは、脇見運転ならぬ脇見飛行をしているのをよく見かけます。









南側の堤防の上を東方向へ飛んでいきました。









安来の方向からも飛んでくるコハクチョウの群れが見られないので、今日は渡りを確認できないな、と思っていた矢先、水鳥公園から南部町方面に飛び去るコハクチョウの群れを観察していた常連のTさんが、「大山の前を左に飛んでいる群れがいる」と教えてくださいました。

急いで望遠鏡で確認したところ、大山の中腹を背景に米子市街地の上を飛ぶハクチョウの群れが見えました。これはコハクチョウの繁殖地への渡り(北帰行)に間違いありません。

とても遠かったのですが、無理やり撮影した一コマ。少なくとも19羽確認できました。遠すぎてハクチョウの種類は分かりませんが、おそらくコハクチョウでしょう。そのまま北東方向へと飛び去りました。9:05撮影。










9:18に、またまたTさんが「大山方向からハクチョウが飛んでくる」と教えてくださいました。もしかしたら、先ほど北東に飛び去った群れの一部が帰って来たのかな?9:18撮影。









園内に着水し、元々いた群れと合流していました。この群れはコハクチョウでした。









今日は春の陽気になったので、田んぼに出かけずにお昼寝するハクチョウが多数いました。その中に、またまたいつの間にかヘラサギが1羽混じっていました。どこにいるか分かりますか?11:25撮影。










午前中にTさんから園路沿いにマヒワがいたと教えていただいたので、午後に探してみましたが見つかりませんでした。その時に目に留まった、低木のてっぺんにとまるノスリ。カッコいい!













また来週は天気が悪くなる予報が出ていますが、天気が回復したらまたコハクチョウの渡りが観察できるかもしれません。お天気が良い早朝(6:30~9:30)が観察におススメです。

(きりぎりす)

もう間もなくダイアモンド大山!

米子水鳥公園では、もうそろそろダイアモンド大山が見られます。今朝も大山頂上から太陽が昇るか注目してみました。

6:52。なかなかいい感じです。











7:13。お~!












大山風景の名所である米子城址にも、たくさんの人が日の出に注目していました。7:13撮影。










ネイチャーセンターからは、7:17頃に日の出が確認できました。

今日はお日様一つ分、右にずれていました。惜しい!7:22撮影。














米子水鳥公園は、大山と水鳥風景のコラボが自慢です。ダイアモンド大山のハクチョウ風景が見られたら最高ですね!

7:16撮影。















7:22撮影。

















芯を捉えたダイアモンド大山は、明日か明後日かな?
でも、天気予報が悪いので、晴天の風景は今日が見納めかもしれません。

お願い:
ダイアモンド大山を撮影するために、閉園中に園内に侵入することは固くお断りいたします。何卒ご協力のほど、よろしくお願い致します。

(きりぎりす)