生き物や自然科学に関する自由研究に取り組んだ
児童を招待して、研究成果を発表して頂く
「米子水鳥公園こども自由研究発表会」を
今年も開催しました。
毎年11月に開催しており、今回で13回目です。
当財団のほか、NPO法人日本野鳥の会鳥取県支部、
米子水鳥公園友の会、地域貢献団体スワン米子、
の4団体が主催しています。
今年は小学1年生から6年生の9組10名を招待して、
聴衆の前で研究成果を発表して頂きました。
発表は学会形式で行います。
模造紙にまとめた研究発表ポスターを
スクリーンに映写したり、
発表ポスターの内容をパワーポイントで
再編集して発表して頂きました。
発表の持ち時間は、質疑応答を含めて
一人当たり10分程度としました。
皆さん、自分の研究の成果を
堂々と立派に発表してくれました。
発表の後は質疑応答タイム。
他の発表者や保護者の皆様からも、
積極的に質問が投げかけられ、
盛り上がりました。
全員の発表が終わった後、
本企画の開催にあたり、参加者全員のマスク着用、手指消毒はもちろんのこと、マイクにはカバーを取り付け、マイクは非接触あるいは触る人を限定して使用し、部屋のすべての窓と扉を開けて換気をよくするなどの感染防止対策をしっかりと行いました。
従来、この企画は水鳥公園のネイチャーセンターで開催し、発表者とそのご家族、主催団体のスタッフの他、一般の方にも公聴していただくのですが、今年度は新型コロナウイルスの流行のため、密を避けるために米子市文化ホールに会場を移し、さらに会場の収容定員を1/2に制限して開催しました。そのため、関係者のみしか会場に入ることができず、非公開となってしまったことがとても残念です。
来年は、もっと広い会場を押さえて、一般の方にも広く参加して頂けるように開催する予定です。小学生が自分の研究成果を胸を張って発表し、公聴者から寄せられる様々な質問に堂々と答える姿はとても頼もしく、多くの刺激を受けます。
ぜひ、来年こそは皆さんも研究発表を聞きにお越しくださいませ。大人も知らないような生き物の不思議や研究の面白さが満載ですよ!
(きりぎりす)