昨日の夕方にコハクチョウが多数ねぐら入りして、
一夜明けた風景。
コハクチョウが60羽以上、
ネイチャーセンター前に集まっていました。
6:30頃撮影。
明るくなってから数を確認したところ、
403羽確認できました。
死角に隠れていた個体を含めると、
それ以上になります。
昨年の最多飛来数295羽を大幅に上回り、
400羽を超えたのは2017年以来3年ぶりです。
明後日の観察会では、
これ以上の群れが見られたらいいですね!
また、昨日まで1羽だったオオハクチョウが、
今朝は2羽になっていました。
昨日はハクチョウたちが朝から夕方まで
200羽くらい滞在していましたが、
今日は日が昇ると続々と飛び立ち、
午前中のうちにすべて安来方向へ飛び去りました。
やはり、昨日の景色は特別なものでした。
今日特に目立っていたのは、
アオサギの群れです。
明け方は少なかったのですが、
夜が明けると東から続々と飛来し、
11:30現在、48羽いました。
アオサギも秋の渡りの最中なのかな?
500m先の半島に並ぶ群れ。
300m先の半島に並ぶ群れ。
また、明け方にはいなかったのですが、
11:00過ぎに池を見渡したところ、
ヒシクイが15羽いました。
その後、11:20に新たに6羽が飛来しましたが、
先にいた群れとは合流せず、
別行動をとっていました。
体型から、先にいた群れは亜種ヒシクイ、
後から飛来した群れは亜種オオヒシクイ
のようでした。
話は変わりまして、
オオジュリンの渡りのピークを期待して、
今朝も鳥類標識調査が行われました。
もう渡りも終わりと思われたノゴマですが、
13羽も捕れました。(写真は10/11撮影)
オオジュリンは思ったよりも振るわず、
30羽止まりでした。
この個体は、足環(2AL-56501)が付いていた
メス・第1回冬羽。
どこから渡ってきたのかな?
その代わり、他のホオジロ類が
今季初認となりました。
アオジ メス・成鳥。
カシラダカ メス・成鳥。
その他。
ウグイス メス・第1回冬羽。
ジョウビタキ メス・第1回冬羽
(写真は10/18撮影)
久しぶりに捕獲されたコヨシキリ。
(写真は9/4撮影)
本日の調査結果:
ノゴマ 13羽
オオジュリン 30羽(R1)
ウグイス 2羽
アオジ 1羽
カシラダカ 1羽
ジョウビタキ 1羽
コヨシキリ 1羽
以上、7種・49羽(うち再捕獲1羽)
(きりぎりす)