2014年12月31日水曜日
戻ってきたヘラサギ
数日間留守にしていたヘラサギが戻ってきました。
山陰の他の場所で何例か確認されているのですが、西へ東へ動き回っているのでしょうか?
それとも、違う個体でしょうか?
鳥情報
朝、マガンの飛びたちが見られています。
コハクチョウは、100羽弱が水鳥公園で寝ています。
ツクシガモ、トモエガモが毎日観察されています。
2014年12月27日土曜日
ツクシガモが近い!
近頃、ツクシガモが前浜にやって来てくれるようになりました。
距離はおよそ20m。デジスコなら画面からはみ出してしまう近さです。
ネイチャーセンター前浜で眠るツクシガモ。
眠るといっても、しっかりと目は開いていて、館内の人の様子をうかがっています。
そのため、撮影しようと窓を開けると、そろそろと遠ざかってしまいます。
前浜にやって来るといっても、意外と用心深く、機嫌を損ねるとすぐに飛び去ってしまいます。観察や撮影の際にはご注意下さい。
起きたツクシガモ。
正面顔は、意外と凛々しいですね。
昼寝に飛来したマガンたち。今日は約600羽いて、1羽だけヒシクイが混じっていました。久しぶりの晴天で、背景の雪化粧した大山がとてもきれいでした。
今日のマガンは、7:20にねぐら立ちし、11:05に昼寝に飛来。14:53に再び安来方向へ飛び去り、夕方は帰って来ませんでした。今晩はどこで寝ているのかな?
コハクチョウは今朝68羽いました。
トモエガモは85羽いました。今季最多数です。しかし、遠い~!
ヘラサギは姿を見せませんでした。ヘラサギ類によく見られる「プチ家出」でしょうか。また姿を見せてほしいものです。
オジロワシは発見時以降、現れていません。
今日見られた鳥は、41種、約1500羽でした。
(文・写真:きりぎりす)
距離はおよそ20m。デジスコなら画面からはみ出してしまう近さです。
ネイチャーセンター前浜で眠るツクシガモ。
眠るといっても、しっかりと目は開いていて、館内の人の様子をうかがっています。
そのため、撮影しようと窓を開けると、そろそろと遠ざかってしまいます。
前浜にやって来るといっても、意外と用心深く、機嫌を損ねるとすぐに飛び去ってしまいます。観察や撮影の際にはご注意下さい。
起きたツクシガモ。
正面顔は、意外と凛々しいですね。
昼寝に飛来したマガンたち。今日は約600羽いて、1羽だけヒシクイが混じっていました。久しぶりの晴天で、背景の雪化粧した大山がとてもきれいでした。
今日のマガンは、7:20にねぐら立ちし、11:05に昼寝に飛来。14:53に再び安来方向へ飛び去り、夕方は帰って来ませんでした。今晩はどこで寝ているのかな?
コハクチョウは今朝68羽いました。
トモエガモは85羽いました。今季最多数です。しかし、遠い~!
ヘラサギは姿を見せませんでした。ヘラサギ類によく見られる「プチ家出」でしょうか。また姿を見せてほしいものです。
オジロワシは発見時以降、現れていません。
今日見られた鳥は、41種、約1500羽でした。
(文・写真:きりぎりす)
2014年12月22日月曜日
寒冬の使者現る!
本日お昼頃、水鳥公園上空に寒冬の使者が現れました。
オジロワシです。
発見者は職員のMARUKOMEくんです。
左上には、トビとカラスがモビングにやってきています。
今年のオジロワシも全身真っ黒なので、1年目くらいの若鳥です。
一方、こちらは暖冬の使者?ヘラサギ。
今日は一日中園内を活発に飛び回り、食べ物探しに勤しんでいました。これまではずっと園内中央部の島に居ついていましたが、近頃園内を動き回るようになってきました。そろそろ食べもの不足になってきたのかもしれません。
オジロワシは寒い冬に現れ、ヘラサギは寒さが厳しくなると姿を消す傾向があります。オジロワシが現れたということは、ヘラサギとのお別れが近いのかも。
明日以降、オジロワシとヘラサギの動向が気になりますね。
オジロワシが舞っているかもしれませんので、水鳥公園周辺の上空にご注意ください。
(文・写真:きりぎりす)
オジロワシです。
発見者は職員のMARUKOMEくんです。
左上には、トビとカラスがモビングにやってきています。
今年のオジロワシも全身真っ黒なので、1年目くらいの若鳥です。
近頃、水鳥公園で大暴れしているハヤブサも、オジロワシの出現にスクランブル発進。何度も背後から急降下していました。水鳥公園周辺は、ハヤブサ夫婦の防空識別圏になっているようです。
オジロワシは、はるか高空を舞っていて、距離が遠すぎて肉眼ではほとんど捉えられませんでした。1時間くらい水鳥公園周辺を舞っていましたが、さすがに観察し続けることができず、見失ってしまいました。
今日は一日中園内を活発に飛び回り、食べ物探しに勤しんでいました。これまではずっと園内中央部の島に居ついていましたが、近頃園内を動き回るようになってきました。そろそろ食べもの不足になってきたのかもしれません。
オジロワシは寒い冬に現れ、ヘラサギは寒さが厳しくなると姿を消す傾向があります。オジロワシが現れたということは、ヘラサギとのお別れが近いのかも。
明日以降、オジロワシとヘラサギの動向が気になりますね。
オジロワシが舞っているかもしれませんので、水鳥公園周辺の上空にご注意ください。
(文・写真:きりぎりす)
2014年12月19日金曜日
漁火光柱
水鳥観察桟橋にて
今日は、久しぶりに暖かい日差しがそそぐ好天でした。
昨日は一日姿を見せなかったヘラサギですが、今日は元気な姿を見せてくれました。
この冬最強の寒波を無事乗り切ったようです。
相変わらず遠くにばかりいるヘラサギですが、
午後3時過ぎに池の排水口付近を歩いていました。
水鳥観察桟橋から近くで見られそうなので、桟橋に行ってみました。
桟橋から右手を見ると、期待通り、近くで見られました。
今季の最至近距離だと思います。
ヘラサギを観察していると、園内で昼寝していたマガンたちが一斉に飛び立ちました。
大山を背景に順光で見るガンの群れは格別です。
北側からコハクチョウの声がするので注目していたら、
30羽くらいの群れが編隊飛行でやって来ました。
園内に降りるかと思ったら、上空を素通りして安来方向へ去っていきました。
今日もハヤブサ夫婦がやって来ていました。
今日はツクシガモがたくさんいました。
朝は8羽でしたが、後に次々と現れて夕方には19羽になりました。
過去の最多記録は、今年1月の16羽ですから、記録を大幅に更新です。
14日に私が見かけた約30羽の群れの一部かもしれません。
今後もこのまま園内に居ついてくれるのか、楽しみです。
(文・写真:きりぎりす)
昨日は一日姿を見せなかったヘラサギですが、今日は元気な姿を見せてくれました。
この冬最強の寒波を無事乗り切ったようです。
相変わらず遠くにばかりいるヘラサギですが、
午後3時過ぎに池の排水口付近を歩いていました。
水鳥観察桟橋から近くで見られそうなので、桟橋に行ってみました。
桟橋から右手を見ると、期待通り、近くで見られました。
今季の最至近距離だと思います。
ヘラサギを観察していると、園内で昼寝していたマガンたちが一斉に飛び立ちました。
大山を背景に順光で見るガンの群れは格別です。
北側からコハクチョウの声がするので注目していたら、
30羽くらいの群れが編隊飛行でやって来ました。
園内に降りるかと思ったら、上空を素通りして安来方向へ去っていきました。
今日もハヤブサ夫婦がやって来ていました。
今日はツクシガモがたくさんいました。
朝は8羽でしたが、後に次々と現れて夕方には19羽になりました。
過去の最多記録は、今年1月の16羽ですから、記録を大幅に更新です。
14日に私が見かけた約30羽の群れの一部かもしれません。
今後もこのまま園内に居ついてくれるのか、楽しみです。
(文・写真:きりぎりす)
2014年12月18日木曜日
コハクチョウのお引越し始まる
14日頃から水鳥公園に帰って来るコハクチョウの数が急に減りました。
そこで、館長が16日に安来の田んぼの様子を見に行ったところ、いつもと同じ場所に水を張りはじめていました。いよいよコハクチョウが安来にねぐらを移したようです。
今季は田んぼに水を張るのが大幅に遅れ、例年以上にコハクチョウで園内がにぎわいましたが、北帰行が始まるまで寂しくなりそうです。今朝8時ごろで50羽くらいでした。
マガンは400羽くらいがやって来ています。今日はお昼にごく短時間だけ帰ってきました。ネイチャーセンターの近くに降りたので、何か違うガンが混じっていないか探したところ、ヒシクイが1羽混じっていました。
しばらく園内に居た後、すぐに安来方向へ飛び去るマガンの群れ。
ツクシガモは6羽になっていました。吹雪の中、園内を右往左往していました。
(文・写真:きりぎりす)
そこで、館長が16日に安来の田んぼの様子を見に行ったところ、いつもと同じ場所に水を張りはじめていました。いよいよコハクチョウが安来にねぐらを移したようです。
今季は田んぼに水を張るのが大幅に遅れ、例年以上にコハクチョウで園内がにぎわいましたが、北帰行が始まるまで寂しくなりそうです。今朝8時ごろで50羽くらいでした。
マガンは400羽くらいがやって来ています。今日はお昼にごく短時間だけ帰ってきました。ネイチャーセンターの近くに降りたので、何か違うガンが混じっていないか探したところ、ヒシクイが1羽混じっていました。
しばらく園内に居た後、すぐに安来方向へ飛び去るマガンの群れ。
ツクシガモは6羽になっていました。吹雪の中、園内を右往左往していました。
(文・写真:きりぎりす)
2014年12月17日水曜日
クリスマスリースを作りました!
玄関先にJr.レンジャーの子供達と
一緒に、クリスマスリースを作りました。
園内に自生している素材も使い、米子水鳥公園
オリジナルリースが完成しました。
直径1メートルもある、大きなリースです。
来園の際には、ぜひ見て下さい!
BY MARUKOME
2014年12月15日月曜日
ツクシガモがサービス向上中!
近頃、ツクシガモがネイチャーセンターの近くにやってくるようになりました。
近くといっても前浜ではなく、前浜正面の小島のすぐ後ろまでで、距離は40mくらいです。
近づいてくれるのは、オスの成鳥1羽。とても美しい個体です。
このほかにも3羽いて、合計4羽確認されています。
いまのところ、サービスが良いのはこの1羽だけですが、他のツクシガモも合流して前浜に来てくれたらうれしいです。
おまけ:
昨日の朝9時過ぎごろ、水鳥公園を飛び立って安来の田んぼに向かうコハクチョウを見ていたとき、飛び去るコハクチョウの群れと一緒に、ツクシガモの30羽くらいの群れが飛び去るのを見ました。山陰地方で30羽前後のツクシガモの群れを見ることはないので、目を疑う光景でした。
この群れが何処に行ったのか、気になります。
(文・写真:きりぎりす)
近くといっても前浜ではなく、前浜正面の小島のすぐ後ろまでで、距離は40mくらいです。
近づいてくれるのは、オスの成鳥1羽。とても美しい個体です。
このほかにも3羽いて、合計4羽確認されています。
いまのところ、サービスが良いのはこの1羽だけですが、他のツクシガモも合流して前浜に来てくれたらうれしいです。
おまけ:
昨日の朝9時過ぎごろ、水鳥公園を飛び立って安来の田んぼに向かうコハクチョウを見ていたとき、飛び去るコハクチョウの群れと一緒に、ツクシガモの30羽くらいの群れが飛び去るのを見ました。山陰地方で30羽前後のツクシガモの群れを見ることはないので、目を疑う光景でした。
この群れが何処に行ったのか、気になります。
(文・写真:きりぎりす)
2014年12月13日土曜日
ハヤブサvsハヤブサ
今日も、お昼頃にハヤブサの番いが狩りにやって来ました。
マガモの群れの頭上すれすれを舞うハヤブサ。
一見、マガモが絶体絶命に見えますが、ハヤブサの狙いはホシハジロのメス。群れ泳ぐマガモは眼中にないようです。
アボセットを襲った時のように、1羽のホシハジロに狙いを定め、波状攻撃を仕掛ける番い。しかし、そこにもう1羽ハヤブサが乱入し、番が狙っているホシハジロを横取りしようとしました。
それを見た番いは、乱入してきた1羽を攻撃。ハヤブサ同士の空中戦が始まりました。
侵入者に襲い掛かる番いの1羽(左)。侵入者(右)は若鳥で、攻撃している個体よりも大きいです。つまり、攻撃しているのが番いのオス、侵入者はメスの若鳥のようです。
観察の結果、戦っているのは番いのオスばかりで、メスは周囲を飛び交って戦況を見ているだけでした。体格が劣るオスの成鳥が終始若鳥を圧倒していて、3羽でもみ合いながら東へ飛び去ってしまいました。
あれ?狙っていたホシハジロはど~するの?
(文・写真:きりぎりす)
マガモの群れの頭上すれすれを舞うハヤブサ。
一見、マガモが絶体絶命に見えますが、ハヤブサの狙いはホシハジロのメス。群れ泳ぐマガモは眼中にないようです。
アボセットを襲った時のように、1羽のホシハジロに狙いを定め、波状攻撃を仕掛ける番い。しかし、そこにもう1羽ハヤブサが乱入し、番が狙っているホシハジロを横取りしようとしました。
それを見た番いは、乱入してきた1羽を攻撃。ハヤブサ同士の空中戦が始まりました。
侵入者に襲い掛かる番いの1羽(左)。侵入者(右)は若鳥で、攻撃している個体よりも大きいです。つまり、攻撃しているのが番いのオス、侵入者はメスの若鳥のようです。
観察の結果、戦っているのは番いのオスばかりで、メスは周囲を飛び交って戦況を見ているだけでした。体格が劣るオスの成鳥が終始若鳥を圧倒していて、3羽でもみ合いながら東へ飛び去ってしまいました。
あれ?狙っていたホシハジロはど~するの?
(文・写真:きりぎりす)
2014年12月12日金曜日
アメリカコハクチョウ到着!Avosetは去る!
2014年12月11日木曜日
Avosetが目の前に来た!
今日は、お昼ごろにソリハシセイカタシギがネイチャーセンター前浜にやってきました。
どうもアボセットは猛禽類に狙われやすいようで、今日もハヤブサ2羽に襲われていました。このままではまた数が減ってしまいそうなので、2羽でいる様子をご覧になりたい方はお早めにお越しください。
(文・写真:きりぎりす)
2014年12月8日月曜日
ツクシガモ到着!
昨日夕方、ツクシガモ3羽が、この冬初確認されました。水鳥公園だよりの今月号のおすすめの鳥です。今日は1羽だけいました。
また、今日はまた交雑ガモが1羽見つかりました。
今回はオカヨシガモとヨシガモの交雑のようです。
ソリハシセイタカシギ2羽は今日も健在です。ハヤブサ2羽がいつものお気に入りの場所に止まっていましたが、今日は襲撃してきませんでした。
お客様へのお願い:
ソリハシセイタカシギ飛来の情報発信後、観察や撮影に訪れるお客様が増えております。そして、水鳥公園に隣接する彦名東橋付近の路肩に駐車する方が相次いでおり、地元の方から苦情が寄せられております。ここに駐車するのは大変危険です。
彦名東橋そばの観察広場から観察、撮影される際には、ご不便をおかけいたしますが、橋を渡る手前にある水鳥公園駐車場をご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
(文:きりぎりす)
また、今日はまた交雑ガモが1羽見つかりました。
今回はオカヨシガモとヨシガモの交雑のようです。
ソリハシセイタカシギ2羽は今日も健在です。ハヤブサ2羽がいつものお気に入りの場所に止まっていましたが、今日は襲撃してきませんでした。
お客様へのお願い:
ソリハシセイタカシギ飛来の情報発信後、観察や撮影に訪れるお客様が増えております。そして、水鳥公園に隣接する彦名東橋付近の路肩に駐車する方が相次いでおり、地元の方から苦情が寄せられております。ここに駐車するのは大変危険です。
彦名東橋そばの観察広場から観察、撮影される際には、ご不便をおかけいたしますが、橋を渡る手前にある水鳥公園駐車場をご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
(文:きりぎりす)
2014年12月7日日曜日
コハクチョウ760羽!
今朝は、コハクチョウがおよそ760羽いました。現時点でこの冬最多数です。
園内の南側から西側の岸辺寄りに集まるコハクチョウ。
7:00ごろ、案内の奥にいた群れが何かに驚いて池の中央寄りに出てきました。マガンはこれをきっかけにねぐら立ちし、約400羽いました。
8:00頃にかけて、続々と採食地へ向かうコハクチョウたち。今日はたくさんいたのでねぐら立ちもたくさん楽しめました。空が暗い分、コハクチョウの白が引き立ち、いつもよりきれいに見えました。
ソリハシセイタカシギ2羽、ヘラサギ1羽も健在です。
ソリハシセイタカシギは、昨日もハヤブサに狙われていたようなので、今後が心配です。
(文・写真:きりぎりす)
園内の南側から西側の岸辺寄りに集まるコハクチョウ。
7:00ごろ、案内の奥にいた群れが何かに驚いて池の中央寄りに出てきました。マガンはこれをきっかけにねぐら立ちし、約400羽いました。
8:00頃にかけて、続々と採食地へ向かうコハクチョウたち。今日はたくさんいたのでねぐら立ちもたくさん楽しめました。空が暗い分、コハクチョウの白が引き立ち、いつもよりきれいに見えました。
ソリハシセイタカシギ2羽、ヘラサギ1羽も健在です。
ソリハシセイタカシギは、昨日もハヤブサに狙われていたようなので、今後が心配です。
(文・写真:きりぎりす)
2014年12月5日金曜日
Avosetが3羽も来た!
ビッグニュースです。何とソリハシセイタカシギが3羽もやって来ました!
※注:名前が長いので、野鳥ファンはこの鳥を英名のアボセットと呼んでいます。
今日は西風が強くて時々吹雪く、とても寒い日でした。アボセットたちは、居心地が悪そうに時々園内を飛びまわっていました。
すると突然、アボセットたちをハヤブサが急襲。1羽に狙いを定めて猛追しました。必死で逃げるアボセット。
獲物を水面に追い詰めて疲れさせてから仕留める、ハヤブサの戦略にはめられ、追い詰められたアボセット。一瞬、掴まれかけました。ハヤブサの左手後方にはもう1羽のハヤブサが飛んできています。ハヤブサ2羽の波状攻撃に、絶体絶命のアボセット。
寸前で潜水してハヤブサの攻撃をかわし続けるアボセット。ハヤブサも10分くらい波状攻撃を仕掛けていましたが、やがて根負けして2羽とも去りました。
ハヤブサの襲撃で園内のカモが大混乱し、一時居場所が分からなくなったアボセットたちですが、ほとぼりが冷め始めたころに前浜に泳いできました。しかし、1羽足りません。その後も1羽が合流することはありませんでした。狙われた1羽は、ぎりぎり逃げ切ったように見えましたが、やはり3枚目の写真の瞬間に攻撃を受けて傷ついたのか、それとも疲れ果てて力尽きたのか、いくら探しても姿は見えませんでした。安否が気になります。
アボセットは水鳥公園では3度目の登場ですが、いずれもあまり長期滞在していません。観察したい方はどうぞお早めに!
(文・写真:きりぎりす)
※注:名前が長いので、野鳥ファンはこの鳥を英名のアボセットと呼んでいます。
今日は西風が強くて時々吹雪く、とても寒い日でした。アボセットたちは、居心地が悪そうに時々園内を飛びまわっていました。
すると突然、アボセットたちをハヤブサが急襲。1羽に狙いを定めて猛追しました。必死で逃げるアボセット。
獲物を水面に追い詰めて疲れさせてから仕留める、ハヤブサの戦略にはめられ、追い詰められたアボセット。一瞬、掴まれかけました。ハヤブサの左手後方にはもう1羽のハヤブサが飛んできています。ハヤブサ2羽の波状攻撃に、絶体絶命のアボセット。
寸前で潜水してハヤブサの攻撃をかわし続けるアボセット。ハヤブサも10分くらい波状攻撃を仕掛けていましたが、やがて根負けして2羽とも去りました。
ハヤブサの襲撃で園内のカモが大混乱し、一時居場所が分からなくなったアボセットたちですが、ほとぼりが冷め始めたころに前浜に泳いできました。しかし、1羽足りません。その後も1羽が合流することはありませんでした。狙われた1羽は、ぎりぎり逃げ切ったように見えましたが、やはり3枚目の写真の瞬間に攻撃を受けて傷ついたのか、それとも疲れ果てて力尽きたのか、いくら探しても姿は見えませんでした。安否が気になります。
アボセットは水鳥公園では3度目の登場ですが、いずれもあまり長期滞在していません。観察したい方はどうぞお早めに!
(文・写真:きりぎりす)
2014年12月1日月曜日
2014年11月27日木曜日
すばらしいねぐら入り風景でした!
今日は、8:00の時点でコハクチョウが2羽、オオハクチョウが10羽しかいないという、さびしい朝でした。カモは4000羽くらいです。
もう安来の田んぼに水が張られたのか、と思いましたが、昨日の夕方にはたくさん帰ってきたというので、早朝からみんな田んぼへ出かけたようです。
出不精なオオハクチョウも、一部は安来に出かけたようで、日中居残っていたのは成鳥7羽だけでした。昼間にこんなにコハクチョウがいない日は久しぶりです。
そして、15:30頃からコハクチョウが帰って来はじめたのですが、
今日は夕焼け空が明るいうちから続々と帰ってきました。夕焼け空の中を編隊飛行でこちらに向かってくるコハクチョウの様子は、素晴らしかったです。
夕焼け空の中、続々と飛来してくるコハクチョウたち。中には、60羽くらいの大編隊もありました。
コハクチョウのねぐら入りを写真に収めたいお客様は、皆さんこのような風景を思い描きながらコハクチョウのねぐら入りを待ちますが、実際はなかなか見られません。
コハクチョウが続々と帰って来るのは、夕日が沈み、空がかなり暗くなってからが普通です。そして、いつもきれいな夕焼け空になるわけでもありません。そのため、きれいな夕焼け空を編隊飛行するコハクチョウの風景はめったに見られません。今日がまさにそのめったにない日でした。
幸運にもその場にいらっしゃったお客様と一緒に、この光景を堪能しました。
こうして、今日は17:30くらいまでに500羽以上のコハクチョウが帰ってきました。
安来の田んぼに水が張られるとこの光景が見られなくなってしまいます。
今年はいつまで見られるのでしょう。
(文・写真:きりぎりす)
もう安来の田んぼに水が張られたのか、と思いましたが、昨日の夕方にはたくさん帰ってきたというので、早朝からみんな田んぼへ出かけたようです。
出不精なオオハクチョウも、一部は安来に出かけたようで、日中居残っていたのは成鳥7羽だけでした。昼間にこんなにコハクチョウがいない日は久しぶりです。
そして、15:30頃からコハクチョウが帰って来はじめたのですが、
今日は夕焼け空が明るいうちから続々と帰ってきました。夕焼け空の中を編隊飛行でこちらに向かってくるコハクチョウの様子は、素晴らしかったです。
夕焼け空の中、続々と飛来してくるコハクチョウたち。中には、60羽くらいの大編隊もありました。
コハクチョウのねぐら入りを写真に収めたいお客様は、皆さんこのような風景を思い描きながらコハクチョウのねぐら入りを待ちますが、実際はなかなか見られません。
コハクチョウが続々と帰って来るのは、夕日が沈み、空がかなり暗くなってからが普通です。そして、いつもきれいな夕焼け空になるわけでもありません。そのため、きれいな夕焼け空を編隊飛行するコハクチョウの風景はめったに見られません。今日がまさにそのめったにない日でした。
幸運にもその場にいらっしゃったお客様と一緒に、この光景を堪能しました。
こうして、今日は17:30くらいまでに500羽以上のコハクチョウが帰ってきました。
安来の田んぼに水が張られるとこの光景が見られなくなってしまいます。
今年はいつまで見られるのでしょう。
(文・写真:きりぎりす)
2014年11月24日月曜日
あなたは誰の子?
今日、ネイチャーセンター前浜にいるカモの中に、見慣れない模様のカモが1羽いました。
ん?なんか変な色のカモがいるぞ。
でも、眠っているし、手前にいるカモが邪魔で姿がよく見えません。
そこで、全身が見えるようになるのを待ちました。
ようやく目を覚まして泳ぎ始めた謎のカモ(手前)。
全体的にホシハジロとよく似ていますが、栗色の胸と白い下尾筒、褐色がかった体、オレンジ色っぽい光彩が気になります。
こんな姿のカモは図鑑に載っていないので、カモ類によくある交雑個体と思われます。それにしても、あなたの親は誰と誰?
二種類のカモの交雑個体なら、両親の形質を半分ずつ引き継いでいるので、姿を見れば大体両親の見当がつきます。片親はホシハジロだと思うのですが、もう片親が謎です。白い下尾筒とオレンジの光彩、体型から、メジロガモかアカハジロが疑われます。アカハジロならばもっと頭が黒っぽくなりそうなので、もう片親はメジロガモかな?
それにしても、なかなか渋い美しさがある個体です。
近頃、昼寝をしていたコハクチョウが、夕方に安来に向かうことがよくあります。朝のねぐら立ちは逆光条件なので、夕方の順光条件でみるねぐら立ちは、とてもきれいです。
マガンは、7:10に飛び立ち、17:40に帰ってきました。
今日は暖かくてお天気がよかったのに昼寝に帰って来ず、朝と夕方の1往復だけでした。数は230羽くらい。
アリスイは、昨日、今日と姿を見せませんでした。
ヘラサギ1、アメリカヒドリ1、トモエガモ約20、ミコアイサ、オオハクチョウは健在です。
猛禽類は、ミサゴ1、トビ2、チュウヒ2、ハイイロチュウヒ雌1、ハイタカ幼鳥1、ノスリ1、ハヤブサ1が現れました。近頃、園内上空をハイタカが飛ぶのをよく見かけます。
コハクチョウは約520羽。数が伸びません。宍道湖に流れているのでしょうか。
今日は50種類、約4000羽の鳥がいました。
(文・写真:きりぎりす)
ん?なんか変な色のカモがいるぞ。
でも、眠っているし、手前にいるカモが邪魔で姿がよく見えません。
そこで、全身が見えるようになるのを待ちました。
ようやく目を覚まして泳ぎ始めた謎のカモ(手前)。
全体的にホシハジロとよく似ていますが、栗色の胸と白い下尾筒、褐色がかった体、オレンジ色っぽい光彩が気になります。
こんな姿のカモは図鑑に載っていないので、カモ類によくある交雑個体と思われます。それにしても、あなたの親は誰と誰?
二種類のカモの交雑個体なら、両親の形質を半分ずつ引き継いでいるので、姿を見れば大体両親の見当がつきます。片親はホシハジロだと思うのですが、もう片親が謎です。白い下尾筒とオレンジの光彩、体型から、メジロガモかアカハジロが疑われます。アカハジロならばもっと頭が黒っぽくなりそうなので、もう片親はメジロガモかな?
それにしても、なかなか渋い美しさがある個体です。
近頃、昼寝をしていたコハクチョウが、夕方に安来に向かうことがよくあります。朝のねぐら立ちは逆光条件なので、夕方の順光条件でみるねぐら立ちは、とてもきれいです。
マガンは、7:10に飛び立ち、17:40に帰ってきました。
今日は暖かくてお天気がよかったのに昼寝に帰って来ず、朝と夕方の1往復だけでした。数は230羽くらい。
アリスイは、昨日、今日と姿を見せませんでした。
ヘラサギ1、アメリカヒドリ1、トモエガモ約20、ミコアイサ、オオハクチョウは健在です。
猛禽類は、ミサゴ1、トビ2、チュウヒ2、ハイイロチュウヒ雌1、ハイタカ幼鳥1、ノスリ1、ハヤブサ1が現れました。近頃、園内上空をハイタカが飛ぶのをよく見かけます。
コハクチョウは約520羽。数が伸びません。宍道湖に流れているのでしょうか。
今日は50種類、約4000羽の鳥がいました。
(文・写真:きりぎりす)
2014年11月22日土曜日
アリスイがいます
昨日、今日と、朝にアリスイ1羽が続けて確認されています。
園内の散策路沿いの植え込みにいて、時々枝先に出てきます。
早朝には鳴き声も聞こえるようです。
観察したい方は今がチャンス?かも。
こんなふうにいます。2014年11月21日の朝撮影。
もろに逆光だったのが残念。
このほかにも、2014年11月22日現在、
ヘラサギ成鳥1羽、コハクチョウ576羽、オオハクチョウ12羽、マガン約230羽、トモエガモ30羽、アメリカヒドリ1羽、ミコアイサ10羽
など、50種、約4500羽の鳥がいます。
(文・写真:きりぎりす)
園内の散策路沿いの植え込みにいて、時々枝先に出てきます。
早朝には鳴き声も聞こえるようです。
観察したい方は今がチャンス?かも。
こんなふうにいます。2014年11月21日の朝撮影。
もろに逆光だったのが残念。
このほかにも、2014年11月22日現在、
ヘラサギ成鳥1羽、コハクチョウ576羽、オオハクチョウ12羽、マガン約230羽、トモエガモ30羽、アメリカヒドリ1羽、ミコアイサ10羽
など、50種、約4500羽の鳥がいます。
(文・写真:きりぎりす)
2014年11月21日金曜日
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