2020年3月31日火曜日

正門と第一駐車場の園内案内看板が新しくなりました!

米子水鳥公園は、今年で開園25周年です。
古くなったものを少しづつ更新してゆきます。
米子水鳥公園の案内看板が新しくなりました。
古くなった案内看板を新しくしました。
正門横の看板


第一駐車場の看板




今までは、白黒でしたので
カラフルなデザインになりました。



2020年3月29日日曜日

ヨシ刈大会への参加、ありがとうございました!

本日は、今年度最後のイベント「ヨシ刈大会」でした。
約1ヘクタール弱ある米子水鳥公園ネイチャーセンターの
周囲のヨシ原を刈り取り、片付け作業を行いました。
https://www.nnn.co.jp/news/200407/20200407063.html
ヨシ原は、水辺の生き物の重要な住処になるとともに、
鳥の巣の材料や、隠れ家になります。
しかし、放っておくと毎年枯れヨシが堆積して
次第にススキやセイタカアワダチソウ、
チガヤなどの草原に代わっていきます。

そのため、米子水鳥公園ではヨシを刈り取り、
ヨシ原を維持するために努力しています。
しかし、刈っただけでは不十分なので、
刈り倒したヨシの持ち出し作業をしないといけません。
この作業が大変です。
ヨシ原はぬかるんでいて機械を入れられないので、
一人一人手作業で運ぶしかありません。

そんな中、頼もしいのが
ボランティアの皆さんです。
今日は22名の皆さんが、
県内各所から集まっていただきました。
常連の野鳥愛好家の皆さん、米子水鳥公園友の会の皆さん
そして、島根大学や鳥取環境大学からも、
ボランティアにきてもらいました。

広大なヨシ原に倒されたヨシが、
あっという間に運び出され、片付きました。

このように、市民の要望で作られた
野鳥の楽園である米子水鳥公園は
今も市民の力で守られています。

皆さんのご支援に感謝いたします。










早朝開館20200329 今シーズン最後の早朝開館


今日は、今シーズン最後の早朝開館です。(2020年4月2日~9時開館)
今シーズン最後の早朝開館の写真は、春の景色です。
冬の間に早朝開館の景色は、ずっと冬の朝日の景色ばかりでした。
四月も間際になると、日の出時間はすでに一時間以上前です。
東京には寒の戻りで雪が降っているそうで、
米子もここ10日間ほどで一番寒い日です。


まだまだ、渡りのカモ達は多いですが、
水曜日の夜に去ったアボセットは帰ってきませんでした。
「吉田さん」こと飛べないコハクチョウが、一羽でさびしそうです。
ツクシガモは一羽だけ残っています。
昨日はオバシギ、コオバシギ、ヘラサギが各一羽いましたが、今朝はまだ姿を見せていません。

2020年3月28日土曜日

Avocetよりレアな鳥が来た~!

今日、水鳥公園では4例目となる、
とても珍しい鳥が現れました。コオバシギです。

これまでに米子水鳥公園では、
2003年4月25日、
2008年8月23日、
2015年4月20日に
各1羽ずつしか記録がありません。

先日大反響だったAvocetと飛来回数は同じ
ですが、滞在日数は1日ずつ、数も各1羽であり、
いずれもAvocetよりも少なく、
2012年に算定された世界個体数を比較しても、
Avocet東アジア個体群が約100000羽に対し、
コオバシギ亜種rogersiが約54000羽と、
圧倒的に少ないです。
つまり、Avocetよりもレアな鳥なのです。

右がコオバシギ、左はオバシギ。
この2羽で一日中仲良く行動を共にしていました。














コオバシギは夏羽で、顔から腹にかけて
赤褐色になっていました。
その後ろにいるオナガガモも、
胸からお腹が赤褐色で、コオバシギと配色が
そっくり。
しかし、コオバシギは地の色、
オナガガモは鉄で染まった汚れです。














発見したのは9:00ごろだったのですが、
ずっと500m先にいて証拠写真すら
撮れませんでした。
しかし、夕方になってから水鳥観察桟橋右手の
岸辺に移動しているのを確認、
距離50mでようやく証拠写真が撮れました。

撮影して初めて気づいたのですが、
オバシギの脚に標識がついていました。
インターネットで調べたところ、
オーストラリア北西部で標識された個体のようです。














明日は天気が良くなるようなので、
明日も居てくれたらうれしいですね。
過去の例は、いずれも1日限りなので、
どうかな~。

明日は午後にヨシ刈り大会を実施予定なので、
午後はネイチャーセンター周辺が騒々しくなります。
恐らく、前浜の鳥は遠くへ一時避難してしまうことでしょう。

もしコオバシギが明日も居てくれたなら、
午前中か夕方が観察のチャンスと思われます。
ただし、観察距離はかなり遠いかもしれません。

(きりぎりす)

ヘラサギとツクシガモまだいました!

今朝、久しぶりにヘラサギがいました(右端)。
いたのは若い個体で、香川さんの姿はありません。
やはり香川さんはもう旅立ったのでしょう。
左と中央はダイサギ夏羽で、
左の個体には婚姻色が現れています。














昨日は姿が見られなかったツクシガモも1羽いました。
島の陰に隠れていたのかな?
時々一日中姿が見えない日があります。
いつも500m先にいて、
もう少し近くに来てもらいたいものです。














今日もハマシギが前浜の小島に群れていて
かわいいです。














そのほか、ツルシギ2羽、コハクチョウの吉田さんもいます。
カモ類も渡りの最中で、近頃キンクロハジロが沢山いるほか、
冬の間はほとんど見かけなかったスズガモも数十羽います。
園路沿いにはヒヨドリが沢山います。
ヒヨドリも渡りの最中なのでしょう。

(きりぎりす)

2020年3月27日金曜日

今日の吉田さん

昨日、突然コブハクチョウとつがい形成したと思われた吉田さん。
今朝も仲良くぴったり寄り添っていました。

ところが、9:50ごろに様子を観てみると、
吉田さんと寄り添っていたコブハクチョウが
吉田さんから遠く離れて、
桟橋前に係留してあるマガモのデコイと
夢中になって遊んでいました。
この個体に限らず(実は限っているのか?)、
コブハクチョウは本当にこのデコイが大好きで、
飽きずに長時間じゃれていることがよくあります。














その後、コブハクチョウは吉田さんのもとに
戻ることはなく、どこかへ去ってしまいました。

吉田さんとの恋は、一時の気の迷いだったのか。
それとも、マガモのデコイと同じように
単なる遊びだったのか。

500m先の島の岸辺でひとりぼっちの吉田さん(右)。
また孤独な生活に逆戻りです。
遠く左にいるコブハクチョウはさび色に染まっておらず、
吉田さんと寄り添っていた個体とは別です。














ネイチャーセンター正面の小島には、
ハマシギが60羽群れていました。
この春の最多数です。
少しずつ背中に赤茶色の夏羽が生えてきています。
見る度に数が増えていくハマシギたち。
今後、どこまで増加するか楽しみです。














丸坊主になってしまったヨシ原から
オオジュリンの声がするので、
目を凝らして探してみると、
刈り残されたわずかな枯れヨシに
1羽とまっていました。
ついこの前までは枯れヨシが茂っていて
虫が食べ放題だったのに、
あまりにも景色が変わってしまって
呆然としているのかもしれません。














Avocet、ヘラサギ、アカアシシギ、
さらにはツクシガモも去ってしまい、
寂しくなりました。
それでも、まだツルシギ2羽と
ミコアイサ約20羽(うちオス4~5羽)、
キンクロハジロ数百羽の群れなどがいます。

また新たな鳥が、
渡りの疲れを癒しに立ち寄ってくれることを
期待しています。

そして、吉田さんの動向も、
引き続き注目しています。

(きりぎりす)

2020年3月26日木曜日

コハクチョウとコブハクチョウが結婚?

事件です。
昨日から園内で過ごしているコハクチョウ(吉田さん)と、
まっ茶色に汚れたコブハクチョウが、
つがいになったようなのです。


11:45頃、池の中央にいた吉田さんに
コブハクチョウが接近。
吉田さんがいじめられてしまう。危ない!































???















コハクチョウとコブハクチョウが
友好的にこんなに接近しているのは、
これまでに見たことがありません。

いつもなら、コブハクチョウは翼を膨らませて
突進し、コハクチョウを激しく攻撃するのですが、
今回は威嚇姿勢をとっていません。
そのためか、吉田さんも特に恐れる様子もなく、
コブハクチョウと接触しました。
そして、コブハクチョウと求愛ディスプレイを始めたのです。
こんな光景は初めて見ました。

2羽は池の中央で合流した後、
ネイチャーセンター前浜にやってきて、
求愛ディスプレイを繰り返していました。
その後、吉田さんがいつもくつろいでいる
約300m先の半島に上陸。
そこでもディスプレイを交わしていました。















常連さんによると、
池の中央でコブハクチョウが吉田さんの上に
乗っかる行動も見られたそうです。
どうやら吉田さんはメスのようです。

その後このコブハクチョウは、
新たに飛来してきた2羽のコブハクチョウを
激しく威嚇・攻撃し、
園外へ追い払ってしまいました。
水鳥公園を吉田さんと過ごす縄張りに
設定したようです。

コブハクチョウとコハクチョウの交雑例は
聞いたことがありません。
今後の動向に注目です。

(2024/4/27追記):
このコブハクチョウは、鉄バクテリアによる赤茶色に染まっていることから「てっちゃん」と呼ばれるようになりました。

(きりぎりす)

アボセット見られず

本日はアボセットの姿がありません。
6年前と同じ、6日間の滞在でした。

今日観察できている鳥は、
ツルシギ 冬羽2羽
タシギ    7羽
ハマシギ 冬羽9羽
ツクシガモ  1羽
ミコアイサ 雄・雌少々
コハクチョウ 成鳥1羽(吉田さん)
などです。

アカアシシギ、ヘラサギは確認できませんでした。

アボセットの姿が見られなくなったので、
ネイチャーセンターに隣接したヨシ原の
ヨシ刈りを再開しました。

南側作業開始














作業終了














北側作業前





作業終了















これで、計画していた範囲すべての刈り払いが終わりました。

(きりぎりす)

2020年3月25日水曜日

シマアジが出た~!

14:42、シマアジが出た~!














3月6日の初認以来、2度目の登場です。
皆さんの視線がAvocetにくぎ付けの中、
目の前を右から左へと真っすぐ泳いで通過していきました。
あっという間の出来事でした。

それにしても近頃、前浜の鳥の顔ぶれが豪華ですね!

(きりぎりす)

ヨシ刈り大会の準備ほぼ完了?

29日(日)に予定しているヨシ刈り大会に向けて、
ネイチャーセンター北側、南側の枯れヨシを
刈り倒しておかなければいけません。

毎年、コハクチョウが全て旅立った頃を
見計らって実施していて、
今年のコハクチョウは18日を最後に
全て旅立ちました。
そこで、22日から28日にかけて
ヨシ刈りを行うつもりだったのですが、
Avocet3羽が20日に飛来して、
連日ネイチャーセンター正面に一日中いるので、
非常にヨシ刈りを行いにくくなってしまいました。

しかし、ヨシ刈りをしないわけにはいきません。
そこで、ネイチャーセンター前に群れている
鳥の様子を伺いながら、
慎重に刈り払い作業を行いました。

ネイチャーセンター南側のヨシ原
22日に刈り払い実施 作業前















作業中















作業後




























ネイチャーセンター北側
25日に刈り払い実施 作業前















作業中















作業後






























どうにか、前浜の鳥を驚かさずに
最低限の範囲の刈り払いを行うことができました。
現場では結構刈ったように感じるのですが、
ネイチャーセンターから見ると全然ですね。
枯れヨシ越しに、ネイチャーセンター前の鳥が
見えるか見えないかのギリギリの位置まで
刈り込んだ結果なので、仕方ありません。

今後、Avocetが前浜から離れたり、姿を消した際には、
さらに池側まで刈り払いを進めるかもしれません。

金曜日、土曜日は雨天の予報なので、
今日中にここまで作業を進めることができて
よかったです。

(きりぎりす)

待ってました、吉田さん!

本日11:00頃、園内にコハクチョウが現れました。
(常連さんによると、早朝からいたそうです)

毎年春になるとやってくる常連さんです。
昨年は4月14日にやってきたので、今年は3週間早いご来園です。
仲間がすべて旅立った頃を見計らって、
いつも徒歩で安来から水鳥公園に移動してくる、
不思議なコハクチョウです。
2020年4月号の広報よなご「米子水鳥公園レンジャー通信」でご紹介予定です。

この個体は、2012年に安来市の吉田川で過ごしていることが島根県のブログで紹介されていたので、吉田さんと呼ぶことにします。

コハクチョウの吉田さんは、ヘラサギの香川さんと同じく、
春の水鳥公園に欠かすことができない常連さんです。
いずれもかなり長期間観察されており、再開できる度にホッとします。
この冬も無事乗り切れてよかったです。





























吉田さん、この春も水鳥公園で
のんびり過ごしていってくださいね♪
(ご滞在期間は毎年約1か月程度です)

今日もAvocet3羽、アカアシシギ1羽、ツルシギ2羽、ツクシガモ1羽、ハマシギ19羽など、連休中とほぼ変わらないメンバーがそろっています。
ズグロカモメの夏羽が22日を最後に見られなくなってしまったのが残念です。
ヘラサギは15:30現在、今日は姿を見せていません。

予告:
29日(日)の午後に、ネイチャーセンターに隣接しているヨシ原で、枯れヨシの運び出し作業「ヨシ刈り大会」を予定しています。大人数で活動するため、ネイチャーセンター前の鳥たちに影響があるかもしれません。
Avocetがいつまでいてくれるかわかりませんが、ヨシ刈り大会実施までに観察して頂くことをお勧めします。

(きりぎりす)

2020年3月23日月曜日

今日のソリハシセイタカシギ  明日は休館日です

















今日もソリハシセイタカシギ(アボセット)は、
ネイチャーセンター前浜に滞在中です。
明日の火曜日(2020年3月24日)は、
休館日となりますのでご注意ください。


また、新型コロナウイルスの対策として
館内の換気扇を回したり、入館時の手の消毒をお願いしたりしております。
ご協力をお願い致します。

2020年3月22日日曜日

Avocet祭りの3連休でした

今日も、昨日と同じくらい
たくさんの野鳥ファンがいらっしゃいました。
2月下旬以降、世界的な新型コロナウイルスの流行で
お客様が減っておりましたので、
Avocetのおかげで少しは挽回できたように思います。

今日の観察ホールの様子。
普段は閑静な当施設では珍しい光景です。

























皆さんからの熱い視線が注がれる中、
ネイチャーセンター前には今日もAvocetをはじめ、
様々な鳥が一日中いてくれました。
















日本に数ある野鳥観察施設でも、
約20mの至近距離でAvocetを一日中じっくり観察できる場所は、
他にないと思います。
香港のマイポなど、海外の本来の生息地では大群で見られる鳥ですが、
本場でもこんなに快適な観察条件はなかなかないのでは?
















ヘラサギは昼間前後は席を外しておりましたが、
午後半ば頃に、若鳥と香川さんが一緒に帰ってきて、
ネイチャーセンター正面の小島で休んでいました。

















ところで、皆さんはネイチャーセンターにご入館の際に、
展示室に立ち寄られたことはありますか?
展示室の前には、水鳥公園で月に3回程度作品制作に励んでおられる、
バードカービング米子の作品展示コーナーがあります。

今日、展示の入れ替えが行われ、
セイタカシギのカービングが初お披露目しました。
Avocetがいつまで居てくれるのか分かりませんが、
ソリハシセイタカシギの観察の後は、
ぜひこちらのセイタカシギも鑑賞してみてはいかがでしょうか。
オススメですよ♪















(きりぎりす)

Avocet3日目

今日もAvocet3羽健在です!
























そのほか、
ヘラサギの若鳥1羽、
ズグロカモメ夏羽2羽、
ツルシギ2羽などがいます。

(きりぎりす)

2020年3月21日土曜日

Avocet fever !!

連休2日目の今日は、風が強かったものの晴天で、
昨日発表されたAvocet飛来のニュースを受けて、
多くの愛好家が集まりました。
先月のJapanese Waxwing Fever!!に続いて、
Avocet Fever !!な一日でした。

今日のAvocetは、
ほぼ一日中、ネイチャーセンター目の前に居てくれました。
当館の配置の都合で、晴天の午前中は逆光になるので、
観察や撮影は午後がオススメです。

Avocetは趾(あしゆび)に立派な水かきがあるので、泳ぎが得意です。
写真中央に注目。水かきがある足の裏が見えます。














そのため、セイタカシギが歩かないような深い場所でも平気で泳ぎ回り、盛んに採食していました。その動きは、セイタカシギよりもヒレアシシギ類に似ています。
深い所ばかりをうろつくので、自慢の長い脚がなかなか見えません。






























時々何かに驚いて、
前浜のカモ達と一緒に遠くへ飛び去ってしまうことがあります。
それでも、しばらくすると池を泳いで
必ず前浜に帰ってきてくれるのが嬉しいです。
こうして飛ぶ姿も時々見せてくれるのが素晴らしい!















Avocet3羽いるだけでもすごいことですが、
今日は脇役も豪華でした。

この春にも来てくれました、ズグロカモメ成鳥夏羽。
時々前浜に飛んできては、
華麗に急降下してゴカイを捕食していました。
これまた貴重な光景だったにもかかわらず、
あまり注目している人がいませんでした。
もったいないことです。














前浜を練り歩くツルシギ3羽。
この近辺で水鳥公園以外ではあまり見られないシギです。
こうして目の前を3羽で歩いてくれたのは、
私はこの春、初めて見ました。














賑やかしに、ハマシギの群れも前浜にやってきてくれました!
時間をずらして見るたびに数が増えていく不思議な鳥です。
朝は9羽でしたが、閉館時間には25羽まで増えていました。















わたしもいるよ!と、
視界の端から飛び込んできたジョウビタキのメス。
見事にクモをゲット!














ヘラサギの香川さんとAvocetたち。















一度北西方向の園外に飛び去った香川さんでしたが、
午後に東から飛んで帰ってきました。
夕方になると、前浜で豪快に水浴びをしていました。















閉館後、前浜でひと休みするAvocetたち。
今日来館頂いたすべてのお客様に大サービスしてくれました。
米子水鳥公園のタレントとして、
100点満点のパフォーマンスでした。
今日も一日お疲れ様でした。
また明日もお客様にサービスしてね♪















(きりぎりす)