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2022年4月3日日曜日

ツクシガモ残り2羽。アメリカヒドリがやって来た!

昨日3羽確認できたツクシガモが、今日は1羽減って残り2羽になりました。











ツクシガモがいる500m先の半島の岸辺にアメリカヒドリのオスが1羽いました。これまでいた鳥が減ったりいなくなったりする一方で、これまでいなかった鳥が現れるのも、春の渡りの時期ならではです。











ネイチャーセンターから200~300m先の水面にいつもいるハジロカイツブリ。まだ換羽途中ですが、すっかり夏羽に変身した個体もいます。とってもカッコいいので、もっと近くで観察したいのですが、いつもこの距離です。










一斉に飛び立つハジロカイツブリ。名前の由来となっている翼の白い部分がよく見えます。










ハジロカイツブリは、日中は各自分散して活動していますが、夕方になると一か所に集まる性質があるので、観察には夕方がおすすめかもしれません。これはカイツブリ類全般に共通した性質で、同じく魚食性のミコアイサも同様な傾向があります。今日は8羽確認できました。17:35撮影。










ネイチャーセンター目の前に2つある小島には、近頃ハマシギが何羽かいます。今日は2羽いましたが、写真右の個体は常に片脚で行動しており、片脚を失っているようです。なお、小形のシギは片脚を引っ込めたままピョンピョンはねて移動することがよくあるのですが、この個体は常に一本脚です。












昨日までいたアカアシシギは、今日は確認できませんでした。次の目的地に旅立ってしまったのかもしれません。
シマアジは発見初日以降現れていません。まだしばらくは観察シーズンなので、新たな個体が現れるのを期待しています。

おまけ:
午後に、頭部が茶色く汚れたコブハクチョウが1羽飛来して、あたりをキョロキョロ見回して何かを探しているように見えました。しばらくすると東に飛び去りましたが、この個体は「てっちゃん」で、連れ合いのコハクチョウ「吉田さん」を探しに来たように思うのですが、真相や如何に。現在行方不明になっている吉田さんの安否も気になります。

(きりぎりす)

2022年1月16日日曜日

コハクチョウ急増!マガンもいました!!

日の出目前の6:47の風景。さて、コハクチョウは何羽、園内で夜を明かしたのでしょうか。数えてみたところ、110羽いました。昨日の朝は38羽だったので、期待どおり大幅増です。











真っ暗な園路を歩いて出勤した時に、マガンの声が聞こえました。昨晩はマガンもねぐら入りしたようです。望遠鏡で確認すると、500m先の半島の周りにガンの影がたくさん見えました。ヒシクイの声も聞こえました。
7:05撮影。















見えている範囲のマガンの数を数えていたところ、突然背後からマガンの群れが飛来しました。まさか、これから飛び立とうというときに群れが飛来するとは意表を突かれました。
7:18撮影。

























7:35に採食に出かけたマガンたち。ヒシクイの群れはいつの間にか出かけてしまっていました。飛んでいるマガンの群れに白い鳥が混じっていたので、ひょっとしてハクガン?と色めき立ちましたが、正体はツクシガモでした。ずっと園内で過ごしている鳥なのに、マガンにつられてしまったのでしょうか。
7:35撮影。















マガンの数は正確につかむことはできませんでしたが、400羽前後いたようです。暗い中でマガンの群れから離れた水面に23羽群れていたガンのシルエットがあり、これがヒシクイだったのではないかと思います。

日の出前でまだ暗い中、眠っているコハクチョウの群れの中にコブハクチョウが1羽混じって一緒に眠っていました。明るくなってから観察してみると、この個体はコハクチョウを威嚇せず、仲良く一緒に泳いでいました。コハクチョウに寛容で、上半身がひどく汚れているこのコブハクチョウは「てっちゃん」だと思います。
7:41撮影。















その後、ネイチャーセンター前にやって来たコブハクチョウたち。右は、今朝新たに飛来してきた個体です。てっちゃんらしき個体がこの個体の傍らにやってきて寄り添ったので、あれ?と思ったのですが、特に求愛ディスプレイを交わすことなく、その後別行動をとっていたので、他人同士のようです。8:01撮影。















この見事な汚れっぷり、やっぱり「てっちゃん」っぽい。















ちなみに、今朝確認されたコハクチョウの「吉田さん」。今も安来で元気に暮らしています。月に一度行われている中海のガンカモ調査の際に、毎回同じ場所で確認されています。7:17安来市内で撮影。















後にこの個体は、安来に向かうコハクチョウの群れと一緒に飛び去りました。コハクチョウのねぐら立ちにコブハクチョウが同行する様子は滑稽です。今朝飛来した個体の方は園内に留まりました。

中海に面した堤防の上空を、2羽のノスリが戯れていました。先日のイソシギと同様に殺気が感じられないので、求愛行動かもしれません。
11:41撮影。


























予報どおり、朝は晴天でしたが急速に天気が悪くなり、時々雨が降りました。これからまた寒くなるようですが、鳥たちの様子に変化が見られるか、注目です。

(きりぎりす)

2021年5月10日月曜日

今朝は「てっちゃん」も一緒にいた!

 昨日、去年に続いて出戻ったコハクチョウの吉田さん。今朝出勤してみると、ネイチャーセンターから500m先の半島で、吉田さんの隣にもう一つ大きな白い鳥が見えました。案の定、てっちゃんでした。









昨年の出戻りの理由は、吉田さんが「てっちゃん」の姿を探しにきたのかな、と思ったのですが、今年は安来で合流していたのに出戻ってきたのが不思議です。やっぱり、水鳥公園は居心地がよいのかな?


今日一日「てっちゃん」は吉田さんと寄り添っているのかな、と思っていたら、何と「てっちゃん」はお昼前に飛び去ってしまいました。今回、2羽で過ごした時間はとても短かったです。


てっちゃんが去った後、水鳥観察桟橋向かいの岸辺に移動してきた吉田さん。ここもお気に入りの場所です。










吉田さんは、閉館時間後にネイチャーセンター目の前にもやってきました。

















そのほかの鳥の様子。

アオアシシギとソリハシシギが並んでとまっていました。嘴が反っているカルテットですね。


ネイチャーセンター目の前にやってきたソリハシシギ。










アオアシシギも目の前にやってきました。そして、なぜかソリハシシギを追い回していました。












今年は春の常連のクロハラアジサシが来ないね~、と噂していたら、今年初めて姿を見せてくれました。約300mの遠距離でしたが、この個体はお腹の黒さが妙に際立って見えました。このお腹の黒さは目の錯覚なのか、それとも個性なのかが気になるので、もっと近くで観察したいものです。






今後、しばらく天気が良くない予報が出ておりますが、次はどんな春の渡り鳥がやってくるのか楽しみです。そして、出戻った吉田さんと「てっちゃん」の動向からも目が離せません。

(きりぎりす)

2021年5月8日土曜日

吉田さんと「てっちゃん」を安来で確認!

5月2日を最後に園内から姿を消したコハクチョウの吉田さん。それに伴い、コブハクチョウの「てっちゃん」も、その後姿を見せていません。

そこで昨日(5/7)17:56に、島根県安来市の「いつもの場所」を見に行ったところ、予想どおり吉田さんがいました。その時、「てっちゃん」も一緒にいました。










無事に本拠地へ帰っていることが確認できてホッとしました。また来年、元気に水鳥公園にやってきてくれるのを楽しみに待っています。


この度吉田さんを探しに行った際に、最初に立ち寄った最有力ポイントでは姿が見えませんでした。そこで、次の候補地へと移動していた途中で、伯太川を1羽で泳ぐてっちゃんとすれ違いました。

てっちゃんが向かう先に吉田さんがいるに違いないと思い、「てっちゃん」を追跡したところ、先ほどは姿が見えなかった最有力ポイントで2羽寄り添っているのが確認できました。つまり、私は吉田さんともいつの間にかすれ違っていたようです。

今回、最初に「てっちゃん」を見たときに1羽で行動していたことから、「てっちゃん」と吉田さんが安来で過ごしている時も、水鳥公園の時と同様に数日おきに合流しているのかもしれません。


(きりぎりす)

2021年4月25日日曜日

さらにやってきた春の珍鳥!

朝から美しいアマサギがいて盛り上がっておりましたが、その後さらに珍しい鳥が現れました。※注:この春に現れている「珍鳥」と呼んでいる鳥たちは、米子水鳥公園では珍しい鳥という意味であって、全国的に珍しい鳥というわけではありません。

キョウジョシギです。園内では12例しか記録がありません。ネイチャーセンター正面中央の島に飛来し、ほんの一瞬ではありますが目の前の岸辺にもやってきました。

















キョウジョシギ、ツルシギ、ハマシギ、ウズラシギがまとめて観察できるとは、中々贅沢な光景です。特に、生息環境の好みが異なるツルシギとキョウジョシギが一緒にいるのは珍しいです。さらにはタシギも合流していました。










4/19から姿が見られるウズラシギ。近頃は2羽でしたが、今日は一時姿を消した後、4羽現れました。1羽ごとに色の濃さが異なっていて面白いです。










珍しく吉田さんと夜を明かした「てっちゃん」。その後も水鳥観察桟橋向かいの草地で2羽寄り添っていました。吉田さんがしきりに鳴きながら首を高く上げ、頭を上下に振って「てっちゃん」を一緒に飛ぼうと誘っていました。そして、12:03に息を合わせて飛び立とうとしました。











しかし、当然吉田さんは飛び立てずに、池に突っ込んでしまいました。先に飛び立った「てっちゃん」は、吉田さんのもとに引き返してきました。










合流するたびに交わす求愛ディスプレイ。










このようなやり取りが毎回繰り返されています。吉田さんはてっちゃんと一緒に飛び立って水鳥公園の外へ出かけたい思いがあるようですが、いつもそれが叶いません。

今日もてっちゃんは、吉田さんから遠く離れる時がありました。

以下は2羽の行動記録です。


12:20 てっちゃん飛び去り姿を消す。

    間もなく、吉田さんはてっちゃんの後を追って、

    桟橋向かいの草地から500m先の半島まで移動。

13:01 てっちゃんが帰ってきて吉田さんと合流。

    間もなく、てっちゃんのみ桟橋向かいの草地に移動。

    各々離れて過ごす。

14:20 てっちゃん去る。


あいかわらずのツンデレ夫婦です。

今回2羽が一緒に過ごした時間は、およそ23時間半でした。さて、次に「てっちゃん」が現れるのはいつでしょう?


(きりぎりす)

吉田さんと夜を明かしたてっちゃん

今朝は、春の渡り鳥調査のため、職員が早朝から勤務しています。

池を見ると、吉田さんのコハクチョウ「吉田さん」の隣に「てっちゃん」の姿がありました。これまでは一緒にいるのは1日限りで、翌日には姿を消していた「てっちゃん」ですが、前日から滞在して夜を明かすのは珍しいです。9日間留守にした穴埋めかな?

6:42みとら撮影。










昨日初認のオオヨシキリの姿を、やっと写真に収めることができました。

6:51みとら撮影。










近頃、水鳥公園での珍鳥出現が相次いでおりますが、今朝もいました。今季初認のアマサギ夏羽です。園内ではなかなか見られず、いても150m以上先にいることがほとんどです。今朝は前浜右手の小島に佇んでおり、ネイチャーセンターからこんなに近い場所にいることは極めて珍しいです。しかもオレンジ色が美しい夏羽とは、さらに貴重です。

7:35みとら撮影。











そして、今朝の調査結果。

アオジのオス成鳥1羽を標識放鳥できました。クロツグミの雄を期待していたので残念ですが、1羽だけでも捕獲できたのは収穫です。

アオジ雄成鳥。春のアオジ雄は美しい!








(きりぎりす)

2021年4月24日土曜日

9日ぶりに「てっちゃん」現る!

 今朝も一人ぼっちのコハクチョウ「吉田さん」。8:32撮影。











10:09撮影。まだひとりぼっちです。










相方のコブハクチョウ「てっちゃん」がいなくなってからもう9日経ちます。昨年を振り返ってもこんなに間が開いた記憶はなく、もう番いを解消してしまったと思いました。

ところが、13:50にふと吉田さんを見ると、何といつの間にか「てっちゃん」が吉田さんと合流していました。まだ番いは健在でした!2羽とも9日ぶりの再会を喜んでいるようでした。










ところが、再会してアツアツの求愛ディスプレイを交わすと、すぐに吉田さんは丸くなって座り込んでしまいます。さっきまでの興奮はどこへ行ってしまったのか不思議なほど冷めるのが早いです。そのつれない態度に、隣にいる「てっちゃん」が不憫に見えます。


15:50頃、てっちゃんがおもむろに吉田さんのもとを離れ、遥か600mくらい先に行ってしまいました。遠く離れた「てっちゃん」のことが気になるのか、立ち上がって首を伸ばす吉田さん。











15:55、吉田さんがてっちゃんの後を追い始めました。










吉田さんが後を追ってきたのに気づいたのか、てっちゃんも振り返って吉田さんの方へ引き返してきました。


16:05、ついに2羽が合流しました。合流の瞬間に、吉田さんが喜びのあまり?「てっちゃん」に胸から飛びついて、てっちゃんにめり込んでいました。吉田さんはツンデレですね。



















その後、2羽で仲良く最初の場所に引き返してきました。まるで吉田さんが「てっちゃん」を連れ戻しに行ったようでした。










夕日の中で仲睦まじく寄り添う2羽。異種ペアの関係はもう終わったかと思われましたが、まだまだ目が離せません。




























てっちゃんはマガモのデコイに全く興味を示さなくなりました。それに伴い、てっちゃんの行動パターンが大きく変化して読めなくなりました。明日の朝にはまた姿を消しているのか、明後日にまた会いにやってくるのか、今後の同行に注目です。


そのほかの鳥の様子。

今朝、オオヨシキリを今季初確認しました。しかし、撮影はできませんでした。

9:50ごろ、近頃あまり姿を見かけなくなったオオタカが、オオバンを仕留めました。






常連のKさんが、一昨日(4/22)にJr.レンジャーの森でクロツグミのオスとメスを撮影し、写真を見せて下さいました。クロツグミは園内初記録です。実際に今日も、森の中でクロツグミのペアが確認できました。
このように、この春はJr.レンジャーの森に様々な渡り鳥が飛来しているので、ここで春の渡り鳥の標識調査を試してみることにしました。

その準備中に、園路沿いの茂みでウグイスが盛んに囀っていました。以前ご紹介した「ホーチョチョチョ」と囀る個体です。日中はなかなか藪の中から出てきませんでしたが、この時は全身丸見えの場所に頻繁に出てきて囀っていました。










そして、標識調査の準備が整ったら、早速鳥が捕獲できました。

クロツグミの雌成鳥。もちろん園内標識初記録です。





もう1羽、ウグイスの雌成鳥も捕れました。「ホーチョチョチョ」の相方さんかな?






今年の春は実に様々な鳥が出現するので油断できません。今度はどんな初記録の鳥が現れるのか、期待が膨らみます。
今日はオオジシギは確認できませんでした。しかし、ネイチャーセンターから約300m先の半島にそれらしき個体がいたので、まだ観察できる望みはあります。

(きりぎりす)