昨日3羽確認できたツクシガモが、今日は1羽減って残り2羽になりました。
ツクシガモがいる500m先の半島の岸辺にアメリカヒドリのオスが1羽いました。これまでいた鳥が減ったりいなくなったりする一方で、これまでいなかった鳥が現れるのも、春の渡りの時期ならではです。
ネイチャーセンターから200~300m先の水面にいつもいるハジロカイツブリ。まだ換羽途中ですが、すっかり夏羽に変身した個体もいます。とってもカッコいいので、もっと近くで観察したいのですが、いつもこの距離です。
一斉に飛び立つハジロカイツブリ。名前の由来となっている翼の白い部分がよく見えます。
ハジロカイツブリは、日中は各自分散して活動していますが、夕方になると一か所に集まる性質があるので、観察には夕方がおすすめかもしれません。これはカイツブリ類全般に共通した性質で、同じく魚食性のミコアイサも同様な傾向があります。今日は8羽確認できました。17:35撮影。
ネイチャーセンター目の前に2つある小島には、近頃ハマシギが何羽かいます。今日は2羽いましたが、写真右の個体は常に片脚で行動しており、片脚を失っているようです。なお、小形のシギは片脚を引っ込めたままピョンピョンはねて移動することがよくあるのですが、この個体は常に一本脚です。
昨日までいたアカアシシギは、今日は確認できませんでした。次の目的地に旅立ってしまったのかもしれません。
シマアジは発見初日以降現れていません。まだしばらくは観察シーズンなので、新たな個体が現れるのを期待しています。
おまけ:
午後に、頭部が茶色く汚れたコブハクチョウが1羽飛来して、あたりをキョロキョロ見回して何かを探しているように見えました。しばらくすると東に飛び去りましたが、この個体は「てっちゃん」で、連れ合いのコハクチョウ「吉田さん」を探しに来たように思うのですが、真相や如何に。現在行方不明になっている吉田さんの安否も気になります。
(きりぎりす)