2015年3月29日日曜日
大物をGET!
本日お昼頃、ミサゴが地上で大きな魚を食べていました。
ミサゴが魚を持って飛んでいる姿はよく見かけますが、園内で食べている姿はほとんど見かけません。しかも、自然観察路からかなり近い場所なので、はっきり観察できました。
かなり大きな魚でした。ミサゴの体長が60cm位なので、40cm位ありそうです。肌の模様から、ボラかな?
昨日のオオタカと同様、邪魔者が現れず黙々と食べていましたが、トビがやって来たので場所を移動。もちろん、大事なお魚はしっかりとつかんでいて、ネイチャーセンター左手正面の杭に止まりました。
10年以上前には、この杭にミサゴが魚を運んできて食べている光景が時々見られましたが、近頃は杭の近くに島ができたせいか、止まらなくなりました。
久しぶりに見る光景に、ちょっとうれしくなりました。
(文・写真:きりぎりす)
あ、ハクチョウがいる!
本日16時ごろ、園内を見るとハクチョウの姿がありました。
あれ?もう北帰行は終わったはずじゃないの??
これはコブハクチョウです。
飼育されていたものが逃げ出して野生化し、
中海に住み着いている野良ハクチョウです。
本来はヨーロッパに生息している鳥で、
日本で見られるものは、ほとんどが人が持ち込んだ外来生物と考えられています。
毎年春になると、
「仲間に取り残されたかわいそうなコハクチョウがいる」
というお問い合わせを多く頂くようになります。
これらのハクチョウは、ほとんどがコブハクチョウです。
これらのコブハクチョウは、
中海生まれ、中海育ちの地元民かと思いますので、ご心配なく。
冬以外にハクチョウを見かけたときは、ハクチョウの顔にご注目下さい。
くちばしがオレンジ色でおでこから目先が黒ければ、コブハクチョウです。
おでこには、名前の由来になっているコブがあるはずです。
一方、くちばしが黄色くて先端寄りが黒ければ、
オオハクチョウかコハクチョウの可能性があります。
今日は、園内にオシドリが現れました。
水鳥公園では、この時期になると時々オシドリの姿が見られます。
ちょうど今配布されている、
広報よなご4月号にオシドリについて紹介しております。
米子市民の方は、4月号の裏表紙ををご覧ください。
※米子市HPには3月号までしか公開されていないので、
今現在、インターネットではご覧いただけません
(文・写真:きりぎりす)
ヨシ刈り大会実施しました
朝は小雨が降っていましたが、
本日予定通り、年に一度のヨシ刈り大会を実施しました。
数日の間、刈りヨシが園内自然観察路横に積んであります。
参加して頂きましたボランティアの皆様、
おつかれさまでした。
これで今年も、元気なヨシが育ってくれることでしょう。
(ポタちゃん&きりぎりす)
2015年3月28日土曜日
オオタカがハシビロガモを仕留めた!
本日のお昼ごろ、ネイチャーセンターのすぐそばの水面で、
オオタカがハシビロガモを仕留めました。
捕らえたカモを水に沈めて溺死させた後、
岸辺に運んできます。
ところが、水にぬれたカモは重いようで、飛んで運べませんでした。
そこで、カモを引きずってバタフライ泳法で岸辺に運びました。
16:30頃、潜伏していたヨシ原から這い出てきたオオタカ。
カモ肉で胸が大きく膨らんでいて、ノスリのような体型になっていました。
そして、糞をした後、飛び去りました。
なんと、4時間半も食べていました(休憩含む)。
ネイチャーセンターのすぐ横で起きたことなので、
至近距離でオオタカをじっくり観察できました。
その場に居合わせたお客さまは、大変ラッキーでした。
(文・写真:きりぎりす)
オオタカがハシビロガモを仕留めました。
捕らえたカモを水に沈めて溺死させた後、
岸辺に運んできます。
ところが、水にぬれたカモは重いようで、飛んで運べませんでした。
そこで、カモを引きずってバタフライ泳法で岸辺に運びました。
獲物を横取りに来る邪魔者を避けるために、
ネイチャーセンター横のヨシ原にもぐりこんで、カモを食べていました。
邪魔者がこなかったので、おなかいっぱい食べることができました。
16:30頃、潜伏していたヨシ原から這い出てきたオオタカ。
カモ肉で胸が大きく膨らんでいて、ノスリのような体型になっていました。
そして、糞をした後、飛び去りました。
なんと、4時間半も食べていました(休憩含む)。
ネイチャーセンターのすぐ横で起きたことなので、
至近距離でオオタカをじっくり観察できました。
その場に居合わせたお客さまは、大変ラッキーでした。
(文・写真:きりぎりす)
まだいたヘラサギ(最後のお別れ?)
2015年3月27日金曜日
新年度に向けてリニューアル!
本日、観察ホールのシートクッションと水鳥解説下敷きを
新しいものに入れ替えました。
シートクッションは、低反発ウレタン仕様!
椅子のすわり心地は、これまでとは比較にならないほど快適になりました。
毎日強い日差しにさらされて、
痛みが激しかった水鳥解説下敷きも、パリパリの新品です。
これからは、春の渡り鳥の初飛来を探すのが楽しい季節です。
ぜひ、新品のシートクッションと水鳥下敷きで、
快適な水鳥観察をお楽しみください。
翼を傷めたマガンと、その付き添い個体は、今日も健在です。
3月下旬に、健常なマガンが園内にいるのは、とても珍しいです。
負傷個体とはどんな関係なのか、気になりますね。
(文・写真:きりぎりす)
新しいものに入れ替えました。
シートクッションは、低反発ウレタン仕様!
椅子のすわり心地は、これまでとは比較にならないほど快適になりました。
毎日強い日差しにさらされて、
痛みが激しかった水鳥解説下敷きも、パリパリの新品です。
これからは、春の渡り鳥の初飛来を探すのが楽しい季節です。
ぜひ、新品のシートクッションと水鳥下敷きで、
快適な水鳥観察をお楽しみください。
翼を傷めたマガンと、その付き添い個体は、今日も健在です。
3月下旬に、健常なマガンが園内にいるのは、とても珍しいです。
負傷個体とはどんな関係なのか、気になりますね。
(文・写真:きりぎりす)
2015年3月25日水曜日
傷付きマガンに連れ添いが!?
この数ヶ月、羽を痛めて飛べずいるマガンがいます。
飛べないので、ケモノに襲われてしまわないかと心配で、
毎朝生存確認をするのが日課となっているこの頃です。
今朝も元気にいるかと確認してみると、
「おや?2羽になっている!」
なんと、連れ添いがいるではありませんか!
この2、3ヶ月、たびたび傷付いた仲間を心配してか
連れ添いが確認されてはいましたが、
コハクチョウ達よりも北に帰る時期が早い中海周辺のマガン達、
今年度も既にこの辺りで確認されていなかったので、
いよいよ傷付きマガンも1羽ボッチになってしまったかと、
可哀想に想っていた所でした。
果たしてこの2羽がカップルになっているかは分かりませんが、
傷付きマガンはきっと嬉しいに違いないでしょう。
MARUKOME
↑左のマガンは左羽を痛めており、羽が垂れています。右の個体が連れ添いマガンです。
2015年3月23日月曜日
地面がイモムシだらけ?
今朝出勤してみると、
自然観察路にイモムシのようなものがたくさん散らばっていました。
ちょっと見たところ、「何じゃこりゃ?」な風景です。
散らばっているものを拡大。
イモムシではありません。
イモムシのような物体の正体は、
オオバヤシャブシの雄花(花序)です。
風が強まった時に、木から落ちて散らばったのでしょう。
春の使者、ツバメも飛び交い始めました。
水鳥公園では、昨日(3/22)初飛来を確認しています。
園内の花壇には、ツクシがニョキニョキ生えています。
時々、穂先が何者かにかじられているツクシがあります。
誰がかじっているのかな?
コハクチョウは、21日夜に6羽くらいの影が夜の闇の中に見えていましたが、
翌朝には姿がありませんでした(コブハクチョウはいましたが)。
北帰行は、22日未明までに完了したようです。
今日は冬の寒さが戻っていますが、
生きものたちは春本番です。
(文・写真:きりぎりす)
2015年3月21日土曜日
北へ向けて飛び立つハクチョウの群れ
今朝は、コハクチョウは127羽いました。
これだけ大きな群れを見られたのは、今シーズンは今日が最後かもしれません。
これは、今朝の約100羽のコハクチョウが一斉に飛び立った時の動画です。
ややピンボケになってしまったのが残念。
(ポタちゃん)
この後も、水鳥公園にいたコハクチョウたちは次々に真北へと旅立ち、
10:26に最後の7羽が旅立ちました。
今日は園内に居たコハクチョウはすべて真北へ飛び去り、
安来に向かったものはいませんでした。
もしかしたら、これが中海に残っていた最後のコハクチョウだったかもしれません。
(きりぎりす)
北へ飛び立つ前のコハクチョウ
今朝(6:30)の米子水鳥公園は、いつもの朝と様子が違います。
いつもは岸辺で寝ているコハクチョウが、池の真ん中に集まっています。
鳴き声も大きく、これから北へ帰る直前のような様子です。
今日は、コハクチョウはこれから間違いなく北へ飛ぶでしょう。
2015年3月20日金曜日
春の鳥の新著情報!20150320
今朝出勤してみると、
8:00時点で園内にコハクチョウは1羽もいませんでした。
もう北帰行が終わったかのような風景でしたが、
今朝のライブ映像を見ると、7:00まではコハクチョウが写っていました。
→追伸:18:35現在、65羽以上ねぐら入りしていました。
まだ安来の田んぼで食事に出かけていたようです。
そろそろコハクチョウとはお別れですが、春の鳥が3種類今季初確認できました。
今朝新着の鳥は、
コチドリ1羽、アカアシシギ1羽、オオソリハシシギ2羽です。
このほか、ツルシギも3羽いました。
今朝初確認のコチドリ。
今年も園内で子育てしてくれることを期待します。
中海のマガンはもうすべて旅立ってしまったかもしれませんが、
翼を傷めて園内に留まっているマガンは今日も元気です。
マガンのすぐそばにはチュウヒがいたのですが、
マガンを襲うことはありませんでした。
マガンも特に警戒することなく、
チュウヒのそばで堂々と羽繕いや食事をしていました。
明らかに片翼を引きずって歩いているので、
チュウヒがその気になれば仕留められそうにも思います。
しかし、マガンはチュウヒよりもずっと大きな鳥なので、
一目置かれているようです。
(文・写真:きりぎりす)
8:00時点で園内にコハクチョウは1羽もいませんでした。
もう北帰行が終わったかのような風景でしたが、
今朝のライブ映像を見ると、7:00まではコハクチョウが写っていました。
→追伸:18:35現在、65羽以上ねぐら入りしていました。
まだ安来の田んぼで食事に出かけていたようです。
そろそろコハクチョウとはお別れですが、春の鳥が3種類今季初確認できました。
今朝新着の鳥は、
コチドリ1羽、アカアシシギ1羽、オオソリハシシギ2羽です。
このほか、ツルシギも3羽いました。
今朝初確認のコチドリ。
今年も園内で子育てしてくれることを期待します。
こちらはツルシギ(3/14撮影)。
春のシギ類のレギュラーです。
春が深まるにつれて夏羽に換羽し、どんどん黒くなります。
中海のマガンはもうすべて旅立ってしまったかもしれませんが、
翼を傷めて園内に留まっているマガンは今日も元気です。
マガンのすぐそばにはチュウヒがいたのですが、
マガンを襲うことはありませんでした。
マガンも特に警戒することなく、
チュウヒのそばで堂々と羽繕いや食事をしていました。
明らかに片翼を引きずって歩いているので、
チュウヒがその気になれば仕留められそうにも思います。
しかし、マガンはチュウヒよりもずっと大きな鳥なので、
一目置かれているようです。
(文・写真:きりぎりす)
2015年3月16日月曜日
コハクチョウ増加中!
現在、中海周辺から続々とコハクチョウたちがツンドラへと旅立っているはずですが、水鳥公園に集まるコハクチョウは減るどころか、日に日に増えています。
具体的には、
3月7日(土) 147羽 6:30現在
3月8日(日) 168羽 6:40現在
3月9日(月) 98羽 8:00現在
3月11日(水) 25羽 8:30現在
3月12日(木) 100±羽 7:00現在
3月13日(金) 150羽 8:00現在
3月14日(土) 199羽 6:48現在
3月15日(日) 283羽 6:25現在
3月16日(月) 330羽 18:40現在
です。
8:00以降のカウントは、
すでにねぐら立ちが始まっていると思われるので、
実際はもっと数が多いはずです。
16日はねぐら入りしてきた数を集計したもので、
ほぼ今のねぐら入り数を正しく反映していると思いますが、
暗くなってからもう少し帰ってきているかもしれません。
今日の18:30の風景。ハクチョウだらけです。
今日は18:09~18:30頃にかけて、続々と大きな群れが帰ってきました。
もう少し、帰って来るのが早いとうれしいのですが…。
(文・写真:きりぎりす)
具体的には、
3月7日(土) 147羽 6:30現在
3月8日(日) 168羽 6:40現在
3月9日(月) 98羽 8:00現在
3月11日(水) 25羽 8:30現在
3月12日(木) 100±羽 7:00現在
3月13日(金) 150羽 8:00現在
3月14日(土) 199羽 6:48現在
3月15日(日) 283羽 6:25現在
3月16日(月) 330羽 18:40現在
です。
8:00以降のカウントは、
すでにねぐら立ちが始まっていると思われるので、
実際はもっと数が多いはずです。
16日はねぐら入りしてきた数を集計したもので、
ほぼ今のねぐら入り数を正しく反映していると思いますが、
暗くなってからもう少し帰ってきているかもしれません。
今日の18:30の風景。ハクチョウだらけです。
今日は18:09~18:30頃にかけて、続々と大きな群れが帰ってきました。
もう少し、帰って来るのが早いとうれしいのですが…。
(文・写真:きりぎりす)
近頃、鳥が前浜で食べているものは何?
近頃、ネイチャーセンター前浜で、コサギとヘラサギが熱心に食べ物探しをしています。
時々何かを捕えて飲み込んでいるのですが、動作が素早い上に獲物が小さいので、何を食べているのか見えません。
そこで、獲物を捕らえて飲み込む瞬間を写真に撮って、何を食べているのか調べてみました。
コサギが獲物を飲み込む瞬間(3/15撮影)
ヘラサギが獲物を飲み込む瞬間(3/16撮影)
どちらとも、とても小さなエビを食べているようです。
恐らく、アミエビの仲間でしょう。
ヘラサギは、かつてはフナやチチブ、メダカ、スジエビを食べている様子が見られましたが、今食べているものはとても小さなアミエビです。これを1匹ずつ食べているのですから、ほとんどお腹の足しにはならないように思います。年々獲物のサイズが小さくなっているような気がするのですが、気のせいかな?
そろそろヘラサギとはお別れの時期ですが、
食べもの不足で水鳥公園から去ってしまわないか、心配です。
(文・写真:きりぎりす)
時々何かを捕えて飲み込んでいるのですが、動作が素早い上に獲物が小さいので、何を食べているのか見えません。
そこで、獲物を捕らえて飲み込む瞬間を写真に撮って、何を食べているのか調べてみました。
コサギが獲物を飲み込む瞬間(3/15撮影)
ヘラサギが獲物を飲み込む瞬間(3/16撮影)
どちらとも、とても小さなエビを食べているようです。
恐らく、アミエビの仲間でしょう。
ヘラサギは、かつてはフナやチチブ、メダカ、スジエビを食べている様子が見られましたが、今食べているものはとても小さなアミエビです。これを1匹ずつ食べているのですから、ほとんどお腹の足しにはならないように思います。年々獲物のサイズが小さくなっているような気がするのですが、気のせいかな?
そろそろヘラサギとはお別れの時期ですが、
食べもの不足で水鳥公園から去ってしまわないか、心配です。
(文・写真:きりぎりす)
2015年3月15日日曜日
真北へ旅立つコハクチョウたち
今日は、朝からいいお天気でした。絶好の旅立ち日和です。
コハクチョウは約290羽いました。
朝7時過ぎごろ、
池の中央手前よりに広く散らばっていたコハクチョウたちが、
大声で鳴きながら一斉に飛び立ちました。
いつもの安来の田んぼに向かう様子とはちょっと違う雰囲気です。
ハクチョウたちの群れを追ってみると、
中海対岸の十神山方向に向かっていた群れが左右に分かれました。
そして、60羽くらいが島根半島方向へ、
残りの40羽くらいが安来の田んぼ方向へ飛び去りました。
今季はじめて、真北方向への渡りを観察できました。
電波発信機による過去の調査結果から、
この群れは、おそらく13時間後にはロシアに到着していることでしょう。
今日は環境省のガンカモ類一斉調査の日でした。
今日現在、中海のコハクチョウは450羽くらいで、
その過半数が水鳥公園に集まっているようです。
(文・写真:きりぎりす)
コハクチョウは約290羽いました。
朝7時過ぎごろ、
池の中央手前よりに広く散らばっていたコハクチョウたちが、
大声で鳴きながら一斉に飛び立ちました。
いつもの安来の田んぼに向かう様子とはちょっと違う雰囲気です。
ハクチョウたちの群れを追ってみると、
中海対岸の十神山方向に向かっていた群れが左右に分かれました。
そして、60羽くらいが島根半島方向へ、
残りの40羽くらいが安来の田んぼ方向へ飛び去りました。
今季はじめて、真北方向への渡りを観察できました。
電波発信機による過去の調査結果から、
この群れは、おそらく13時間後にはロシアに到着していることでしょう。
今日は環境省のガンカモ類一斉調査の日でした。
今日現在、中海のコハクチョウは450羽くらいで、
その過半数が水鳥公園に集まっているようです。
(文・写真:きりぎりす)
2015年3月14日土曜日
コハクチョウは残り約200羽!
今朝現在、コハクチョウはまだ約200羽いました。
朝8:30頃までにすべて安来へ食事に出かけてしまいますが、
まだたくさんいます。
しかし、残念ながらオオハクチョウは姿が見られなくなりました。
今朝、コハクチョウの群れの傍らにヒシクイが2羽いました。
コハクチョウのねぐら立ちと時を同じく、ヒシクイたちは南東へ飛び去りました。
近頃、アオサギの数十羽の群れが、時々水鳥公園上空を飛び交います。
アオサギたちは集まって何をしているのでしょう?
こんな大きな鳥が群れ飛ぶ光景は、迫力満点です。
その中には、こんな飛び方をしているものがいました。
こうして見ると、ツルにしか見えませんね。
図鑑には、首を縮めて飛ぶのがサギの特徴、
と記してありますが、
図鑑がいつも正しいとは限りませんよ~♪
夕方、常連のお客様と
「ヘラサギは近頃見かけないけれど、どうしているのかな~」
とうわさしていたら、
目の前にヘラサギが舞い降りてきました。ビックリ!
ヘラサギは、前浜で食べ物探しを始めました。
ヘラサギの背景には、ハマシギとツルシギの姿がありました。
今、園内にいる鳥の中で唯一、春ならではの鳥がツルシギです。
今後、シマアジや他のシギたちなど、
他の春の鳥たちも、順次姿を見せてくれることでしょう。
●今日の鳥 2015年3月14日(土) 雨のち晴れ
コハクチョウ 199羽 まだまだいます!(朝夕限定ですが)
マガン 1羽 翼が折れています
ヒシクイ 2羽 珍しい!
ツクシガモ 11羽 近頃のオススメの鳥です!
アオサギ 37羽 近頃群れてます!
ヘラサギ 1羽 6日ぶりの登場!
オオタカ 2羽 成鳥と若鳥各1羽。近頃よく現れます!
チュウヒ 2羽 近頃、存在感が薄い。
ノスリ 1羽 同上。
ホオジロガモ 1羽 隠れキャラです
ヒバリ 2羽 さえずりに春を感じます!
オオジュリン 28+羽 枯れヨシの中に群れています
など、50種、約1000羽。
(文・写真:きりぎりす)
2015年3月12日木曜日
コハクチョウまだいますよ~♪
今日は、午前9:30頃には、
コハクチョウ、オオハクチョウとも安来へ飛び去り、
昼間はハクチョウ類が0羽になりました。
(午後半ばにコブハクチョウ1羽がやって来ましたが)
また、カモ類もとても数が少なく、
一見、すでにカモとハクチョウが北へ旅立った後のような、
ガラ~ンとした風景でした。
※ライブ映像を参照。
しかし、大山はとてもきれいでした!
そして閉館後の18:30頃、
安来からコハクチョウたちが続々と帰ってきました。
かなり暗い中でしたが、大群で舞い降りてくる様子は壮観でした。
18:39の風景。
まだこんなにコハクチョウがいます。
暗くて正確な数は数えられませんでしたが、
100羽以上はいます。
オオハクチョウも4羽いました。
しかし、早朝にはほとんど飛び去り、
帰って来るのも18:30では、
お客様にハクチョウを観察して頂くのは難しいですね。
毎年、3月末ごろまではコハクチョウが残っていますが、
今年のコハクチョウがすべて旅立つのはいつか、
注目してみましょう。
(文・写真:きりぎりす)
コハクチョウ、オオハクチョウとも安来へ飛び去り、
昼間はハクチョウ類が0羽になりました。
(午後半ばにコブハクチョウ1羽がやって来ましたが)
また、カモ類もとても数が少なく、
一見、すでにカモとハクチョウが北へ旅立った後のような、
ガラ~ンとした風景でした。
※ライブ映像を参照。
しかし、大山はとてもきれいでした!
そして閉館後の18:30頃、
安来からコハクチョウたちが続々と帰ってきました。
かなり暗い中でしたが、大群で舞い降りてくる様子は壮観でした。
18:39の風景。
まだこんなにコハクチョウがいます。
暗くて正確な数は数えられませんでしたが、
100羽以上はいます。
オオハクチョウも4羽いました。
しかし、早朝にはほとんど飛び去り、
帰って来るのも18:30では、
お客様にハクチョウを観察して頂くのは難しいですね。
毎年、3月末ごろまではコハクチョウが残っていますが、
今年のコハクチョウがすべて旅立つのはいつか、
注目してみましょう。
(文・写真:きりぎりす)
今朝の様子
2015年3月7日土曜日
中海周辺のハクチョウまだ
三月のハクチョウの餌場の調査がおわりました 。
まだ、中海周辺に450羽がいました。
例年、米子水鳥公園では、3月下旬までコハクチョウを観察していますが、今年は、いつまで観察できるでしょうか??
来週は、ねぐらの調査です。
まだ、中海周辺に450羽がいました。
例年、米子水鳥公園では、3月下旬までコハクチョウを観察していますが、今年は、いつまで観察できるでしょうか??
来週は、ねぐらの調査です。
2015年3月6日金曜日
忘れたころに現れる鳥
今日は、いつもは園内に居残るオオハクチョウたちも安来へ行ってしまい、
日中はハクチョウ類が1羽もいなくなりました。
また、北東の冷たい風が吹いていたため、
カモたちが風を避けるために池の北東岸に集まってしまい、
前浜がガラーンとしていました。
このように、鳥風景が寂しい一日でしたが、
夕方に意外な鳥が西から飛んできました。
ヘラサギです。
2月7日を最後に姿を消していたので、
もう遠くへ行ってしまったものだと思っていました。
羽毛の汚れ具合や羽色を見た年齢を見る限り、
今季水鳥公園に滞在していたものと同じ個体ではないかと思います。
1か月も姿を見せなかったのに再び現れるとは、
さすがヘラサギです。
このように、ヘラサギは姿を消しても再び現れることが多いです。
まさに、忘れたころにやって来る鳥です。
このほかにも、
トモエガモ雄2羽と、ヨシガモ雄2羽雌1羽も
久しぶりに姿を見せました。
この調子で、
2月24日が最後だったカナダヅルとナベヅルや、
2月25日が最後だったケアシノスリも帰ってこないかな~。
昨日夕方に見つけた発信機付きオナガガモは、
今日も園内にいました。
また、18:37頃からコハクチョウが続々とねぐら入りし、
100羽以上集まっていました。
アメリカコハクチョウも1羽混じっています。
明日の早朝は、北帰行の観察会です。
天気は良さそうですし、
コハクチョウの群れが北へ旅立つ瞬間に立ち会えたらいいですね。
(文・写真:きりぎりす)
日中はハクチョウ類が1羽もいなくなりました。
また、北東の冷たい風が吹いていたため、
カモたちが風を避けるために池の北東岸に集まってしまい、
前浜がガラーンとしていました。
このように、鳥風景が寂しい一日でしたが、
夕方に意外な鳥が西から飛んできました。
ヘラサギです。
2月7日を最後に姿を消していたので、
もう遠くへ行ってしまったものだと思っていました。
羽毛の汚れ具合や羽色を見た年齢を見る限り、
今季水鳥公園に滞在していたものと同じ個体ではないかと思います。
1か月も姿を見せなかったのに再び現れるとは、
さすがヘラサギです。
このように、ヘラサギは姿を消しても再び現れることが多いです。
まさに、忘れたころにやって来る鳥です。
このほかにも、
トモエガモ雄2羽と、ヨシガモ雄2羽雌1羽も
久しぶりに姿を見せました。
この調子で、
2月24日が最後だったカナダヅルとナベヅルや、
2月25日が最後だったケアシノスリも帰ってこないかな~。
昨日夕方に見つけた発信機付きオナガガモは、
今日も園内にいました。
また、18:37頃からコハクチョウが続々とねぐら入りし、
100羽以上集まっていました。
アメリカコハクチョウも1羽混じっています。
明日の早朝は、北帰行の観察会です。
天気は良さそうですし、
コハクチョウの群れが北へ旅立つ瞬間に立ち会えたらいいですね。
(文・写真:きりぎりす)
2015年3月5日木曜日
ラジコンオナガガモ?
今日も、ネイチャーセンター前浜に群れるカモの中に、
発信機を背負っている個体がいました。
アンテナの色が黒くて、発信機の本体がはっきりと見えます。
発信機を背負っている個体がいました。
でも、先日ご紹介したものとは違うようです。
アンテナの色が黒くて、発信機の本体がはっきりと見えます。
ソーラーバッテリー搭載の最新モデル?
前回の個体とは発信機のモデルが違うのか、
それとも、調査チームが違うのか。
こうやってみると、
ソーラーバッテリーで動く、
カモのラジコンおもちゃみたいですね。
ソーラーバッテリーで動く、
カモのラジコンおもちゃみたいですね。
これを付けた調査チームの方たちは、
人工衛星でこのオナガガモが水鳥公園にいることは
すでに把握されていることかと思いますが、
目視での確認記録としてご紹介します。
(文・写真:きりぎりす)
2015年3月2日月曜日
アラスカのハマシギが帰ってきた!
スクープです。
昨年3月30日(第1発見はおそらく3月13日)に確認された、
アラスカで標識されたハマシギが、本日再び現れました。
約50羽の群れに混じって、
ネイチャーセンター前浜にやってきたところを発見しました。
2年連続で米子水鳥公園にやって来てくれるとは、とてもうれしいです。
よく無事に帰ってきてくれました。
右脚のかかとの上に付けられた緑色のフラッグに、
白字でHXYと書かれています。
2011年7月8日にアラスカのバローで標識されてからおよそ3年8か月。
よく生き残ったものです。
しばらく滞在するかもしれないので、
水鳥公園にお越しの際には、ぜひネイチャーセンター前浜のハマシギにご注目下さい。
(居ればですが)
これからまた子育てのために、アラスカに旅立っていくのかな?
頑張ってね~♪ また来てね~♪
昨年の記事はこちら!
(文・写真:きりぎりす)
昨年3月30日(第1発見はおそらく3月13日)に確認された、
アラスカで標識されたハマシギが、本日再び現れました。
約50羽の群れに混じって、
ネイチャーセンター前浜にやってきたところを発見しました。
2年連続で米子水鳥公園にやって来てくれるとは、とてもうれしいです。
よく無事に帰ってきてくれました。
右脚のかかとの上に付けられた緑色のフラッグに、
白字でHXYと書かれています。
2011年7月8日にアラスカのバローで標識されてからおよそ3年8か月。
よく生き残ったものです。
しばらく滞在するかもしれないので、
水鳥公園にお越しの際には、ぜひネイチャーセンター前浜のハマシギにご注目下さい。
(居ればですが)
これからまた子育てのために、アラスカに旅立っていくのかな?
頑張ってね~♪ また来てね~♪
昨年の記事はこちら!
(文・写真:きりぎりす)
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