2024年11月30日土曜日

オナガガモの大群が飛来!

大山のすそ野からほんのりと朝焼けが見える中、
マガンが採食に飛び立ちました。
7:04 みとら撮影。













今日は西風が強く、ネイチャーセンター寄り
にカモが多数集まっていました。
昨日姿が見えなかったヘラサギが3羽、
前浜に戻っていて安心しました。
奥に飛び立ちスタンバイ中の
コハクチョウの群れが見えます。
7:06みとら撮影。















今朝園内で夜を明かしたコハクチョウは26羽でした。
7:19にすべて採食に出かけました。













昼間もネイチャーセンター寄りに
カモが群れていました。
特に、近頃少なかったオナナガモが今日は多数いて、
2300羽ほどいました。
こんなにオナガガモがたくさんいるのは
久しぶりです。13:44撮影。















13:25に、
ふらりとオオハクチョウが1羽飛来しました。
コブハクチョウのそばに着水しましたが、
威嚇されて戸惑っていました。13:44撮影。
























コブハクチョウに追い払われて飛び立った後、
水鳥公園の周囲を広く飛び回っていた
オオハクチョウ。
最終的には南西へ飛び去りました。
仲間を探していたのかな?14:58撮影。
















小規模ながら、トモエガモが群れ飛ぶ様子が
時々見られました。470羽くらいいました。
15:06撮影。
















現在園内で観察されている「カモだんご」は、
主にオカヨシガモが形成しています。
これまではヒドリガモかハシビロガモが主でしたが、
オカヨシガモが主になっているのは
初めてだと思います。16:22撮影。













ヘラサギは4羽確認できましたが、
ここ数日は見えない場所にいることが多く、
あまりサービスがよくありません。

(きりぎりす)

2024年11月29日金曜日

今日の生き物たち20241129

ヨシ原の縁でカヤネズミの巣が見つかりました。
外から丸見えのところに作られるのは珍しいです。
いつもは草刈りやヨシ刈りの際に見つかることが
多いのですが、
ヨシを刈る前に発見できることも珍しいです。
15:16撮影。

























「観察しよう!メダカ池」by ジョビ子。
15:25撮影。















すっかり雪化粧した大山。
頂上に菅笠のような形の雲がかかっていて
面白かったのですが、カメラを持って戻ると、
もう雲が左にずれてしまっていました。
15:32撮影。















今日も前浜左端の柵によくやってきた、
足環付きのカワセミ。
どんどん成鳥に近い姿になってきています。
15:41撮影。















15:42撮影。















マガン半島でお昼寝をしていたヒシクイたちが、
夕食に出発しました。
最初に飛び立った6羽の群れ。
くちばしと首が短く、亜種ヒシクイっぽいです。
15:51撮影。















次に飛び立った9羽の群れの一部。
こちらはくちばしと首が長く、亜種オオヒシクイです。
15:59撮影。















最後に飛び去った9羽の群れの一部。
こちらも亜種オオヒシクイ。16:00撮影。















今回のように、
近頃水鳥公園に出入りしているヒシクイは、
6羽、9羽、9羽の3グループで
行動しているように思います。



トモエガモの群れが250mくらい先に群れていました。
いつもは400~600mくらい先にいるので、
かなり近いです。15:59撮影。












今季よく飛来しているチュウヒは、
上半身が白っぽい幼鳥と、全身茶色の成鳥の2羽です。
こちらは成鳥。16:00撮影。















今日は一日中ヘラサギが現れませんでした。
ヘラサギは周辺地域を行ったり来たりするので、
また戻ってくることを期待しています。

(きりぎりす)

2024年11月28日木曜日

今季初のハイイロチュウヒ雄

今季初めて、ハイイロチュウヒの雄が
ネイチャーセンター前を横切りました。
ちょうどその時、お客様のご案内中でだったので
写真は撮れませんでしたが、
後に300m先の地上に降りていたところを
12:03撮影。




前浜の柵の内側で、
ハジロカイツブリが1羽泳いでいました。
ここにはカイツブリはよくやってきますが、
ハジロカイツブリが水際近くの浅瀬にまで
寄ってくることは極めて珍しいです。
10:52撮影。




望遠鏡を覗かなくても、
姿をはっきりと観察できました。
12:11撮影。









(きりぎりす)

2024年11月27日水曜日

前浜にヘラサギ5羽

朝、前浜にヘラサギ4羽が休んでいました。









ここ数日、昼間は交互に1〜3羽しか確認できず、
他の鳥は移動してしまったと思っていたのですが、
Youtubeのライブ中継を朝まで巻き戻してみると、
前浜には4羽のヘラサギが映っていました。

今朝も前浜に、4羽のヘラサギ。
ヘラサギは4羽がいるんだと喜んでいたら、
北側のヨシ原の陰にもう1 羽ヘラサギがいました。










ということは、
園内には全部で5羽のヘラサギがいるようです。

ヘラサギの「香川さん」が通過した
11月16日の前も5羽でしたので、
これらの個体は水鳥公園で滞在中なのでしょうか?
各個体を嘴で確認できていませんので、
確証はありませんが。

ただ、いつも1日から数日だけ滞在する
「香川さん」よりも、
彼らの方が米子水鳥公園のことを
好きなのかもしれません。


(ポタちゃん)

2024年11月25日月曜日

雪をかぶった大山

今日は雪をかぶった大山がきれいでした。











Jr.レンジャーの森にどんぐり拾いに
やってきた幼稚園の皆さんが、
大山を背景に記念写真をとっていました。

11月にこのような景色は、
久しぶりな気がします。
今年は寒いのでしょうか。

明日から少し天候が崩れるようです。

オオハクチョウの夫婦が一日
園内に滞在してくれました。


昨日のふれあいの里(米子市錦町)で実施した
子ども自由研究発表会は、
力作ぞろいでとても面白かったです。

小学生の子供たちの発表ですが、
電子顕微鏡を利用した発表まであり、
とても感心しました。


(ポタちゃん)

2024年11月24日日曜日

今朝の水鳥公園20241124

土日祝日は早朝開館(7:00~)している米子水鳥公園です。
今朝は、昨日から滞在しているオオハクチョウの家族がいました。
昨日と比べて成鳥が一羽足りません。











前浜にはコハクチョウとコブハクチョウが休んでいました。

ヘラサギ5羽も健在です。










マガンの群れが7:20頃飛び立ちました。






今朝は、逆光が厳しく撮影が難しかったです。
太陽に向けて羽を乾かすカワウ





 










(ポタちゃん)

2024年11月23日土曜日

コブハクチョウの糞をついばむイソシギ

今朝はコハクチョウが42羽しかおらず、
それらも7:00前には全て田んぼへ
飛び去ってしまいました。
突然コハクチョウがいなくなってしまい、
静かで寂しい朝でした。8:28撮影。














今朝新たに飛来したと思われるオオハクチョウが
2羽いました。後ろのコブハクチョウは、
最近園内で見られるようになった5羽目の
若い個体です。8:23撮影。















シギ島にハマシギが1羽いて、
一日中ここで過ごしていました。8:39撮影。















現在、ネイチャーセンター前浜に
コブハクチョウの巨大な糞が多数落ちているのですが、
イソシギがそれらを熱心についばんでいました。
初めて見る行動だったので驚きました。
糞を食べているというよりも、
糞の中の食べ物を探しているように見えたのですが、
何を食べているのでしょう?
糞の中に甲殻類などの小動物がいるのかな?
15:03撮影。


14:55に、オオハクチョウの成鳥3羽幼鳥4羽の群れが
採食から帰ってきました。
近頃園内でねぐらをとっている、6羽親子と
独身1羽のようです。
すると、
朝からいたオオハクチョウのつがいのうちの1羽が、
帰ってきた群れに飛び込んできました。
6羽親子に力比べを挑むようです。
15:06撮影。










この素通りされている写真左の個体は、
6羽親子に同行している独身個体です。
力比べの相手とみなされていませんでした。
もしかしたら、力比べをするのはオス同士で、
この独身個体はメスなのかな?
15:06撮影。










すると、6羽親子の親鳥1羽が、
突っ込んできた個体に向かって突進!
親子の父親かな?
15:06撮影。










突っ込んできた個体を迎撃するのかと思いきや、
その個体の目の前を素通りして逃げていきました。
逃げていく親鳥を見送るその幼鳥たち。
15:06撮影。








勝利の雄たけび?をあげる、勝負を挑んだ個体。
左はその連れ合いと思われます。
15:06撮影。








互いの力関係を確認して落ち着いた
オオハクチョウたち。
つがい1組、6羽親子、独身の計9羽になりました。
15:13撮影。








ヘラサギは5羽が滞在中です。
21日以降、ネイチャーセンター近くで
過ごすようになり、
目の前にやってくることもよくあって、
とても観察しやすくなりました。15:18撮影。










カモ島に集まったヘラサギ5羽。15:20撮影。








コハクチョウは激減しましたが、
トモエガモやミコアイサが生殖羽に換羽して美しくなり、
観察が面白くなってきました。

ヒシクイが10羽、昼間に園内で過ごしていました。

足環付きカワセミが、今日も前浜左端の柵に
長時間とまって、お客様に喜ばれました。

(きりぎりす)

2024年11月22日金曜日

ついにコハクチョウの採食地で田んぼの湛水始まる

 











米子水鳥公園 17:40ごろの景色 


水鳥公園のファンの方には、残念なお知らせです。

昨日まで700羽を超えるコハクチョウが園内に塒入りしていたのですが、
本日17:35現在、10数羽しか帰ってきていません。

おそらく、コハクチョウの採食地の水田地帯で
「ふゆみずたんぼ(冬季湛水田)」を始められたのだと思います。

これが始まってしまうと、コハクチョウの多くが
「ふゆみずたんぼ」に塒を移動してしまいます。

夕方に数百羽のコハクチョウが帰ってくる水鳥公園の景色は、
来年までお預けです。

それでも、水鳥公園にはヘラサギをはじめ、
多くのカモ類や様々な水鳥が飛来しています。
解説もしておりますので、ぜひおいでください。

(ポタちゃん)

2024年11月20日水曜日

コハクチョウの大群が緊急避難!

開館前のネイチャーセンター前風景。
9月の子どもラムサールクラブで整備した砂浜に
オナガガモが多数群れていて、とても嬉しいです。
8:38撮影。















今朝もコハクチョウの「さんちゃん」が
確認できました。
さんちゃんは、シルエットの方が
3の形に曲がっている首がよく分かります。
8:42撮影。















今日は青空と雪化粧の大山風景が
とても美しかったです。
お昼頃に、北の空からコハクチョウの群れが
舞い降りてきました。12:01撮影。
















上空にコウノトリが3羽飛んでいましたが、
いつもどおり園内には降りて来ず、
北へ飛び去ってしまいました。
12:25MARUKOME撮影。
















前浜の常連である足環付きカワセミ(左)が、
もう1羽のカワセミとディスプレイを交わしていました。
足環付きがオス、右の個体はメスだったので、
求愛かもしれません。14:28MARUKOME撮影。













突然、コハクチョウの大群が南西から、
大きな声で鳴きながら次々と飛来してきました。
16:00撮影。














これは、安来の採食地で非常事態が起きた証拠です。
案の定、地元の方から連絡があり、
コハクチョウが群れていた田んぼで
鳥インフルエンザの糞便採集が行われたそうです。
16:03撮影。













どんどん賑わっていく園内。16:05撮影。
















コハクチョウの群れが続々と飛来する混乱の中、
ズグロカモメもさりげなく飛来しました。
16:07撮影。





この他にも、ガン類が14:21に南西から飛来しました。
これも不自然な現象で、恐らく糞便採取が行われて
逃げて来たものと思われます。
マガン80羽、ヒシクイ16羽が
マガン半島に集まっていて、17:21に
西へ飛び去りました。16:11撮影。












青空と雪化粧した大山、コハクチョウの群れが揃い、
素晴らしい景色になりました。
まるで北へ渡る直前の時期のような景色です。
16:42撮影。
















16:59撮影。















ヘラサギ5羽は健在でしたが、
ほぼ一日中、姿が見えませんでした。
夕方に、ようやくタカの茂み前の半島先端に
全員集合しました。16:49撮影。












今日は大変景色がよく、鳥にも活発な動きが見られ、
とても面白い一日でした。

このように米子水鳥公園は、
コハクチョウは、ハクチョウやガン類にとって、
非常事態が起きた時の緊急避難先となっています。

(きりぎりす)